mSRX 日本語マニュアル_1
新年はBlade mSR Xでスタートです。(^^)
いまさらの感のある固定ピッチヘリですが、可変ピッチへの移行を考えていらっしゃる方にとっては有用なヘリのように思います。
ついてはいつもどおり、自分自身で使用するためにマニュアルの翻訳を行います。自由にご利用いただいて結構ですが、誤訳もあると思いますので自己責任でのご利用をお願い申し上げます。
-----ここから-----

【3ページ】
Introduction (はじめに)
Blade mSR Xをお買い上げいただき、誠にありがとうございます! mSR XはAS3Xフライバーレスシステムを採用し、高度な3軸ジャイロの安定性と、他のウルトラマイクロ固定ピッチヘリとは較べようのないサイクリック・レスポンスを提供します。より軽い重量とバッテリー性能の向上に加えて、mSR Xはさらに強力なメインモーターと素晴らしいパフォーマンスの強力なテールモーター、そして屋内外の飛行にかかわらず優れたテールオーソリティを持っています。
最初に飛ばす前に必ずこのマニュアルをお読みください。このマニュアルには、あなたの最初のフライトを素晴らしいものにするために役立つ飛行前の重要な情報が含まれています。

Blade mSR X Specifications(仕 様)

長さ 189mm
高さ 83mm
メインローター直径 181mm
テールローター直径 37mm
総重量 31g
Table of Contents (目次)・・・・省略します。
【4ページ】
Battery Warnings and Guidelines (バッテリー警告およびガイドライン)・・・・省略します。
Low Voltage Cutoff (LVC) (低電圧カットオフ)
Li-Poバッテリーが過放電して3V以下になると、そのバッテリーは破損して以後は充電できなくなるでしょう。mSR Xの4-in-1コントロールユニットは、低電圧カットオフ機能(LVC)により過放電からバッテリーを保護します。バッテリーが過放電になる前に、LVCは、モーター出力を低下させます。モーターへの電力が低下すると4-in-1コントロールユニットのLEDが点滅しますが、これはヘリを操縦して安全に着陸させるくらいの電力しか残っていないことを意味します。
モーターパワーが低下した時は、すぐにヘリを着陸させバッテリーを充電して下さい。
ヘリを飛ばした後は、トリクル放電を防ぐために、Li- Poバッテリーをコネクタから外して下さい。(バッテリーを)保管する前には、Li-Poバッテリーをフル充電して下さい。保管中もバッテリ電圧を3V以下にしないように注意して下さい。
注意:繰り返し飛行するとLVCがバッテリーを損傷します。
AS3X Flybarless Helicopter Technology(AS3Xフライバーレス・ヘリコプターの技術)
Blade mSR Xには、Blade mCP Xのために最初に設計されたオンボードのAS3Xフライバーレス技術が投入されています。AS3Xテクノロジーは3軸ジャイロの安定性と新しいフライバーレス固定ピッチ・ローターヘッドを組み合わせたもので、結果としてドラッグを減らし、部品点数を削減し、パフォーマンスの向上を実現しています。
AS3Xテクノロジーはまた、中級および上級パイロットのためにトラッキング、安定性およびサイクリックレスポンスを向上させます。しかしながら、AS3Xフライバーレスシステムは初心者のために飛ばし易くするものではありません。
Installing the Transmitter Batteries(送信機用バッテリーの入れ方)
プラス・マイナスに注意して、送信機に単3電池を取り付けます。電源LEDが点滅し送信機からビープ音が鳴ったら、送信機の電池を交換して下さい。
【5ページ】
Battery Charging (バッテリーの充電)・・・・省略します。
First Flight Preparation (最初のフライト準備)
・開けて中身を確認して下さい。
・バッテリーの充電を始めて下さい。
・送信機に4本のAAバッテリーを入れて下さい。(RTFのみ)
・ヘリコプターに満充電したバッテリーを取り付けて下さい。
・あなたのプロポの設定(プログラム)と、バインドをして下さい。(BNFのみ)
・プロポのコントロールとモーターをテストして下さい。
・操作方法をよく理解して下さい。
・飛行に適する場所を見つけて下さい。
Flying Checklist (チェックリスト)
・いつも最初に送信機の電源を入れて下さい。
・バッテリーを4-in-1コントロールユニットから出ているリード線に接続して下さい。
