Tiny QX95 の後継機、Eachine QX95S が発売間近!
1年ちょっと前に発売された Eachine Tiny QX95 の後継機が、いよいよ新登場します。
Tiny QX95 は当時人気の CleanFlight ファームウェアを搭載していて、ビギナーにも飛ばしやすいクアッドでした。室内で飛ばすことも可能で、CleanFlight/BetaFlight の学習用には最適のクアッドだったと思います。
2017年7月16日付記事「Eachine Tiny QX95 は、クアッド入門機としてお勧め。」 参照
では、新型の Eachine QX95S は、どう変わったのでしょうか?

下のリンクから Banggood の商品ページに行き、スペック(仕様)から読み取ってみました。
Eachine QX95S with F3 Betaflight OSDブザーLEDマイクロFPVレーシングドローンクワッドコーターBNF
サイズやパーツ配置は基本的に同じですが、フレームデザインが今風に洗練されました。そして軽量化されています! Tiny QX95 の飛行重量は 56g でしたが、QX95S は 53.5g です!
ブラシモーターは実績のある Tiny QX95 と同じ 8520 が使われていますが、ブラックエディションに変わっています。パワーアップしているようです。
いずれにせよ、約 5% 軽量化されていますので、同じモーターでも飛行性能は改善されるでしょう。これは期待できますね。(^_^)
フライトコントローラは、SP RACING F3_EVO_Brush から Eachine AIOF3PRO_B に変わっています。なんと OSD(オンスクリーン・ディスプレイ)もついています!
フライトコントローラのファームウェアは、CleanFlight から Betaflight 3.2.0 にアップグレードされています。
プロペラは同じ 55mm ですが、Walkera Ladybird の 55mm に変わっています! Tiny QX95 のプロペラは評判が悪かったので、これはとてもうれしい改善点です。
カメラは 520 TVL から 600TVL に解像度アップ。今度は輪ゴム止めではなく、フレームにしっかり固定されています。角度調整も可能(0°~ 15°)。アンテナが、壊れやすいクローバーリーフから丈夫なダイポールに変わったのも非常に良いです。まあ、スゴイ進歩ですね~。
今や必須となったブザーもぬかりなく新装備しました。LOS 飛行に必須の LED ライトも機体後部にあります。

ビデオ送信機の出力(25MW)は変わりませんが、32CH から 48CH に増えています。
バッテリーも変わっています。3.7V 600mAh の普通のリポバッテリーから、3.8V 450mah HV リポバッテリー(4.35v)になりました。これにより軽量化が実現したようですが、飛行時間は 6分から 4分に下がっています。
こうしてチェックしてみると、ずいぶん良くなっているように思います。
価格も手頃だし、これは期待できそうです。(^_^)
Tiny QX95 は当時人気の CleanFlight ファームウェアを搭載していて、ビギナーにも飛ばしやすいクアッドでした。室内で飛ばすことも可能で、CleanFlight/BetaFlight の学習用には最適のクアッドだったと思います。
2017年7月16日付記事「Eachine Tiny QX95 は、クアッド入門機としてお勧め。」 参照
では、新型の Eachine QX95S は、どう変わったのでしょうか?

下のリンクから Banggood の商品ページに行き、スペック(仕様)から読み取ってみました。
Eachine QX95S with F3 Betaflight OSDブザーLEDマイクロFPVレーシングドローンクワッドコーターBNF
サイズやパーツ配置は基本的に同じですが、フレームデザインが今風に洗練されました。そして軽量化されています! Tiny QX95 の飛行重量は 56g でしたが、QX95S は 53.5g です!
ブラシモーターは実績のある Tiny QX95 と同じ 8520 が使われていますが、ブラックエディションに変わっています。パワーアップしているようです。
いずれにせよ、約 5% 軽量化されていますので、同じモーターでも飛行性能は改善されるでしょう。これは期待できますね。(^_^)
フライトコントローラは、SP RACING F3_EVO_Brush から Eachine AIOF3PRO_B に変わっています。なんと OSD(オンスクリーン・ディスプレイ)もついています!
