FPV クアッドコプターのホバリングはむずかしい。
下のビデオの 4分15秒くらいからご覧下さい。レースチームのパイロットが、レース前に、FPV レーシングクアッドでホバリングの練習をしています! 驚きのピタホバです!
私はこれを見てショックを受けました。「何で驚くの、ホバリングはコプター操縦の基本でしょ」と言われれば、まったくそのとおりです。私がバカでした。
言い訳になりますが、1年半以上も前に、初めて FPV シミュレータで定点ホバリングの練習をやった時、むずかしくて出来ませんでした。その時に見たのが、この Joshua Bardwellさんの FPV シミュレータ教習ビデオでした。
4分55秒くらいから、彼はこう言っています。
「前進速度を落とすために、ピッチスティックを後ろに引きすぎると、前が見えなくなってコントロールを失い、墜落することになります。絶対に引きすぎてはいけません。
良い方法があります。それは、離陸したらクアッドをわずかに前進させておくことです。FPV では空中の一点でホバリングを続けることが、非常にむずかしいのです。FPV では、機体の下や横や後ろの様子がまったく見えません。ですから、私は常にわずかに機体を前進させるようにしています。
そうすれば、前方の様子が常にわかりますし、ドリフトしても機体の進路は常に把握できます。ですから、みなさんも離陸したら、常にわずかに前進させておいて下さい。決して停止したり、横に移動したり、後ろに下がってはいけません。」
それ以来、私は FPV でホバリング練習することを止めていました。FPV ではホバリングで静止させることが非常にむずかしいから、常にわずかに機体を前進させるようにする。私は、それで良いと思っていました。
ですから、レースチームのパイロットが FPV でホバリングやってるビデオを見て驚いたのです。しかも、こんなに上手にやっている!
それで私も、タイニーフープ(Inductrix FPV)を使って、今更ながらホバリングの練習を開始したわけです。Inductrix FPV には自律安定モードとアクロモードがあります。自律安定モードはなんとかなりますが、アクロモードのホバリングはまったくダメです。できません。
アクロモードのホバリング練習を始めたとたんクラッシュの連続です。3日目には Inductrix FPV のフレームが折れてしまいました。とりあえず、瞬間接着剤で補修しましたが、長くはもちそうにありません。
私だって、普通に LOS(外部視点)で飛ばすなら、アクロモードでもピタホバできますが、FPV に切り替えたとたんに、不思議なことに機体の水平が維持できなくなります。
LOS と FPV の操縦技術には、共通点もありますが、違うところもあります。ホバリングがまさにそれ。おもしろい!!
ホバリングで墜落するとか、衝突するとか、ここ何年もなかったことなので、我ながら非常に驚いています。だけど、ホバリングは飛行の基本ですから、これができなければ、やっぱダメでしょう。がんばって練習を続けたいと思います。
みなさん、「おうち FPV」もホバリングがキモですよ。ヘリもクアッドも飛ぶ時は、ホバリングから始まりホバリングで終わるわけですから。まずは、ホバリングをマスターしましょう。
やっぱ、シミュレータで練習するべきでした。
ああ・・急いでフレームを注文しなきゃ。
私はこれを見てショックを受けました。「何で驚くの、ホバリングはコプター操縦の基本でしょ」と言われれば、まったくそのとおりです。私がバカでした。
言い訳になりますが、1年半以上も前に、初めて FPV シミュレータで定点ホバリングの練習をやった時、むずかしくて出来ませんでした。その時に見たのが、この Joshua Bardwellさんの FPV シミュレータ教習ビデオでした。
4分55秒くらいから、彼はこう言っています。
「前進速度を落とすために、ピッチスティックを後ろに引きすぎると、前が見えなくなってコントロールを失い、墜落することになります。絶対に引きすぎてはいけません。
良い方法があります。それは、離陸したらクアッドをわずかに前進させておくことです。FPV では空中の一点でホバリングを続けることが、非常にむずかしいのです。FPV では、機体の下や横や後ろの様子がまったく見えません。ですから、私は常にわずかに機体を前進させるようにしています。
そうすれば、前方の様子が常にわかりますし、ドリフトしても機体の進路は常に把握できます。ですから、みなさんも離陸したら、常にわずかに前進させておいて下さい。決して停止したり、横に移動したり、後ろに下がってはいけません。」
それ以来、私は FPV でホバリング練習することを止めていました。FPV ではホバリングで静止させることが非常にむずかしいから、常にわずかに機体を前進させるようにする。私は、それで良いと思っていました。
ですから、レースチームのパイロットが FPV でホバリングやってるビデオを見て驚いたのです。しかも、こんなに上手にやっている!
