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タミヤ 1/350 戦艦大和

タミヤのプラモデル、1/350戦艦大和のキットを組み立てています。天一号作戦(沖縄特攻)時の大和を再現したいと思っています。徳之島沖に沈没した時の、最終状態の大和です。

ご存じのように古いキットなので最近の考証とは異なる点が多いのですが、主にライオンロア(LionRoae)のエッチングを使用してディテールアップしています。

船体はようやく「真実の大和」のエッチングパーツによる舷外電路を張り終えたところです。土日にしか建造しないので遅遅として進みませんが、少しづづ着実に造りたいと思っています。

なお、最近発売された「究極の大和」も手に入れています。艦尾の一部はこのパーツを使用しています。

YAMATO 1

舷外電路

46㎝主砲 その1

タミヤ 1/350戦艦大和、46㎝主砲A(第一番主砲塔)の制作です。
砲塔に15m測距儀を接着します。しっかり接着できたら、LionRoar「究極の大和」のエッチングパーツに置き換える部分のモールドを削除していきます。
アートナイフやヤスリで削り、その後を800番のペーパーで整えました。


syuhou A_01

syuhou A_02

15m測距儀挿入口はモールドを削除してからエッチングパーツを貼り付けています。

syuhou A_03

上の三枚の写真のように、砲塔の前面、側面、背面のモールドはすっかり削除しました。ジミな作業ですが、時間がかかり大変でした。

「究極の大和」はエッチングの板が22枚のほか、砲身などの真鍮部品、レジン製の改造パーツなど多数がセットされています。

ご存じのように、エッチングに直接塗装すると塗料が剥がれてしまいますので、メタルプライマーを塗布してから塗装する必要があります。
そのため今回は下準備として、エッチング板をまとめて台所用中性洗剤を溶かした液に一晩漬け込み、次の日に歯ブラシでそっと水洗いしました。
最後に、乾燥した後、エッチング板の両面にメタルプライマーのスプレーをたっぷり吹きかけてあります。


syuhou B_01

同様にして、46㎝主砲B(第二番主砲塔、第三番主砲塔)のモールドも削除しました。

46㎝主砲 その2

引き続き、タミヤ 1/350戦艦大和、46㎝主砲の制作です。

LR_syuhou_01.jpg

9門の45口径46㎝主砲は、プラ部品からLionRoarキット付属の真鍮部品に置き換えます。砲口が開口していてリアルです。???あれ、砲口がみえないですね。カメラ下手でごめんなさい。これもエッチング部品と同様に洗浄・乾燥後にMr.メタルプライマーをスプレーしてあります。

LR_syuhou_02.jpg

上の写真は防水キャンパスです。LionRoarキット付属のレジン製パーツです。

レジンもご存じのように下準備が面倒なパーツです。まずは、成形時に使われた離型剤を落とす必要があります。専用の洗剤もあるようですが、面倒くさがりの私は、台所用洗剤を溶かした液に一晩漬け込み、次の日に歯ブラシでごしごしと洗いました。その後、もう一度水洗いしました。

よく乾燥させた後、Mr.レジンプライマー・サーフェイサーを吹き付けました。色が白っぽいのはこれのせいです。


LR_syuhou_03.jpg

45口径46㎝主砲と防水キャンパスを仮組してみました。
タミヤのプラスチック部品と較べてみてください。

船体を飾り台へ固定 その1

船体を飾り台へボルトで固定するための加工を行います。

kazaridai 1


スタンド金具は「アクリめいと」の「艦船模型用スタンド金具セットL」を使用しました。木製の飾り台は、先日、秋葉原のイエローサブマリンで買ったものです。10㎝×30㎝で、板の厚さは1.5㎝です。1/350戦艦大和には少し小さすぎたかも・・・。

kazaridai 2


まず、飾り台をひっくり返して裏に穴開け位置をマークします。
板の縦・横の真ん中にそれぞれ直線を引きます。二つの直線が交わった所が板の中心点になります。
今回はスタンド金具間の距離を20㎝としたので、板の中心点から左右に10㎝の所に穴を開ける予定です。そこでまず、二つの穴開け位置をマークします。


