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Jumper T12 マルチプロトコル送信機が新登場!

マルチプロトコル送信機で有名な Jumper から、新たに 16 チャンネルの最上位送信機が発売されます。Jumper T12 マルチプロトコル送信機です! Banggood にリンクします。

180806_1 Jumper T12 送信機


Jumper T12 Frsky JR Flysky用JP4-in-1マルチプロトコルRFモジュールを搭載した OpenTX 16CH無線送信機


従来、Jumper 送信機は DeviationTX ファームウェアを採用していましたが、この Jumper T12 送信機では OpenTX ファームウェアが新採用されました。予感はありましたが、いざこうなってみると、やはり驚きます。

ついに Jumper も OpenTX 派になったので、オープンソース・ファームウェアの勝利者は OpenTX で決まりでしょう。かつて Futaba と JR が世界の送信機市場を席巻した時期がありましたが、今は中国の FrSky と Flysky が、かつての Futaba と JR の位置にいます。そして、中華送信機大躍進の原動力となったのは、オープンソース・ファームウェアでした。

Jumper は同じ中国の後発メーカーですが、マルチプロトコルの DeviationTX を採用してシェアを急拡大し、FrSky や Flysky を追い上げてきました。その Jumper が、FrSky や Flysky と同じ OpenTX ファームウェアを新採用したのは、ある意味で衝撃的な出来事です。これで DeviationTX は、かつての Er9x ファームウェアと同じ衰退の道をたどることになるでしょう。オープンソースの世界も厳しいですねぇ。

Jumper 送信機が 16 チャンネルになったというのは何も驚くことではないですが、FrSky と同じく LUA スクリプトが使え、最新の TBS Crossfire にも対応したというのにはビックリです。JR/FrSky タイプの外部無線モジュールが装着できます。価格はたったの 1万円! 

ジンバルは通常のポテンショメータですが、いずれはホールセンサー・ジンバルも登場するのでしょうね。ホールセンサーがあれば、少なくとも機能面で FrSky 送信機と遜色なくなります。

日本に住む我々にとってきわめて興味深いのは、この Jumper T12 送信機には内部無線モジュールがないことです。上の写真を見て下さい。送信機本体にはアンテナがついていません!

Jumper T12 は、外部無線モジュールを装着しないと電波を発信できません。つまり、この送信機を使うこと自体は電波法違反になりません。たとえば、JR の外部モジュールを装着すれば、堂々とした合法送信機になります。世界の送信機市場を席巻している OpenTX ファームウェアの、JR 送信機が出来上がります。

JR ユーザーの方々は、古い JR ファームウェアとおさらばして、クールな最新の OpenTX ファームウェアを使うことができます。素晴らしいです!

Jumper T12 送信機には 4 in 1 のマルチプロトコル外部モジュールがついてきますが、これを装着して電波を発信すると、電波法違反になります。実は、FrSky 送信機は内部モジュールがあるので、現状きわめてグレーな送信機ですが、Jumper T12 送信機なら電波法的に超クリーンです。誰にも文句を言わせません。ぜひ 1つ買いたいですね。(*^_^*)

繰り返しますが、Walkera Devo 送信機と DeviationTX の時代は、ほどなく終焉を迎えます。Walkera Devo 送信機は無価値になり、もはやただのゴミ同然です。違法送信機をお持ちのみなさん、早めに処分しましょう。



付 記:
このブログ原稿を書いた後で、石敢當さんと藪 丈二さんから「Jumper T12 送信機の技適取得手続きをやっているショップがある」と教えていただきました。下にリンクします。

ドローン ショップ SOLPHA
https://www.solpha.jp/?pid=133652916


「8/3更新
技術基準適合証明の取得手続きを進めています。
Jumper, TELEC.」


実際に 4 in 1 マルチプロトコル・モジュールの技適が取れたら、それこそ「大事件」です。 (*^_^*)







Jumper T12 送信機の正体は?

ドローン ショップ SOLPHA の、突然のファームウェア変更コメントには驚きました。
JumperTX って?

「8/16更新
T12のファームウェアが変更になりました。
ファームウェアの名称は「JumperTX」。

OpenTX正式サポートの提供を受けられない為、
OpenTXベースのJumperTXを自社開発するそうです。

新たな発表が、もう1点あります。
ER9xファームウェアのファンがT12を利用出来るように
ER9x開発グループが準備を進めています。

上記の理由により
サンプル品の入荷が1週間延びました、
新たな詳細は到着後に、お知らせいたします。

発売日等の詳細につきましては少々お待ち下さい。」


https://www.solpha.jp/?pid=133652916


RC Groups を調べてみると、8月10日に、これに関連する投稿がありました。以下に要約して翻訳しました。

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?3114044-Jumper-T12-OpenTX-16CH-Radio-Transmitter-for-Frsky-JR-Flysky-Free-Reviewing/page2


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Aug 09, 2018, 09:50 PM
KCさん:

Jumper T12 送信機は 1ヶ月程前から OpenTx に移行していたようです。そして 6日前から github で議論されています。

https://github.com/opentx/opentx/tree/T12_patch_from_ben_everton/radio/src/targets/taranis

【管理人注: 上のリンク先は今は消滅しています。KCさんは当時のスクリーンショットを貼っています。】

180818_1 Jumper T12 送信機



Aug 10, 2018, 09:56 AM
Mike Blandfordさん:

それは "Jumper" が用意したパッチであり、何も終わっていないことがわかると思います。そのパッチは非常にシンプルであり、T12 送信機専用の修正は何も行われていません。Companion のサポート等を含め、まだまだ追加すべきことがたくさんあります。

