er9x送信機でmSRとバインド
最初に、er9x送信機にJRの「DSM2 2.4GHz インドア用モジュール(TD 2.4LP)」をセットします。これは3月1日付の記事「DSM2モジュール装着」で装着テスト済みの無線モジュールです。思えば、あれからもう2ヶ月半にもなるんですね。('_')

前回はTurnigy 9XとBlade mSRのバインドには成功したものの、送受信機のチャンネル順序の不一致のため、ヘリはむちやくちゃな動作をして飛ばすことは不可能でした。しかし今度はer9xファームウェア入りの9Xプロポですから、送受信機のチャンネルを合わせることが可能になりました。
まず、er9x送信機の電源を入れ、メイン画面から[RIGHT LONG]([RIGHT]キーの長押し)でModel Select(モデル選択)画面(1/10)に入ります。デフォルトで"01 MODEL01"という機体データが入っていますので、[MENU LONG]([MENU]キーの長押し)でこれをコピーして新規に02データを作ります。そして名前を"02 mSR"に変更し、[MENU]キー、[EXIT]キーと押してメイン画面に戻ると下の写真の画面になります。"02 mSR"という新しい機体データができましたが、まだ中身は"MODEL01"のままです。

再び、メイン画面から[RIGHT LONG]([RIGHT]キーの長押し)でModel Select(モデル選択)画面(1/10)に入り、[RIGHT]キーを何度も押して10/10のTemplates(テンプレート)画面へ進みます。テンプレートについてはer9xマニュアルの最後に解説がありますが、早い話が機体データの設定見本です。これを利用すれば簡単に機体データが作成できます。今回はこの中の"01 Simple 4-CH"(4ch飛行機)を利用して、mSRのデータを作ってみましょう。
その前に、この10/10画面をさらにスクロールダウンして行くと、最後から1つ前にChannel order(チャンネル順序)がありデフォルトは"RETA"となっています。これを"TAER"に変更します。理由は後で説明します。(操作方法は省略しますのでer9xマニュアルを読んで下さい。)

次にカーソルを"01 Simple 4-CH"に戻して、 [MENU LONG]([MENU]の長押し)を押します。そうすると、"02 mSR"データに"01 Simple 4-CH"のテンプレートが追加されます。つまり、"02 mSR"が4ch飛行機になったわけです。
今度はこれをヘリに変えましょう。3/10のHeli Setup(ヘリ設定)画面へ移動し、Swash Typeを"90"(単純な90 °セットアップ)にしてみました。Swash Ringはよくわかりませんが、とりあえず0にしました。

5/10のMixer(ミキサー)画面はこんな感じです。CHIはスロットルカットを設定してみたので2行になっていますが、とりあえずは無くてもかまわないでしょう。

設定が終わったらメイン画面に戻ります。そしていよいよmSRとのバインドテストです。
バインド方法は前に説明していますので、ここでは省略しますが、かなり適当な設定にもかかわらず結果は大成功でした。機体はスティックの動きにしっかり反応します。スロットルを上げるとモーターが回り飛び上がろうとします。
しかし、ここでは4チャンネルヘリの最低限の設定しかやってないので、まだ飛ばすわけには行きません。カーブやエクスポの設定がまだです。
要するにスティックの動きと機体の動きがようやく一致したということです。換言すれば、er9x送信機がJR/スペクトラムのコンパチブル送信機に変身しただけのことです。先は長い・・・まだまだです。

さて、最後に4チャンネル機のChannel order(チャンネル順序)のお話です。
Turnigy 9Xのデフォルト(標準)はフタバ順序(AETR)と同じで、以下のようになっています。
Channel 1- Aileron(エルロン)
Channel 2- Elevator(エレベーター)
Channel 3- Throttle(スロットル)
Channel 4- Rudder(ラダー)
一方、JR/Spektrumのチャンネル順序は次のとおりTAERです。
Channel 1- Throttle(スロットル)
Channel 2- Aileron(エルロン)
Channel 3- Elevator(エレベーター)
Channel 4- Rudder(ラダー)
なお、er9x(r349)のモデル設定では次のとおりRETAとなっていました。
Channel 1- Rudder(ラダー)
Channel 2- Elevator(エレベーター)
Channel 3- Throttle(スロットル)
Channel 4- Aileron(エルロン)
いったいこの順序はどういう基準で決定されるんでしょうね。(?_?)

前回はTurnigy 9XとBlade mSRのバインドには成功したものの、送受信機のチャンネル順序の不一致のため、ヘリはむちやくちゃな動作をして飛ばすことは不可能でした。しかし今度はer9xファームウェア入りの9Xプロポですから、送受信機のチャンネルを合わせることが可能になりました。
まず、er9x送信機の電源を入れ、メイン画面から[RIGHT LONG]([RIGHT]キーの長押し)でModel Select(モデル選択)画面(1/10)に入ります。デフォルトで"01 MODEL01"という機体データが入っていますので、[MENU LONG]([MENU]キーの長押し)でこれをコピーして新規に02データを作ります。そして名前を"02 mSR"に変更し、[MENU]キー、[EXIT]キーと押してメイン画面に戻ると下の写真の画面になります。"02 mSR"という新しい機体データができましたが、まだ中身は"MODEL01"のままです。

再び、メイン画面から[RIGHT LONG]([RIGHT]キーの長押し)でModel Select(モデル選択)画面(1/10)に入り、[RIGHT]キーを何度も押して10/10のTemplates(テンプレート)画面へ進みます。テンプレートについてはer9xマニュアルの最後に解説がありますが、早い話が機体データの設定見本です。これを利用すれば簡単に機体データが作成できます。今回はこの中の"01 Simple 4-CH"(4ch飛行機)を利用して、mSRのデータを作ってみましょう。
その前に、この10/10画面をさらにスクロールダウンして行くと、最後から1つ前にChannel order(チャンネル順序)がありデフォルトは"RETA"となっています。これを"TAER"に変更します。理由は後で説明します。(操作方法は省略しますのでer9xマニュアルを読んで下さい。)

次にカーソルを"01 Simple 4-CH"に戻して、 [MENU LONG]([MENU]の長押し)を押します。そうすると、"02 mSR"データに"01 Simple 4-CH"のテンプレートが追加されます。つまり、"02 mSR"が4ch飛行機になったわけです。
今度はこれをヘリに変えましょう。3/10のHeli Setup(ヘリ設定)画面へ移動し、Swash Typeを"90"(単純な90 °セットアップ)にしてみました。Swash Ringはよくわかりませんが、とりあえず0にしました。

