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マイクロ・クワッドコプター・ブームに乗り遅れる国。

Micro Quadcopter (マイクロ・クワッドコプター) が、続々と登場しています。
しかも各社各様でどれが優れているのかワケのわからない状態になりつつあります。

そして、RC Groups にも新しいスレッドが立ちました。
"The Micro RTF Quadcopters Thread "(マイクロ・クワッドコプター RTF スレッド)です。
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=1701910

ここに列挙されたマイクロ・クワッドコプターには、以下のようなものがあります。

Walkera QR Ladybird V2
WLToys V929
WLToys V939
FireFly
SH-6043
Mini Pet
UDI U816
Syma X1
Nine Eagles Alien
MJX X100
HuanQi 881


"The Micro RTF Quadcopters Thread " (マイクロ・クワッドコプター RTF スレッド) の名が示すように、ここのクワッドはすべて RTF(送信機込みのフルセット)です。

これは何を意味するのでしょう。

そうです、日本ではこれらのほとんどの送信機が電波法の規制に引っかかってしまい、違法となって飛ばすことが出来ないのです。

なんと残念なことでしょう。悔しいですね。
日本では送信機の個別認可申請という方法を取っているので、世界のスピードに追いついて行けないのです。
見方を変えれば、これは国内の既得権(誰 ? )保護の制度であり、結果として非関税障壁としても機能しています。

既得権といっても、日本はマイクロヘリ & マイクロ・クワッドの後進国なので、これらはほとんど国内企業で生産していません。にもかかわらず、いったい何を保護するのでしょう。何か変だな~。(^^ゞ

たとえば、直前エントリーでご紹介した Syma X1 クワッドコプターの送信機には、CE、FCC、ROSH、ASTMといった包括的な電波認証がなされています。 Syma ではこれを世界市場に向けて発売するに当たって、アメリカ・ヨーロッパなどの電波基準をクリアして認証を取得しているワケです。
諸外国で出来ていることが、何で日本で出来ないのでしょうか?

エアステージさんのような販売業者が過大な費用を負担して、個別に認証をとる必要があります。そして、その費用は巡り巡って我々消費者の負担となります。
となると、これはいったい誰のための、あるいは誰の利益になる仕組みなのでしょうか。少なくとも我々消費者の利益にはなっていません。誰も得する人はいないんじゃないでしょうか?

まあ、電波法でも何でも、世界の潮流から遅れたら日本はいずれダメになります。
ですから、関係各位にはもっとスピード感をもって電波法認証の仕組みの簡素化とスピードアップを進めていただきたいものです。

いやー、かれこれ2か月ぶりに怒っちゃいましたよ。(*^O^*)



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No title

tiger22さん、こんばんは。

どうもすいません。私が、買っているばっかりに、怒りの方向が電波法に向かったような・・・

といいつつも、MJX X100・Syma X1・QR Ladybird V2まで逝っちゃいました。
しゅん........

ごめんなさい。

Re: No title

kaycube7さん、こんばんは。

いえいえ、誰のせいでもありません。
でもこのようなことは誰かが言わなければ改善されないでしょうから、機会があれば発信して行きます。(^^)

それにしても良く買いますねぇ~。
たっぷりと遺産でも入ったのですか? (笑)
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