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RCシミュ練習で肩こり

今年はヘリ練習の年にすると固い決意でスタートしたばかりですが、たった10日あまり毎日1時間ほどのシミュレータートレーニングを続けただけで、軽い肩こりになってしまいました。(^^ゞ

ここ最近行っている練習方法を簡単に記します。

・プロポはDevo 8を使いストラップを付け、パソコン画面から1.5mほど離れて立ちます。プロポにはGenius CP用の設定データが入っています。

・シミュレーター練習用の機体はT-Rex 500です。これまではT-Rex 250を使ってきましたが、500の方が安定していてホバリング練習に向いているように思います。が、たまに250に切り替えています。

・練習時間は1セット15分です。(プロポのタイマーは15分にセットしてあります。)
実機の世界では20分が1単位とのことですが、集中力の持続という意味でシミュレーターは15分がよいだろうと先生にアドバイスいただきました。

・1セット終わったら必ず小休止を入れます。小休止を入れながら3セットこなすのに最低1時間はかかります。で、練習は平均して1日3~4セットしかできていません。

・この練習を始めて3日目くらいから、右スティック(サイクリック)を操作する右親指、右腕、右肩にストレスが溜まり始め、それが最近になって軽い右肩の"こり"となって現れたようです。(^^;)

・簡単な練習記録もつけ始めました。各セットごとの練習内容と気づいた事をメモにして残しています。今この記録を見ると、10日~19日までの10日間で34セットの練習を行っています。8割がホバリング練習で、そのうち6割が対面ホバの練習です。まだ、ホバリングが安定しません。


ところで、過去記事「RCシミュレータースクール101」で私が勝手に「教官」と名付けた方から、教官辞退のご連絡をいただきました。誠に残念ではございますがご承知おき下さい。
今後は先生と呼ばせていただきますが、この先生から航空医学のお話を教えていただきましたので以下にご紹介いたします。

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加齢に伴う老化現象について

加齢曲線というものがあり、人間の一番最初に急降下するのは、足腰ではなく、平衡感覚です。Pilotは平衡感覚が仕事なのでその低下は、死活問題です。というか危険です。
個人差はありますが、おおまかに40歳以降は顕著になります。単にバランス感覚が低下するだけではなく、視覚から入った平衡情報処理も極端に低下します。
ラジコン(Simも含めて)は、平衡感覚ゲームの一種で特殊な能力が必要です。何故なら実機のような重力を感じない平衡感覚は、視覚のみで決まりますので、視覚⇒脳⇒指操作は全て遅延を伴い、
さらに対面ホバで分かるように向きが変わると脳で情報処理するのに時間がかかり、難しく感じます。この能力は25歳でMaxとなり35歳まで維持します。つまり平衡感覚は35歳までに鍛えるべきが通説です。

高年齢に達すると、悲しいですが、生理医学的に練習量だけではあるレベル以上には達せないと思います。したがって日常生活の中で平衡感覚を鍛える必要があります。もちろん少しアップすればいい程度で20歳代には戻りませんが、少なくとも低下速度はゆっくりになることは実験で証明されています。したがって自転車のような平衡感覚を必要とする運動をお勧めします。

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というわけで、中高年パイロットのみなさん、ラジコン=サイクリングです。健康維持も兼ねてサイクリングしましょう。(^^)/



50歳からのピルフリ

久しぶりに、私が勝手に「教官」と命名した方からお便りがありました。(^^ゞ
「教官」は辞退されましたが、あまりに私の進歩がないことにあきれ果て「どげんかせんといかん」と思われたようです。
先生自身の演技によるPhoenix RCのデモ動画を送ってこられ、これを目標にガンバレ!と発破をかけられました。

YouTube等のビデオデータに変換してしまうと、画像が小さくわかりづらくなり機体の細かな動き、スティック操作がわからなくなるので、Phoenix RCのデモデータにしたとのことです。

難易度の高い3D飛行なので「私には一生かかってもできません」と申し上げましたら、「では、教習用のPhoenix RCビデオを作成してやるから、それを見て練習するように」との励ましをいただきました。そこで先生から送られて来たデモデータを、先生の許可を得ましたので皆さんにも公開いたします。以下の"120304_2 Sim_Test"がそれです。 (^^)