5/10のMixer(ミキサー)画面はこんな感じです。CHIはスロットルカットを設定してみたので2行になっていますが、とりあえずは無くてもかまわないでしょう。

設定が終わったらメイン画面に戻ります。そしていよいよmSRとのバインドテストです。
バインド方法は前に説明していますので、ここでは省略しますが、かなり適当な設定にもかかわらず結果は大成功でした。機体はスティックの動きにしっかり反応します。スロットルを上げるとモーターが回り飛び上がろうとします。
しかし、ここでは4チャンネルヘリの最低限の設定しかやってないので、まだ飛ばすわけには行きません。カーブやエクスポの設定がまだです。
要するにスティックの動きと機体の動きがようやく一致したということです。換言すれば、er9x送信機がJR/スペクトラムのコンパチブル送信機に変身しただけのことです。先は長い・・・まだまだです。

さて、最後に4チャンネル機のChannel order(チャンネル順序)のお話です。
Turnigy 9Xのデフォルト(標準)はフタバ順序(AETR)と同じで、以下のようになっています。
Channel 1- Aileron(エルロン)
Channel 2- Elevator(エレベーター)
Channel 3- Throttle(スロットル)
Channel 4- Rudder(ラダー)
一方、JR/Spektrumのチャンネル順序は次のとおりTAERです。
Channel 1- Throttle(スロットル)
Channel 2- Aileron(エルロン)
Channel 3- Elevator(エレベーター)
Channel 4- Rudder(ラダー)
なお、er9x(r349)のモデル設定では次のとおりRETAとなっていました。
Channel 1- Rudder(ラダー)
Channel 2- Elevator(エレベーター)
Channel 3- Throttle(スロットル)
Channel 4- Aileron(エルロン)
いったいこの順序はどういう基準で決定されるんでしょうね。(?_?)
er9x送信機のメイン画面
今日はer9x送信機(Turnigy 9X)の初期画面(スプラッシュ画面)とメイン画面をご紹介します。
最初は、電源投入直後の数秒間だけ表示されるスプラッシュ画面です。これをスキップして非表示にすることもできます。下のように、ER9Xという大きな文字と、所有者名(tiger22)が表示されます。

初期画面(スプラッシュ画面)が消えると、メイン画面が表示されます。プロポの操作中、通常はこのメイン画面が表示されています。この画面は数種類の中から好みのものを選択できますが、私は下の画面にしています。

まず画面の上半分を説明します。左側に現在のモデル名(mSR)とバッテリー電圧が、右側にはタイマーが表示されています。中央の"THs"というのは、スロットル操作に連動してタイマーが起動するという意味です。タイマー起動方法(タイマートリガー)はいろいろ選択できますが、この設定ではスロットルが0位置ではタイマーは停止し、0以外の位置ではタイマーが起動しています。つまり操縦開始するとタイマーが自動的にスタートし、モーターを止めるとタイマーも一時停止します。タイマーの積算方法はカウントダウンとカウントアップを選択できます。私はmSR用には5分カウントダウンで設定しています。時間が経過して残時間が少なくなるとビープ音で警告してくれます。もちろん、タイマーはモデル毎に異なる設定ができます。
次に画面の下半分です。四角い箱が2つ表示されていますが、これは2本のスロットル位置をグラフィカルに表示しています。スロットルを操作するとこの絵のスロットルも動きます。自分の打った舵の方向や大小がリアルタイムに表示されて面白いですよ。
この箱の横に"THR"とか"RUD"とかの文字が6つ表示されていますが、これは6つのスイッチの状態を示します。上の写真ではRUD(ラダー)スイッチがオンになっています。私はRUD(ラダー)スイッチをバックライトのスイッチに割り当てています。オンにすると強調表示されます。つまり上の写真はバックライト・オンの状態です。フライトモードスイッチだけは3モードなので、その位置が画面表示されないようです。
また各スティックのトリム状態は、画面の左右の端と最下部に4つ表示されています。
続いて下の写真はモデル選択の画面です。とりあえず、mSRとmCP X用の最低限度の入れ物だけを作ってモデル名だけつけてあります。中身の設定はこれからです。(^^ゞ

01 MODEL01 ・・・このファームウェアに最初から入っていた見本の設定
*02 mSR ・・・・・Blade mSR用の設定(テンプレートの4ch飛行機をコピー)
03 mCP X ・・・・Blade mCPX用の設定(テンプレートの6chヘリをコピー)
04 ・・・・04以下は未使用
*マークは現在選択中の機体です。また、各モデルの画面右端の数字はその設定で使用しているメモリー量です。たとえば、mCP Xは標準的な6chヘリの設定をコピーしてありますが、メモリーを154使用しています。残メモリーは画面上部に"free 1440"と表示されています。9ポイントのカーブ設定をしたり複雑なミキシングを行えば、その分だけ使用メモリーは増えます。仮に1機当たり200使用するとしても、あと7機分はメモリーできる計算です。これならメモリーカードを増設しなくてもよさそうです。(*^-^*)
また、Quick Model Select(クイックモデル選択)という機能があります。特定のキーを押しながらプロポの電源を入れると、そのキーに割り当てられたモデルメモリーが起動時にロードされます。これは便利です。たとえば・・・
[MENU]キーを押しながら起動すると、01 MODEL01がロードされます。
[EXIT]キーを押しながら起動すると、02 mSRがロードされます。
[DOWN]キーを押しながら起動すると、03 mCP Xがロードされます。
さて、話をメイン画面に戻します。前記のようにメイン画面には複数のパターンがあり好みの画面を選択できます。以下に、その他の3パターンをご紹介してお終いにしたいと思います。



最初は、電源投入直後の数秒間だけ表示されるスプラッシュ画面です。これをスキップして非表示にすることもできます。下のように、ER9Xという大きな文字と、所有者名(tiger22)が表示されます。

初期画面(スプラッシュ画面)が消えると、メイン画面が表示されます。プロポの操作中、通常はこのメイン画面が表示されています。この画面は数種類の中から好みのものを選択できますが、私は下の画面にしています。