T12 送信機は基本的に FrSky QX7 の CPU 接続をコピーしていますが、ロータリーエンコーダとナビゲーションボタンのマッピングを省略しています。これはメニュー操作ボタンに関して、不幸な結果をもたらします。値変更時の加速機能もないので、値を変えるには長時間を要します。

私は Jumper T12 送信機を持っています。Ersky9x を使えるようにするために、彼らから提供されたものです。気づいたことを書きます。

1. T12 送信機は非常に小さいので、スティックのピンチ操作(指でつまむ)がやりづらい。

2. モメンタリースイッチがついていない。

3. 両サイドのポット(ポテンショメータ)は、動作範囲が広すぎて操作性が悪い。

4. SD カードが付属していない。

5. バッテリーケースは 単三電池×4個 サイズなので、 LiPo/LiFe バッテリーは小さいものしか使えない。バッテリーは付属していない。私は 2S 1000mAh リポバッテリーを使っている。

6. 私の T12 送信機のオーディオ出力の音がとても小さい。バックグラウンドで音楽を流してみたが、ほとんど聞き取れない! ただし、これは私の送信機だけの問題かも知れない。

7. QX7 送信機に比べるとディスプレイが非常に小さい、QX7 のディスプレイの対角線は 7.4cm あるが、T12 は約 4.8cm しかない。バックライトも良くない。

8. スティックのバネが非常に弱く、スロットルのフリクション(摩擦)も非常に弱い。ケースを開けて調整したが、それでもまだ弱い。


付属する 4-in-1 マルチプロトコル・モジュールは、USB ポートを使って内部の USB-to-serial チップと接続します。つまり、USB ブートローダーは使えないということです。またモジュールは、serial inversion(00 instead of 86) に不適切なチップを使っています。それゆえ、これは inverted serial でのみ動作し、"Flash from Tx" では inverted serial を使う必要があります。

私の T12 送信機用 Ersky9x では、ボタンで正しいメニュー操作をサポートしています。9XR-PRO 送信機と同じく、FrSky プロトコル(特許)の使用について "Jumper" は FrSky の同意を得る必要があります。同意が得られなければ、 FrSky XJT モジュールと SPort テレメトリをサポートできません。

T12 送信機が FrSky QX7 送信機のファームウェアを流用しているうちは、内部モジュール接続、ヘッドホンソケット、ブルートゥースのサポート、FrSky SPort プログラミングポートなどが使えません。送信機内部に、アップグレード用の予備コネクタはありません。

Mike



Aug 10, 2018, 10:18 AM
KCさん:

Mike Blandfordさん、詳しい情報をありがとうございます! 

T12 送信機で Ersky9x ファームウェアが動くというのは面白いです。



Aug 10, 2018, 02:43 PM
montisさん:

Mike Blandfordさん、ありがとうございます! 誰かが T12 送信機用の OpenTX を作ってくれることを願っています。



Aug 10, 2018, 04:14 PM
GottaZoomさん:

Mikeさん、ありがとう!

別のフォーラムで、Jumper T8SG V2 送信機に OpenTX や Ersky9x を移植して欲しいという要望が出されています。というのは、T12 送信機と T8SG V2 送信機が物理的に同じものに見えるからです。あなたはどう思われますか?



Aug 10, 2018, 05:17 PM
Kilrahさん:

Jumper T12 送信機の正体は簡単です。なぜなら、そのドキュメント(説明書等)が FrSky QX7 送信機のコピーだから・・・。
T8SG 送信機は完全に違います。ドキュメントがないし、リソースが少なくつまらない送信機です。

OpenTX 開発者である我々は次のように言いました。「我々は今、他のプラットホームでの開発が非常に忙しいので、「あまり面白くない」T12 送信機に割く時間がない。」と。

だから、Jumper が OpenTX を使いたいなら、ファームウェア / Companion / サーバースクリプトを含めた patch/pull request(パッチ/プル 要求)を彼ら自身で用意する必要があります。プログラムもしなければいけません。

我々は、彼らから提供されたコード(プログラム)にアドバイスやフィードバックを行うことはできますが、Jumper T12 送信機用の OpenTX は彼ら自身で作る必要があります。我々は少なくともここ数ヶ月間は、T12 送信機用の開発を出来ません。もちろん、我々がテストと検証を行うための T12 送信機も必要です。

これは OpenTX という名前を使うための必要条件です。これらのプロセスを経なければ、彼らは OpenTX を使えません。



Aug 10, 2018, 06:36 PM
jj604さん:

ありがとうございます、Kilrahさんと Mikeさん。

Jumper T12 送信機に関して知りたかったことのほとんどが、お二人の投稿でわかりました。

John

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tiger22 です。蛇足ですが、Mike Blandfordさんは現在の Ersky9x(Er9x)の開発者です。ご自身でプログラムまでされています。

Kilrahさんは OpenTX の開発に関与していますが、具体的に何をやっているか私は知りません。Kilrahさんは Ersky9x(Er9x)にも関与していたと思います。

我々日本のラジコンファンにとって最も大切なのは「マルチプロトコル・モジュール」を合法的に使えるようになることです。ファームウェアが OpenTX でなくなるのは本当に残念ですが、Ersky9x(Er9x)が動くなら私は何も問題ありません。Ersky9x も使いやすいです。

JumperTX というのは、おそらく基本的に FrSky QX7 送信機用の OpenTX と同じものでしょう。OpenTX の名前が使えないだけです。もっとも、Mike Blandfordさんが書いているように、当面は機能制限された使いづらいファームウェアなのかもしれません。もっと詳しく知りたいですね・・・。






Jumper が OpenTX チームに伝えたいこと。

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?3114044-Jumper-T12-OpenTX-16CH-Radio-Transmitter-for-Frsky-JR-Flysky-Free-Reviewing/page3


