Er9x 送信機を Spektrum 送信機として使う場合の設定
Er9x ファームウェアの送信機を使っている方は、どれくらい いらっしゃるのでしょうか?
あまり需要がないかも知れませんが、SAFE テクノロジーの Blade のヘリやクアッドを、Er9x 送信機で飛ばす場合のモデル設定についてまとめておきます。といっても、以下は単に 2015年 2月版の「Er9x マニュアル」から抜粋して翻訳したものです。
したがって、2014年以前の古いバージョンの Er9x を使っている方は、念のために 2015年以降のバージョンにアップデートして下さい。
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Setting up Er9x to Emulate a Spektrum Transmitter
(Spektrum 送信機として使う時の設定)
Er9x ファームウェアの Turnigy 9X または 9XR、9XR Pro 送信機を、Spektrum 送信機(DX4e、DX5e、DX6 等)の替わりに使う時の設定はとても簡単です。E-Flite、ParkZone、HobbyZone および Blade の“BNF”や“PNP" のモデルを飛ばす時は、この設定にして下さい。特にここでの我々の目的は DX5e 送信機をエミュレートすることであり、5チャンネルに 3ポジションスイッチを、6チャンネルに 2ポジションのモメンタリースイッチを割り当てます。
Er9x 送信機をそのように設定したら、新しいモデルデータを作りますが、それは他のデータをコピーしリネームして設定することができます。自分で作るのも良いでしょう。
あなたの Er9x 送信機を Spektrum DX5e 送信機に変身させるには、テンプレートとして使える新しいモデルデータを作る必要があります。たとえば、それをここでは“DX5Emulate”と呼びましょう。以下は、“DX5Emulate”の要件です。
1. Channel Order: TAER.(チャンネル順序は TAER)
あなたの送信機の Radio Setup - Controls のデフォルトのチャンネル順序がこれと違う場合は、このモデルの MIXER 画面の、個々のチャンネルの Edit Mixer 画面で編集して下さい。
2. Disable Trim in the Throttle Channel:(スロットルチャンネルのトリムを無効にする)
電動モデルではスロットルトリムを無効にします。MIXER 画面の CH1 をハイライトさせ、Edit を選択して Edit Mixer 画面に行き、Trim を OFF にして下さい。
3. Dual Rate for Ail, Ele, Rud.(Ail、Ele、Rud のデュアルレート値)
DX5e 送信機のデフォルト値に一致させるには、high は 100%、low は 75% にします。もし必要なら、expo はたとえば 20% にして下さい。デュアルレートの切り替えは AIL スイッチに割り当てて下さい。
4. Default mixes(デフォルトのミックス)
1~ 4チャンネルのデフォルトのミックスは、100% weight のままにしておきます。制限したい時は、 Limits の値で調整して下さい。
5. Channel 5: Three-position switch. (5チャンネルは 3ポジションスイッチ)
SAFE テクノロジーのモデルで、3つのフライトモード(Beginner, Intermediate, Experienced)の切替を行います。 2ポジションのスイッチとして使うこともできます。
CH5 100 sIDx
6. Channel 6: Momentary switch.(6チャンネルはモメンタリースイッチ)
6チャンネルはトレーナースイッチ(TRN)に割り当てます。SAFE テクノロジーのモデル用のパニックボタン(“panic button”)として使います。Nano QX 等ではフライトモードスイッチとして使います。
CH6 100 sTRN
7. Limits: Set to +/-80% (except low throttle).(スロットル以外のリミットは +/-80% に設定)
Er9X の 100% は、Spektrum 送信機の 125% に相当します。Er9x の limits が 100% のままだと、リニアサーボがダメージを受けて正しく動作しない場合があります。
8. Limits: Leave low throttle only at -100%.(スロットルのマイナス・リミットだけは、-100% とする)
これは Spektrum 送信機のフルダウン・トリムに相当し、こうすることにより ESC が正しくアームするようになります。他のチャンネルのリミットは 80%にして下さい。
9. Limits: Reverse (invert) channels 2 and 4.(2 と 4チャンネルはリバース設定)
Spektrum 送信機のエルロンとラダーの動きに合わせるためです。一部のモデルでは 5チャンネルをリバースにする場合があります。
10. その他(必要な場合は追加設定して下さい)
・ Timer:
5分、Countdown, THs (throttle) をトリガーとします。
・ Sticky Throttle Lock.
Overrides CH1 to -100. Disables throttle stick, requires stick in low to reset.