まず画面の上半分を説明します。左側に現在のモデル名(mSR)とバッテリー電圧が、右側にはタイマーが表示されています。中央の"THs"というのは、スロットル操作に連動してタイマーが起動するという意味です。タイマー起動方法(タイマートリガー)はいろいろ選択できますが、この設定ではスロットルが0位置ではタイマーは停止し、0以外の位置ではタイマーが起動しています。つまり操縦開始するとタイマーが自動的にスタートし、モーターを止めるとタイマーも一時停止します。タイマーの積算方法はカウントダウンとカウントアップを選択できます。私はmSR用には5分カウントダウンで設定しています。時間が経過して残時間が少なくなるとビープ音で警告してくれます。もちろん、タイマーはモデル毎に異なる設定ができます。
次に画面の下半分です。四角い箱が2つ表示されていますが、これは2本のスロットル位置をグラフィカルに表示しています。スロットルを操作するとこの絵のスロットルも動きます。自分の打った舵の方向や大小がリアルタイムに表示されて面白いですよ。
この箱の横に"THR"とか"RUD"とかの文字が6つ表示されていますが、これは6つのスイッチの状態を示します。上の写真ではRUD(ラダー)スイッチがオンになっています。私はRUD(ラダー)スイッチをバックライトのスイッチに割り当てています。オンにすると強調表示されます。つまり上の写真はバックライト・オンの状態です。フライトモードスイッチだけは3モードなので、その位置が画面表示されないようです。
また各スティックのトリム状態は、画面の左右の端と最下部に4つ表示されています。
続いて下の写真はモデル選択の画面です。とりあえず、mSRとmCP X用の最低限度の入れ物だけを作ってモデル名だけつけてあります。中身の設定はこれからです。(^^ゞ

01 MODEL01 ・・・このファームウェアに最初から入っていた見本の設定
*02 mSR ・・・・・Blade mSR用の設定(テンプレートの4ch飛行機をコピー)
03 mCP X ・・・・Blade mCPX用の設定(テンプレートの6chヘリをコピー)
04 ・・・・04以下は未使用
*マークは現在選択中の機体です。また、各モデルの画面右端の数字はその設定で使用しているメモリー量です。たとえば、mCP Xは標準的な6chヘリの設定をコピーしてありますが、メモリーを154使用しています。残メモリーは画面上部に"free 1440"と表示されています。9ポイントのカーブ設定をしたり複雑なミキシングを行えば、その分だけ使用メモリーは増えます。仮に1機当たり200使用するとしても、あと7機分はメモリーできる計算です。これならメモリーカードを増設しなくてもよさそうです。(*^-^*)
また、Quick Model Select(クイックモデル選択)という機能があります。特定のキーを押しながらプロポの電源を入れると、そのキーに割り当てられたモデルメモリーが起動時にロードされます。これは便利です。たとえば・・・
[MENU]キーを押しながら起動すると、01 MODEL01がロードされます。
[EXIT]キーを押しながら起動すると、02 mSRがロードされます。
[DOWN]キーを押しながら起動すると、03 mCP Xがロードされます。
さて、話をメイン画面に戻します。前記のようにメイン画面には複数のパターンがあり好みの画面を選択できます。以下に、その他の3パターンをご紹介してお終いにしたいと思います。



Turnigy 9xでmSRを飛ばす_1
しばらく時間が空きましたが「er9x送信機のメイン画面」で作成済みの、Blade mSR用モデルメモリーの内容設定に挑戦します。
まず、mSRの取扱説明書をひっぱり出してきて、その16ページの「送信機とヘリコプターの動作確認」を行いました。エレベーターの動きは正常です。おっと、エルロンは動作方向が逆ですね。
送信機のLimits(リミット)画面6/10で、CH2(エルロン)の行の右端(リバース)を"INV"(逆転)にします。そしてmSRにバッテリーを繋いでテストしました。はい、正常になりました。(*^-^*)

くどいようですが、JR/Spektrum送受信機のチャンネル順序は次のようになっています。
CH1- Throttle(スロットル)
CH2- Aileron(エルロン)
CH3- Elevator(エレベーター)
CH4- Rudder(ラダー)
CH1のスロットルカーブを設定してみましょう。下の数値はネットのどこかで拾ってきたDX6iでのmSR用設定例です。ノーマル、スタント1、スタント2のスイッチに3つのカーブを設定します。
この設定の妥当性は不明ですが、とにかく例として設定してみます。カーブの1~3(CV1~CV3)を使用します。
modeはフライトモードです。mode 0=ID0、mode 1=ID1、mode 2=ID2の各フライトモード・スイッチに対応します。
CV1 mode 0(室内) 0、18、48、52、 58
CV2 mode 1(室内) 0、25、50、75、100
CV3 mode 2(屋外) 0、50、69、84、100
er9xのカーブは一般の送信機と異なり、最小値が-100で、中央が0、最大値が100となります。したがって、上記の各数値をer9xの数値に変換するための換算式は:(X-50)×2 となります。変換すると以下のようになります。
CV1 mode 0=ID0(室内) -100、-64、-4、4、16
CV2 mode 1=ID1(室内) -100、-50、0、50、100
CV3 mode 2=ID2(屋外) -100、0、38、68、100
まずCV1~CV3を設定します。7/10のCURVE画面へ移動し、1つづつ設定しました。結果は下のとおりです。

カーブは設定しましたが、この各カーブとCH1- Throttle(スロットル)を連結してやる必要があります。それは5/10のMixer(ミキサー)画面で行います。5/10画面でmenuキーを押して編集画面に入り、Curves=c1、Switch=ID0と入力します。c1というのはCV1のことです。

これでCV1の設定が終わったのでexitキーを押して5/10画面に戻ります。
次に同様にしてCV2と連結しますが、これはer9Xマニュアルの24ページに書いてある方法でコピーします。すなわちCH1にカーソルを移動してmenuキーを瞬間的に押して[DOWN]を押すと行が以下のようにコピーされます(強調表示されている行)。

このコピー行上でmenuキーを長押しすると、そのまま編集画面に入ります。そこでCurves=c2、Switch=ID1と入力し、exitキーを押して5/10画面に戻ります。
もう一度上と同様のことを繰り返して、CV3と連結します。その結果5/10画面は以下のようになりました。これでCh1にCV1~CV3の3つのカーブの設定が終わりました。

ついでにスロットルカットを設定しましょう。これはer9Xマニュアルの32ページにあるとおりの設定です。これを簡単に行うために、10/10画面のテンプレート、"02 T-Cut"を使用しました。これを実行した後は、以下のようになりました。

