JJRC 製品の無線プロトコルについて _1
過去記事「Micro Multirotors(マイクロ・マルチローター)の人気機種は?」のコメント欄で、JJRC 1000A や WLtoys の製品が Holy Stone F180CK の送信機で飛ばせるかどうか話題になったので、少し調べてみました。
JJRC を含めラジコン各社の無線プロトコルを知るのは簡単です。下のリンク先のデータベースにほとんど出ています。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nBHzT3VWF6ShAhOqRB5y0Bcc7aXFuRFFlQkHn1RIM84/edit?pref=2&pli=1#gid=0
JJRC 製品のスクリーンショットです。

この表によれば、JJRC 1000A と 1000B は V2x2 プロトコルです。
次にWLtoys の製品のスクリーンショットです。


流れ者の初心者さんのコメントにあった V686 は、Flysky の新プロトコルのようです。だから、V2x2 送信機では飛ばせなかったのでしょう。
では、Holy Stone F180CK の正式の機種名は何でしょう?
上の Amazon リンクから F180CK の写真と性能を良く見てみましょう。
そして、Banggood で同じようなクアッドがないか調べてみましょう。
・・・JJRC H6C ですね。

JJRC H6C New Version 2.4G 4CH Headless Mode Quadcopter with Camera
新旧 2つのバージョンがあります。上の表ではプロトコルは V2x2 となっていますが、新旧バージョンでプロトコルが変わったかどうかは不明です。
Amazon では、Holy Stone F180CK のRTF は販売されていません。BNF だけですから、Holy Stone F180CK は旧バージョンの JJRC H6C なのでしょうか? よくわかりません。
JJRC を含めラジコン各社の無線プロトコルを知るのは簡単です。下のリンク先のデータベースにほとんど出ています。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nBHzT3VWF6ShAhOqRB5y0Bcc7aXFuRFFlQkHn1RIM84/edit?pref=2&pli=1#gid=0
JJRC 製品のスクリーンショットです。

この表によれば、JJRC 1000A と 1000B は V2x2 プロトコルです。
次にWLtoys の製品のスクリーンショットです。


流れ者の初心者さんのコメントにあった V686 は、Flysky の新プロトコルのようです。だから、V2x2 送信機では飛ばせなかったのでしょう。
では、Holy Stone F180CK の正式の機種名は何でしょう?
上の Amazon リンクから F180CK の写真と性能を良く見てみましょう。
そして、Banggood で同じようなクアッドがないか調べてみましょう。
・・・JJRC H6C ですね。

JJRC H6C New Version 2.4G 4CH Headless Mode Quadcopter with Camera
新旧 2つのバージョンがあります。上の表ではプロトコルは V2x2 となっていますが、新旧バージョンでプロトコルが変わったかどうかは不明です。
Amazon では、Holy Stone F180CK のRTF は販売されていません。BNF だけですから、Holy Stone F180CK は旧バージョンの JJRC H6C なのでしょうか? よくわかりません。
JJRC 製品の無線プロトコルについて _2
つぎに、Holy Stone F181CK についても調べてみました。
この機体は JJRC H12C と同じもののようです。ただし、送信機は違っていますし、カメラの性能も違います。

JJRC H12C Headless Mode One Key Return RC Quadcopter With 5MP Camera
F180CK は、H12C の 5MP 1080P カメラを 2MP にダウングレードした製品のようです。また、H12C のモード変更可能な送信機ではなく、H12W の送信機に似た形のもの(というか、H6Cの送信機のプロトコルを変えたもの)に変更しています。何ででしょうか? コストカットですか?
残念なことに、JJRC H12C のプロトコルは前出の表には出ていません。この送信機では F180CK が飛ばせないということなので、 V2x2 プロトコルでないことは確実です。
表にないということは、未だに明らかになっていない未知のプロトコルということです。となると、Deviation 送信機でも飛ばすことができないのでしょう。
JJRC は、Wltoys と互換性のある V2x2 プロトコルだから良かったとも言えるわけで、未知のプロトコルではちょっと使い勝手がよくないですね・・・。(^_^)
この機体は JJRC H12C と同じもののようです。ただし、送信機は違っていますし、カメラの性能も違います。