フライトコントローラのファームウェアは、CleanFlight から Betaflight 3.2.0 にアップグレードされています。
プロペラは同じ 55mm ですが、Walkera Ladybird の 55mm に変わっています! Tiny QX95 のプロペラは評判が悪かったので、これはとてもうれしい改善点です。
カメラは 520 TVL から 600TVL に解像度アップ。今度は輪ゴム止めではなく、フレームにしっかり固定されています。角度調整も可能(0°~ 15°)。アンテナが、壊れやすいクローバーリーフから丈夫なダイポールに変わったのも非常に良いです。まあ、スゴイ進歩ですね~。
今や必須となったブザーもぬかりなく新装備しました。LOS 飛行に必須の LED ライトも機体後部にあります。

ビデオ送信機の出力(25MW)は変わりませんが、32CH から 48CH に増えています。
バッテリーも変わっています。3.7V 600mAh の普通のリポバッテリーから、3.8V 450mah HV リポバッテリー(4.35v)になりました。これにより軽量化が実現したようですが、飛行時間は 6分から 4分に下がっています。
こうしてチェックしてみると、ずいぶん良くなっているように思います。
価格も手頃だし、これは期待できそうです。(^_^)
Eachine QX95S ブラシモーター・クアッドが新発売!
昨年大ヒットした人気機種の後継機で、最新の Betaflight 3.2 と OSD を搭載した、お手頃価格が魅力のクアッドです。Banggood では 60.99ドル(7,105円)で販売されています。
Eachine QX95S with F3 Betaflight OSDブザーLEDマイクロFPVレーシングドローンクワッドコーターBNF
Eachine QX95S は Betaflight 学習用として良いクアッドだと思うのですが、ブラシモータークアッドの旬(2016年)は過ぎたせいか、これまであまり話題になっていませんでした。しかし、いよいよ発売されましたので、これから話題になると思います。
RC Groups にスレッドが立っています。翻訳してみましょう。(^_^)
https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?2979329-Eachine-QX95S-with-OSD-Buzzer-and-LED
---------------
Dec 06, 2017, 12:04 AM
Bearusmcさん:
今日、Eachine QX95S クアッドが到着しました! Tiny QX95 のアップグレード版のようです。確かに良くなっています。短いレビュービデオです。
Dec 06, 2017, 10:16 AM
Reinieさん:
先週、2機の QX95 の後継機として QX95S クアッドを入手しました。初っぱなからカメラが動作せず、がっかりでした。フライトコントローラのカメラ用ソケットのピンが曲がっていました。出荷前の品質管理くらい、しっかりやって欲しいものです。
ベルクロやゴムバンドでバッテリーを保持すると不安定なので、私は別の方法を使うことにしました。QX90C のフレームからバッテリークレドールを取り外し、QX95S のフレームの下に接着しました。問題ないようです。新しい Eachine 3.7V 1S 600mah 50C バッテリーが装着できると良いのですが。
QX95S の飛行に問題はありません。OSD/LED/ブザーなどあなたが欲しい機能をすべて備えています。でも私は屋内用としては QX90C の方が好きです。QX90C のモーターマウントの方法が良いです。そうそう、Walkera Ladybird のプロペラも必要です。
Dec 06, 2017, 10:53 AM
Bearusmcさん:
バッテリーマウントについては私も同感です。改善の余地があります。
Dec 08, 2017, 10:52 AM
chilllyさん:
Reinieさん。前のプロペラだけが Ladybird のものなのですか? それであなたは、4つとも Ladybird のプロペラにしたいとおっしゃっているのですか?