まず、mSRの取扱説明書をひっぱり出してきて、その16ページの「送信機とヘリコプターの動作確認」を行いました。エレベーターの動きは正常です。おっと、エルロンは動作方向が逆ですね。
送信機のLimits(リミット)画面6/10で、CH2(エルロン)の行の右端(リバース)を"INV"(逆転)にします。そしてmSRにバッテリーを繋いでテストしました。はい、正常になりました。(*^-^*)

くどいようですが、JR/Spektrum送受信機のチャンネル順序は次のようになっています。
CH1- Throttle(スロットル)
CH2- Aileron(エルロン)
CH3- Elevator(エレベーター)
CH4- Rudder(ラダー)
CH1のスロットルカーブを設定してみましょう。下の数値はネットのどこかで拾ってきたDX6iでのmSR用設定例です。ノーマル、スタント1、スタント2のスイッチに3つのカーブを設定します。
この設定の妥当性は不明ですが、とにかく例として設定してみます。カーブの1~3(CV1~CV3)を使用します。
modeはフライトモードです。mode 0=ID0、mode 1=ID1、mode 2=ID2の各フライトモード・スイッチに対応します。
CV1 mode 0(室内) 0、18、48、52、 58
CV2 mode 1(室内) 0、25、50、75、100
CV3 mode 2(屋外) 0、50、69、84、100
er9xのカーブは一般の送信機と異なり、最小値が-100で、中央が0、最大値が100となります。したがって、上記の各数値をer9xの数値に変換するための換算式は:(X-50)×2 となります。変換すると以下のようになります。
CV1 mode 0=ID0(室内) -100、-64、-4、4、16
CV2 mode 1=ID1(室内) -100、-50、0、50、100
CV3 mode 2=ID2(屋外) -100、0、38、68、100
まずCV1~CV3を設定します。7/10のCURVE画面へ移動し、1つづつ設定しました。結果は下のとおりです。

カーブは設定しましたが、この各カーブとCH1- Throttle(スロットル)を連結してやる必要があります。それは5/10のMixer(ミキサー)画面で行います。5/10画面でmenuキーを押して編集画面に入り、Curves=c1、Switch=ID0と入力します。c1というのはCV1のことです。

これでCV1の設定が終わったのでexitキーを押して5/10画面に戻ります。
次に同様にしてCV2と連結しますが、これはer9Xマニュアルの24ページに書いてある方法でコピーします。すなわちCH1にカーソルを移動してmenuキーを瞬間的に押して[DOWN]を押すと行が以下のようにコピーされます(強調表示されている行)。

このコピー行上でmenuキーを長押しすると、そのまま編集画面に入ります。そこでCurves=c2、Switch=ID1と入力し、exitキーを押して5/10画面に戻ります。
もう一度上と同様のことを繰り返して、CV3と連結します。その結果5/10画面は以下のようになりました。これでCh1にCV1~CV3の3つのカーブの設定が終わりました。

ついでにスロットルカットを設定しましょう。これはer9Xマニュアルの32ページにあるとおりの設定です。これを簡単に行うために、10/10画面のテンプレート、"02 T-Cut"を使用しました。これを実行した後は、以下のようになりました。

Turnigy 9xでmSRを飛ばす_2
「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_1」の続きです。
AILE、ELEV、RUDDのエクスポネンシャルを全部50%に設定しました。数値はまったくの適当です。このエクスポネンシャルの設定方法はなかなか面白いですが、ここでは省略します。

次にTurnigy 9xの電源を入れ、続いてmSRにバッテリーを装着します。機体がプロポを認識して青色LEDが点灯します。リンク完了。ここまではOKです。
この時点でサーボの異常な動きに気づきました。ガガガ・・・ガガガ・・と音がして、サーボが細かく上下に動いています。プロポにはまったく触っていませんが、サーボが勝手に痙攣したように動きます。
何度かプロポおよび機体の電源切断と再起動を繰り返しましたが、そのたびに同じことが再現します。これには弱り果てました。ヘリ経験のない初心者はこういう時に簡単に壁にぶち当たります。(?_?)
Turnigy 9xが壊れているのではないか? 超激安プロポですから不安がないと言えば嘘になります。
mSRに付属のPS3コントローラー風プロポで試してみると正常にリンクします。つまり機体もサーボも問題ないということです。
となるとますますアヤシイのはTurnigy 9xです。追加ボードの不良を疑ってみたり、er9xファームウェアに不具合があるのではないかと思ってみたり。とにかく原因がわかりません。
そんなこんなで、いやになって2週間ほど放り出していました。(^_^;)
5月29日、Toshさんから「そろそろTurnigy 9XでmCPXを飛ばしていただきたいと思っています。・・・」と励ましのコメントを戴きまして、いよいよ逃げられなくなりました。(ToT)
月が変わって6月4日。覚悟を決めてもう一度試してみたところ、何と!突然、ウソのように直っていました。サーボは正常でTurnigy 9xも全く問題ありません。いったいあれは何だったのでしょう。
原因を探るために、プロポおよび機体の電源切断と再起動を何度か行いました。すると、時々サーボ異常が発現します。わかりました!! Turnigy 9xとmSRが不完全な形でリンクすると、サーボの動作異常が現れるんです。わかってしまえば、実に簡単な理由でした。
プロポが完全に起動してメイン画面が表示されてから、mSRにバッテリーを装着すると正常にリンクします。ところがプロポが起動中にリンクすると、リンクだけは行われるのですが、サーボの動作に不具合が発生することがわかりました。
このように不完全な形でもリンクしてしまうというのは、ちょっと恐いですね。私はワルケラのプロポとmSRのプロポしか知りませんが、こんな現象は今回が初めてです。
Turnigy 9X with er9Xでは今後、注意して行きたいと思います。
というわけで、Blade mSRの短い初飛行は無事に終わりました。ラダーとエルロンのトリムがむちゃくゃにズレでいます。サブトリム修正が必要なようです。こまかい設定はこれからですが、これでようやくmSRはなんとかなりそうです。(*^O^*)

AILE、ELEV、RUDDのエクスポネンシャルを全部50%に設定しました。数値はまったくの適当です。このエクスポネンシャルの設定方法はなかなか面白いですが、ここでは省略します。