JJRC H12C Headless Mode One Key Return RC Quadcopter With 5MP Camera
F180CK は、H12C の 5MP 1080P カメラを 2MP にダウングレードした製品のようです。また、H12C のモード変更可能な送信機ではなく、H12W の送信機に似た形のもの(というか、H6Cの送信機のプロトコルを変えたもの)に変更しています。何ででしょうか? コストカットですか?
残念なことに、JJRC H12C のプロトコルは前出の表には出ていません。この送信機では F180CK が飛ばせないということなので、 V2x2 プロトコルでないことは確実です。
表にないということは、未だに明らかになっていない未知のプロトコルということです。となると、Deviation 送信機でも飛ばすことができないのでしょう。
JJRC は、Wltoys と互換性のある V2x2 プロトコルだから良かったとも言えるわけで、未知のプロトコルではちょっと使い勝手がよくないですね・・・。(^_^)
エアクラフトから技適送信機付の JJRC H22 クアッドが新発売。
JJRC H22 クアッドが技適送信機とセットでエアクラフトさんから発売されました。3,480円(税抜)で、送信機はモード2とモード1から選べます。
電波法をクリアしており、かつ航空法の規制外ですから、日本中どこでもいつでも手軽に飛ばすことができます。ビデオをご覧下さい。
【ビデオ】JJRC H22 3D Inverted Flight 2.4G 4CH 6-Axis Mini RC Quadcopter RTF - Banggood.com
https://www.youtube.com/watch?v=IKj2CTdQ4u0
【ビデオ】JJRC H22 Review - Invert Capable Quadcopter Drone - [Setup - Flight Test - Pros & Cons]
https://www.youtube.com/watch?v=-XWW_Dl3AAg

https://www.aircraft-japan.com/ja/p2758909-jj-h223d-m2
「背面飛行が可能な 3D クワッドコプター」だそうですから、XK X100 を愛用している tiger22 としては、ちょっと気になるクアッドです。少し調べてみましょう。
ところで、エアクラフトさんにはすでに Blade Nano QX 3D という本格的 3D クアッドがありますし、世界中で大人気の Nano QX や Inductrix というマイクロクアッドも持っているのに、なぜ今さらのように JJRC H22 を発売したのでしょう?
おそらくその答えは、ズバリ!価格だと思います。
Blade 製品はどれも高性能ですが、同時に高価格で有名です。Blade はトイ(オモチャ)ではなくホビー製品なので、高価格はやむを得ないところだと思いますが、初めてクアッドを購入するビギナー層にはその違いがわからないと思います。ビギナーは最初はどうしても低価格の製品に目が行ってしまいますから。
そういう意味では、エアクラフトさんが低価格クアッドを製品ラインに加えたのは正解のように思います。
JJRC H22 クアッドの無線プロトコルは H8-3D です。H8-3D を採用している機体はこの他に JJRC H11D、H20、H20C があります。JJRC H22 の技適送信機を使ってこれらのクアッドを飛ばすことができるように思えますが、H11D は FPV機なので無理です。ヘキサコプターの H20 は飛ばすことができます。
【ビデオ】JJRC H20 Nano Hexacopter 2.4G 4CH 6Axis Headless Mode RTF-Banggood.com
https://www.youtube.com/watch?v=fSc_z3jb7co

JJRC H20 Nano Hexacopter 2.4G 4CH 6Axis Headless Mode RTF
H20C も飛ばすことはできますが、カメラの操作ができないでしょう。(^_^)
忘れてはならないのは、H8-3D プロトコルは Eachine H8 3D クアッドが本家だということです。ですから、JJRC H22 は Eachine H8 3D のリブランド品です。(^_^)
【ビデオ】Eachine H8 3D Mini CF Mode 2.4G 4CH 6Axis RC Quadcopter RTF - Banggood.com
https://www.youtube.com/watch?v=_hhjLsEmsZs