・4-in-1コントロールユニットが初期化され、適切に準備されたことを確認。
・ヘリを飛ばします。
・ヘリを着陸させます。
・4-in-1コントロールユニットからバッテリーを外して下さい。
・常に送信機の電源は最後にきること。
-----ここまで-----
次回に続きます。
いまさらの感のある固定ピッチヘリですが、可変ピッチへの移行を考えていらっしゃる方にとっては有用なヘリのように思います。
ついてはいつもどおり、自分自身で使用するためにマニュアルの翻訳を行います。自由にご利用いただいて結構ですが、誤訳もあると思いますので自己責任でのご利用をお願い申し上げます。
-----ここから-----

【3ページ】
Introduction (はじめに)
Blade mSR Xをお買い上げいただき、誠にありがとうございます! mSR XはAS3Xフライバーレスシステムを採用し、高度な3軸ジャイロの安定性と、他のウルトラマイクロ固定ピッチヘリとは較べようのないサイクリック・レスポンスを提供します。より軽い重量とバッテリー性能の向上に加えて、mSR Xはさらに強力なメインモーターと素晴らしいパフォーマンスの強力なテールモーター、そして屋内外の飛行にかかわらず優れたテールオーソリティを持っています。
最初に飛ばす前に必ずこのマニュアルをお読みください。このマニュアルには、あなたの最初のフライトを素晴らしいものにするために役立つ飛行前の重要な情報が含まれています。

Blade mSR X Specifications(仕 様)

長さ 189mm
高さ 83mm
メインローター直径 181mm
テールローター直径 37mm
総重量 31g
Table of Contents (目次)・・・・省略します。
【4ページ】
Battery Warnings and Guidelines (バッテリー警告およびガイドライン)・・・・省略します。
Low Voltage Cutoff (LVC) (低電圧カットオフ)
Li-Poバッテリーが過放電して3V以下になると、そのバッテリーは破損して以後は充電できなくなるでしょう。mSR Xの4-in-1コントロールユニットは、低電圧カットオフ機能(LVC)により過放電からバッテリーを保護します。バッテリーが過放電になる前に、LVCは、モーター出力を低下させます。モーターへの電力が低下すると4-in-1コントロールユニットのLEDが点滅しますが、これはヘリを操縦して安全に着陸させるくらいの電力しか残っていないことを意味します。
モーターパワーが低下した時は、すぐにヘリを着陸させバッテリーを充電して下さい。
ヘリを飛ばした後は、トリクル放電を防ぐために、Li- Poバッテリーをコネクタから外して下さい。(バッテリーを)保管する前には、Li-Poバッテリーをフル充電して下さい。保管中もバッテリ電圧を3V以下にしないように注意して下さい。
注意:繰り返し飛行するとLVCがバッテリーを損傷します。
AS3X Flybarless Helicopter Technology(AS3Xフライバーレス・ヘリコプターの技術)
Blade mSR Xには、Blade mCP Xのために最初に設計されたオンボードのAS3Xフライバーレス技術が投入されています。AS3Xテクノロジーは3軸ジャイロの安定性と新しいフライバーレス固定ピッチ・ローターヘッドを組み合わせたもので、結果としてドラッグを減らし、部品点数を削減し、パフォーマンスの向上を実現しています。
AS3Xテクノロジーはまた、中級および上級パイロットのためにトラッキング、安定性およびサイクリックレスポンスを向上させます。しかしながら、AS3Xフライバーレスシステムは初心者のために飛ばし易くするものではありません。
Installing the Transmitter Batteries(送信機用バッテリーの入れ方)
プラス・マイナスに注意して、送信機に単3電池を取り付けます。電源LEDが点滅し送信機からビープ音が鳴ったら、送信機の電池を交換して下さい。
【5ページ】
Battery Charging (バッテリーの充電)・・・・省略します。
First Flight Preparation (最初のフライト準備)
・開けて中身を確認して下さい。
・バッテリーの充電を始めて下さい。
・送信機に4本のAAバッテリーを入れて下さい。(RTFのみ)
・ヘリコプターに満充電したバッテリーを取り付けて下さい。
・あなたのプロポの設定(プログラム)と、バインドをして下さい。(BNFのみ)
・プロポのコントロールとモーターをテストして下さい。
・操作方法をよく理解して下さい。