それで私も、タイニーフープ(Inductrix FPV)を使って、今更ながらホバリングの練習を開始したわけです。Inductrix FPV には自律安定モードとアクロモードがあります。自律安定モードはなんとかなりますが、アクロモードのホバリングはまったくダメです。できません。
アクロモードのホバリング練習を始めたとたんクラッシュの連続です。3日目には Inductrix FPV のフレームが折れてしまいました。とりあえず、瞬間接着剤で補修しましたが、長くはもちそうにありません。
私だって、普通に LOS(外部視点)で飛ばすなら、アクロモードでもピタホバできますが、FPV に切り替えたとたんに、不思議なことに機体の水平が維持できなくなります。
LOS と FPV の操縦技術には、共通点もありますが、違うところもあります。ホバリングがまさにそれ。おもしろい!!
ホバリングで墜落するとか、衝突するとか、ここ何年もなかったことなので、我ながら非常に驚いています。だけど、ホバリングは飛行の基本ですから、これができなければ、やっぱダメでしょう。がんばって練習を続けたいと思います。
みなさん、「おうち FPV」もホバリングがキモですよ。ヘリもクアッドも飛ぶ時は、ホバリングから始まりホバリングで終わるわけですから。まずは、ホバリングをマスターしましょう。
やっぱ、シミュレータで練習するべきでした。
ああ・・急いでフレームを注文しなきゃ。
Rotor Riot の FPV ドローン教習(ロール、フリップ、ヨースピン、スプリット S )
Rotor Riot(https://www.youtube.com/channel/UCemG3VoNCmjP8ucHR2YY7hw/featured)の FPV ドローン教習ビデオを見つけたので、数回に分けてご紹介します。
Rotor Riot とは、毎週 YouTube チャンネルでドローンの FPV ビデオをアップロードしている米国の サイトです。
ビデオには 5 ~ 6 人のパイロットが登場します。すべて英語ですが、プロポの操作方法が映像で示されます。
1. Chad と Tommy による、ロール、フリップ、スピンの教習
モード1 とモード 2 の 2人のパイロットが、ロール、フリップ、ヨースピンのやり方を示してくれます。ロール、フリップ、ヨースピンは、「FPV フリースタイル」と言われるジャンルでも、よく使われるテクニックです。スティック操作に注目です。
2. Skitzo による、スプリット S 教習
スプリット S とか、S ターンと呼ばれる、基礎的なテクニックの解説です。
なお、上記の 1. と 2. のビデオを見る前に、次の日本語サイトの記事を読んでおくと、さらに理解が深まるでしょう。
FPVドローンレース練習 フリップ基礎 &コツ
http://ja.catalyst.red/articles/fpv-drone-race-renshu-flip-kiso/
私自身こんな飛ばし方は、RC シミュレータの中でしかやりません。ヘリコプターでも、背面飛行はシミュレータの中でしかやらないという、どうしようもないヘタレです。(笑)
でもまあ、シミュレータでもそれなりにむずかしいですし、楽しめますよ。
次回 に続きます。
Rotor Riot とは、毎週 YouTube チャンネルでドローンの FPV ビデオをアップロードしている米国の サイトです。
ビデオには 5 ~ 6 人のパイロットが登場します。すべて英語ですが、プロポの操作方法が映像で示されます。