Eachine H8 3D Mini 2.4G 4CH 6Axis Inverted Flight One Key Return RC Quadcopter RTF
とにかく JJRC H22 クアッドの技適シール付送信機で、人気のある Eachine H8 3D も合法的に飛ばすことができるようになったわけです。
エアクラフト版 JJRC H22 クアッドは、そこそこヒットしそうな予感がしますね。(^_^)
電波法をクリアしており、かつ航空法の規制外ですから、日本中どこでもいつでも手軽に飛ばすことができます。ビデオをご覧下さい。
【ビデオ】JJRC H22 3D Inverted Flight 2.4G 4CH 6-Axis Mini RC Quadcopter RTF - Banggood.com
https://www.youtube.com/watch?v=IKj2CTdQ4u0
【ビデオ】JJRC H22 Review - Invert Capable Quadcopter Drone - [Setup - Flight Test - Pros & Cons]
https://www.youtube.com/watch?v=-XWW_Dl3AAg

https://www.aircraft-japan.com/ja/p2758909-jj-h223d-m2
「背面飛行が可能な 3D クワッドコプター」だそうですから、XK X100 を愛用している tiger22 としては、ちょっと気になるクアッドです。少し調べてみましょう。
ところで、エアクラフトさんにはすでに Blade Nano QX 3D という本格的 3D クアッドがありますし、世界中で大人気の Nano QX や Inductrix というマイクロクアッドも持っているのに、なぜ今さらのように JJRC H22 を発売したのでしょう?
おそらくその答えは、ズバリ!価格だと思います。
Blade 製品はどれも高性能ですが、同時に高価格で有名です。Blade はトイ(オモチャ)ではなくホビー製品なので、高価格はやむを得ないところだと思いますが、初めてクアッドを購入するビギナー層にはその違いがわからないと思います。ビギナーは最初はどうしても低価格の製品に目が行ってしまいますから。
そういう意味では、エアクラフトさんが低価格クアッドを製品ラインに加えたのは正解のように思います。
JJRC H22 クアッドの無線プロトコルは H8-3D です。H8-3D を採用している機体はこの他に JJRC H11D、H20、H20C があります。JJRC H22 の技適送信機を使ってこれらのクアッドを飛ばすことができるように思えますが、H11D は FPV機なので無理です。ヘキサコプターの H20 は飛ばすことができます。
【ビデオ】JJRC H20 Nano Hexacopter 2.4G 4CH 6Axis Headless Mode RTF-Banggood.com
https://www.youtube.com/watch?v=fSc_z3jb7co

JJRC H20 Nano Hexacopter 2.4G 4CH 6Axis Headless Mode RTF
H20C も飛ばすことはできますが、カメラの操作ができないでしょう。(^_^)
忘れてはならないのは、H8-3D プロトコルは Eachine H8 3D クアッドが本家だということです。ですから、JJRC H22 は Eachine H8 3D のリブランド品です。(^_^)
【ビデオ】Eachine H8 3D Mini CF Mode 2.4G 4CH 6Axis RC Quadcopter RTF - Banggood.com
https://www.youtube.com/watch?v=_hhjLsEmsZs

Eachine H8 3D Mini 2.4G 4CH 6Axis Inverted Flight One Key Return RC Quadcopter RTF
とにかく JJRC H22 クアッドの技適シール付送信機で、人気のある Eachine H8 3D も合法的に飛ばすことができるようになったわけです。
エアクラフト版 JJRC H22 クアッドは、そこそこヒットしそうな予感がしますね。(^_^)
JJRC H22 クアッドについて _1
RC Groups に短いスレッドがいくつかありますので、適当に翻訳してみましょう。
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2493741
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Sep 02, 2015, 07:53 PM
Whitehouseさん:

JJRC H22 3D Inverted Flight 2.4G 4CH 6-Axis Mini RC Quadcopter RTF
Sep 04, 2015, 07:25 AM
1auriecさん:
おもしろそうですね。
バッテリーは 220mAh ですが、JJRC 1000 のバッテリーとサイズが似ているようです。
足の形は違いますが、機体は JJRC 1000 に似ていますし、Eachine H8 にも似ています。
Sep 04, 2015, 07:40 AM
SoloProFanさん:
バッテリーが 220mAh なら、Eachine H8 3D と同じでしょう。
Sep 04, 2015, 08:08 AM
Lycan Animalさん:
送信機は Eachine H8 3D のものとそっくりです。無線プロトコルも同じです。ということは、JJRC H22 は Eachine H8 3D のリブランド品ですか?
JJRC H22 の外観や LED は、Eachine H8 3D よりも良くなっています。
Oct 25, 2015, 09:05 AM
t00nz843zさん(Quadcopter 101):
この小さなマイクロクアッドは、誰でも飛ばすことのできるクアッドです。ビギナーモード(レート)では素敵に安定した飛行をします。中間レートでは素晴らしい機動性を示し、上級者用レートでは信じられないほどヨーが速くなります。
さらにはフリップしたり背面飛行もできます。もっと素晴らしい LED ライトがついていたら、このクアッドはパーフェクト(完璧)と言えたでしょう。
Pro's(良いところ)
・ ビギナーモード(レート)では素敵に安定した飛行をし、中間レートでは素晴らしい機動性を示し、上級者用レートでは信じられないほどヨーが速い。
・ 360度と 180度の素晴らしいフリップができる。
・ ノーマルと背面の両方で、非常に良く飛ぶ。
・ ヘッドレスモードとワンキー・リターン
・ 価格が安い。
Con's(悪いところ)
・ LED が残念で、夜間飛行には向かない。
・ 上級者用レートでのヘッドレスモードでは不安定になる。
・ 上級者用レートにするとピルエットがすべて超高速になってしまう。
ビデオをご覧下さい。
(ビデオ)JJRC H22 The Spinning Inverted Drone
https://www.youtube.com/watch?v=QS1qld-rBOo
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Banggood の JJRC H22 のページにリンクしておきます。こちらで 1セット買っておけば、予備のバッテリーとパーツ取り用の機体が安価に入手できます。(^_^)

JJRC H22 3D Inverted Flight 2.4G 4CH 6-Axis Mini RC Quadcopter RTF
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2493741
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Sep 02, 2015, 07:53 PM
Whitehouseさん:

JJRC H22 3D Inverted Flight 2.4G 4CH 6-Axis Mini RC Quadcopter RTF
Sep 04, 2015, 07:25 AM
1auriecさん:
おもしろそうですね。
バッテリーは 220mAh ですが、JJRC 1000 のバッテリーとサイズが似ているようです。
足の形は違いますが、機体は JJRC 1000 に似ていますし、Eachine H8 にも似ています。
Sep 04, 2015, 07:40 AM
SoloProFanさん:
バッテリーが 220mAh なら、Eachine H8 3D と同じでしょう。
Sep 04, 2015, 08:08 AM
Lycan Animalさん:
送信機は Eachine H8 3D のものとそっくりです。無線プロトコルも同じです。ということは、JJRC H22 は Eachine H8 3D のリブランド品ですか?
JJRC H22 の外観や LED は、Eachine H8 3D よりも良くなっています。
Oct 25, 2015, 09:05 AM
t00nz843zさん(Quadcopter 101):
この小さなマイクロクアッドは、誰でも飛ばすことのできるクアッドです。ビギナーモード(レート)では素敵に安定した飛行をします。中間レートでは素晴らしい機動性を示し、上級者用レートでは信じられないほどヨーが速くなります。
さらにはフリップしたり背面飛行もできます。もっと素晴らしい LED ライトがついていたら、このクアッドはパーフェクト(完璧)と言えたでしょう。
Pro's(良いところ)
・ ビギナーモード(レート)では素敵に安定した飛行をし、中間レートでは素晴らしい機動性を示し、上級者用レートでは信じられないほどヨーが速い。
・ 360度と 180度の素晴らしいフリップができる。
・ ノーマルと背面の両方で、非常に良く飛ぶ。
・ ヘッドレスモードとワンキー・リターン
・ 価格が安い。
Con's(悪いところ)
・ LED が残念で、夜間飛行には向かない。
・ 上級者用レートでのヘッドレスモードでは不安定になる。
・ 上級者用レートにするとピルエットがすべて超高速になってしまう。
ビデオをご覧下さい。
(ビデオ)JJRC H22 The Spinning Inverted Drone
https://www.youtube.com/watch?v=QS1qld-rBOo
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Banggood の JJRC H22 のページにリンクしておきます。こちらで 1セット買っておけば、予備のバッテリーとパーツ取り用の機体が安価に入手できます。(^_^)