・飛行に適する場所を見つけて下さい。
Flying Checklist (チェックリスト)
・いつも最初に送信機の電源を入れて下さい。
・バッテリーを4-in-1コントロールユニットから出ているリード線に接続して下さい。
・4-in-1コントロールユニットが初期化され、適切に準備されたことを確認。
・ヘリを飛ばします。
・ヘリを着陸させます。
・4-in-1コントロールユニットからバッテリーを外して下さい。
・常に送信機の電源は最後にきること。
-----ここまで-----
次回に続きます。
mSRX 日本語マニュアル_2
Blade mSR Xの日本語マニュアル(抄訳版)の2回目です。今日は6ページからです。
-----ここから-----
【6ページ】
Transmitter and Receiver Binding(送信機と受信機のバインド)
バインドとは、1つの特定の送信機のGUID(Globally Unique Identifier)コードを受信機のコントロールユニットに認識させるようプログラムする過程をいいます。あなたは、Spektrum送信機またはJRのDSMテクノロジー採用のヘリ用送信機と、受信機を正しい方法でバインドする必要があります。もしあなたがRTFモデルを購入したのなら、送信機はすでに工場出荷時にバインド済みです。
あなたが選んだ送信機とヘリをバインドまたは再バインドするには、以下の指示に従って下さい。

一般的送信機のバインド手順
1. ヘリコプターからバッテリーを外します。
2. あなたの送信機(コンピュータプロポのみ)で、空のモデルメモリを選択します。
3. 送信機で、AcroまたはAirplaneのモデルタイプを選択します。
4. 送信機のサーボリバース設定で、すべてのサーボがNormalに設定されていることを確認してください。
5. 送信機のすべてのトリムを中央位置にし、サブトリムが無効(ゼロ)になっていることを確認してください。
6. 送信機の電源を切って、0の位置にすべてのスイッチをセットします。スロットルをlow/offの位置まで動かします。
7. ヘリコプターにバッテリーを繋ぎます。4-in-1コントロールユニットのLEDが5秒後に点滅します。
8. 送信機の電源を入れると同時に送信機をバインドモードにする。
9. 2~3秒後に送信機のバインドボタンあるいはスイッチを離します。4-in-1コントロールユニットの青いLEDが連続点燈に変わったら、ヘリコプターのバインドは成功です。
10. ヘリコプターからバッテリーを外し、送信機の電源を切ります。
注意:(Spektrumの無線モジュールを装着した)フタバの送信機は、スロットルのチャンネルをリバースにする必要があるでしょう。

MLP4DSM送信機のバインド手順
1. ヘリコプターからバッテリーを外します。
2. 送信機のすべてのトリムを中央位置にします(トリム設定については、下記の送信機のコントロール・セクションを参照)。
3. 送信機の電源を切って、スロットルスティックをdown/offの位置に動かします。
4. ヘリコプターにバッテリーを繋ぎます。4-in-1コントロールユニットのLEDが5秒後に点滅します。
5. 送信機の電源をオンにしながら、左スティックを強く押し込み続けます。(スティックを押し込む時、機械的クリック音が聞こえます。)。
6. 左スティックを離します。送信機はビープ音を発して、電源LEDが点滅します。
7. 4-in-1コントロールユニットの青いLEDが連続点燈に変わったら、ヘリコプターのバインドは成功です。
8. ヘリコプターからバッテリーを外し、送信機の電源を切ります。
もし問題が発生したときはバインド方法の手順に従って下さい。その他の手順についてはトラブルシューティングガイドを参照して下さい。DSM互換送信機の一覧についてはwww.bindnfly.comを参照願います。
【7ページ】
Transmitter Control(送信機のコントロール)・・・・省略します。
Installing the Flight Battery (バッテリーの取付)

1. スロットルレバーを一杯に下げます。
2. 送信機のスイッチを入れます。
3. バッテリーを、機体のメインギアの真下にあるバッテリーホルダーにスライドさせて入れます。この時、バッテリーのラベル面を下にして、コネクターがヘリコプターの後方に向くように入れます。
4. 4-in-1コントロールユニットから出ているバッテリーケーブルに繋ぎます。
注意:4-in-1コントロールユニットの青いLEDが点燈するまで、ヘリコプターを動かしてはいけません。