1. Chad と Tommy による、ロール、フリップ、スピンの教習
モード1 とモード 2 の 2人のパイロットが、ロール、フリップ、ヨースピンのやり方を示してくれます。ロール、フリップ、ヨースピンは、「FPV フリースタイル」と言われるジャンルでも、よく使われるテクニックです。スティック操作に注目です。
2. Skitzo による、スプリット S 教習
スプリット S とか、S ターンと呼ばれる、基礎的なテクニックの解説です。
なお、上記の 1. と 2. のビデオを見る前に、次の日本語サイトの記事を読んでおくと、さらに理解が深まるでしょう。
FPVドローンレース練習 フリップ基礎 &コツ
http://ja.catalyst.red/articles/fpv-drone-race-renshu-flip-kiso/
私自身こんな飛ばし方は、RC シミュレータの中でしかやりません。ヘリコプターでも、背面飛行はシミュレータの中でしかやらないという、どうしようもないヘタレです。(笑)
でもまあ、シミュレータでもそれなりにむずかしいですし、楽しめますよ。
次回 に続きます。
Rotor Riot の FPV ドローン教習(オービット、パワーループ)
前回 に続き、Rotor Riot の FPV ドローン教習ビデオの 2回目です。
3. Mr Steele による、オービット(軌道飛行)教習
クアッドを、太陽を中心にして軌道を回る地球のように飛ばします。中心からクアッドまでの距離と高度を一定に保ち、完全な円を描いて飛ばす必要があります。機首を常に中心点に向けつつ円軌道を描くのが、非常にむずかしいです。スティック操作はごくわずかづつです。できるまでひたすら練習あるのみ、ですね。
4. 伝説の StingersSwarm のようなパワーループの教習
伝説の StingersSwarm のようなパワーループをやってみたくはありませんか? 先生の Kevin が、生徒の Kevin にパワーループを教えます。 Kevin and Kevin です。
タワー(高い建物)を使って練習します。タワーの壁面に沿ってできるだけ高く高く上昇し、そこからスロットルを下げて、遠くまで大きく背面ターンし、ループを描きます。上昇時はできるだけ壁面に接近し、カメラの視界から建物が消えてから、反転して下さい。
次回 に続きます。
3. Mr Steele による、オービット(軌道飛行)教習
クアッドを、太陽を中心にして軌道を回る地球のように飛ばします。中心からクアッドまでの距離と高度を一定に保ち、完全な円を描いて飛ばす必要があります。機首を常に中心点に向けつつ円軌道を描くのが、非常にむずかしいです。スティック操作はごくわずかづつです。できるまでひたすら練習あるのみ、ですね。
4. 伝説の StingersSwarm のようなパワーループの教習
伝説の StingersSwarm のようなパワーループをやってみたくはありませんか? 先生の Kevin が、生徒の Kevin にパワーループを教えます。 Kevin and Kevin です。
タワー(高い建物)を使って練習します。タワーの壁面に沿ってできるだけ高く高く上昇し、そこからスロットルを下げて、遠くまで大きく背面ターンし、ループを描きます。上昇時はできるだけ壁面に接近し、カメラの視界から建物が消えてから、反転して下さい。
次回 に続きます。
DRL の Race Vision 220 FPV Pro & ドローン入門セット!