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Aug 11, 2018, 08:18 PM
Hobby Porterさん:

Kilrahさん、こんにちは。Jumper はそうしようとしており、OpenTX チーム用の T12 送信機は用意されていると、私は信じます。現時点では、Betrand さんだけがサンプルを受け取ってています。他のメンバーも希望すればサンプルを受け取ることができます。Kilrahさんが希望者をとりまとめて私にメールで知らせていただければ、私から彼らに伝えます。

コード(プログラム)作成などに関しては、彼らが自分でやる必要があることと、OpenTX チームでの手続きが必要なことを、彼らはすでに承知していると思います。彼らは、OpenTX チームのサポートを継続的に受けたいとの思いから、チームに対してすでに寄付金を支払っています。彼らはみなさんとともに働くことを熱望していますし、皆さんの要求にはすべて応えようとしています。

彼らには、本当にみなさんの少しばかりの助けが必要です。ユーザーからは「Jumper T12 送信機で OpenTX を使いたい」という要望が多数寄せられています。



Aug 13, 2018, 09:04 AM
SoloProFanさん:

発売日はいつ?



Aug 13, 2018, 06:39 PM
KCさん:

それほど先ではないでしょう・・・。






Aug 13, 2018, 06:45 PM
jj604さん:

私のは 4日前に発送されました。

John

180819_1 Jumper T12 送信機



Aug 14, 2018, 04:25 AM
Kilrahさん:

Hobby Porterさん。
Oh、あなたが OpenTX の名前を使って Jumper T12 を大量に売りたいというのは、私にもはっきりわかります。

しかし、どうか下のページを読んで、あなた方の製品が OpenTX の名前に値するかどうかを、ちゃんと説明して下さい。我々は、あなた方の貢献をうっかり見逃しているかもしれませんから。

http://www.open-tx.org/newradios.html



Aug 14, 2018, 05:57 AM
schumixmdさん:

この議論はここらで終わりにしましょう。
OpenTX はフリー(自由、無料)です。もし OpenTX チームが何らかの理由で Jumper T12 用を開発したくない場合、"jumper" チームが自分たちで開発することができます。でも大変でしょうね。

しかし、このような議論を公の場で行うべきではありません。非公開でやって下さい。



Aug 14, 2018, 06:43 AM
Miami Mikeさん:

schumixmdさん、絶対違います! あなたの主張はナンセンスです。

この議論を公開することは、OpenTX をオープンなものにするために本当に重要です。



Aug 14, 2018, 08:07 AM
Hobby Porterさん:

Kilrahさん、こんにちは。お返事をいただき感謝致します。最初に、もし私があなたのチームを怒らせたのなら、心からお詫び申し上げます。そんなつもりは毛頭ありません。

我々は以前、Jumper に代わって OpenTX チームに接触しました。そして、Jumper の依頼内容を説明し、みなさんの協力を得たいとお願いしました。その時、みなさんから「あまりにも忙しいので協力はできない」と丁寧に断られました。それはまったく問題ありません。

Jumper の T12 プロジェクトのメンバーは、T12 を FrSky QX7 送信機と互換性のあるハードウェア設計にしましたが、それはこの時に OpenTX チームから「T12 を既存の OpenTX 送信機と同じものにすれば、開発が迅速に進む」と示唆されたからです。これはかなり意味がありました。

T12 の開発が進んでから、我々は再び OpenTX チームに連絡しました。我々は、修正されたコードの提出方法を尋ね、OpenTX チームに寄付するために Paypal アカウントをダブルチェックし、OpenTX のメンバーにサンプルの T12 送信機を送る方法を議論しました。この時、OpenTX チームは積極的に応じてくれました。

その時点で我々は OpenTX チームの Bertrandさんと接触しました。彼は pull request 作りに喜んで協力してくれ、Jumper のスイッチの名前変更を手伝ってくれました。この時、我々は Bertrandさんにサンプル送信機を送りました。(ER9x 開発者の Mike Blandfordさんと、 Multi-module の Pascalさんにも送りました。)

以来我々は、サンプル送信機についての Bertrandさんの感想が届くのを待っていました。我々の視点では物事は順調に進んでいたのです。まさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。

T12 送信機について、なぜこれが作られたか、私の個人的意見でよければお伝えします。元の T8SG 送信機は特別なファンを抱えていました。なぜなら、これはその当時、市場に存在しなかったマルチプロトコル送信機であり、コンパクトで、かつ低価格だったからです。T8SG 送信機こそファンの要望を満たすものでした。

しかし、どんな製品でもメーカーや技術者は現状に甘んじることはありません。我々は T シリーズの新製品として T8SG v2 送信機を投入し、多くの人達の注目を集めました。

T8SG v2 のユーザーやファンと話していると、多くの人達が OpenTX と Crossfire を求めているとわかりました。その要望に応えるために T12 送信機が作られたのです。

ユーザーが我々に求めたものは、低価格でコンパクトな送信機です。バックパックに投げ入れても簡単には壊れず、Crossfire が動作するパワフルな送信機です。それで開発チームは、Crossfire が簡単に動作し、CRSF をサポートできる高速シリアルバスを装備した、コンパクトな入門機を作ろうとしたのです。

部外者から見れば大したことはないでしょうが、開発チーム員の視点ではエキサイティングな成果が得られました。小さな T シリーズ送信機はニッチな市場を満たす製品ですが、それを求めるファンにしっかりと支えられています。

人それぞれ求めるものが違うので、みんなが幸せになる製品を作ることは不可能です。 Jumper は、みんなではなく、特定の人達が幸せになる製品を作り続けるつもりです。

Miami Mikeさん、scousethiefさん、コメントをありがとうございます。本当に私は気にしていません。我々はすべてを可能な限り透明にして置きたいと思います。だから、この場でみなさんに公開して、細かな議論を続けてもかまいません。