【2012年7月追加】

Phoenix RCをお持ちでない方はYouTubeビデオでもご覧になれます。YouTube版はonlooker7921さんの「お空への夢」で開講中です。以下のURLをクリックして下さい。

http://onlooker7921.wordpress.com/2012/03/07/rc%e3%82%b7%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%ab/



120304_2 Sim_Test

上のデータはPhoenix RC用のデモデータです。再生するにPhoenix RCシミュレーターが必要です。Phoenix RC用のデモデータは"xxxxx.pxr"というファイル名になっていますが、pxrというファイル型式はFC2ブログでそのまま使えません。そこでpxr型式からtxt型式に変更してあります。

それでは上のデータの使用方法をご説明いたします。最初に上のファイル名の上にマウスポインタを置いてマウスを右クリックしてください。「対象をファイルに保存」を選びクリックします。すると下のようなウインドウが開きます。なお、以下の画像はWindows 7での例ですが、XP等も基本的に同じだと思います。

(注)はまちゃんからのコメントを転載。
「グーグルクロームの場合はファイルをDLする時に、私のwindows7 (32bit、64bitどちらも) 環境では「対象をファイルに保存」は出ませんでした。
「名前を付けてリンク先を保存」でうまくいきました。」

120304_1 txt


ファイル名を"20120304142049a9c.txt"から"xxxxxxxxxx.pxr"に変更します。xxxxxの部分は変えなくても良いですし、お好きな名前に変更していただいてもかまいません。

120304_2 pxr


つぎに保存場所を指定します。windows7ではふつう Cドライブの「ユーザー」-「(使用者名)」-「マイドキュメント」-「PhoenixRC」-「Recordings」フォルダになります。

(注)onlooker7921さんからのコメントを転載。
「Windows XPの場合は”マイドキュメント”にある、”PhoenixRC”の下の”Recordings”フォルダー へ入れて下さい。 」

120304_3 保存場所を指定


最後に「保存」をクリックすると、上のファイルが「Recordings」フォルダにダウンロードされます。


ではPhoenix RCシミュレーターで再生しましょう。

Phoenix RCシミュレーターを起動します。プロポは接続しないで結構です。起動したら、「フライトレコーダー」をクリックして、表示されたメニューから「開く」を選択してクリックします。

120304_4 Phoenix RC起動


右上に「Flight recorder」バーが表示されますので、バーの左端のアイコンを1回クリックして「目と矢印」マークに変えます。

120304_5 Flight recorder


右端のアイコンをクリックします。「保存された録画」ウインドウが開きますので、その中から"R/L_Piro-flip&Autorotatoin..."というファイルを捜します。それがダウンロードしたファイルですので、それを選択して「ロード」をクリックします。するとファイルが読み込まれます。

120304_6 保存された録画


「Flight recorder」バーに戻って、「再生ボタン」を押すとビデオの再生が始まります。全画面表示にしてご覧下さい。

120304_7 再生ボタン


さて、私のように中高年になってからラジコンヘリを始める方も多いと思いますが、バランス感覚も反射神経も衰えていますから、中高年からのフライト学習はなかなか大変です。

そこで先生は「50歳からのピルフリ」と題して教習ビデオを作成する予定とのことです。このビデオをご覧いただき、ご感想やどこの”壁”に当たって苦労しているのかなどのご意見をお聞かせいただければ、作成予定のビデオに反映して行けるとのことです。

先生からのメールの一部を転載します。
「みんなで効率良く、早く上手くなろうが最大のテーマです。50才以上の方は、残りの人生そう長くないですから。
そこで、人それぞれ異なる”壁”や発見したコツなどの感想・意見の募集から始めたいと思いますが、如何でしょうか。」


ぜひ、ご感想、ご意見をコメントでお寄せ下さい。待っています。(*^O^*)