Dec 08, 2017, 05:19 PM
Reinieさん:
いいえ。Ladybird のプロペラは別に買う必要があります。私は 4つともそれに交換します。
10X Walkera QR Ladybirdブレード用 プロペラ QX90 QX105 QX95 QX100 Hubsan X4 DIYマイクロ クアッドコプター
Dec 08, 2017, 02:55 PM
RobinBennettさん:
私のは先週到着しました。大部分は有益なアップデートと言えます。新しいファームウェアは非常に良く、フライトコントローラとフレームのレイアウトが改善されています。モーター取付角度と LED バーも良いです。私はカメラマウントとアンテナが好きです。
Betaflight OSD はステキな驚きでした。個人的には、バッテリーをベルクロで取り付ける方法で問題ないと思います。色々な形のバッテリーが取り付けられるので便利です。
小さな問題ですが、カメラが NTSC 方式なので、私の Eachine Goggles 2 はそれを自動認識してくれません。自分で PAL と NTSC を切り替える必要があります。
しかし、私のはカメラに問題があります。ブライトネスが強すぎるのです。学校の体育館で飛ばしたら、映像が白飛びしました。また、たった数ヤード離れただけでビデオ信号がおかしくなり、FPV 飛行できませんでした。使用周波数を変更すれば問題が解決するのでしょうか?
Dec 08, 2017, 05:31 PM
Reinieさん:
RobinBennettさん。私のカメラも同じ問題を抱えています。ブライトネスが高過ぎて、映像が悪く、ビデオ電波も良くないです。結果、FPV 飛行を楽しむことができません。もっと良い AIO カメラが必要です。私は古い QX95 のカメラを取り付けようと思います。OSD はなくなりますが・・・。
Dec 08, 2017, 06:23 PM
Bearusmcさん:
私のもカメラに問題がありました。しかし、カメラのボタンを押して、チャンネルとモードを変えたら良くなりました。今は問題ありません。
---------------
tiger22 です。AndyRCさんが早くもビデオレビューを公開しています。「このブラシレス・クアッド全盛の時代に、1年前にヒットしたブラシモーターのレーシングクアッド(Tiny QX95)後継機の出番は、まだあるのか?」
AndyRCさんのビデオレビューは内容がまともなので、私はいつも参考にしています。
AndyRCさんは、Eachine QX95S は最新型の良いクアッドだと誉めた上で「飛行中に少し振動が出るので Betaflight で微調整する必要がある。旧型の Tiny QX95 も販売中だから、それでも良いのではないか。」と言っているようです。
しかし、Tiny QX95 は、開発が止まった Cleanflight ファームウェアです。私ならパワーアップして最新 Betaflight 3.2 を搭載した QX95S を選びます。最近、私の Tiny QX95 が壊れたので、実は QX95S の購入を密かに検討中です。(^_^)
古い Tiny QX95 はアンテナが壊れやすいし、LED ライトも外れやすいです。カメラの取付方法にも問題がある。USB コネクタの位置も悪い。確かに振動はないし、飛ばしやすい良いクアッドです。一応、リンクしておきましょう。
Eachine 小型QX95 95mm マイクロFPV LED レーシングクワッドコプター F3 EVO ブラッシュフライトコントローラ搭載
おそらく AndyRCさんは、もうブラシモーターのマイクロクアッドにあまり関心がないのでしょう・・・。 私はまだ QX95S について個人的にかなり興味があるので、さらに調べてみたいと思います。なにしろ、Tiny QX95 は大好きなクアッドの 1つでしたから。 (^_^)
Eachine QX95S with F3 Betaflight OSDブザーLEDマイクロFPVレーシングドローンクワッドコーターBNF
Eachine QX95S は Betaflight 学習用として良いクアッドだと思うのですが、ブラシモータークアッドの旬(2016年)は過ぎたせいか、これまであまり話題になっていませんでした。しかし、いよいよ発売されましたので、これから話題になると思います。
RC Groups にスレッドが立っています。翻訳してみましょう。(^_^)
https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?2979329-Eachine-QX95S-with-OSD-Buzzer-and-LED