もう一度言います。Jumper は OpenTX チームといっしょに働きたい。この思いに変わりはなく、彼らが望むならどんなことでもする用意があります。我々は OpenTX チームの指導と支援を求めています。

長文を読んでくれてありがとう。



Aug 14, 2018, 08:48 AM
scousethiefさん:

Hobby Porterさん、素敵な説明で、よくまとまっていました。

Jumper が OpenTX とどのように接し、貢献したかを知ることができました。

送信機の話に戻り、私たちのコミュニティができることを話し合いましょう。

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tiger22 です。元の文章では、Jumper の思いがしっかり伝わってきます。けれど、私は相当省略していますし、英語力がないため翻訳は適当です。残念ながら Hobby Porterさんの思いは、みなさんに伝わらないでしょう。申し訳ありません。 ^^;

苦でない方は、ぜひ英文を直接お読み下さい。







Jumper T12 送信機は「OpenTX」を名乗れない!

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?3114044-Jumper-T12-OpenTX-16CH-Radio-Transmitter-for-Frsky-JR-Flysky-Free-Reviewing/page4


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Aug 14, 2018, 08:53 AM
Hobby Porterさん:

言い忘れていた重要なことが 1つあります。これは我々がすでに Bertrandさんに内密で言ったことであり、ちょっとした驚きとして覚えておきたいことですが、おそらく今がそれを公表するタイミングです。

Jumper は T12 送信機のハードウェア設計を、オープンソース・プロジェクトとして公表するつもりです。これはソフトウェア開発者への大きな貢献ではないですが、オープンソース・コミュニティにはそれなりに貢献できると思います。私の知る限りでは、こんなことをやっている OpenTX のラジコン送信機メーカーは他に存在しません。

我々はみなさんに、Jumper は OpenTX コミュニティに大きな貢献をしている、ことを理解して欲しいと願っています。



Aug 14, 2018, 09:54 AM
Mike Blandfordさん:

これは私の意見ですが、Jumper は、T12 送信機をちゃんとサポートするのがどれほど大変なことであるかを、完全に理解していないと思います。ユーザーは当然、T12 送信機は Companion で使えると思っていますから、T12 送信機をサポートするには Companion のアップデートをし続ける必要があります。

また、既存の FrSky QX7 用ファームウェアをちょっと変更する程度ではダメです。FrSky QX7 用ファームウェアには、T12 送信機のハードウェアでは使用できない機能が含まれています。たとえば、T12 には内部無線モジュールがありませんが、QX7 用ファームウェアは内部モジュールをサポートしています。このままの状態で T12 を発売すれば、ユーザーは「T12 送信機でも内部モジュールが使える」と勘違いして質問してくるでしょう。

私は Ersky9x ファームウェアを T12 送信機に移植しました。Ersky9x は基本的に動作しています。そして今、私は eepskye(Companion に相当するパソコン・プログラム)に取りかかっています。私はこのためにどれだけの作業が必要かを理解しています。既存の eepskye が持つ機能のかなりの部分(内部モジュール、6 ポジション・スイッチ、予備のハードウェアスイッチ、ブルートゥース機能など)を殺す必要があります。

Mike



Aug 14, 2018, 12:44 PM
Mike Blandfordさん:

T12 送信機を調べたところ、ハプティック機能(振動アラーム)がないことに気づきました。これは、ファームウェアと Companion/eepskye からハプティックに関する部分をすべて削除する必要があることを意味します。なお、私は T12 送信機にハプティック機能が必要だと言っているわけではありません。誤解のないように。

Mike



Aug 14, 2018, 04:27 PM
Kilrahさん:

Hobby Porterさん。まったく逆です。OpenTX チームは毎日議論しています。我々は実際、T12 送信機問題を主要テーマとして、長い間議論を重ねてきました。

では、説明しましょう。もし T12 送信機が、新しい独自の設計で、他と違うユニークな製品であったなら、我々はあらゆる支援をしたはずです。T12 は間違いなく OpenTX に対する貢献として歓迎されたはずです。

しかし、T12 送信機は FrSky QX7 送信機の劣化コピー(重要機能である内部モジュールを削除)です。あなたたちは他社の製品を無断でパクッただけで、新しい機能は何も追加せずに、「オープンソース」の名前を使って販売したいだけなのです。

それはまさに市販の DVD をコピーして、海賊版として販売したり、torrent で無料配布することと同じです。これは業界にとって良いことではありません。業界には、新しい価値を持つ製品を作るために本当の努力を重ね、業界全体を前進させている、いくつかの企業が実際に存在します。このような企業こそ我々の永続的なパートナーです。あなたたちは、それらの企業の製品を単にコピーするだけです。

別のチーム・メンバーにコソコソと働きかけ、物事が思い通りに行かなくなったら寄付金で解決しようとするあなた方のやり方は、私たち全員を不快にさせました。その結果、このような公開の場での議論にまで発展したのです。

で、結論としては、私たちはあなた方の次期製品(scousethiefさんの案である統合ビデオシステムを備えた送信機? それなら確かに革新的です。)に喜んで協力したいと思っています。しかし「今回はパス」です。

GPL に関する我々のウェブページ説明のとおり、あなた方は自由に OpenTX の fork を作り、独自の名前の OpenTX ベースのカスタム・ファームウェアを作ることができます。 Ersky9x で Mike Blandfordさんの協力を得るのも自由ですが、上記の「倫理的な理由」から、T12 送信機は「OpenTX 送信機」ではありません。あなた方の宣伝文言から OpenTX を削除して下さい。

我々は現在、複数のメーカーと協力しています。彼らは皆、素晴らしい仕事をしています。コピーはダメです。我々はコピー製品のサポートをするつもりはありません。

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tiger22 です。OpenTX チームは極めて「まとも」ですね。製品のオリジナリティをちゃんと検証しています。今回の件で、FrSky や FlySky の製品は、もはや「中華コピー」と言わせないレベルの「ユニークで革新的な製品」であることが、はからずも明らかになりました。我々ユーザーは、このことを記憶しておくべきでしょう。

OpenTX チームが認めた「まともな送信機」だけが、「OpenTX 送信機」を名乗ることができます!