危険:バッテリーの過放電を避けるために、飛ばさないときは常にヘリのESCからLi-Poバッテリーを外しておいてください。最低承認電圧以下に過放電したバッテリーは損傷し、性能ダウンしたり充電時に発火する恐れがあります。
【2012年1月10日追加】
藪 丈二さんから、以下のコメントをいただきました。上記のマニュアルに反して、ヘリ・モードでバインドする場合は、スワッシュ・プレートのタイプは"1サーボ90度"に設定して下さい。(^^)
tiger22さん、mSRXパイロットの皆さん こんにちは
皆さん既にご承知のとおり、コンピューター送信機 とバインドする場合、mSRXマニュアルにしたがえば、機種選択のステップ3で、「Acro」を選択するよう推奨しています。
もし、「Acro」を選択した場合、以後のプログラミングでスロットル・カーブを設定できなくなります。私はこのことを常々疑問に思い、この分野のオーソリティの一人であるJohn Saltさんへ一昨日メールしましたところ、ご丁寧にも本日、以下の返事を頂きましたので、なにかの参考になればと考え、以下に紹介します。
・・・・・・
ハイ、丈二さん
私自身、ヘリ・モードでバインドしていますから、スロット・カーブを緻密にチューニングすることが可能です。彼ら(ホライゾンホビー)が「Acro」でバインドするようにと言っている唯一の理由は、スロットル・カーブのことやヘリのプログラム・メニューのことをあまり知らない方々のために、バインド・プロセスを単純化するためのものです。
また、あなたが「ヘリ・モード」でバインドする際、スワッシュ・プレートのレイアウトが適切であるかどうかも見ておかなければなりません。私のe-bookではこれらの事柄について調査・検討を加えています。
お元気で
John
Hi George Yabu,
I have mine bound in heli mode so I can fine tune the throttle curve. The
only reason they say to bind in Acro is to simplify the process for most
people who don't know much about throttle curves or heli program menus. You
also have to pic the correct swash layout when binding in heli mode - my
ebook goes over all that.
Cheers,
john
-----ここまで-----
コンピュータープロポのバインド説明はありますが、プログラム設定については全く記載がありません。mCPXのマニュアルにはあったんですけどね。mSRXが固定ピッチヘリだからでしょうか。(^^ゞ
-----ここから-----
【6ページ】
Transmitter and Receiver Binding(送信機と受信機のバインド)
バインドとは、1つの特定の送信機のGUID(Globally Unique Identifier)コードを受信機のコントロールユニットに認識させるようプログラムする過程をいいます。あなたは、Spektrum送信機またはJRのDSMテクノロジー採用のヘリ用送信機と、受信機を正しい方法でバインドする必要があります。もしあなたがRTFモデルを購入したのなら、送信機はすでに工場出荷時にバインド済みです。
あなたが選んだ送信機とヘリをバインドまたは再バインドするには、以下の指示に従って下さい。

一般的送信機のバインド手順
1. ヘリコプターからバッテリーを外します。
2. あなたの送信機(コンピュータプロポのみ)で、空のモデルメモリを選択します。
3. 送信機で、AcroまたはAirplaneのモデルタイプを選択します。
4. 送信機のサーボリバース設定で、すべてのサーボがNormalに設定されていることを確認してください。
5. 送信機のすべてのトリムを中央位置にし、サブトリムが無効(ゼロ)になっていることを確認してください。
6. 送信機の電源を切って、0の位置にすべてのスイッチをセットします。スロットルをlow/offの位置まで動かします。
7. ヘリコプターにバッテリーを繋ぎます。4-in-1コントロールユニットのLEDが5秒後に点滅します。
8. 送信機の電源を入れると同時に送信機をバインドモードにする。
9. 2~3秒後に送信機のバインドボタンあるいはスイッチを離します。4-in-1コントロールユニットの青いLEDが連続点燈に変わったら、ヘリコプターのバインドは成功です。
10. ヘリコプターからバッテリーを外し、送信機の電源を切ります。