次にTurnigy 9xの電源を入れ、続いてmSRにバッテリーを装着します。機体がプロポを認識して青色LEDが点灯します。リンク完了。ここまではOKです。
この時点でサーボの異常な動きに気づきました。ガガガ・・・ガガガ・・と音がして、サーボが細かく上下に動いています。プロポにはまったく触っていませんが、サーボが勝手に痙攣したように動きます。
何度かプロポおよび機体の電源切断と再起動を繰り返しましたが、そのたびに同じことが再現します。これには弱り果てました。ヘリ経験のない初心者はこういう時に簡単に壁にぶち当たります。(?_?)
Turnigy 9xが壊れているのではないか? 超激安プロポですから不安がないと言えば嘘になります。
mSRに付属のPS3コントローラー風プロポで試してみると正常にリンクします。つまり機体もサーボも問題ないということです。
となるとますますアヤシイのはTurnigy 9xです。追加ボードの不良を疑ってみたり、er9xファームウェアに不具合があるのではないかと思ってみたり。とにかく原因がわかりません。
そんなこんなで、いやになって2週間ほど放り出していました。(^_^;)
5月29日、Toshさんから「そろそろTurnigy 9XでmCPXを飛ばしていただきたいと思っています。・・・」と励ましのコメントを戴きまして、いよいよ逃げられなくなりました。(ToT)
月が変わって6月4日。覚悟を決めてもう一度試してみたところ、何と!突然、ウソのように直っていました。サーボは正常でTurnigy 9xも全く問題ありません。いったいあれは何だったのでしょう。
原因を探るために、プロポおよび機体の電源切断と再起動を何度か行いました。すると、時々サーボ異常が発現します。わかりました!! Turnigy 9xとmSRが不完全な形でリンクすると、サーボの動作異常が現れるんです。わかってしまえば、実に簡単な理由でした。
プロポが完全に起動してメイン画面が表示されてから、mSRにバッテリーを装着すると正常にリンクします。ところがプロポが起動中にリンクすると、リンクだけは行われるのですが、サーボの動作に不具合が発生することがわかりました。
このように不完全な形でもリンクしてしまうというのは、ちょっと恐いですね。私はワルケラのプロポとmSRのプロポしか知りませんが、こんな現象は今回が初めてです。
Turnigy 9X with er9Xでは今後、注意して行きたいと思います。
というわけで、Blade mSRの短い初飛行は無事に終わりました。ラダーとエルロンのトリムがむちゃくゃにズレでいます。サブトリム修正が必要なようです。こまかい設定はこれからですが、これでようやくmSRはなんとかなりそうです。(*^O^*)

Turnigy 9xでmSRを飛ばす_3
Turnigy 9x(with Er9x)のトリムを中立位置にセットして、Blade mSRのスワッシュプレートの傾きを目視してみました。下の写真のように、前方と右側におもいっきり傾斜しています。RTF付属のプロポではこんなことはなかったと思います。9Xに変えたとたん、こんなにも変わるのはなぜでょうか。
これでは、サブトリム調整というより、サーボとスワッシュの間のリンクの長さを調節した方が良さそうです。それに、よく見ればスタビバー(フライバー)が曲がっています。テールローターも歪んでいます。
mSRの飛行は安定しているので、しばらくチェックを怠っていました。(._.)


さっそくbladehelis.comのmSRのページへ行くとビデオが何本もあって大変参考になりました。特に、フライバーの交換&スワッシュプレート調整のビデオは何回も見ました。
実はmSRの分解・調整は、今回が始めての経験だったりします。(*^_^*)

最初にテールローターとフライバーを交換し、調整ツールを当てましたが・・・上の写真のように調整ツールを使った後もスワッシュプレートは傾いたままです。(^_^;)
サーボとスワッシュプレートを繋ぐ2本のコントロールロッドを外して長さを調整することにします。ところが、ロッドを外そうとして、スワッシュプレートのボール部分を折ってしまいました。指で慎重に外せばいいものを、楽してコーンプライヤーを使ったのが失敗でした。いとも簡単に折れてしまいました。まあ、プラスチックですからね・・・。
伏兵は意外なところにいました。(泣)

とにかくパーツを注文しなければなりません。miracle-mart.comを調べると欲しいパーツはみんな売り切れです。で、前に教えていただいたA Main Hobbiesを思い出し、そちらで購入することができました。
というわけで、Turnigy 9xでのmSR調整はいったん中止となってしまいました。残念・・・。
これでは、サブトリム調整というより、サーボとスワッシュの間のリンクの長さを調節した方が良さそうです。それに、よく見ればスタビバー(フライバー)が曲がっています。テールローターも歪んでいます。
mSRの飛行は安定しているので、しばらくチェックを怠っていました。(._.)


さっそくbladehelis.comのmSRのページへ行くとビデオが何本もあって大変参考になりました。特に、フライバーの交換&スワッシュプレート調整のビデオは何回も見ました。
実はmSRの分解・調整は、今回が始めての経験だったりします。(*^_^*)

最初にテールローターとフライバーを交換し、調整ツールを当てましたが・・・上の写真のように調整ツールを使った後もスワッシュプレートは傾いたままです。(^_^;)
サーボとスワッシュプレートを繋ぐ2本のコントロールロッドを外して長さを調整することにします。ところが、ロッドを外そうとして、スワッシュプレートのボール部分を折ってしまいました。指で慎重に外せばいいものを、楽してコーンプライヤーを使ったのが失敗でした。いとも簡単に折れてしまいました。まあ、プラスチックですからね・・・。
伏兵は意外なところにいました。(泣)

とにかくパーツを注文しなければなりません。miracle-mart.comを調べると欲しいパーツはみんな売り切れです。で、前に教えていただいたA Main Hobbiesを思い出し、そちらで購入することができました。
というわけで、Turnigy 9xでのmSR調整はいったん中止となってしまいました。残念・・・。
Turnigy 9xでmSRを飛ばす_4
注文したBlade mSRのスワッシュプレート交換部品はまだ到着していません。したがって、スワッシュプレートは壊れたままです。(泣)
でも、1つ疑問が残ります。mSRをTurnigy 9x(with Er9x)とバインドしたら、何故スワッシュが傾いてしまったのか。付属のプロポMLP4DSMの時は傾いていませんでした。
そこで遅ればせながら両方のプロポでのサーボの位置を再検証してみることにしました。最初はMLP4DSM送信機とmSRの組合せです。