JJRC H22 3D Inverted Flight 2.4G 4CH 6-Axis Mini RC Quadcopter RTF
JJRC H22 クアッドについて _2
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2493741
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Oct 25, 2015, 09:13 AM
SoloProFanさん:
送信機とレートのプログラムについて考えると、JJRC H22 が Eachine H8 3D のリブランドということに疑問を感じます。JJRC H22 はバレルロールをすることができますか?
Nov 04, 2015, 04:43 AM
SoloProFanさん:
やはり、JJRC H22 はボディの形は違いますが Eachine H8 3D と同じものです。H22 3D も受信機にアドオンボードがついています。H22 の方が 3gほど重いですけど。
Apr 06, 2016, 11:09 AM
theimacmanさん:
私のレビュービデオです。
(ビデオ)JJ R/C - H22 (3D) - Review and Flight
https://www.youtube.com/watch?v=AP42Z77e_QU&feature=youtu.be
Apr 16, 2016, 01:47 PM
SoloProFanさん:
Nanotech 260 mAh バッテリーと Tmart 300 mAh バッテリーが使えると思います。
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2456519
Apr 16, 2016, 02:20 PM
BGRさん:
ありがとうございます。H22 のバッテリー室は H8 3D と同じ大きさだと思います。
Apr 16, 2016, 02:41 PM
SoloProFanさん:
H8 3D のプラスチックボディの方がフレキシブルなので、太めのバッテリーでも装着できるかも知れません。
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Oct 25, 2015, 09:13 AM
SoloProFanさん:
送信機とレートのプログラムについて考えると、JJRC H22 が Eachine H8 3D のリブランドということに疑問を感じます。JJRC H22 はバレルロールをすることができますか?
Nov 04, 2015, 04:43 AM
SoloProFanさん:
やはり、JJRC H22 はボディの形は違いますが Eachine H8 3D と同じものです。H22 3D も受信機にアドオンボードがついています。H22 の方が 3gほど重いですけど。
Apr 06, 2016, 11:09 AM
theimacmanさん:
私のレビュービデオです。
(ビデオ)JJ R/C - H22 (3D) - Review and Flight
https://www.youtube.com/watch?v=AP42Z77e_QU&feature=youtu.be
Apr 16, 2016, 01:47 PM
SoloProFanさん:
Nanotech 260 mAh バッテリーと Tmart 300 mAh バッテリーが使えると思います。
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2456519
Apr 16, 2016, 02:20 PM
BGRさん:
ありがとうございます。H22 のバッテリー室は H8 3D と同じ大きさだと思います。
Apr 16, 2016, 02:41 PM
SoloProFanさん:
H8 3D のプラスチックボディの方がフレキシブルなので、太めのバッテリーでも装着できるかも知れません。
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Eachine H8 3D(JJRC H22)のミニレビュー(SoloProFanさん)_1
H8-3D プロトコルの合法送信機が手に入るようになったので、Eachine H8 3D も堂々と飛ばすことができます。(^_^)
JJRC H22 と Eachine H8 3D は基本的に同じもののようですが、発売されたのは Eachine H8 3D が早いので、 Eachine H8 3D 発売時のSoloProFanさんのレビューをチェックしてみましょう。
要点のみ翻訳します。
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2490617
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
Introduction:(はじめに)
最初の Eachine H8 Mini は、発売してすぐに、安くて性能のよいミニ・クアッドコプターとの評判を得ました。完璧とは言えませんが、楽しめるクアッドです。ですから、その 3Dバージョンである Eachine H8 3D にも、おのずと期待が高まります。
このレビューの内容は以下のとおりです。これから順番に書いていきます。
- 1. Specs and First Impression
- 2. Flying Performance
- 3. Preliminary Verdict
- 4. Suggestions for improvements
- 5. Modifications
- 6. Battery Options
- 7. Deviation TX Support
- 8. Updates
1. Specs and First Impression:(スペックと第 1印象)