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Dec 06, 2017, 12:04 AM
Bearusmcさん:
今日、Eachine QX95S クアッドが到着しました! Tiny QX95 のアップグレード版のようです。確かに良くなっています。短いレビュービデオです。
Dec 06, 2017, 10:16 AM
Reinieさん:
先週、2機の QX95 の後継機として QX95S クアッドを入手しました。初っぱなからカメラが動作せず、がっかりでした。フライトコントローラのカメラ用ソケットのピンが曲がっていました。出荷前の品質管理くらい、しっかりやって欲しいものです。
ベルクロやゴムバンドでバッテリーを保持すると不安定なので、私は別の方法を使うことにしました。QX90C のフレームからバッテリークレドールを取り外し、QX95S のフレームの下に接着しました。問題ないようです。新しい Eachine 3.7V 1S 600mah 50C バッテリーが装着できると良いのですが。
QX95S の飛行に問題はありません。OSD/LED/ブザーなどあなたが欲しい機能をすべて備えています。でも私は屋内用としては QX90C の方が好きです。QX90C のモーターマウントの方法が良いです。そうそう、Walkera Ladybird のプロペラも必要です。
Dec 06, 2017, 10:53 AM
Bearusmcさん:
バッテリーマウントについては私も同感です。改善の余地があります。
Dec 08, 2017, 10:52 AM
chilllyさん:
Reinieさん。前のプロペラだけが Ladybird のものなのですか? それであなたは、4つとも Ladybird のプロペラにしたいとおっしゃっているのですか?
Dec 08, 2017, 05:19 PM
Reinieさん:
いいえ。Ladybird のプロペラは別に買う必要があります。私は 4つともそれに交換します。
10X Walkera QR Ladybirdブレード用 プロペラ QX90 QX105 QX95 QX100 Hubsan X4 DIYマイクロ クアッドコプター
Dec 08, 2017, 02:55 PM
RobinBennettさん:
私のは先週到着しました。大部分は有益なアップデートと言えます。新しいファームウェアは非常に良く、フライトコントローラとフレームのレイアウトが改善されています。モーター取付角度と LED バーも良いです。私はカメラマウントとアンテナが好きです。
Betaflight OSD はステキな驚きでした。個人的には、バッテリーをベルクロで取り付ける方法で問題ないと思います。色々な形のバッテリーが取り付けられるので便利です。
小さな問題ですが、カメラが NTSC 方式なので、私の Eachine Goggles 2 はそれを自動認識してくれません。自分で PAL と NTSC を切り替える必要があります。
しかし、私のはカメラに問題があります。ブライトネスが強すぎるのです。学校の体育館で飛ばしたら、映像が白飛びしました。また、たった数ヤード離れただけでビデオ信号がおかしくなり、FPV 飛行できませんでした。使用周波数を変更すれば問題が解決するのでしょうか?
Dec 08, 2017, 05:31 PM
Reinieさん:
RobinBennettさん。私のカメラも同じ問題を抱えています。ブライトネスが高過ぎて、映像が悪く、ビデオ電波も良くないです。結果、FPV 飛行を楽しむことができません。もっと良い AIO カメラが必要です。私は古い QX95 のカメラを取り付けようと思います。OSD はなくなりますが・・・。
Dec 08, 2017, 06:23 PM
Bearusmcさん:
私のもカメラに問題がありました。しかし、カメラのボタンを押して、チャンネルとモードを変えたら良くなりました。今は問題ありません。
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tiger22 です。AndyRCさんが早くもビデオレビューを公開しています。「このブラシレス・クアッド全盛の時代に、1年前にヒットしたブラシモーターのレーシングクアッド(Tiny QX95)後継機の出番は、まだあるのか?」
AndyRCさんのビデオレビューは内容がまともなので、私はいつも参考にしています。
AndyRCさんは、Eachine QX95S は最新型の良いクアッドだと誉めた上で「飛行中に少し振動が出るので Betaflight で微調整する必要がある。旧型の Tiny QX95 も販売中だから、それでも良いのではないか。」と言っているようです。