sentei kakou 1


船体のほうも同様にして中心点から左右に10㎝の所に穴を二つ開けます。まず、上の写真のように穴開け位置をマークします。なお、穴の大きさは直径6ミリです。

sentei kakou 2


使用したドリルは直径2ミリからほぼ1ミリ刻みで6ミリまでです。一度に6ミリの穴を開けるのは困難なので、小さいものから順番に大きな穴を開けて行きます。また、ボルトのヘッドが直径10ミリなので10ミリのドリルと、ついでに面取りカッターも用意しました。
ドリル歯だけでも、ちょっとした出費になりました。


kazaridai 3


穴開けにはハンドドリルを使用しましたが、私のような素人では手動で板に垂直な穴を開けることが上手にできません。ホームセンターあたりで機械加工してもらった方がよさそうです。
でも、tiger22 はお金がないので、なんとかして自力で開けざるを得ません。


kazaridai 4


なお、今回の「艦船模型用スタンド金具セットL」には、上の写真のように取付加工についての詳細な説明書がついていました。説明書にしたがって加工するだけですから、垂直穴開け以外には、むずかしいところはありません。
手回しドリルは、家にあった写真右の「ドリルボーイ」というのを使用しました。

また、飾り台の穴開けでは、2ミリのドリルから1ミリ刻みで5ミリまでは順調に開けられましたが、5ミリのあと6ミリドリルで開けようとしたところ、抵抗が強くて私には開けられませんでした。
6ミリの前に5.5ミリのドリルで開ける必要がありそうですが、手元には5.5ミリのドリルがないので、残念ながら本日の作業はここで中断となりました。



船体を飾り台へ固定 その2

作業再開です。
まずは船体内側に爪付ナットを接着します。説明書には瞬間接着剤を使用せよとありましたが、コニシの「ボンド超強力接着剤 ウルトラ多用途SU」というのを使ってみました。接着剤をたっぷりつけて爪付ナットを貼り付けます。


sentei kakou 3


このままの状態で2~3日放置しました。

この間に、5.5ミリのドリル歯を買ってきました。
そして、5.5ミリ、6ミリのドリルを順番に使って、直径6ミリの穴を開けました。

取付用のボルトは直径6ミリですが、頭の部分は直径10ミリ程あります。ボルトの頭は板に埋め込む必要があるので、埋め込み部分は直径10ミリの穴を開けねばなりません。
さっそく10ミリのドリルで板に穴を開けようとしましたが、どんなに力を入れてもドリルが回りません。そこで面取りカッターの登場です。


kazaridai 5


面取りカッターを使うと、上の写真のようなスリバチ状の穴が開きます。面取りカッターは直径3~12ミリ対応のものを使用しましたので、直径12ミリのスリバチ状の穴が開きました。これで10ミリドリルで穴が開くはずです。

kazaridai 6


ハイ、無事に10ミリの穴が開きました。
穴にボルトを入れてみましょう。


kazaridai 7


おっと、これはマズい。ボルトがこんなにも傾斜してしまいました。最初から垂直の穴開けは諦めていましたが、これほどひどい結果になるとは思いもよりませんでした。
試しに船体に取付ようとしましたが、船体の穴の位置と合わず取付けられません。

しばし対策を考えました。飾り台の裏は見えない場所ですから加工が汚くても大丈夫。
そこでルーターを使って穴を削り、大きく、深くしてみました。


kazaridai 8


うまくいきました。ボルトはなんとか飾り台から垂直に立ち上がりました。
船体に取り付けてみます。


kazaridai 9


大成功。
写真手前に写っているのはキット付属のディスプレイスタンドですが、これだと船体が滑りやすく不安定です。やはりしっかりとしたスタンドに換えて正解でした。以後の工作もやりやすくなります。

まだ飾り台の塗装が残っていますが、これも初めての挑戦になります。
これから時間をかけて調べ、ゆっくり考えることにします。


エッチング甲板張り

LionRoar「究極の大和」では、後部甲板と航空甲板がエッチング化されています。面積の大きいパーツで目障りですので、さっそく貼り付けてしまいましょう。

まず後部甲板です。モールドのいくつかを削り取った後に瞬間接着剤で貼り付けました。下の写真がそれです。特にむずかしい所はないはずでしたが、作業に慎重さを欠いたため一部にシワができてしまいました。