しかし私は、Jumper の気持ちがよくわかります。彼らは彼らなりに一生懸命に努力しています。先行する企業に追いつくには「コピー」せざるを得ない段階かあると思います。また世界には、安価なコピーを必要とする人達も確実に存在します。

「コピー」問題はむずかしいです。かつての日本もそうでしたし、FrSky や FlySky もつい最近までやっていました。Jumper はどこで間違えたのでしょうか?







JumperTX は、OpenTX の fork(フォーク)

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?3114044-Jumper-T12-OpenTX-16CH-Radio-Transmitter-for-Frsky-JR-Flysky-Free-Reviewing/page4


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Aug 14, 2018, 08:31 PM
Hobby Porterさん:

Kilrahさん、返信ありがとうございます。

我々がコソコソ動き回ったという非難は、フェアじゃないと思います。我々が Bertrandさんに送った電子メールは、寄付に関するものであり、あなたのウェブサイト上で一般に公開されています。またそれは、我々が facebook で最初に連絡した OpenTX チームの方も知っています。

我々は facebook で話した人に、Bertrandさんにメールを送ったことを伝えています。我々はコソコソ動き回ったことは一切ありません。我々は彼にメールを送り、彼から返信がありました。彼は我々に協力してくれそうだったので、我々は以後も facebook 上で連絡を取り続けました。

Bertrandさんとメールで話し、彼も協力的でしたので、実際我々は昨日まで、順調に進んでいると思っていました。Bertrandさんから「T12 送信機のことをチームで話し合っている」と連絡があったので、我々はチームのみなさんも承知していると思っていました。

Paypal での寄付も、何か下心があってやったものではありません。今回の寄付は、みなさんからの協力が得られるかどうかに関係なく、純粋に我々の OpenTX への貢献として行ったものです。

私はこの段階で、あなたが OpenTX チームを代表して話しており、あなたの発言が OpenTX チームの公式見解であると理解しました。ですから、我々はあなたのガイダンスに従い、JumperTX という名前の fork を作ることにします。

ありがとう!



Aug 15, 2018, 01:23 AM
Kilrahさん:

Hobby Porterさん。あなたが facebook で最初に話した人というのは、私です。Facebook での会話を切り上げる理由はありませんでした。Bertrand は良いことだと思ったのでしょう。しかし、Bertrand があなた方のパッチを入手して、それがコピーだとわかった時、彼は失望したんです。



Aug 15, 2018, 01:41 AM
Hobby Porterさん:

Kilrahさん。私の予想したとおりですが、あなたは何も言ってくれなかったし、名前も明かしてくれませんでした。だから facebook の人が誰か、本当に私は知りませんでした。もはや、本件に関するあなたの気持ちも考えも変わらないでしょうね。



Aug 15, 2018, 07:40 AM
Mike Blandfordさん:

Hobby Porterさん。Jumper は、FrSky QX7 送信機のハードウェアをそのままコピーしてはいませんが、OpenTX (hal.h in) で定義されているハードウェア接続は盗用したようです。

Mike



Aug 15, 2018, 01:07 PM
Mike Blandfordさん:

T12 送信機に使われている STM32 は汎用部品と見なされますが、T12 は電源ボタンに 3色(赤、緑、青)の LED を実装する必要はありませんでした。それは FrSky QX7 送信機を直接コピーしたものです。
すべてのコントロールとスイッチとボタンの接続方法は、明らかに QX7 送信機と同じですから、これもコピーです。

Mike



Aug 16, 2018, 10:20 AM
Oldgazerさん:

Jumper が新しいファームウェアを準備しているようです。





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tiger22 です。このブログを続けて読まれた方は、Jumper T12 のファームウェアが JumperTX という名前に代わった理由がおわかりだと思います。標題のとおり、JumperTX ファームウェアは OpenTX の fork(フォーク)ですから、基本的に OpenTX と同じものです。

JumperTX は、Jumper が独自に改変した OpenTX の一種なので、OpenTX の名前が使えないことと、OpenTX コミュニティのサポートを受けられないことに注意が必要です。Companion は使えるのでしょうか? 

Jumper T12 送信機が想定している主なユーザーはラジコンの入門者ですが、入門者を含めほとんどの人にとっては、現在の多機能な JumperTX に不満はないはずです。

価格の安さと高機能こそが、Jumper T12 送信機の売りです。技適シール付きでの販売を待ちたいと思います。

ところで、Albert Kimさんがビデオで T12 送信機のレビューをしています。(^_^)

Albert Kim:「新しい Jumper T12 送信機で、すべてのことができます! クロスファイアのフルサポート、R9M モジュールのフルサポート、そしてもちろん 4-in-1 マルチプロトコル・モジュールも選べます。T12 送信機で飛ばせないものはないでしょう!」










Jumper T12 送信機 はモード変更が簡単!

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?3114044-Jumper-T12-OpenTX-16CH-Radio-Transmitter-for-Frsky-JR-Flysky-Free-Reviewing/page7


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Aug 25, 2018, 06:07 PM
Mike Blandfordさん:

私の Jumper T12 送信機の内部を見てみました。スロットルスティックの左右を入れ替える(モード 1 とモード 2 の変更)のは、とても簡単です。左右のジンバルのコネクタを外して、各ジンバルの 4つのネジを外します。次に左右のジンバルの位置を交換して、それぞれを 180度回転させ、4つのネジで元通りに締め付けます。最後に、それぞれのコネクタを接続します。

Mike



Aug 25, 2018, 07:04 PM
Miami Mikeさん:

なぜ 180度回転させるのですか?