しかし、Tiny QX95 は、開発が止まった Cleanflight ファームウェアです。私ならパワーアップして最新 Betaflight 3.2 を搭載した QX95S を選びます。最近、私の Tiny QX95 が壊れたので、実は QX95S の購入を密かに検討中です。(^_^)
古い Tiny QX95 はアンテナが壊れやすいし、LED ライトも外れやすいです。カメラの取付方法にも問題がある。USB コネクタの位置も悪い。確かに振動はないし、飛ばしやすい良いクアッドです。一応、リンクしておきましょう。
Eachine 小型QX95 95mm マイクロFPV LED レーシングクワッドコプター F3 EVO ブラッシュフライトコントローラ搭載
おそらく AndyRCさんは、もうブラシモーターのマイクロクアッドにあまり関心がないのでしょう・・・。 私はまだ QX95S について個人的にかなり興味があるので、さらに調べてみたいと思います。なにしろ、Tiny QX95 は大好きなクアッドの 1つでしたから。 (^_^)
Eachine QX95S、SeByDocKyさんのレビュー _1
インターネットで調べたところ、SeByDocKyさんのレビューが見つかりました。要約して翻訳します。写真は下のリンクから直接ご覧下さい。
http://www.drone-maniac.com/test-eachine-qx95s/
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TEST: Eachine QX95S By SeByDocKy December 2, 2017

INTRODUCTION(はじめに)
Eachine QX95S は、前の Tiny QX95 のリビジョンです。ブラシモーターの 90mm クアッドですが、ほとんどの部分がアップグレードされています。F3 フライトコントローラには OSD が内蔵され、8520 コアレスモーターは高回転版の“Dark”エディションに変わりました。FPV カメラは向きの調整が可能で、バッテリーは LiHV です。
QX95S には 3種類の BNF バージョンがあります。i) FrSky D8 バージョン、ii) FlySKy AFHDS-2A バージョン、iii) Spektrum DSM2/X バージョンです。
OVERVIEW(概 要)
95と言うものの 90mm サイズのクアッドなので、コンパクトです。元の Tiny QX95 よりも小さいです。
機体は Tiny QX95 よりも頑丈そうです。フレームは明らかにアップグレードされています。Tiny QX95 はアームの弱さが弱点でしたが、これが改善されたのは本当に良いことです。
驚いたことに、2種類のプロペラが使われています。前の 2つは Ladybird の 55mm プロペラで、後ろはそれよりも短いです。フレームが小さいので、おそらく Ladybird のプロペラを前後に装着できないのでしょう。
アームは Tiny QX95 よりも幅広ですから、かなり強度が上がっているようです。フレームの厚さは以前と同じ 1.5mm です。
FPV カメラは上部プレートからつり下げられおり、画面にプロペラが映り込まないようになっています。レンズの角度は 15度から 35度の範囲で調整することができます。 5.8G アンテナのために最大角度が制限されます。
ボードなどの電子パーツが剥き出しなので水に弱いです。全体を絶縁テープで覆うと良いと思います。
8520 モーターはマイクロ JST コネクタでボードに接続されていますから、交換が簡単にできます。
後部の 4つの LED バーは前と同じで、Betaflight で自由にプログラムできます。
ブザーは上部フレームに取付られています。完璧です。
前後のプロペラの間隔はほとんどありませんから、このままでは Ladybird のプロペラを前後に取り付けることが不可能です。
FrSky バージョンでは、受信機のアンテナが機体底部から地上に向けて下がっています。これは良いアイデアです。飛行のときは操縦者が地上にいるので、この方がしっかりと電波をキャッチできます。
バッテリーを搭載した飛行重量は約 56g です。
Motors(モーター)
“Dark edition”の 8.5mm × 20mm のコアレスモーターです。回転数は書かれていませんが、一般に高性能になれば壊れやすくなります。耐久性にも影響が出ます。予備のモーターを準備しておいた方が良いでしょう。
Battery(バッテリー)
古いリポバッテリーとはさようなら。今度は LiHv バッテリーです。最大電圧はセル当たり 4.35V にアップしました。放電レートは約 40C です。飛行性能と飛行時間に良い影響を与えるはずです。