再バインドします。スワッシュの傾きが解消し、スワッシュは水平に戻りました。ここでサーボの動作部分の位置を測定してみました。なお、サーボの左右は機体後部からみての左、右です。
後部から見て左側サーボ: サーボ下部からリンク取付位置まで約8.3mm
後部から見て右側サーボ: サーボ下部からリンク取付位置まで約8.1mm
左側サーボのバインド位置(MLP4DSM)

続いて、Turnigy 9xと再バインドしてみます。

そしてサーボの動作部分の位置を計測してみました。
後部から見て左側サーボ: サーボ下部からリンク取付位置まで約7.8mm
後部から見て右側サーボ: サーボ下部からリンク取付位置まで約7.5mm
左側サーボのバインド位置(Turnigy 9x)

送信機の違いによってバインド直後のサーボ動作部分の位置に明らかな違いがあります。Turnigy 9xでは5mm0.5mmほど下がっています。これがスワッシュの傾きの原因となっています。
ここで新たな疑問がでてきました。
このような場合、スワッシュを水平に戻すために、サーボのリンクで長さを調整すべきなのか、それともリンクには触らずに送信機でサーボ中央位置を調節した方が良いのかということです。
スワッシュプレート交換部品が到着した時にどちらで調整したら良いのか困惑しています。
また、このような現象はMLP4DSMからDX6iやDX7に送信機を交換した場合にも発生しているのかも知りたいと思います。mCPXで送信機を変更した場合にも発生するんでしょうか。
Turnigy 9xに特有の現象なんでしょうか? 困っています。(?_?)
もしご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
でも、1つ疑問が残ります。mSRをTurnigy 9x(with Er9x)とバインドしたら、何故スワッシュが傾いてしまったのか。付属のプロポMLP4DSMの時は傾いていませんでした。
そこで遅ればせながら両方のプロポでのサーボの位置を再検証してみることにしました。最初はMLP4DSM送信機とmSRの組合せです。

再バインドします。スワッシュの傾きが解消し、スワッシュは水平に戻りました。ここでサーボの動作部分の位置を測定してみました。なお、サーボの左右は機体後部からみての左、右です。
後部から見て左側サーボ: サーボ下部からリンク取付位置まで約8.3mm
後部から見て右側サーボ: サーボ下部からリンク取付位置まで約8.1mm
左側サーボのバインド位置(MLP4DSM)

続いて、Turnigy 9xと再バインドしてみます。

そしてサーボの動作部分の位置を計測してみました。
後部から見て左側サーボ: サーボ下部からリンク取付位置まで約7.8mm
後部から見て右側サーボ: サーボ下部からリンク取付位置まで約7.5mm
左側サーボのバインド位置(Turnigy 9x)

送信機の違いによってバインド直後のサーボ動作部分の位置に明らかな違いがあります。Turnigy 9xでは
ここで新たな疑問がでてきました。
このような場合、スワッシュを水平に戻すために、サーボのリンクで長さを調整すべきなのか、それともリンクには触らずに送信機でサーボ中央位置を調節した方が良いのかということです。
スワッシュプレート交換部品が到着した時にどちらで調整したら良いのか困惑しています。
また、このような現象はMLP4DSMからDX6iやDX7に送信機を交換した場合にも発生しているのかも知りたいと思います。mCPXで送信機を変更した場合にも発生するんでしょうか。
Turnigy 9xに特有の現象なんでしょうか? 困っています。(?_?)
もしご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
Turnigy 9xでmSRを飛ばす_5
前回「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_4」にSIGさん、Toshさんから大変有益なコメントを頂きました。確かに思い当たることがアリアリでしたので、改めて厳格な測定を実行してみました。Toshさん、SIGさん、本当にありがとうございました。m(_ _)m
もう一度、両方のプロポでサーボの位置を計測してみました。今回はスキッドを外して少し丁寧に測りました。
最初はMLP4DSM送信機とmSRの組合せです。バインド後にMLP4DSM送信機の各スティックのトリムを確認すると、Toshさんご指摘のとおり、中央からズレているものがありました。(^^ゞ
そこで、すべてのスティックとトリムを中立位置にして、再計測しました。
後部から見て左側サーボ: サーボ最下部からリンク取付位置まで約8.3mm
後部から見て右側サーボ: サーボ最下部からリンク取付位置まで約8.1mm
ありゃ、前回とおなじ数値です。ということは、エレベーターとエルロンについてはトリムのズレがそれほどなかったということですね。確かにラダー以外はあまり触ってなかったかも・・・。
続いて、Turnigy 9xと再バインドし、これも中立を合わせてから再計測しました。
後部から見て左側サーボ: サーボ最下部からリンク取付位置まで約7.7mm
後部から見て右側サーボ: サーボ最下部からリンク取付位置まで約7.3mm
左側サーボで0.6mm、右側サーボで0.4mmの差があり、いずれもTurnigy 9xが下がっています。0.1mm~0.2mm程度の計測誤差はあるかもしれません。しかし、送信機を変えるとサーボの中央が動くのは間違いなさそうです。
スワッシュプレートの交換部品が到着したら、リンクの長さを調節してスワッシュを水平にしてみたいと思います。
もう一度、両方のプロポでサーボの位置を計測してみました。今回はスキッドを外して少し丁寧に測りました。
最初はMLP4DSM送信機とmSRの組合せです。バインド後にMLP4DSM送信機の各スティックのトリムを確認すると、Toshさんご指摘のとおり、中央からズレているものがありました。(^^ゞ
そこで、すべてのスティックとトリムを中立位置にして、再計測しました。
後部から見て左側サーボ: サーボ最下部からリンク取付位置まで約8.3mm
後部から見て右側サーボ: サーボ最下部からリンク取付位置まで約8.1mm
ありゃ、前回とおなじ数値です。ということは、エレベーターとエルロンについてはトリムのズレがそれほどなかったということですね。確かにラダー以外はあまり触ってなかったかも・・・。
続いて、Turnigy 9xと再バインドし、これも中立を合わせてから再計測しました。
後部から見て左側サーボ: サーボ最下部からリンク取付位置まで約7.7mm
後部から見て右側サーボ: サーボ最下部からリンク取付位置まで約7.3mm
左側サーボで0.6mm、右側サーボで0.4mmの差があり、いずれもTurnigy 9xが下がっています。0.1mm~0.2mm程度の計測誤差はあるかもしれません。しかし、送信機を変えるとサーボの中央が動くのは間違いなさそうです。
スワッシュプレートの交換部品が到着したら、リンクの長さを調節してスワッシュを水平にしてみたいと思います。
Turnigy 9xでmSRを飛ばす_6
Blade mSR用のスワッシュプレートが到着しました。ようやくボールリンクの折れたスワッシュプレートの交換ができます。(「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_3」参照)