注意:(Spektrumの無線モジュールを装着した)フタバの送信機は、スロットルのチャンネルをリバースにする必要があるでしょう。

MLP4DSM送信機のバインド手順
1. ヘリコプターからバッテリーを外します。
2. 送信機のすべてのトリムを中央位置にします(トリム設定については、下記の送信機のコントロール・セクションを参照)。
3. 送信機の電源を切って、スロットルスティックをdown/offの位置に動かします。
4. ヘリコプターにバッテリーを繋ぎます。4-in-1コントロールユニットのLEDが5秒後に点滅します。
5. 送信機の電源をオンにしながら、左スティックを強く押し込み続けます。(スティックを押し込む時、機械的クリック音が聞こえます。)。
6. 左スティックを離します。送信機はビープ音を発して、電源LEDが点滅します。
7. 4-in-1コントロールユニットの青いLEDが連続点燈に変わったら、ヘリコプターのバインドは成功です。
8. ヘリコプターからバッテリーを外し、送信機の電源を切ります。
もし問題が発生したときはバインド方法の手順に従って下さい。その他の手順についてはトラブルシューティングガイドを参照して下さい。DSM互換送信機の一覧についてはwww.bindnfly.comを参照願います。
【7ページ】
Transmitter Control(送信機のコントロール)・・・・省略します。
Installing the Flight Battery (バッテリーの取付)

1. スロットルレバーを一杯に下げます。
2. 送信機のスイッチを入れます。
3. バッテリーを、機体のメインギアの真下にあるバッテリーホルダーにスライドさせて入れます。この時、バッテリーのラベル面を下にして、コネクターがヘリコプターの後方に向くように入れます。
4. 4-in-1コントロールユニットから出ているバッテリーケーブルに繋ぎます。
注意:4-in-1コントロールユニットの青いLEDが点燈するまで、ヘリコプターを動かしてはいけません。
危険:バッテリーの過放電を避けるために、飛ばさないときは常にヘリのESCからLi-Poバッテリーを外しておいてください。最低承認電圧以下に過放電したバッテリーは損傷し、性能ダウンしたり充電時に発火する恐れがあります。
【2012年1月10日追加】
藪 丈二さんから、以下のコメントをいただきました。上記のマニュアルに反して、ヘリ・モードでバインドする場合は、スワッシュ・プレートのタイプは"1サーボ90度"に設定して下さい。(^^)
tiger22さん、mSRXパイロットの皆さん こんにちは
皆さん既にご承知のとおり、コンピューター送信機 とバインドする場合、mSRXマニュアルにしたがえば、機種選択のステップ3で、「Acro」を選択するよう推奨しています。
もし、「Acro」を選択した場合、以後のプログラミングでスロットル・カーブを設定できなくなります。私はこのことを常々疑問に思い、この分野のオーソリティの一人であるJohn Saltさんへ一昨日メールしましたところ、ご丁寧にも本日、以下の返事を頂きましたので、なにかの参考になればと考え、以下に紹介します。
・・・・・・
ハイ、丈二さん
私自身、ヘリ・モードでバインドしていますから、スロット・カーブを緻密にチューニングすることが可能です。彼ら(ホライゾンホビー)が「Acro」でバインドするようにと言っている唯一の理由は、スロットル・カーブのことやヘリのプログラム・メニューのことをあまり知らない方々のために、バインド・プロセスを単純化するためのものです。
また、あなたが「ヘリ・モード」でバインドする際、スワッシュ・プレートのレイアウトが適切であるかどうかも見ておかなければなりません。私のe-bookではこれらの事柄について調査・検討を加えています。
お元気で
John
Hi George Yabu,
I have mine bound in heli mode so I can fine tune the throttle curve. The
only reason they say to bind in Acro is to simplify the process for most
people who don't know much about throttle curves or heli program menus. You
also have to pic the correct swash layout when binding in heli mode - my
ebook goes over all that.