Aug 25, 2018, 08:20 PM
old4570さん:

他の送信機でも 180度回転させる必要がありました。ジンバルのワイヤを接続するためです。でも、T8SG Lite 送信機はそうする必要がありません。



Aug 26, 2018, 01:18 PM
Mike Blandfordさん:

Miami Mikeさん。ジンバルを 180度回転させないと、ケーブルのコネクタを接続できないからです。ジンバルは元々、互いに 180度回転して取り付けられています。

Mike



Aug 27, 2018, 01:57 AM
KCさん:

Mike Blandfordさんは本当によく働きますね!
もう、T12 送信機用 Ersky9x ファームウェアのテストバージョンが、ダウンロードできます。

https://openrcforums.com/forum/viewtopic.php?f=7&t=4676

Mike さん、ありがとうございます!



Aug 27, 2018, 02:40 AM
KCさん:

インターネットで Jumper T12 送信機のレビューを見つけました。写真がいっぱいありますから、下のリンクからご覧下さい。

https://blog.dronetrest.com/jumper-t12-radio-opentx-but-small-and-cream-coloured/

非常に良いレビューだと思います。



Aug 27, 2018, 03:07 AM
old4570さん:

興味深いレビューですね。



Aug 27, 2018, 03:51 AM
KCさん:

中国語のフォーラムで写真を見つけました。私は中国語はわかりませんが、写真は理解できます。

http://bbs.5imx.com/forum.php?mod=viewthread&tid=1439184

180905_1 Jumper T12 送信機


180905_2 Jumper T12 送信機


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Jumper T12 送信機: scousethiefさんのクイックレビュー

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?3114044-Jumper-T12-OpenTX-16CH-Radio-Transmitter-for-Frsky-JR-Flysky-Free-Reviewing/page9


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Aug 28, 2018, 06:55 AM
scousethiefさん:

Jumper T12 送信機が到着しました。大急ぎで分解して写真を撮り、とりあえずレビューします。

ジンバルの動きはスムーズですが、感触はきわめて普通です。間違っているかも知れないので、後ほどじっくり調べるつもりです。

180908_1 Jumper T12 送信機


液晶ディスプレイは最高とは言えませんが、必要十分以上のものです。私は Turnigy/Flysky 9X 送信機を 4台持っていますが、これは初めての OpenTX 送信機です。OpenTx のロゴを見て、思わず笑みがこぼれました。

180908_2 Jumper T12 送信機


マルチプロトコル・モジュールの内部を見たところ、普通の 4 in 1 モジュールです。今の価格は 30.94ドル、製品番号 1048377 のモジュールです。

180908_3 Jumper T12 送信機


180908_4 Jumper T12 送信機


プロセッサは普通の 32 ビットのものです。 F3 フライトコントローラで使われているのと同じです。

180908_5 Jumper T12 送信機


ポットは TS8G Lite 送信機と同じ物が使われています。

180908_6 Jumper T12 送信機


モジュールのピンです。なぜ送信機にマルチプロトコル・モジュールを内蔵しないのか?、私には理由がわかりません。何にでも使えるベイが用意されています。

180908_7 Jumper T12 送信機


T8SG Lite 送信機との比較です。

180908_8 Jumper T12 送信機


180908_9 Jumper T12 送信機



Aug 28, 2018, 08:44 AM
derelicteさん:

スイッチはすべてが 3 ポジション・スイッチですか?



Aug 28, 2018, 09:31 AM
scousethiefさん:

いいえ、前面の 4つのスイッチは 3 ポジションですが、肩の 2つのスイッチは 2 ポジションです。



Aug 28, 2018, 09:32 AM
jj604さん:

私はちょうど今、T12 送信機と T8SG Plus 送信機(ホールセンサー・ジンバル装備)を並べて比較しています。正直に言うと、違いがわかりません。非常に小さいです。

液晶ディスプレイは極めて普通です。下に 2つの LED が付いていますが、明るさが不均等です。それでも屋外では、T8SG Plus 送信機のディスプレイよりも見やすいです。



Aug 28, 2018, 12:40 PM
KCさん:

今は JumperTX と呼んでいますね。それは OpenTx のフォークなので、OpenTx サイトではサポートされません。

Jumper T12 送信機で Ersky9x が使えるのは良いことです。おそらく JumperTX よりも洗練されたファームウェアだと思います。



Aug 28, 2018, 01:43 PM
GottaZoomさん:

KCさん。ハードウェアの制限により多少ダウングレードされているとは言え、JumperTX は基本的に元の OpenTX と同じものでしょう。 jumper.xyz のウェブサイト(https://www.jumper.xyz/)によると、今後アップデートがあれば、すべてこの jumper.xyz からダウンロードできます。問題は、どんなアップグレードが計画されているのか? ということです。



Aug 28, 2018, 06:29 PM
old4570さん:

う~む。T12 送信機ユーザーからのレポートをもっと知りたいですね。レンジはどうかとか、ファームウェアの使いこごちとか・・・。

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Jumper 4-in-1 モジュールの動作電圧 _1

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?3114044-Jumper-T12-OpenTX-16CH-Radio-Transmitter-for-Frsky-JR-Flysky-Free-Reviewing/page11


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Aug 29, 2018, 03:34 AM
Mike Blandfordさん:

T12 送信機の背景をちょっと説明します。先行した FrSky (Taranis 送信機)と HobbyKing(Turnigy 9XR-PRO 送信機)の両方では、発売前に多くの作業が行われました。ハードウェア設計の改良や、ファームウェアをより良く動作させるためのプロセッサ信号の選択などです。そしてこれらの作業は、最新の FrSky 送信機では継続して行われています。

私が言いたいのは、ersky9x や openTx ファームウェアの開発だけでなく、送信機のハードウェア開発自体もオープンソースのコミュニティの努力に負っているということです。また、マルチプロトコル・モジュールの開発もオープンソース・コミュニティの努力の成果です。

しかるに Jumper は何もしていません。オープンソース・コミュニティの、これら成果をコピーしただけです。

Jumper T12 送信機について言えば、私自身はこれを使うつもりはありません。サイズが小さすぎて操作しづらいからです。

Mike



Aug 29, 2018, 06:15 AM
Kilrahさん:

> scousethiefさん:
> T12 送信機は STFm32 プロセッサを使っていますから、DeviationTX ファームウェアも簡単に動作するはずです。

まさにそれが T8SG 送信機です。Jumper は自分自身で送信機を開発したことがありません。彼らが T12 送信機を作ったのは、OpenTX の名前を使って稼ぎたかったからであり、それをオープンソース・コミュニティの同意を得ずにやっちゃったんです。彼らの目的は「金儲け」だけで、倫理観はなくオープンソース・コミュニティへの尊敬もありません。


Aug 29, 2018, 07:09 AM
Oldgazerさん:

エンドユーザーは Jumper の無断コピー問題を気にしないかも知れませんが、私は Kilrahさんと Mike Blandfordさんと同じ意見です。Jumper は金儲けしたいだけなんです。

私が驚いたのは、レビュアーの一部にも Jumper と同じ考えの人達がいることです。何で?



Aug 29, 2018, 08:38 AM
scousethiefさん:

はい。私は Jumper が無断コピーしようが、何をしようがまったく関心ありません。私は送信機さえ、ちゃんと使えればそれでいいんです。Jumper なんて会社は関係ありません。



Aug 29, 2018, 09:22 AM
Mike Blandfordさん:

Jumper は、少なくとも 2018年1月から 4-in-1 モジュールを作っています。T12 送信機と Jumper の 4-in-1 モジュールは、彼らが作ったものです。この 4-in-1 モジュールは英国で販売されましたが、元のオープンソースのファームウェアに手を加えたものでした。この非公開のファームウェアには、元のファームウェアにないプロトコル選択機能が追加されています。だから、オープンソースのファームウェアは使えないでしょう。

Turnigy 9XR 送信機が発売された時、了解を得ずに er9x をコピーし改造したものを使っていました。今回と全く同じです。しかし、HobbyKing は、後からこの問題に正しく対処してくれました。

Jumper の 4-in-1 モジュールは、Taranis と 9XR-PRO と SKY ボードの 9X 送信機でも動作するでしょう。どの会社の 4-in-1 モジュールも、FrSky モジュールの性能には及びません。具体的に言うと明らかにレンジが短いです。



Aug 29, 2018, 10:28 AM
Kilrahさん:

Jumper は OpenTX 開発メンバーに「感謝」していません。



Aug 30, 2018, 06:04 AM
Mike Blandfordさん:

モジュールの電圧仕様をチェックしました。FrSky モジュール(XJT/DJT)は最低 6.0V が必要です。
Jumper 4-in-1 モジュールは 4.5V から 7.0V に対応すると書いてあります。
Jumper T12 送信機には、単三電池 4本用のバッテリーケースがついてきます。Jumper T12 送信機の仕様は 5V から 9V ですが、2S リポバッテリーが推奨されています。

しかし、2S リポバッテリーは 7.4V で、フル充電すると 8V になります。この電圧は Jumper 4-in-1 モジュールの電圧仕様を超えます。8V でもモジュールは動作しますが、レギュレーターが熱くなっているかもしれません。暑い日に使うと、過熱して燃えるか、動作停止する可能性があります。

モジュールの電圧仕様に誤りがあるのかも知れませんが、使用する送信機の電圧には注意する必要があります。

Jumper 4-in-1 モジュールが 7.0V までしか耐えないとすると、T12 送信機以外に装着する時は注意が必要です。Taranis 送信機は通常 7.2V ですし、私の使っている 9XR-PRO は 9.6V です。3S リポバッテリーを使っている人もいるでしょう。

Mike

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tiger22 です。技適付きの Jumper 4-in-1 モジュールが発売された場合、私は Taranis 送信機や 9X 送信機に装着して使いたいと思っていましたが、Mike Blandfordさんの投稿を読むとちょっと問題がありそうですね。私の 9X 送信機は 3S リポバッテリーを使っていますので。

・・・続きます。







SOLPHA さんへのお詫び

当ブログの 9月5日付記事に関し、SOLPHA さんのホームページに以下の通知文が掲載されています。今、気がつきました。


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2018/9/11
お客様各位
弊社の販売妨害をするブログが見つかりましたのでご報告させていただきます。
こちらで紹介しているJumper T12は同じ商品でありませんので
勘違いをされないようにご注意お願いいたします。
弊社の商品はホールセンサー・ジンバルを採用しております。
ポテンショメータ・ジンバルではございません。
このデマによる勘違い購入をした方はご連絡下さい。
信用毀損罪・業務妨害罪・名誉棄損罪で刑事告訴します。

艦船プラモと小さなドローンが好き!
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-4710.html

また、Jumper 4in1 モジュールの動作電圧の記事につきましては
メーカー側に確認を取ります。
4in1モジュールの単体発売予定は取り消させていただきます。