Eachine H8 3D Mini 2.4G 4CH 6Axis Inverted Flight One Key Return RC Quadcopter RTF
Banggood のウェブサイトに書かれているスペック(仕様)は次のとおりです。
Description:(説明)
ブランド:Eachine
アイテム名:Eachine H8 3Dミニ RC クワッドローター
周波数:2.4G
ジャイロ:6軸
機体バッテリー:3.7V 220mAh 15C(付属)
送信機バッテリー:3 × 単4電池(付属しない)
充電時間:45分
飛行時間:6~8分
電波到達距離:約 30m
機体の色:グリーン、ブルー、オレンジ
Features:(特徴)
背面飛行、180度、3Dフリップ
ヘッドレスモードでは、飛行前の機体位置調整が不要
ワンキーリターン機能で、簡単に離陸位置に戻すことが可能
4チャンネル操縦で、上昇、下降、前進、後退、左右横移動、360度ロールが可能
6軸ジャイロを搭載しているので、機体は安定しており操縦は簡単
4つのLEDライトがあるので、3D 飛行時でも視認性が良い
軽量機体で耐久性も高い
バッテリー保護機能付
Package Included:(パッケージに含まれるもの)
1×H8 3D ミニRCクワッドローター
1×3.7V 220MAH バッテリー
1×送信機
1×USBケーブル
2×予備プロペラ(A&B)
4×ソフトフォーム・ランディングクッション
1×取扱説明書
付属のバッテリーは 1S 220 mAh で、重さは約 5.96g です。Banggood の交換用バッテリーは 260 mAh で重量は約 7.60g あり、かなりの長さがあります。バッテリーホルダーが広いので、付属バッテリーの一方には隙間を埋めるためのフォームが貼り付けられています。交換用バッテリーはかなり長いですが、付属バッテリーほど厚みがないので、簡単に出し入れできます。フォームを貼り付けて、脱落しないようにする必要があるでしょう。
Banggood のウェブサイトに書かれている情報はほとんど正しいですが、送信機のバッテリーは単4電池 3本ではなく 2本が正解です。これは JJRC H20 ヘキサコプターに非常に近く、実際、同じ送信機を使用しています。H20 の送信機で H8 3D が飛ばせますし、その逆も可能です。また、Banggood の飛行時間も誇張して書かれています。
ところで、これは H8 3D という名前がついていますが、H8 Mini よりも少し大きいです。モーターの直径は H8 Mini は 6mmですが、これは 7mmあります。モーター間距離も広がっていて、プロペラガードもしっかりしています。下の比較写真を見て下さい。

バッテリーを除く H8 3D の機体重量は 20.70gです。H8 Mini はバッテリー込みでも 20gありません。H8 Mini のプロペラ直径は 45mm ですが、H8 3D は 50mm あります。背面飛行するので、プロペラの形も違っています。
モーター間の対角線の長さは約 94mmです。これに対し H8 Mini は 75mm です。ですから、H8 3D は H8 Mini よりも空中での存在感が大きく感じます。
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・・・続きます。
JJRC H22 と Eachine H8 3D は基本的に同じもののようですが、発売されたのは Eachine H8 3D が早いので、 Eachine H8 3D 発売時のSoloProFanさんのレビューをチェックしてみましょう。
要点のみ翻訳します。
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2490617
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
Introduction:(はじめに)
最初の Eachine H8 Mini は、発売してすぐに、安くて性能のよいミニ・クアッドコプターとの評判を得ました。完璧とは言えませんが、楽しめるクアッドです。ですから、その 3Dバージョンである Eachine H8 3D にも、おのずと期待が高まります。
このレビューの内容は以下のとおりです。これから順番に書いていきます。
- 1. Specs and First Impression
- 2. Flying Performance
- 3. Preliminary Verdict
- 4. Suggestions for improvements
- 5. Modifications
- 6. Battery Options
- 7. Deviation TX Support
- 8. Updates
1. Specs and First Impression:(スペックと第 1印象)