Cheers,
john
-----ここまで-----
コンピュータープロポのバインド説明はありますが、プログラム設定については全く記載がありません。mCPXのマニュアルにはあったんですけどね。mSRXが固定ピッチヘリだからでしょうか。(^^ゞ
mSRX 日本語マニュアル_3
Blade mSR Xの日本語マニュアル(抄訳版)の最終回です。今日は8ページからです。
-----ここから-----
【8ページ】
Understanding the Primary Flight Controls (最初にフライトコントロールを理解する)
もしあなたがmSR Xの操縦に慣れていないならば、初飛行をしようとする前にそれらを理解するための数分の時間を取りなさい。

【9ページ】
Transmitter Dual Rates(送信機のデュアルレート)・・・・省略します。
Flying the mSR X (mSR Xを飛ばす)
ヘリを操縦する場所を選択する前に、現地の法律および条例の規制を確認して下さい。人や建物のない大きな、広い場所を選んで下さい。Blade mSR Xは体育館の中や、屋外では風の弱い時に飛ばすことができます。
注意:Blade mSR Xの操縦に慣れるために、初飛行をする前にそれらを理解するための数分の時間を取って下さい。
Takeoff (離陸)
素速くスロットルを上げて、ヘリコプターのローターヘッドの回転速度を上げて下さい。地面効果から逃れるために、少なくとも18インチ(0.5メートル)以上の高さでホバリングして下さい。
危険:ヘリコプターが離陸するまではエルロン、エレベーター、ラダーの各スティックに触ってはいけません。そうしないと離陸中にヘリコプターが墜落するかもしれません。
Flying (飛行)
ローターヘッドが適切な回転速度に達したときにヘリコプターは地面を離れます。低高度でのホバリングを行い、その間にヘリコプター各部の動作確認をして下さい。エルロン、エレベーター、ラダーに、過度のサブトリムやトリムを設定することは避けてください。トリムを設定すると、ヘリコプターがドリフトしたり回転したりする可能性があります。
低レートのモード(デュアルレート)でmSR Xの操作に慣れて下さい。慣れたら、あなたの飛行スタイルに合った最適のレートを見つけて下さい。
注意:機体を見失わないために、常に太陽を背にして飛ばして下さい。
Landing (着陸)
地面効果から逃れるために、少なくとも18インチ(0.5メートル)以上の高さでホバリングして下さい。素速くスロットルを下げてヘリコプターを着陸させます。ヘリコプターが着陸する時、エルロン、エレベーター、ラダーの操作はしないで下さい。
-----ここまで-----
予定通り、お正月三が日で完結できました。(^^)
-----ここから-----
【8ページ】
Understanding the Primary Flight Controls (最初にフライトコントロールを理解する)
もしあなたがmSR Xの操縦に慣れていないならば、初飛行をしようとする前にそれらを理解するための数分の時間を取りなさい。

【9ページ】
Transmitter Dual Rates(送信機のデュアルレート)・・・・省略します。
Flying the mSR X (mSR Xを飛ばす)
ヘリを操縦する場所を選択する前に、現地の法律および条例の規制を確認して下さい。人や建物のない大きな、広い場所を選んで下さい。Blade mSR Xは体育館の中や、屋外では風の弱い時に飛ばすことができます。
注意:Blade mSR Xの操縦に慣れるために、初飛行をする前にそれらを理解するための数分の時間を取って下さい。
Takeoff (離陸)
素速くスロットルを上げて、ヘリコプターのローターヘッドの回転速度を上げて下さい。地面効果から逃れるために、少なくとも18インチ(0.5メートル)以上の高さでホバリングして下さい。
危険:ヘリコプターが離陸するまではエルロン、エレベーター、ラダーの各スティックに触ってはいけません。そうしないと離陸中にヘリコプターが墜落するかもしれません。
Flying (飛行)
ローターヘッドが適切な回転速度に達したときにヘリコプターは地面を離れます。低高度でのホバリングを行い、その間にヘリコプター各部の動作確認をして下さい。エルロン、エレベーター、ラダーに、過度のサブトリムやトリムを設定することは避けてください。トリムを設定すると、ヘリコプターがドリフトしたり回転したりする可能性があります。
低レートのモード(デュアルレート)でmSR Xの操作に慣れて下さい。慣れたら、あなたの飛行スタイルに合った最適のレートを見つけて下さい。
注意:機体を見失わないために、常に太陽を背にして飛ばして下さい。
Landing (着陸)
地面効果から逃れるために、少なくとも18インチ(0.5メートル)以上の高さでホバリングして下さい。素速くスロットルを下げてヘリコプターを着陸させます。ヘリコプターが着陸する時、エルロン、エレベーター、ラダーの操作はしないで下さい。
-----ここまで-----
予定通り、お正月三が日で完結できました。(^^)
mSRXのCH5について
今回は、Blade mSR Xのマニュアルの補足説明として書きました。コンピュータープロポを使われる方には関心のあるポイントだと思います。
さて、フライバー付固定ピッチBlade mSRのチャンネル順序はJR/Spektrum方式で、次のようになっています。
CH1 スロットル
CH2 エルロン
CH3 エレベーター
CH4 ラダー
CH5 ジャイロ
そして、mSRの英文マニュアル23ページには、CH5の設定について以下のように書かれています。
-----ここから-----
Important Channel 5 Information(重要なCH5の情報)
・Channel 5 affects rate settings of the 5-in-1 Control Unit.