すでにT12をご購入いただいた方の対応として
弊社オリジナルモジュール製作を始めます。
今後もよろしくお願いします。

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最初に申し上げておきますが、私は、SOLPHA さんの Jumper T12 送信機の発売を楽しみに待っているラジコンファンの一人です。営業妨害するつもりはまったくありません。

9月5日の記事は、SOLPHA さんが「モジュール無し」で Jumper T12 の販売を始められたことに、ユーザーの立場から疑問を感じて書いたものです。しかし、SOLPHA さんの営業妨害になっては私も困りますので、さきほど当該部分の文章を削除しました。SOLPHA さんにご迷惑をかけたのなら、この場を借りてお詫び申し上げます。

RC Groups は米国の世界的ラジコン掲示板であり、様々な国、立場、レベルの方々が投稿します。信頼できる情報もありますが、中にはいい加減なデマも混入しています。私は日本のユーザーの利益のために、それらを翻訳してブログに掲載していますが、デマに類する投稿はできるだけ排除して翻訳するよう気をつけています。

とはいえ、ブログ読者の方は RC Groups の記事をそのまま鵜呑みにしないで下さい。Jumper T12 送信機はまだ未完成な部分がありますから、いろいろ書かれて当然です。しかし、Jumper T12 送信機は国内のラジコンユーザーに、今最も必要な送信機だと私は思います。

tiger22 は、技適付きの Jumper T12 送信機を国内発売しようとしている、SOLPHA さんを応援しています。







Jumper 4-in-1 モジュールの動作電圧 _2

https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?3114044-Jumper-T12-OpenTX-16CH-Radio-Transmitter-for-Frsky-JR-Flysky-Free-Reviewing/page13


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Aug 30, 2018, 06:36 AM
jj604さん:

Jumper T12 送信機に、QX7 用の OpenTX 2.2.2 をインストールしてみました。

1. ファームウェアは問題なくインストールできました。
2. Companion も普通に動作しているようです。
3. ボタンは動作しません。ハードウェアが違いますから、これは予想通りです。

しかし、

4. スクリーンは見えますが、上下が逆になります。これは予想外でした。

どうしてスクリーンが逆転するのでしょうか?



Aug 30, 2018, 09:26 AM
Mike Blandfordさん:

液晶ディスプレイの設定もパッチで変更されています。Jumper は液晶ディスプレイを逆さまに取り付けたようです。

Mike



Aug 30, 2018, 09:03 AM
KCさん:

このビデオを見つけました。






Aug 30, 2018, 09:35 AM
GottaZoomさん:

> Mike Blandfordさん:
> Jumper 4-in-1 モジュールが 7.0V までしか耐えないとすると、・・・

違います。Jumper のウェブサイトによると、Working voltage: 6-9v とあるので、単品モジュールは 9.0V まで使えます。

https://www.jumper.xyz/jp4-in-1



Aug 30, 2018, 09:58 AM
Mike Blandfordさん:

GottaZoomさん。私はこれを読みました。

https://hobbyking.com/en_us/jumper-jp4in1-multi-protocal-radio-transmitter-module.html?___store=en_us

こちらには、Working voltage: 4.5-7.0v と書いてあります。双方の記述に矛盾があります。

Jumper ウェブサイトの記述が正しいとすると、T12 送信機で NiMh バッテリー(6V 未満)は使えませんし、単三電池 4本でもすぐに 6V 未満になって使えなくなります。

Mike



Aug 30, 2018, 10:09 AM
jj604さん:

Mike Blandfordさん、液晶ディスプレイの解説ありがとうございます。

OpenTX と JumperTX には違いがあるんですね。混乱が起きそうです。



Aug 30, 2018, 10:26 AM
KCさん:

> Mike Blandfordさん:
> Jumper ウェブサイトの記述が正しいとすると、T12 送信機で NiMh バッテリー(6V 未満)は使えませんし、単三電池 4本でもすぐに 6V 未満になって使えなくなります。

我々は T12 送信機について知ろうとしていますが、T8SG 送信機で単三電池 4本を使うと、ノイズやジッタが発生するとの報告が多数上がっています。しかし、2S リポバッテリーを使うとこれらの問題は消滅してしまいます。






Sep 01, 2018, 11:43 AM
Mike Blandfordさん:

KCさん。私は 4個の NiMh バッテリー(Vapex instant, 2300mAh)を使ってテスト中です。T12 送信機の電圧は 4.7V と表示されますが、バッテリーを測定すると 4.9V あり、音声ファイルを再生してもチャンネル出力にジッタはまったく見られません。

いつも使っている 2S リポバッテリーを充電しました。8.4V と表示されますが、計測すると 8.37V でした。ですから少し違いがあります。

また、問題を起こしたパワースイッチ(または回路)に "bounce"(バウンド)が見られます。特に、ブートローダーモードに入る時に起きます。ersky9x で私は、スイッチがバウンドしないようにいくつかのコードを加えました。

Mike



Sep 01, 2018, 05:22 PM
Mike Blandfordさん:

問題を見つけたかもしれません。リポバッテリーを 8.4V にフル充電しました。それを T12 送信機に取り付けて、電源ボタンを押し続けている間に、ウォッチドッグ(watchdog、システムが正常に動作しているかどうかを監視するためのデバイス)がリブートしました。

毎回こうなります。結局しばらく待ってから、電源を切って、入れ直しました。今度は正しく電源が入りましたが、その時のバッテリー電圧は 8.3V でした。

それで、テスト用の可変電圧電源から送信機に給電してみました。供給電圧が 8.3V 以上の場合、電源を入れると、毎回ウォッチドッグがリブートします。8.3V 未満の場合、正常に動作します。これはすべて ersky9x ファームウェアで行いました。次は Jumper ファームウェアで試してみます。

Mike

---------------


続きます。






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