H-kanpan 1


次に航空甲板ですがご覧のように大きなパーツです。航空甲板のモールドはアートナイフですべて削除し、ヤスリをかけてあります。作業中の写真は撮ってありません。
なお、削りすぎて陥没した部分には、タミヤのラッカーパテ(値段が安い)を盛っています。


H-kanpan 2


モールドのほとんどは削り取るだけでよいのですが、一部のものについてはエッチング甲板を貼り付けた上から、削り取ったモールドを接着する必要があります。モールドの再利用ですね。しかし、これがやっかいでした。

下の写真がそれです。上の方に切り取ったモールドが写っています。形を崩さないように切り取る必要があります。最初はアートナイフで切り取ろうとしましたが、うまくいきませんでした。
そこで、タミヤの「精密ノコギリ(エッチング製)」をモデラーズナイフに取り付けて、時間をかけて切り取りました。(最初にアートナイフでガリガリ削りすぎて窪んだ部分にパテを盛ったというわけです。←しつこい!)


H-kanpan 3


下にLionRoar「究極の大和」の説明書の一部が写っています。網のかかっている部分のモールドを削除しました。また、モールド削除した後に、ピンバイスで10カ所以上の穴を開けろとの指示です。

H-kanpan 4


なんとか指示どおりの作業を終えて、エッチング甲板を仮止めしてみました。ところが写真のように、プラスチック甲板とエッチング甲板の穴の位置がズレています。
やむなく、エッチング甲板に合わせてプラスチック甲板を削り直しました。


H-kanpan 5


最後にエッチング甲板を瞬間接着剤で貼り付けました。

H-kanpan 6


後部甲板と航空甲板へのエッチング張りは、以上で終了しました。
でも、まだまだ作業は続きます。


エッチング甲板張り2

【注】この記事は9/19に書きましたが、ブログが壊れたためにいったん削除し、9/23に再掲載したものです。

10日ぶりの作業です。このところRCヘリが忙しくて建艦作業が滞っています。前回に続き、艦橋付近の上部甲板エッチングを貼っていきます。

tiger22はエッチングパーツの切り出しに木の板を使っています。まな板のような木の上でエッチングパーツをアートナイフで切り出します。ランナー?から切り出した後のバリ?は、下の写真のダイヤモンドヤスリで削り落としています。このヤスリ作業が結構大変なんですよね。


kiridashi.jpg


切り出しを終えてパーツの接着を始めた時、突然はしごのモールドを発見しました。このはしごはエッチングパーツに変える予定なので大急ぎでモールド削除を開始しました。モールドは事前にすべて削除したつもりでしたが、やはり見落としがあるものですね。

mold hakken 1


まだモールド削除の跡が残っていますが、気にしないで次ぎに行きましょう。

mold hakken 2


今日のところは比較的大きなパーツを貼っておしまいにしましょう。それでもわずかこれだけの作業に2時間以上かかりました。下の写真が本日の作業完成写真です。

kanpan.jpg

中央構造物下部

艦橋・煙突の下部の中央構造物制作です。エッチングを貼ってしまってから塗装したいと思います。その方が塗装がきれいです。
LionRoar「究極の大和」でのエッチング使用箇所は下図のとおりです。


LionRoar16P.jpg


まず、中央構造物にプラ部品を接着してしまいます。キット説明書11ページのF28パーツですが、表面にエッチングを貼ることになるので、事前にモールドを削ることにしました。下の写真の右が元のパーツで左が作業後のパーツです。雑な削り方ですが上にエッチングを貼るのでこの程度で良いでしょう。

F28パーツ


続いて、G3×2とD7、D8そしてE44、E45の各部品を貼り付けました。下の写真がそれです。


パーツ接着後


ここで大切なことに気づきました。今回は甲板の塗装は行わずに、KAモデル1/350戦艦大和用木甲板(タミヤ用、6,750円)を貼る予定です。

つまり船体塗装終了後に木製甲板を貼ることになりますが、その際に木甲板がスムーズに貼れないと困ります。したがって、その作業の障害になるようなパーツは接着しないようにしなければいけません。今頃気づくのは遅かったかもしれません。確認のため、木甲板を仮置きしてみました。