さて、交換作業です。bladehelis.comのmSRのページのビデオを参考にして作業を進めます。
最初にmSRのリニアサーボとスワッシュプレートを繋ぐリンケージを外します。次にヘッドとシャフトを繋ぐ2カ所のネジを外します。そしてスワッシュから上を一気にメインシャフトから抜き取りました。ヘリに付属するドライバーはそれなりの品質で、ネジ頭を舐めそうになりました。ドライバーを交換したところ、しっかりネジをホールドし作業の効率がアップしました。(^^)

ここで2本のリンケージの長さを大まかに調整してしまいます。前回(「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_5」)、MLP4DSM送信機とTurnigy 9x送信機のサーボ中心点の差を測っていますので、調整すべき長さはわかっています。
後部から見て左側サーボで0.6mm、右側サーボで0.4mmの差があり、いずれもTurnigy 9xが下がっています。したがって、左側サーボを0.6mm、右側サーボを0.4mm長くしてやれば、MLP4DSM送信機の時と同じになるはずです。
左側リンクの長さは2.83cm、右側リンクの長さは2.79cmありますから、調整後は左側リンクの長さは2.83cm+0.06cm=2.89cm、右側リンクの長さは約2.79cm+0.04cm=2.83cmとなれば良いわけです。さっそく調整してみます。左側は反時計回りに3回転、右側は反時計回りに2回転でほぼ目標値になりました。
で、さっそくヘッドを取り付けてみましたが、後部から見て右側がまだ下がっているので左側リンクを1回転分短くし、右側リンクはさらに3回転分長くしてみました。

この状態でBlade mSRを浮かせてみると、残念なことに飛び上がってから後方に下がります。スワッシュが後ろに傾いているということですね。ここから先は何度もリンクを外して調整、外して調整を繰り返しました。
しかし、話しは全く変わりますが、このmSRの調整はとても楽ですね。ワルケラ 4G3等と較べればまるで天国です。なんと簡単なんでしょう。
・・・と、適当なところで手を打って、今は写真の状態になりました。まだ、トリム調整は完了していません。

実は、上記の作業過程で別の問題が発覚しました。スロットルとメインモーター回転の関係に違和感があります。スロットルの操作とモーター回転の上昇の関係が、それこそリニアでないんです。
Turnigy 9x with Er9xのスロットル設定に問題があるようです。再確認が必要みたいですね。(T_T)

さて、交換作業です。bladehelis.comのmSRのページのビデオを参考にして作業を進めます。
最初にmSRのリニアサーボとスワッシュプレートを繋ぐリンケージを外します。次にヘッドとシャフトを繋ぐ2カ所のネジを外します。そしてスワッシュから上を一気にメインシャフトから抜き取りました。ヘリに付属するドライバーはそれなりの品質で、ネジ頭を舐めそうになりました。ドライバーを交換したところ、しっかりネジをホールドし作業の効率がアップしました。(^^)

ここで2本のリンケージの長さを大まかに調整してしまいます。前回(「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_5」)、MLP4DSM送信機とTurnigy 9x送信機のサーボ中心点の差を測っていますので、調整すべき長さはわかっています。
後部から見て左側サーボで0.6mm、右側サーボで0.4mmの差があり、いずれもTurnigy 9xが下がっています。したがって、左側サーボを0.6mm、右側サーボを0.4mm長くしてやれば、MLP4DSM送信機の時と同じになるはずです。
左側リンクの長さは2.83cm、右側リンクの長さは2.79cmありますから、調整後は左側リンクの長さは2.83cm+0.06cm=2.89cm、右側リンクの長さは約2.79cm+0.04cm=2.83cmとなれば良いわけです。さっそく調整してみます。左側は反時計回りに3回転、右側は反時計回りに2回転でほぼ目標値になりました。
で、さっそくヘッドを取り付けてみましたが、後部から見て右側がまだ下がっているので左側リンクを1回転分短くし、右側リンクはさらに3回転分長くしてみました。

この状態でBlade mSRを浮かせてみると、残念なことに飛び上がってから後方に下がります。スワッシュが後ろに傾いているということですね。ここから先は何度もリンクを外して調整、外して調整を繰り返しました。
しかし、話しは全く変わりますが、このmSRの調整はとても楽ですね。ワルケラ 4G3等と較べればまるで天国です。なんと簡単なんでしょう。
・・・と、適当なところで手を打って、今は写真の状態になりました。まだ、トリム調整は完了していません。