Camera module(カメラモジュール)
600TVL CMOS カメラです。NTSC/PAL となっていますが、実際には NTSC だけのモデルです。M7 レンズの FOV(視野角)は約 120度です。ボタンは 1つだけなので、設定は簡単とは言えません。短く押すと、現在選択されているバンドの中の 8つの Vfreq が変化します。バンドを選択するには、ボタンを長押しします。6つのバンドの中から選択できます。
カメラは上部プレートに固定されています。おそらく、プレートを介して振動がカメラに伝わります。ゴムの O リングを 2つ取り付けると、振動の一部が吸収されるでしょう。
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次回に続きます。
http://www.drone-maniac.com/test-eachine-qx95s/
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TEST: Eachine QX95S By SeByDocKy December 2, 2017

INTRODUCTION(はじめに)
Eachine QX95S は、前の Tiny QX95 のリビジョンです。ブラシモーターの 90mm クアッドですが、ほとんどの部分がアップグレードされています。F3 フライトコントローラには OSD が内蔵され、8520 コアレスモーターは高回転版の“Dark”エディションに変わりました。FPV カメラは向きの調整が可能で、バッテリーは LiHV です。
QX95S には 3種類の BNF バージョンがあります。i) FrSky D8 バージョン、ii) FlySKy AFHDS-2A バージョン、iii) Spektrum DSM2/X バージョンです。
OVERVIEW(概 要)
95と言うものの 90mm サイズのクアッドなので、コンパクトです。元の Tiny QX95 よりも小さいです。
機体は Tiny QX95 よりも頑丈そうです。フレームは明らかにアップグレードされています。Tiny QX95 はアームの弱さが弱点でしたが、これが改善されたのは本当に良いことです。
驚いたことに、2種類のプロペラが使われています。前の 2つは Ladybird の 55mm プロペラで、後ろはそれよりも短いです。フレームが小さいので、おそらく Ladybird のプロペラを前後に装着できないのでしょう。
アームは Tiny QX95 よりも幅広ですから、かなり強度が上がっているようです。フレームの厚さは以前と同じ 1.5mm です。
FPV カメラは上部プレートからつり下げられおり、画面にプロペラが映り込まないようになっています。レンズの角度は 15度から 35度の範囲で調整することができます。 5.8G アンテナのために最大角度が制限されます。
ボードなどの電子パーツが剥き出しなので水に弱いです。全体を絶縁テープで覆うと良いと思います。
8520 モーターはマイクロ JST コネクタでボードに接続されていますから、交換が簡単にできます。
後部の 4つの LED バーは前と同じで、Betaflight で自由にプログラムできます。
ブザーは上部フレームに取付られています。完璧です。
前後のプロペラの間隔はほとんどありませんから、このままでは Ladybird のプロペラを前後に取り付けることが不可能です。
FrSky バージョンでは、受信機のアンテナが機体底部から地上に向けて下がっています。これは良いアイデアです。飛行のときは操縦者が地上にいるので、この方がしっかりと電波をキャッチできます。
バッテリーを搭載した飛行重量は約 56g です。
Motors(モーター)
“Dark edition”の 8.5mm × 20mm のコアレスモーターです。回転数は書かれていませんが、一般に高性能になれば壊れやすくなります。耐久性にも影響が出ます。予備のモーターを準備しておいた方が良いでしょう。
Battery(バッテリー)
古いリポバッテリーとはさようなら。今度は LiHv バッテリーです。最大電圧はセル当たり 4.35V にアップしました。放電レートは約 40C です。飛行性能と飛行時間に良い影響を与えるはずです。
Camera module(カメラモジュール)
600TVL CMOS カメラです。NTSC/PAL となっていますが、実際には NTSC だけのモデルです。M7 レンズの FOV(視野角)は約 120度です。ボタンは 1つだけなので、設定は簡単とは言えません。短く押すと、現在選択されているバンドの中の 8つの Vfreq が変化します。バンドを選択するには、ボタンを長押しします。6つのバンドの中から選択できます。