【2012年3月5日0時45分追加】

言葉足らずの点がありましたので補足します。
今回は「50歳からのピルフリ」と銘打っていますが、もちろん50歳未満の方も大歓迎です。50歳以上のかなり傷んだ方でも、まだ間に合う、大丈夫という意味ですから、年齢は若ければ若いほど学習が早いハズです。

スティック操作を見て練習して欲しいので、Phoenix RCのデータで提供しています。このためPhoenix RCをお持ちでない方は何の事やらお判りでないと思いますので、以下にビデオ最後の背面オートローテーションの部分を静止画でご紹介します。(^.^)

なお、オートローテーションというのは、ヘリが上空で突然エンジンが停まった時に、安全に着陸するワザです。もちろん、私にはできません。


1. 背面飛行のままでモーターを切り、オートローテーションに入ります。
120304_8 背面オートロ

2. 背面のまま降下します。
120304_9 背面オートロ

3. 降下しながらアップライト(正立)に戻して行きます。
120304_10 背面オートロ

4. ほぼアップライトに戻ったところです。このまま着陸に入ります。
120304_11 背面オートロ

5. 着陸しました。モーターは最後まで切ったままです。
120304_12 背面オートロ


画面の左上にヘリが拡大して表示されていますが、これは「双眼鏡」という機能を使っています。こうすることにより遠方でもヘリの姿勢を確認できます。。
また、画面左下には常時プロポが表示されています。私の場合はモード2に設定していますので、ビデオもモード2で表示されています。
もし、普段はモード1で設定されていれば、ビデオでもモード1で表示されます。

Phoenix RCは画面もきれいで、使用できるヘリの機種も多いという特徴があります。



ピルフリへのStep1(ピルホバ)

先生から「ステップ1」のPhoenix RC用ビデオが、説明文とともに届きました。
以下にファイルをアップします。

Basic_hover.txt

前回同様にダウンロードして拡張子を txt から pxr に変更し、「マイドキュメント」-「PhoenixRC」-「Recordings」フォルダに格納して下さい。

このビデオ練習に入る条件は、①後方からのホバリング、②右からのホバリング、③左からのホバリング、④対面からのホバリング、がそれぞれ最低15秒間はできるようになっていることです。以下に先生の説明文を掲げます。

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第1回目はピルホバ(ピルエット・ホバー)です。ピルフリ(ピルエット・フリップ)への第一歩になりますから、ひたすら練習してください。
4方向のホバが15秒も出来れば、早めにピルホバに移行し、方向感覚を鍛える練習に移りましょう
私もホバは苦手で、特に3D可能な敏感なヘリでは、ピタホバは無理ですし、実際の整備されたRCヘリは、安定しますので、ピタホバにこだわるのは時間の無駄だと思います。
それよりもまずどの方向でも修正舵が打てることを優先して下さい。


ピルフリへのStep1(ピルホバ)

ポイントは
1)大きく流れても慌てず、一旦ピルを止めて落とさないように修正舵を当てる。
2)修正舵はチョン打ちがコツ。長く当てるとますます姿勢が乱れる。
3)回転しながらも時々意識的に止めて、反動を修正。90°毎に止める練習もする。
3)回転数も変化させ、どんな速度でも対応できるように練習。
4)ある程度上達したら高度も意識し、変化を最小限に。
5)左右をセットに練習し、苦手方向を作らない
6)ピルしながら直線・円周飛行などある程度意識的に方向制御できれば修了。
全てにおいて完璧を求めると、嫌になりますので几帳面な方は要注意。

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ビデオでは背面も紹介していますが、将来の課題ですので、慌てる必要なし。
背面は正面がシッカリ出来てからで十分間に合います。
私も独学のため随分遠回り・時間の無駄をしましたが、その最たるものはフリップ病でした。
フリップより、Step1に時間を掛けましょう。気晴らしにフリップくらいがいいです。
もちろん背面できる方は、背面で同じ練習を追加してください。


そして一番大事なのは、失敗原因を分析
フェニックスのスローモーション機能などを使って、必ずメモし、次回に活かすこと。

またタイミングを見て Step2 を送ります。

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いやぁ、私はピタホバ病に罹っていたようです。1月10日から昨日まで約44時間のPhoenix RCシミュ練習をしていますが、そのうちの8割がピタホバ目指しての練習でした。もちろん、ピタホバは出来ていません。(泣)
昨日からはピタホバ練習をやめて、上記のピルエット・ホバー練習に移りました。