CH5は、5-in-1コントロールユニットのレート設定(デュアルレート)に影響を与えます。
・If using the MLP4DSM Transmitter, this information is not pertinent.
MLP4DSM送信機を使用している場合、この情報は関係ありません。
・If using an LP5DSM or HP6DSM Transmitter, please turn the Channel 5 knob clockwise completely.
LP5DSMまたはHP6DSM送信機を使用している場合、CH5のノブを時計回りに完全に回してください。
・If using a DSM2 compatible transmitter, please ensure Channel 5 is set to default servo reversal and the switch or knob is set to a position that allows full travel control.
DSM2互換送信機を使用している場合、CH5がデフォルトのサーボ・リバースに設定されており、スイッチまたはノブがフルトラベル位置に設定されていることを確認してください。
Note: This can easily be tested by inducing full cyclic (Aileron/Elevator) input and moving the switch or knob. There’s approximately 15% less or more servo
travel depending on what position Channel 5 is in.
注意:これは完全なサイクリック(エルロン/エレベーター)入力を行い、スイッチやノブを動かすことによって簡単にテストすることができます。CH5の入力位置に応じて約15%、サーボトラベルを増減できます。
-----ここまで-----
普通、DSM2方式プロポのCH5はジャイロです。ですが、上記の説明を読むとmSRではCH5をデュアルレートの設定に使用しています。
コンピュータープロポの場合は、エルロン/エレベーター/ラダーの各入力でデュアルレートの調整ができますから、CH5でデュアルレートの調整をする必要はありません。私のTurnigy 9X(Er9X)でも同じです。
前置きが長くなりましたが、本題のBlade mSRXではどうでしょうか。
翻訳をして気づきましたが、Blade mSRXのマニュアルにはCH5に関する記述が全く見あたりません。しかし、mSRXにもデュアルレートはあります。翻訳していませんがマニュアルには、MLP4DSM送信機はmSRの時と同様に右スティックを押し込むことによりLow Rateに切り替えができると書いてあります。ということは、CH5を使わずにデュアルレートを実現しているのでしょうか。
ところで、mCPXのマニュアルではCH5はジャイロとなっています。しかしこれはonlooker7921さんのブログでも報告されていますが、プロポでCH5を触ってもジャイロ設定を変更することはできません。
藪 丈二さんお勧めのhelifreak.comも読んでみましたが、やはりmSRXはmCPXと同じく、CH5でジャイロ設定を変えることはできないようです。
なお、デュアルレートとエクスポはプロポ側で設定できます。
参考:
Built in dual rate
http://www.helifreak.com/showthread.php?t=369607
さて、フライバー付固定ピッチBlade mSRのチャンネル順序はJR/Spektrum方式で、次のようになっています。
CH1 スロットル
CH2 エルロン
CH3 エレベーター
CH4 ラダー
CH5 ジャイロ
そして、mSRの英文マニュアル23ページには、CH5の設定について以下のように書かれています。
-----ここから-----
Important Channel 5 Information(重要なCH5の情報)
・Channel 5 affects rate settings of the 5-in-1 Control Unit.
CH5は、5-in-1コントロールユニットのレート設定(デュアルレート)に影響を与えます。
・If using the MLP4DSM Transmitter, this information is not pertinent.