実は、上記の作業過程で別の問題が発覚しました。スロットルとメインモーター回転の関係に違和感があります。スロットルの操作とモーター回転の上昇の関係が、それこそリニアでないんです。
Turnigy 9x with Er9xのスロットル設定に問題があるようです。再確認が必要みたいですね。(T_T)
Turnigy 9xでmSRの再設定_1
今日から節電の夏が始まりました。私の勤務先も15%節電を目指して室温の設定は28度に上げられました。やはり少し蒸し暑いですね。しかも明日は出勤です。土曜日も仕事をすることになりました。
さて、Er9xをr363へバージョンアップしましたので、この際、mSR用のモデルメモリーを全面的に作り直すことにしました。Turnigy 9x(Er9x)にプレインストールされているMODEL01メモリーをmSR用のモデルメモリーに改変します。
過去記事の「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_1」から「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_6」の内容はすべて廃棄して、もう一度ゼロから作り替えます。
1. モデル名の"MODEL01"を"mSR"とリネームします。
2. Templates(テンプレート)のChannel order(チャンネル順序)を"RETA"から"TAER"(JR/Spektrum順序)に変更します。
3. TemplatesでCLEAR MIXESを適用して、プレインストールされているミックスを消去します。
4. TemplatesでSimple 4-CH(単純な4CH飛行機)を適用します。
5. TemplatesでT-Cut(スロットル・カット)を適用します。
6. Heli Setup(ヘリ設定)画面で、Swash Typeを"90"(単純な90 °セットアップ)とし、Swash Ringは0にします。
7. Limits(リミット)画面6/10で、CH2(エルロン)の行の右端(リバース)を"INV"(逆転)にします。エルロンサーボの動きが逆だから、このように設定する必要があります。
ここまでで、4CHの固定ピッチ・ヘリコプターとしての基本設定は終わりました。
この状態でTurnigy 9xをmSRとバインドします。そしてスロットルを少し上げると、モーターは一気にフル回転になってしまいます。
まるでスロットルスティックが、モーターのオンオフ・スイッチのようです・・・・。
さて、Er9xをr363へバージョンアップしましたので、この際、mSR用のモデルメモリーを全面的に作り直すことにしました。Turnigy 9x(Er9x)にプレインストールされているMODEL01メモリーをmSR用のモデルメモリーに改変します。
過去記事の「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_1」から「Turnigy 9xでmSRを飛ばす_6」の内容はすべて廃棄して、もう一度ゼロから作り替えます。
1. モデル名の"MODEL01"を"mSR"とリネームします。
2. Templates(テンプレート)のChannel order(チャンネル順序)を"RETA"から"TAER"(JR/Spektrum順序)に変更します。
3. TemplatesでCLEAR MIXESを適用して、プレインストールされているミックスを消去します。
4. TemplatesでSimple 4-CH(単純な4CH飛行機)を適用します。
5. TemplatesでT-Cut(スロットル・カット)を適用します。
6. Heli Setup(ヘリ設定)画面で、Swash Typeを"90"(単純な90 °セットアップ)とし、Swash Ringは0にします。
7. Limits(リミット)画面6/10で、CH2(エルロン)の行の右端(リバース)を"INV"(逆転)にします。エルロンサーボの動きが逆だから、このように設定する必要があります。
ここまでで、4CHの固定ピッチ・ヘリコプターとしての基本設定は終わりました。
この状態でTurnigy 9xをmSRとバインドします。そしてスロットルを少し上げると、モーターは一気にフル回転になってしまいます。
まるでスロットルスティックが、モーターのオンオフ・スイッチのようです・・・・。
Turnigy 9xでmSRの再設定_2
単純な4CHヘリの基本設定を終えてテストしたところ、以下の2つの問題が明らかになりました。
1. 電源を入れるとBlade mSRの後部から見て左側のサーボ(エルロン)が、最初から上下に細かく振動して止まりません。ジージーとうるさい。しかし、以前はこのようなことはありませんでした。
2. スロットルコントロールが異常。スロットルスティックを少し上げただけでモーターが強く回転します。まるでオン・オフスイッチのよう。スロットル40%超でほとんどフル回転に達します。しかも同時にエルロンサーボの異常振動が間歇的に加わって回転が波打ちます。
基本設定の全てのカーブは0-25-50-75-100の一般的直線カーブになってます。スロットルも同じです。まずはスロットルカーブを思い切り寝かせてみましょう。
7/10画面のCURVES(カーブ)で、CV1(カーブ1)を設定します。通常の設定範囲は-100~100までです。それを-100~-70の狭くて低い設定にします。-90を超えないとモーターは回転さえしません。まるで地を這うようなスロットルカーブ。そう、ゴルフのドライバーの弾道のようです。(^^ゞ

当然、このカーブではヘリは飛び上がれませんから、テスト用には安全な設定とも言えます。
5/10画面のMIXER(ミキサー)でCH1スロットルの設定を開いて、CURVES(カーブ)でCV1(カーブ1)を設定します。これでCH1スロットルは基本設定の直線カーブを無視して、CV1(カーブ1)に連結されます。以上でカーブ設定は終わりました。
なお、通常であればフライトモード毎に複数のカーブを設定しますが、ここではテスト用にCV1だけの単純設定としています。
カーブの設定が終わったので、再びヘリにバッテリーを繋いでテストしてみました。ところが、やはり最初に書いたと同じ状況です。せっかくのカーブ設定がまったく反映していません。う~ん、困りました・・・。
で、ふと思い立って機体のバッテリーをフル充電済みの別のバッテリーに交換してみました。そして再度テストしてみると・・・あれっ、エルロンサーボの異常振動が止まっている。とても静かです。(^^)
こ、これはひょっとして・・・・。スロットルレバーをゆっくりと上げてみました。
おおっ、モーターがスロットルの動きにリニアに反応します。
えーっ、これまでの異常動作って、全部バッテリーのせいなの?! そんなの有り?!
1. 電源を入れるとBlade mSRの後部から見て左側のサーボ(エルロン)が、最初から上下に細かく振動して止まりません。ジージーとうるさい。しかし、以前はこのようなことはありませんでした。
2. スロットルコントロールが異常。スロットルスティックを少し上げただけでモーターが強く回転します。まるでオン・オフスイッチのよう。スロットル40%超でほとんどフル回転に達します。しかも同時にエルロンサーボの異常振動が間歇的に加わって回転が波打ちます。
基本設定の全てのカーブは0-25-50-75-100の一般的直線カーブになってます。スロットルも同じです。まずはスロットルカーブを思い切り寝かせてみましょう。
7/10画面のCURVES(カーブ)で、CV1(カーブ1)を設定します。通常の設定範囲は-100~100までです。それを-100~-70の狭くて低い設定にします。-90を超えないとモーターは回転さえしません。まるで地を這うようなスロットルカーブ。そう、ゴルフのドライバーの弾道のようです。(^^ゞ

当然、このカーブではヘリは飛び上がれませんから、テスト用には安全な設定とも言えます。
5/10画面のMIXER(ミキサー)でCH1スロットルの設定を開いて、CURVES(カーブ)でCV1(カーブ1)を設定します。これでCH1スロットルは基本設定の直線カーブを無視して、CV1(カーブ1)に連結されます。以上でカーブ設定は終わりました。
なお、通常であればフライトモード毎に複数のカーブを設定しますが、ここではテスト用にCV1だけの単純設定としています。
カーブの設定が終わったので、再びヘリにバッテリーを繋いでテストしてみました。ところが、やはり最初に書いたと同じ状況です。せっかくのカーブ設定がまったく反映していません。う~ん、困りました・・・。
で、ふと思い立って機体のバッテリーをフル充電済みの別のバッテリーに交換してみました。そして再度テストしてみると・・・あれっ、エルロンサーボの異常振動が止まっている。とても静かです。(^^)
こ、これはひょっとして・・・・。スロットルレバーをゆっくりと上げてみました。
おおっ、モーターがスロットルの動きにリニアに反応します。
えーっ、これまでの異常動作って、全部バッテリーのせいなの?! そんなの有り?!