模範ビデオのように上手にできず広範囲に移動しつつピルホバ崩れの飛行です。ドンドン流れて行くのでホバがいつの間にやら、上空飛行になったり宙返りになったり、もうムチャクチャです。(^^ゞ
それでもなんとか近くに持ってきて再びピルホバを開始するといった有様です。これはなかなか効きそうです。まずは1ヶ月くらい続けてみようと思います。

ところで、この練習ビデオについてのご質問、ご意見、ご要望などがありましたら、遠慮無くコメントをお願い致します。みんなで協力して効率的な学習方法が見つかると良いですね。



【2012年3月6日22時追加】

さっそく先生からコメントをいただきましたので、コメント欄と重複しますが、こちらの方にも追加させていただきます。

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みなさん こんばんは。飛行ビデオ担当の石敢當(50代男性)です。
公開予定は無かったのですが、Tiger22さんからのお誘い、ご支援で元データが作品のようになっています。あまり反響無い?ようですが、折角の機会なので、今回からシリーズスタートしていきます。記念すべき第一回目は、基本ホバはあえてパスし、最初の大きな壁のピルホバにしました。列挙したポイントを無理矢理詰め込んだので、一貫性がなく、申し訳ないですが、雰囲気が伝わればと思います。私は、最初は数秒しか出来ませんでいた。どんどんあちこちに流れてください。まずは落とさない訓練と思ってください。でも段々狭い範囲にとどまるようにするのは当然です。私は毎回これから練習開始しますが、奥が深くて飽きません。色々試行錯誤していると、急にそれらしくなります。このメニューは知らないうちに後進練習が含まれていたりする総合練習で、ゴールのピルフリ出来るようになっても必須です。

ポイントの漏れがあったので追加しますが、移動は慣性(動いた方向に進め続けようとする性質)を利用するのがコツです。これから一緒にもがきましょう。
直メールも設定しましたので、ご意見お聞かせください。返事はできないかもしれませんが、できるだけ反映させますので、企画力のない私に知恵を貸してください。

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ラジコンヘリのビデオ教習 第2弾・・・Step1の2本目ビデオを公開

教習ビデオの Step1 2本目は、慣性を利用した「直線飛行ピルエット」です。

只今、Phoenix RC版、Youtube版ともに準備が整い同時公開致しました。ぜひダウンロードして下さい。

さて、管理人tiger22の今年の目標は、人並みのヘリ操縦技術を身につけることです。(^^ゞ
2010年8月にヘリを始めましたが、いまだにホバリングがやっとです。このような私の惨状を見かねた石敢當先生(50代男性 RC歴4年)にラジコンヘリの操縦教室をやっていただくことになりました。
私のように中高年から始めても遅くはありません。まずはフリップをマスターし、最終目標はアクロバット飛行です。

3月6日からPhoenix RCシミュレーターを使ってのビデオ教習がスタートしました。また、他のシミュレーターをお使いの方も参加できるように「お空への夢」の onlooker7921 さんがYoutube版のビデオを担当し制作されています。Youtube版は以下のURLからどうぞ。

http://onlooker7921.wordpress.com/

ラジコンヘリをお持ちでない方も、シミュレーターと送信機さえあれば学習を始められます。ヘリはラジコンの中でも一番むずかしい部類ですから、むしろシミュレーター練習から始められることをオススメします。それが結果的に一番安上がりだとtiger22は考えます。

ところで、インターネットを通じてのラジコンヘリのビデオ教習というのは、おそらく国内では初めて?の試みだと思います。
これまではラジコンヘリを始めようとすると地元のラジコンショップがやっているクラブに入る場合が多かったのですが、最近では手軽に飛ばせる本格的なマイクロヘリがブームになっていますので、このようなビデオ教習が日本では待ち望まれていました。