MLP4DSM送信機を使用している場合、この情報は関係ありません。
・If using an LP5DSM or HP6DSM Transmitter, please turn the Channel 5 knob clockwise completely.
LP5DSMまたはHP6DSM送信機を使用している場合、CH5のノブを時計回りに完全に回してください。
・If using a DSM2 compatible transmitter, please ensure Channel 5 is set to default servo reversal and the switch or knob is set to a position that allows full travel control.
DSM2互換送信機を使用している場合、CH5がデフォルトのサーボ・リバースに設定されており、スイッチまたはノブがフルトラベル位置に設定されていることを確認してください。
Note: This can easily be tested by inducing full cyclic (Aileron/Elevator) input and moving the switch or knob. There’s approximately 15% less or more servo
travel depending on what position Channel 5 is in.
注意:これは完全なサイクリック(エルロン/エレベーター)入力を行い、スイッチやノブを動かすことによって簡単にテストすることができます。CH5の入力位置に応じて約15%、サーボトラベルを増減できます。
-----ここまで-----
普通、DSM2方式プロポのCH5はジャイロです。ですが、上記の説明を読むとmSRではCH5をデュアルレートの設定に使用しています。
コンピュータープロポの場合は、エルロン/エレベーター/ラダーの各入力でデュアルレートの調整ができますから、CH5でデュアルレートの調整をする必要はありません。私のTurnigy 9X(Er9X)でも同じです。
前置きが長くなりましたが、本題のBlade mSRXではどうでしょうか。
翻訳をして気づきましたが、Blade mSRXのマニュアルにはCH5に関する記述が全く見あたりません。しかし、mSRXにもデュアルレートはあります。翻訳していませんがマニュアルには、MLP4DSM送信機はmSRの時と同様に右スティックを押し込むことによりLow Rateに切り替えができると書いてあります。ということは、CH5を使わずにデュアルレートを実現しているのでしょうか。
ところで、mCPXのマニュアルではCH5はジャイロとなっています。しかしこれはonlooker7921さんのブログでも報告されていますが、プロポでCH5を触ってもジャイロ設定を変更することはできません。
藪 丈二さんお勧めのhelifreak.comも読んでみましたが、やはりmSRXはmCPXと同じく、CH5でジャイロ設定を変えることはできないようです。
なお、デュアルレートとエクスポはプロポ側で設定できます。
参考:
Built in dual rate
http://www.helifreak.com/showthread.php?t=369607
mSRX:"Additional Smartbind Information"
Blade mSR X BNF Basicに同梱されていた、英文の注意書き"Additional Smartbind Information"を翻訳してみました。マニュアルの補足文書です。
Additional Smartbind Information(スマートバインドの補足情報)
毎回の飛行の前に、まず送信機の電源を入れ約5秒待ってから、次に受信機にバッテリーを繋いで下さい。送信機にはスキャンして2つの周波数を確立する時間が必要です。もしバッテリーを早く繋ぎすぎてリンクに失敗すると、受信機は不本意にもバインドモードに入ります。もしバインドモードになったら、送信機の電源を入れたままにして、いったんバッテリーの接続を外し、その後バッテリーを接続し直して下さい。いったんバッテリーを接続したら、ジャイロのキャリブレーションのためにできるだけ早く(2秒以内)ヘリコプターを水平な所に置いて下さい。キャリブレーション中は、ヘリコプターを動かしたり揺らしてはいけません。動かしたりするとヘリの飛行が不安定になります。
Additional Smartbind Information(スマートバインドの補足情報)
毎回の飛行の前に、まず送信機の電源を入れ約5秒待ってから、次に受信機にバッテリーを繋いで下さい。送信機にはスキャンして2つの周波数を確立する時間が必要です。もしバッテリーを早く繋ぎすぎてリンクに失敗すると、受信機は不本意にもバインドモードに入ります。もしバインドモードになったら、送信機の電源を入れたままにして、いったんバッテリーの接続を外し、その後バッテリーを接続し直して下さい。いったんバッテリーを接続したら、ジャイロのキャリブレーションのためにできるだけ早く(2秒以内)ヘリコプターを水平な所に置いて下さい。キャリブレーション中は、ヘリコプターを動かしたり揺らしてはいけません。動かしたりするとヘリの飛行が不安定になります。