Safety Switch 1: Ch1 X THR -100 (Using “Thr Cut” switch).
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あまり需要がないかも知れませんが、SAFE テクノロジーの Blade のヘリやクアッドを、Er9x 送信機で飛ばす場合のモデル設定についてまとめておきます。といっても、以下は単に 2015年 2月版の「Er9x マニュアル」から抜粋して翻訳したものです。
したがって、2014年以前の古いバージョンの Er9x を使っている方は、念のために 2015年以降のバージョンにアップデートして下さい。
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Setting up Er9x to Emulate a Spektrum Transmitter
(Spektrum 送信機として使う時の設定)
Er9x ファームウェアの Turnigy 9X または 9XR、9XR Pro 送信機を、Spektrum 送信機(DX4e、DX5e、DX6 等)の替わりに使う時の設定はとても簡単です。E-Flite、ParkZone、HobbyZone および Blade の“BNF”や“PNP" のモデルを飛ばす時は、この設定にして下さい。特にここでの我々の目的は DX5e 送信機をエミュレートすることであり、5チャンネルに 3ポジションスイッチを、6チャンネルに 2ポジションのモメンタリースイッチを割り当てます。
Er9x 送信機をそのように設定したら、新しいモデルデータを作りますが、それは他のデータをコピーしリネームして設定することができます。自分で作るのも良いでしょう。
あなたの Er9x 送信機を Spektrum DX5e 送信機に変身させるには、テンプレートとして使える新しいモデルデータを作る必要があります。たとえば、それをここでは“DX5Emulate”と呼びましょう。以下は、“DX5Emulate”の要件です。
1. Channel Order: TAER.(チャンネル順序は TAER)
あなたの送信機の Radio Setup - Controls のデフォルトのチャンネル順序がこれと違う場合は、このモデルの MIXER 画面の、個々のチャンネルの Edit Mixer 画面で編集して下さい。
2. Disable Trim in the Throttle Channel:(スロットルチャンネルのトリムを無効にする)
電動モデルではスロットルトリムを無効にします。MIXER 画面の CH1 をハイライトさせ、Edit を選択して Edit Mixer 画面に行き、Trim を OFF にして下さい。
3. Dual Rate for Ail, Ele, Rud.(Ail、Ele、Rud のデュアルレート値)
DX5e 送信機のデフォルト値に一致させるには、high は 100%、low は 75% にします。もし必要なら、expo はたとえば 20% にして下さい。デュアルレートの切り替えは AIL スイッチに割り当てて下さい。
4. Default mixes(デフォルトのミックス)
1~ 4チャンネルのデフォルトのミックスは、100% weight のままにしておきます。制限したい時は、 Limits の値で調整して下さい。
5. Channel 5: Three-position switch. (5チャンネルは 3ポジションスイッチ)
SAFE テクノロジーのモデルで、3つのフライトモード(Beginner, Intermediate, Experienced)の切替を行います。 2ポジションのスイッチとして使うこともできます。
CH5 100 sIDx
6. Channel 6: Momentary switch.(6チャンネルはモメンタリースイッチ)
6チャンネルはトレーナースイッチ(TRN)に割り当てます。SAFE テクノロジーのモデル用のパニックボタン(“panic button”)として使います。Nano QX 等ではフライトモードスイッチとして使います。
CH6 100 sTRN
7. Limits: Set to +/-80% (except low throttle).(スロットル以外のリミットは +/-80% に設定)
Er9X の 100% は、Spektrum 送信機の 125% に相当します。Er9x の limits が 100% のままだと、リニアサーボがダメージを受けて正しく動作しない場合があります。
8. Limits: Leave low throttle only at -100%.(スロットルのマイナス・リミットだけは、-100% とする)
これは Spektrum 送信機のフルダウン・トリムに相当し、こうすることにより ESC が正しくアームするようになります。他のチャンネルのリミットは 80%にして下さい。
9. Limits: Reverse (invert) channels 2 and 4.(2 と 4チャンネルはリバース設定)
Spektrum 送信機のエルロンとラダーの動きに合わせるためです。一部のモデルでは 5チャンネルをリバースにする場合があります。
10. その他(必要な場合は追加設定して下さい)
・ Timer:
5分、Countdown, THs (throttle) をトリガーとします。
・ Sticky Throttle Lock.
Overrides CH1 to -100. Disables throttle stick, requires stick in low to reset.
Safety Switch 1: Ch1 X THR -100 (Using “Thr Cut” switch).
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