Phoenix RC版は左の「カテゴリ」の中の「電動ヘリのフライトレッスン」-「RCシミュレータースクール」で開講しています。
石敢當先生を中心にみんなで効率的な学習方法を探っていきます。スティックモードは、モード1でもモード2でも何でもOKです。ちなみに石敢當先生はモード3です。
始まったばかりですので、1人でも多くの方に参加いただき、ご意見・ご要望をいただければとてもうれしく思います。(^_^)v

なお、ここに集まっている仲間はヘリ好きのボランティアばかりです。石敢當先生の教習ビデオは無償公開していますが、版権は石敢當先生がお持ちですので個人でのご利用の範囲に留めていただきますようお願い致します。



ピルフリへのStep1(ピルホバ)_その2

Phoenix RC用ビデオの第2弾が石敢當先生から到着しました。今回はStep1の続きで、慣性(Inertia)を利用した「直線飛行ピルエット」です。

Inertia.txt

いつものようにダウンロードして拡張子を txt から pxr に変更し、「マイドキュメント」-「PhoenixRC」-「Recordings」フォルダに格納して下さい。

続いて先生からのメッセージをご覧下さい。(^^)

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最初に、届いたご意見の中にトレーニング機材についてのご質問・ご希望が色々とありましたので、この場を借りて一部ご報告いたします。

・機種は何がいいか? ⇒ 大きさ見やすさ重視で、TREX700E&ズーム最大を選択。

・フェニックス以外は? ⇒ 当方はリアルフライト G5.5がメインですが、Tiger22さんと共通&公開しやすさを基準にフェニックスを選択。
したがってまだフェニックスは完全には使いこなせず、仕上がりはそこそこですが、いずれ慣れるので、しばらく辛抱を。とにかくイメージが描けていただければいいです。
どんなSimソフトでも多少味付けが違うだけで基本的に同じで、ころころ変えるのはよくありません。フェニックスは悪くなく、教習ビデオ向きです。
でもさすがにFMSでピルフリはキツイですが。

・もっと基本は? ⇒ Youtubeなど他に多くの動画があり、今のところ制作予定はありません。あくまでもみんなが苦労する”壁”を中心に制作するつもりです。



ところで、ピルホバ楽しんでいますか? コツらしきものが掴めるには、数カ月は覚悟してください。遊び心と完璧を追求しないホドホドが重要です。

さて今回は Step1 の続きで、慣性(惰性)についての追加動画です。ヘリは飛行機と違って、この慣性を多用します。というよりも積極的に利用しないといけません。そこで直線飛行中にピルを足した動画を送ります。

エルロン・エレベーターは使わず、ただラダー追加だけです。(ただしラインが乱れたら修正舵が打てればベター)。
ただの慣性を利用したピルホバですが、何か演技しているように見えるのが不思議。
直線飛行できれば、途中からピルを90°、180°、連続と追加してください。こうすると後進に慣れるのも早く、一石二鳥
意識しない所で、小技が効いた練習です。また色々なレベルの方がいらっしゃいますので、背面飛行も入っていますがご理解ください。


前回のピルホバサークルはターンが入るため、もう一段上の課題で、Step2でコツを紹介するので、出来なくてもいいですが、直線飛行ピルは早めに導入してください。


石敢當

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上の石敢當先生へのご要望の中で、「もっと基本的な教習を」というのがありましたが、このブログでは「藪 丈二 お勧めレッスン」として過去にいろいろとご紹介しています。たとえば、以下の一連のYoutubeビデオなどは如何でしょうか。

RCシミュレーターによるフライトレッスン(藪 丈二さん)
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-725.html






ピルフリへのStep2-1(後進旋回~ファンネル)_その1

石敢當先生から Step2-1 のビデオが2本到着しました。

今回はその1本目です。いつものようにダウンロードしてPhoenix RCでご使用願います。
なお、次回公開予定の2本目は今回のビデオの背面飛行版になり難易度がさらに上がります。乞うご期待。(^^ゞ

Backward_to_funnel_(upright)


先生からの教習メッセージです。

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こんばんは。今回から Step 2 になります。Step1 までは基本的にラダーRudの1舵のみ操作でしたが、
Step2 では、これにエルロンAil、エレーベーターElvが加わりますので、Step1 と比べて格段に難易度アップ。