Eachine H8 3D Mini 2.4G 4CH 6Axis Inverted Flight One Key Return RC Quadcopter RTF
Banggood のウェブサイトに書かれているスペック(仕様)は次のとおりです。
Description:(説明)
ブランド:Eachine
アイテム名:Eachine H8 3Dミニ RC クワッドローター
周波数:2.4G
ジャイロ:6軸
機体バッテリー:3.7V 220mAh 15C(付属)
送信機バッテリー:3 × 単4電池(付属しない)
充電時間:45分
飛行時間:6~8分
電波到達距離:約 30m
機体の色:グリーン、ブルー、オレンジ
Features:(特徴)
背面飛行、180度、3Dフリップ
ヘッドレスモードでは、飛行前の機体位置調整が不要
ワンキーリターン機能で、簡単に離陸位置に戻すことが可能
4チャンネル操縦で、上昇、下降、前進、後退、左右横移動、360度ロールが可能
6軸ジャイロを搭載しているので、機体は安定しており操縦は簡単
4つのLEDライトがあるので、3D 飛行時でも視認性が良い
軽量機体で耐久性も高い
バッテリー保護機能付
Package Included:(パッケージに含まれるもの)
1×H8 3D ミニRCクワッドローター
1×3.7V 220MAH バッテリー
1×送信機
1×USBケーブル
2×予備プロペラ(A&B)
4×ソフトフォーム・ランディングクッション
1×取扱説明書
付属のバッテリーは 1S 220 mAh で、重さは約 5.96g です。Banggood の交換用バッテリーは 260 mAh で重量は約 7.60g あり、かなりの長さがあります。バッテリーホルダーが広いので、付属バッテリーの一方には隙間を埋めるためのフォームが貼り付けられています。交換用バッテリーはかなり長いですが、付属バッテリーほど厚みがないので、簡単に出し入れできます。フォームを貼り付けて、脱落しないようにする必要があるでしょう。
Banggood のウェブサイトに書かれている情報はほとんど正しいですが、送信機のバッテリーは単4電池 3本ではなく 2本が正解です。これは JJRC H20 ヘキサコプターに非常に近く、実際、同じ送信機を使用しています。H20 の送信機で H8 3D が飛ばせますし、その逆も可能です。また、Banggood の飛行時間も誇張して書かれています。
ところで、これは H8 3D という名前がついていますが、H8 Mini よりも少し大きいです。モーターの直径は H8 Mini は 6mmですが、これは 7mmあります。モーター間距離も広がっていて、プロペラガードもしっかりしています。下の比較写真を見て下さい。