木甲板仮置き

D7 D8部品


D7、D8部品は貼るべきではなかったようですね。木甲板がこの部品に引っかかってしまいます。D7、D8部品をここで剥がす手もありますが・・・。しばらく考えて、何とかなりそうなのでこのまま行くことにしました。

また、LionRoar「究極の大和」ではレジン製の弾薬箱が20個付属しており、甲板上の弾薬箱モールドは削り取るように指示されています(1枚目の写真)。
しかし、KAモデルの木甲板はこのモールドを生かすようにできていますので、ここは削らずにキットのモールドを生かすことにしましょう。


E貼り終え


ほぼLionRoarの指示どおりに中央構造物下部のエッチングを張り終えました。梯子は繊細なエッチングパーツなので、いま貼ってしまうと間違って触って壊してしまいそうですので、最後に貼るつもりです。

艦尾_1

RCマイクロ・ヘリにかまけていて間があきましたが、久しぶりにエッチング作業再開です。チマチマした作業の連続です。実はあまり乗り気ではありません。(^_-)
まず、エッチング板からエッチング・パーツを切り出し、ダイヤモンドヤスリをかけて滑らかにします。

101024_3種パーツ

切り出した3種のエッチングパーツを組み合わせて、ターンテーブルを作ります。ターンテーブルはレールの交差点ごとに設置されるもので合計6個あります。

101024_レールパーツ

なかでもレールは、上の写真左の小さいパーツを右のように折り曲げ接着して作ります。小さいのでピンセットで挟もうとして何度も飛ばしてしまいます。そのたびに部屋の中を捜すのが最も面倒な作業だったりします。(^^;)
その上、ターンテーブルにレールを貼り付けるのも、けっこう大変でした。目が疲れて肩がこりましたが、なんとか6個出来上がりました。

101024_ターンテーブル

格納庫のレール部品を作ります。下の写真左がK18部品を切り出した状態で、これを折り曲げて接着し右のようにします。K19、K24のレールも同様にして作ります。

101024_レールパーツ2

ターンテーブルとレールを艦尾格納庫に接着します。レールを取付易くするため、事前に取付用の穴を大きめに開けすぎてしまい、ついでに床のエッチングまで歪んでしまいました。大失敗です。(こんなに穴を拡大しなくても取付は可能です。)

101024_格納庫1

格納庫の扉上の梁(E18部品)を接着します。

101024_格納庫2

これから外出しなければならないので今日はここまで。あまり進みませんでした。

艦尾_2

格納庫の扉の上の梁(E18部品)を接着した跡が気になります。下の写真ように少し隙間がありますね。

101027_格納庫3

「ここは当然パテ埋めでしょう」といつものノリでパテ埋めしましたが、たぶん後で見えなくなる所なので、ムダな作業だったかも・・・。ま、自己満足の世界ということで。(^_^)

101027_格納庫4

次に格納庫扉のエッチングパーツを切り出します。ここで気づきました。
下の写真のように、説明書ではレールを接着した後で扉枠を付けるようになっていますが、枠の下部分は本来はレールの下に入る必要があるのではないか?・・・でも、なんか変ですよね。

101027_パーツ切り出し

ちなみに、呉の1/10戦艦大和は次の写真のようになっています。レールが奥まで入っていません。ところがライオンロア(LionRoar)は違います。どっちが正しいのか・・・?

101027_呉の大和

が、今更戻れないですから細かいことは気にせず、ここは雰囲気重視で扉枠の下部をカットすることにしましょう。エッチング鋏を使用してサクッとカットします。

101027_扉枠カット

もちろん扉は開放にします。閉めてしまうと、せっかく苦労して作ったターンテーブルやレールが見えなくなりますから。
で、扉枠と左右の扉を貼り付けて下の写真のようになりました。

101027_格納庫完成

格納庫部分は、ほぼ出来上がりです。
なお、今回の作業は夜間に行ったため、元来ヘタクソな写真がより一層見づらくなりました。申し訳ありませんでした。m(_ _)m

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好きなもの・・・蕎麦、JUDAS PRIEST、確率論、タイガー戦車。

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