では1つ目のビデオの解説します。

1)ホバ状態からElvを引いて後進開始。

2)時計回り後進では、Ail&Rud(Mode1・2ともにスティック操作 In-In。反時計回りならOut-Out)で旋回開始

3)Pit(THR)を上げて加速したり、Ailでバンク角を深くしたり、Elv ダウンとして回転半径を小さくしたりと、試行錯誤して、その時の挙動をメモ。
例えば水平旋回するには、どうすればいいのか? また高度をどうしたら上下できるか?など

4) 3)の旋回から、In-In のスティックをともに強めていくと円錐旋回に移行。
この状態で高度を上げるにはRud(Pit 一定の時)をより強く、逆に下げる時はRudを緩めているのが判りますか?
つまりRudは通常飛行のPit(THR)のような働きをします。
このことから機体の姿勢によりPit、Ail、Elv、Rudの役割が変化していくのを体感してください。


まとめ
Step2 では、前進、後進、背面前進、背面後進にそれぞれテールイン・アウトがあるので全部で8通りのパターン練習することになります。
当方は飛行機アクロ・グライダー・車もやりますが、ヘリはどの方向にも移動できるため圧倒的に練習パターンが多いです。


我々おじさんは、自分のスティックモードのスティック位置基本パターン表(Ail&Elv)作成やSim前のイメージトレーニングなど工夫が必要。
個人的意見ですが、おそらくプロの方々は凡人より格段に思考力(研究熱心)が高いのだと思います。


ちなみに私の場合 仕事しながらの独学なので、練習(ヘリ・飛行機併用)開始から、Sim⇒RCヘリで実地を繰り返し、Step1~2の課程全て完成まで、約1年。
さらにTic toc、左ピルフリ、右ピルフリなど大まかにできるのに1年、すべての項目を墜落なく確実にこなすのにもう1年。
結局夢だったピルフリ完成までに3年かかり、ことわざ通り ”シムの上にも3年”でした。

石敢當

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Heli Flight Training manual 到着。

"1st U.S. R/C Flight School"で購入したラジコンヘリ教本"Heli Flight Training manual"(ヘリコプター飛行練習マニュアル) が到着しました。注文して1週間くらいですから早いですね。

http://www.rcflightschool.com/Heli_Manual.asp

130506_1 Heli Flight Training manual表紙


A4版よりひとまわり小さいサイズ。バインダー製本で約60ページあります。本の価格は22.95ドルですが、送料が別に24ドルかかりました。

著者のDavid Scott氏は"1st U.S. R/C Flight School"の創立者で、アクロバット競技や航空ショーのパイロットのようです。

この教本はセクション1~3の3部構成になっています。
セクション1はプロポの設定、プロポの持ち方、ヘリの仕組み、基本的な飛行技術(ホバリング、ターン、オートローテーション)の机上学習です。下はホバリングの説明です。

130506_2 Heli Flight Training manualホバー


セクション2の中心はシミュレーターを使った学習になります。離着陸、ピルエット、全方向からのホバリング、サークル、フィギュア8等の基本技能をシミュレーターで学習します。後方飛行や後方ターンも含みます。
下は対面ホバリングの説明です。"Mind's Eye Perspective"(心の目の視点)には驚きました。すでに外部視点で覚えてしまった私はどうすれば・・・。

130506_3 Heli Flight Training manualホバー


シミュレーター練習をマスターしてから実技に入ります。ヘリの調整や風への対処法も学習します。


最後のセクション3はエアロバティックの初級~中級まで。具体的には、ストールターン、ループ、ロール、フリップ、キューバン8、背面ホバリング、背面ターン、チックタック、ファンネル、ローリングフリップ、ピルフリ等です。

130506_4 Heli Flight Training manualフリップ


最初に戻って10ページほどをキチンと読んでみましたが、トリム、トラベルアジャスト、デュアルレート、エクスポネンシャル等の、ヘリの設定について図解を交えてわかりやすく解説されています。なお、送信機はモード2が前提になっています。