カメラは上部プレートに固定されています。おそらく、プレートを介して振動がカメラに伝わります。ゴムの O リングを 2つ取り付けると、振動の一部が吸収されるでしょう。
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次回に続きます。
Eachine QX95S、SeByDocKyさんのレビュー _2
前回の続きです。
http://www.drone-maniac.com/test-eachine-qx95s/
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UNBOXING, ANALYSIS, BINDING, CONFIGURATION AND DEMO FLIGHT
(箱だし、分析、バインド、設定、およびテスト飛行)
最初のグッドニュースは、F3 フライトコントローラに Bataflight 3.2.1 がフラッシュされていることです。この Bataflight は現在のほぼ最新版です。さらに、箱だし状態でクアッドには受信機、 OSD、LED ライトが搭載済みであり、ほぼ完成されているといえます。
フライトモードについては、デフォルトで 3ポジション・スイッチ用に 3つ設定されています。スイッチの上が acro(アクロ)、中央が angle(アングル)、下が acro + air mode(アクロ+エアモード)です。送信機起動時のフライトモード・スイッチ位置がアクロになっていますから、注意が必要です。うっかりするとビギナーも、アクロモードで離陸させられることになります。
また、特に acro + air mode を選択した場合、スロットルの最小値(minimum throttle value)が 1070 に設定されています。この値は少し高めなので、高度を早く下げるのが難しくなります。私は 1040 が好きです。FrSky 受信機は 9チャンネルで RSSI を出力し、テレメトリも可能です。完璧です。
飛行場で、アームしてスロットルを上げると、QX95S はスロットルの入力 30% で離陸します!!! 明らかに、1S ブラシモーターのクアッドとしては超パワフルなマシンです。Tiny QX95 との違いは大きいです。アクロモードで、フリップ、ロール、パワーループを難なくこなします。レートを少し上げて 800 deg/s にするべきでしょう。飛ばすのが本当に楽しく、これは 1S ブラシレスのクアッドコプターに比肩します。
唯一の大きな問題は、FPV 映像にゼリーが混じることです。プロペラサイズが前後で異なることや、カメラマウントにゴムの O リングがついていないことが原因かもしれません。
クアッドは頑丈です。何回クラッシュしても大丈夫でしょう。しかし、プロペラは別で、簡単に壊れます。予備を持っておく必要があります。
アングルモードでドリフトが増えることはありません。これはグッドニュースです。飛行時間の平均は約 3分30秒です。600mAh バッテリーなら、もっと長くなるでしょう。
CONCLUSIONS(結 論)
Eachine QX95S は、本当に素晴らしい Tiny QX95 のアップグレード・バージョンと言えます。FPV 映像にゼリーがあることを除けば、QX95S に弱点は存在しません。パワフルなのでアクロバット飛行ができ、箱から出してすぐに飛ばすことができます。機体はより頑丈になり、非常に楽しく飛ばせます。価格も割安です。少なくとも、1S ブラシレスのクアッドよりは 30% は安く買えます。
PROS(良い点)
・ OSD 付きの F3 フライトコントローラ
・ 10A FET
・ 1S バッテリーで飛ぶ、パワフルなクアッド
・ LiHV バッテリー
・ 角度調整が可能なカメラレンズ
・ 箱から出してすぐに飛ばせる
・ Tiny QX95 よりも頑丈になった
・ OSD とテレメトリ
・ 1S ブラシモーターの FPV クアッドの中では、最高のマシンの 1つ
CONS(悪い点)
・ 映像にゼリーがある
・ プロペラサイズの組み合わせが少し変
・ プロペラが壊れやすい
なお、この Eachine QX95S は、レビューのために Banggood から無償提供されたものです。公平公正なレビューを許してくれた Banggood の姿勢に感謝します。
---------------
tiger22 です。Banggood の商品ページへリンクしておきます。