DRL(The Drone Racing League)から、ドローン入門セットの案内メールが来ましたのでご紹介します。あのドローン・レーシング・リーグが、ドローン入門セットを売っているなんて知りませんでした。
ドローン・レーシング・リーグについては、以前書いた記事がありますので、下のリンクからお読みください。なお、DRL レーシング・シミュレータは有料(2,050円)になり、Steam で販売されています。
http://tiger22fpv.blog.fc2.com/blog-category-40.html
この入門セット、今なら 40% 割引の 11,945 円だそうです。送料などの詳しいことは調べていません。ビデオをご覧下さい。
・ ドローン本体(Nikko Elite Air Racer Drones 220MM)
・ FPV ゴーグル(5.8GHz)、ディスプレイを分離して送信機に装着することが可能
・ ゲームコントローラ型送信機とバッテリー
・ 7.4V 2S リポバッテリー
・ 取扱説明書
・ USB 充電ケーブル
・ SD カード
・ 予備のプロペラ 1セット
・ DRL レーシング・シミュレータを無料ダウンロード可能
必要なものは一通り全部揃っているようです。ドローンは Nikko となっていますから、日本の NIKKO KYOSHO EGG 株式会社 の製品でしょうか? もしそうなら興味深いですね・・・。

電波のレンジが 50 メートルとなっていますから、一見してトイラジコンのように見えます。しかし、2S リポバッテリーが付属していますから、ブラシレスモーターではないでしょうか?
目の焦点調整が可能な 5.8GHz ゴーグルが付属しており本格的です。当然、ビギナー向きですから 6軸ジャイロによる自律安定モードがありますが、上級者向けのアクロバッドモードも備えています。
さらに驚くべきことに、フライトコントローラに Betaflight ファームウェアが搭載されています。明らかにトイクアッドのレベルを超えています。レーシング・ドローン入門セットの名に恥じないですね。
さすが DRL だけあって、DRL レーシング・シミュレータが当然のようについてきます。このオモチャのような送信機が、DRL レーシング・シミュレータに対応しているというから、さらに驚きました。
レビュービデオをご覧下さい。
日本で飛ばすには 2つ問題があります。1つはいつもの電波法問題です。2つ目はドローンの重量です。米国基準の 250g 未満であることは明らかですが、日本の基準である 200g 未満かどうか不明です。もし 200g 以上であれば、飛ばす場所が制限され、FPV そのものが違法になります。
だけど、これは安いと思います。
ドローン・レーシング・リーグについては、以前書いた記事がありますので、下のリンクからお読みください。なお、DRL レーシング・シミュレータは有料(2,050円)になり、Steam で販売されています。
http://tiger22fpv.blog.fc2.com/blog-category-40.html
この入門セット、今なら 40% 割引の 11,945 円だそうです。送料などの詳しいことは調べていません。ビデオをご覧下さい。
・ ドローン本体(Nikko Elite Air Racer Drones 220MM)
・ FPV ゴーグル(5.8GHz)、ディスプレイを分離して送信機に装着することが可能
・ ゲームコントローラ型送信機とバッテリー
・ 7.4V 2S リポバッテリー
・ 取扱説明書
・ USB 充電ケーブル
・ SD カード
・ 予備のプロペラ 1セット
・ DRL レーシング・シミュレータを無料ダウンロード可能
必要なものは一通り全部揃っているようです。ドローンは Nikko となっていますから、日本の NIKKO KYOSHO EGG 株式会社 の製品でしょうか? もしそうなら興味深いですね・・・。

電波のレンジが 50 メートルとなっていますから、一見してトイラジコンのように見えます。しかし、2S リポバッテリーが付属していますから、ブラシレスモーターではないでしょうか?
目の焦点調整が可能な 5.8GHz ゴーグルが付属しており本格的です。当然、ビギナー向きですから 6軸ジャイロによる自律安定モードがありますが、上級者向けのアクロバッドモードも備えています。
さらに驚くべきことに、フライトコントローラに Betaflight ファームウェアが搭載されています。明らかにトイクアッドのレベルを超えています。レーシング・ドローン入門セットの名に恥じないですね。
さすが DRL だけあって、DRL レーシング・シミュレータが当然のようについてきます。このオモチャのような送信機が、DRL レーシング・シミュレータに対応しているというから、さらに驚きました。
レビュービデオをご覧下さい。
日本で飛ばすには 2つ問題があります。1つはいつもの電波法問題です。2つ目はドローンの重量です。米国基準の 250g 未満であることは明らかですが、日本の基準である 200g 未満かどうか不明です。もし 200g 以上であれば、飛ばす場所が制限され、FPV そのものが違法になります。
だけど、これは安いと思います。