著者はこれをラジコン教本の中では「世界一の短時間学習教本」だと自負していますが、理論学習とラジコンシミュレーターを活用する点に特徴があります。

入門機としてはフライバー付シングルローター固定ピッチのマイクロヘリ、Blade 120 SRが紹介されています。「一般に大きいヘリは視認性が良く安定し風に強く、小さいヘリは反応が敏感で飛ばすのが難しいと思われているが、コンピューター送信機を使えば問題はない。」とのことです。

そして可変ピッチ機では、Blade 450 Xが紹介されています。T-RexでなくBladeを使うところが、いかにもアメリカンです。(^^)





今日から送信機の持ち方を変更しました。

突然ですが、今日から送信機の持ち方を変更しました。
下の写真がその新スタイルです。(^^)

130525_1 新・送信機の持ち方


これは "1st U.S. R/C Flight School"(第1米国 R/C フライトスクール)の Scott校長が推薦するアメリカンな持ち方です。しかし、これは米国でも多数派ではなく、ほとんどの方は日本のスタイルと同じく親指をスティックの上に乗せるだけのようです。

やってみれば実に簡単。親指をスティックの上に乗せ、次に人差し指を横に添えます。たったこれだけです。2本の指でスティックをしっかりホールドできます。


この持ち方については3年前に「電動ラジコンヘリ独学奮戦記」さんで、すでに紹介されています。

電動ラジコンヘリ独学奮戦記: プロポの持ち方
http://blogs.dion.ne.jp/caliber/archives/9437055.html

管理人のアカミミさんは、「この海外スタイルって・・どうなんでしょう。」とおっしゃっています。


Scott校長がこの持ち方を推奨される理由を簡単に列挙します。

・自動車のハンドルを2本の手で操作するように、送信機のスティックも2本の指で操作しなければならない。

・この持ち方だと操縦時にヘリの反応がダイレクトに感じられヘリとの一体感が増す。

・初心者にありがちなオーバーな入力(オーバーコントロール)を防ぐ効果もあり、ひいては過大なエクスポネンシャルを設定しなくてもヘリを飛ばすことが可能になる。

・送信機にストラップをつけたり送信機をトレイの上に乗せると、オーバーコントロールになるので、ストラップもトレイも使うべきではない。


このスタイルでシミュレーターを使ってみましたが、非常に細かな操作が可能になりオーバーコントロールが押さえられます。ホバリングの安定感が増しピタホバしやすくなります。私はとても良いと感じました。
2本の指で均等に摘むのではなく、メインは親指で人差し指は軽く添えて2本指でスティックを固定する感じの方が良いようです。

送信機の持ち方変更は、送信機をモード1からモード2に変更して以来の大変更になりますので、慣れるのにちょっと時間がかかりそうです。(^^)

モード2の方はぜひやってみて下さい。モード1でも効果は変わらないと思います。





送信機のアメリカンな持ち方について

シミュレーターで送信機の持ち方を下の写真のスタイルに変更してから約1週間が経過しました。最初は違和感がありましたが、今ではすっかり慣れましたので、改めてこの持ち方についてご報告したいと思います。

130525_1 新・送信機の持ち方


結論から言えば、"1st U.S. R/C Flight School"(第1米国 R/C フライトスクール)の Scott校長が言うとおり(過去記事「今日から送信機の持ち方を変更しました。」参照)のことが再確認できました。この持ち方は非常に良いです。(^^)

人差し指をスティックに添えますが、スティックの操作の8~9割は今までどおり親指で行っています。ですから親指だけでスティックを操作していた時と基本的には何も変わりません。しかし、このちょっと添えた人差し指の効果が以外に大きいのです。

親指だけでスティックを操作すると、動きの自由度が高くなり、その結果入力が不安定になります。ビギナーの場合は特にオーバーコントロール(過大入力)になりがちです。
人差し指を添えると動きが窮屈になりますが、反面、入力が正確かつ精密になり安定します。そして、オーバーコントロールも減ります。