Eachine QX95S with F3 Betaflight OSDブザーLEDマイクロFPVレーシングドローンクワッドコーターBNF
カメラ映像のゼリー(コンニャク)がとても気になります。
ゼリーの解消法さえわかれば・・・。そのうち誰かが良い方法を見つけてくれるでしょう。(^_^)
http://www.drone-maniac.com/test-eachine-qx95s/
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UNBOXING, ANALYSIS, BINDING, CONFIGURATION AND DEMO FLIGHT
(箱だし、分析、バインド、設定、およびテスト飛行)
最初のグッドニュースは、F3 フライトコントローラに Bataflight 3.2.1 がフラッシュされていることです。この Bataflight は現在のほぼ最新版です。さらに、箱だし状態でクアッドには受信機、 OSD、LED ライトが搭載済みであり、ほぼ完成されているといえます。
フライトモードについては、デフォルトで 3ポジション・スイッチ用に 3つ設定されています。スイッチの上が acro(アクロ)、中央が angle(アングル)、下が acro + air mode(アクロ+エアモード)です。送信機起動時のフライトモード・スイッチ位置がアクロになっていますから、注意が必要です。うっかりするとビギナーも、アクロモードで離陸させられることになります。
また、特に acro + air mode を選択した場合、スロットルの最小値(minimum throttle value)が 1070 に設定されています。この値は少し高めなので、高度を早く下げるのが難しくなります。私は 1040 が好きです。FrSky 受信機は 9チャンネルで RSSI を出力し、テレメトリも可能です。完璧です。
飛行場で、アームしてスロットルを上げると、QX95S はスロットルの入力 30% で離陸します!!! 明らかに、1S ブラシモーターのクアッドとしては超パワフルなマシンです。Tiny QX95 との違いは大きいです。アクロモードで、フリップ、ロール、パワーループを難なくこなします。レートを少し上げて 800 deg/s にするべきでしょう。飛ばすのが本当に楽しく、これは 1S ブラシレスのクアッドコプターに比肩します。
唯一の大きな問題は、FPV 映像にゼリーが混じることです。プロペラサイズが前後で異なることや、カメラマウントにゴムの O リングがついていないことが原因かもしれません。
クアッドは頑丈です。何回クラッシュしても大丈夫でしょう。しかし、プロペラは別で、簡単に壊れます。予備を持っておく必要があります。
アングルモードでドリフトが増えることはありません。これはグッドニュースです。飛行時間の平均は約 3分30秒です。600mAh バッテリーなら、もっと長くなるでしょう。
CONCLUSIONS(結 論)
Eachine QX95S は、本当に素晴らしい Tiny QX95 のアップグレード・バージョンと言えます。FPV 映像にゼリーがあることを除けば、QX95S に弱点は存在しません。パワフルなのでアクロバット飛行ができ、箱から出してすぐに飛ばすことができます。機体はより頑丈になり、非常に楽しく飛ばせます。価格も割安です。少なくとも、1S ブラシレスのクアッドよりは 30% は安く買えます。
PROS(良い点)
・ OSD 付きの F3 フライトコントローラ
・ 10A FET
・ 1S バッテリーで飛ぶ、パワフルなクアッド
・ LiHV バッテリー
・ 角度調整が可能なカメラレンズ
・ 箱から出してすぐに飛ばせる
・ Tiny QX95 よりも頑丈になった
・ OSD とテレメトリ
・ 1S ブラシモーターの FPV クアッドの中では、最高のマシンの 1つ
CONS(悪い点)
・ 映像にゼリーがある
・ プロペラサイズの組み合わせが少し変
・ プロペラが壊れやすい
なお、この Eachine QX95S は、レビューのために Banggood から無償提供されたものです。公平公正なレビューを許してくれた Banggood の姿勢に感謝します。
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tiger22 です。Banggood の商品ページへリンクしておきます。
Eachine QX95S with F3 Betaflight OSDブザーLEDマイクロFPVレーシングドローンクワッドコーターBNF
カメラ映像のゼリー(コンニャク)がとても気になります。
ゼリーの解消法さえわかれば・・・。そのうち誰かが良い方法を見つけてくれるでしょう。(^_^)