私の場合、ホバリング練習で最後まで悩まされたのが、ピッチ(スロットル)コントロールです。私はモード2ですから左スティックがピッチ(スロットル)とラダーになります。これまではラダー入力する時に舵混じり起こしてピッチ(スロットル)が変化し、ヘリの高度が微妙に上下していました。

送信機の持ち方を変えてからこれが改善されました。1つ例を挙げると、下の写真のように低空の背面ピルエットホバー中にうっかり地面に接触することが激減しました。ラダー入力時に舵混じりによる高度変化がなくなったからです。

130602_2 背面低空ホバ


右スティックについても同じです。右スティックはエレベーターとエルロンですが、こちらも舵混じりが減りました。さらに前にも増して精密な操縦ができるようになり、ピタホバが容易になりました。

私はアクロバット飛行が出来ないので、スティック操作が激早になった時にどうなるかはわかりませんが、普通にホバリングや上空飛行をする限りは、この持ち方はとても良いと思います。お勧めです。(^^)






RCシミュレーターの活用法_1

ラジコンヘリ・シミュレーターがラジコンヘリの飛行練習に有効であることは異論のないところですが、練習でRCシミュレーターをどの程度、またどのように活用するかについては具体的にあまり議論されていないようです。

で、今回は「ラジコンヘリ・シミュレーターの使い方」について考えてみました。
私がこの問題を考えるきっかけになったのは、以前にご紹介したラジコンヘリ教本 "Heli Flight Training manual" です。著者の David Scott 氏は本の最初で次のように書いています。


「新世代の入門機である固定ピッチヘリコプター(たとえばBlade 120 SR)が簡単には飛ばせないというのは本当ですが、それよりさらに敏捷な可変ピッチヘリ(たとえばBlade 450 X)ともなれば飛ばすにはかなりの練習をする必要があります。
しかし、行き当たりばったりの(自己流の)練習では、かえって悪い習慣が身について正しい飛行技術を習得できない危険性があります。でも、あなたはこの本を購入されたので正しい飛行技術を身につけたパイロットになれるでしょう。シミュレーターによる練習を併せて行うことにより大きな自信が持て、実際にラジコンヘリを飛ばした時の失敗を最小限に押さえることができます。」(同書 1ページ)


まず、David Scott 氏は「自己流練習の危険性」について述べていますが、私も自分自身の失敗経験から同じことを感じています。
独習の場合、RCシミュレーター練習の課題設定や習得期限などの目的があいまいになりがちです。最初は誰もが「ホバリング」を目的としますので、ここまでは普通に進捗すると思います。
問題は「ケツホバ」や「横ホバ」ができるようになってからです。ここから「対面ホバ」の練習に行くか、それとも上空飛行の練習に行くか、人によって分かれるのではないでしょうか。中にはこのあたりで停滞する人も出てくるかも知れません。

ワルケラ流レッスンでは「対面ホバ」を後回しにして、前進飛行や旋回の練習に移ります。私の場合は「対面ホバ」をマスターしてから、石敢當さんに教えられたピルエットホバー練習に入りました。
そしてピルエットホバーができるようになってから進歩が止まりました。(笑)

なんとか落とさずに「上空飛行もどき」もできるようになり、次の課題設定を先延ばしにしてダラダラと進歩のないRCシミュレーター練習や実際の飛行を続けていました。今思えば、これは完全に時間の浪費でした。

次に、David Scott 氏は「シミュレーターによる練習」の有効性に関して、下のように書いています。

「ヘリコプターを飛ばすことの難しさの多くは、パイロットが同時に4つのチャンネルを操作しなければいけないという事実に起因します(平均的な飛行機パイロットの場合は、ほとんど2チャンネルだけの操作です)。
幸いにもシミュレーターによるトレーニングでは、4チャンネル同時操作の前に、1チャンネルづつ操作を学習することができます。さらに、最新のフライトシミュレーターはとてもリアルにできているので、シミュレーターでの練習がそのまま実際の飛行において役に立ちます。ですから、シミュレーターで飛ばそうと、実際(リアル)に飛ばそうと、どちらも同じ練習効果を得ることができます。」(同書 2ページ)


次回に続きます。





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