バッテリーを除く H8 3D の機体重量は 20.70gです。H8 Mini はバッテリー込みでも 20gありません。H8 Mini のプロペラ直径は 45mm ですが、H8 3D は 50mm あります。背面飛行するので、プロペラの形も違っています。
モーター間の対角線の長さは約 94mmです。これに対し H8 Mini は 75mm です。ですから、H8 3D は H8 Mini よりも空中での存在感が大きく感じます。
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・・・続きます。
Eachine H8 3D(JJRC H22)のミニレビュー(SoloProFanさん)_2
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2490617
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
2. Flying Performance:(飛行性能)
バインドのやり方は JJRC H20 と同じです。クアッドの電源を入れて、送信機の電源を入れると、送信機が鳴り始めるので、スロットルを上まで上げてから下げます。
まず最初に、このクアッドがその他の RTF クアッドと違うところ、すなわち背面飛行能力に注目したいと思います。送信機のフリップボタンを押すと、クアッドは 180度フリップします。(他のクアッドの場合は、フリップボタンを押すと 360度フリップし、ほとんどのメーカーはこれを "eversion" と呼んでいます。)
クアッドが背面姿勢になったからといって、可変ピッチヘリコプターのようにスロットルスティックの下半分で操縦するなんてことをする必要はありません。180度フリップすると、フライトコントローラが自動的にスロットル等のコントロールをリバース(逆転)にしてくれます。ですから、スティック操作は普通の飛行の場合と同じで OK です。そのため、このクアッドは可変ピッチヘリの飛行練習には、ほとんど役に立ちません。
背面飛行になると、モーター音が高くなります。ノーマルモードの通常飛行では、もう少し静かな音がします。普通の 360度フリップをやりたい場合は、右スティックを押してモードを変更します。360度フリップはスムーズで十分にタイトです。
なお、背面飛行中に LVC(低電圧カット)になると、通常姿勢に戻せなくなります。プロペラガードがプロペラの先まで伸びていますが、荒っぽい着陸をするとこれらが地面をこすります。ですから、バッテリー切れが近づいてきたら背面姿勢から通常姿勢に戻しておき、 LVC ランプが点灯したら素早く着陸させて下さい。
さて、次は通常飛行です。このクアッドには 3つのレート(低、中、高)があります。低レートはビギナー用で、H8 Mini の低レートに当たります。ヨーとバンク角度のバランスがよくとれています。これは中レートでも同じで、ヨーは H8 Mini の低レートより少し遅いです。高レートではバンク角度が非常に深くなり、ヨーも高速になります。H8 Mini の低レートと同じくらい高速になります。
私は普通、中レートで飛ばしています。というのは、中レートは H8 Mini の低レートと同じくらいの速さですが、ヨーはスピードとバンク角度のバランスが非常に優れているからです。本当にスムーズでパワーもあります。高レートでは、FFF(高速前進飛行)を続けると高度が下がって行くので、常に高度のコントロールに気を配る必要があります。中レートでは、好きなだけフルスピードで飛ばすことができます。しかし・・・。
・・・レンジ(距離)が問題です。レンジは最近のクアッドに共通する問題のようです。数週間前に買った普通の H8 Mini は、30m 離れただけで電波の接続が切れました。この H8 3D のレンジはそれよりも短いようで、20~25mの間で接続エラーが出始めます。結果、2回のフライアウェイを経験しました。1回目はクアッドがどこかの草むらに突っ込みました。2回目は、駐車場に停めてあった私の自動車のタイヤにフルスピードで激突しました。
もう 1つの欠点は、私の時は黒色しか選択できなかったことです。プロペラ 4つも黒色でした。レンジが短いとは言え、これでは機首方向を見失います。もっと視認性の良いあざやかな色が発売されることを願っています。
申し訳ないですが、私が飛ばすたびにレンジ問題が発生して、毎回フライアウェイしそうになり、満足に飛ばせていません。リビングルームでホバリング時間を測ってみましたが、実際の飛行時間の参考にはならないでしょう。
このクアッドの非常に良いところは、前方飛行中に 360度フリップができることです。ご存じだとは思いますが、BayangToys X9 は中速の前方飛行中にバックフリップでき、結果としてループを描くことができます。H8 3D もまた前方飛行中にサイドフリップできますから、ベーシックな高速ロール飛行ができてしまいます。モーターの回転を止めるなどの手間なしに、両方向でロールができます。
クアッドを前方飛行させ、右スティックを中央に戻し、ロールボタンを押してロール方向を入力します。ロールが終わったら、エレベータを前に倒します。H8 Mini でこれをやろうとすると、急ブレーキがかかったようになります。
ところで、飛行中は通常姿勢だろうが背面姿勢だろうが気にする必要はないですが、電源投入時には通常姿勢でなくてはなりません。ちゃんと足で立っている必要があります。
これは改造した Eachine H8 3D の飛行例を示すビデオです。アンテナを改造し、NanoTech 260 mah バッテリーを使い、プロペラの色を変えてあります。
(ビデオ)Zipping around with the Eachine H8 3D
https://vimeo.com/144048796
---------------
・・・続きます。
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
2. Flying Performance:(飛行性能)
バインドのやり方は JJRC H20 と同じです。クアッドの電源を入れて、送信機の電源を入れると、送信機が鳴り始めるので、スロットルを上まで上げてから下げます。
まず最初に、このクアッドがその他の RTF クアッドと違うところ、すなわち背面飛行能力に注目したいと思います。送信機のフリップボタンを押すと、クアッドは 180度フリップします。(他のクアッドの場合は、フリップボタンを押すと 360度フリップし、ほとんどのメーカーはこれを "eversion" と呼んでいます。)
クアッドが背面姿勢になったからといって、可変ピッチヘリコプターのようにスロットルスティックの下半分で操縦するなんてことをする必要はありません。180度フリップすると、フライトコントローラが自動的にスロットル等のコントロールをリバース(逆転)にしてくれます。ですから、スティック操作は普通の飛行の場合と同じで OK です。そのため、このクアッドは可変ピッチヘリの飛行練習には、ほとんど役に立ちません。
背面飛行になると、モーター音が高くなります。ノーマルモードの通常飛行では、もう少し静かな音がします。普通の 360度フリップをやりたい場合は、右スティックを押してモードを変更します。360度フリップはスムーズで十分にタイトです。
なお、背面飛行中に LVC(低電圧カット)になると、通常姿勢に戻せなくなります。プロペラガードがプロペラの先まで伸びていますが、荒っぽい着陸をするとこれらが地面をこすります。ですから、バッテリー切れが近づいてきたら背面姿勢から通常姿勢に戻しておき、 LVC ランプが点灯したら素早く着陸させて下さい。
さて、次は通常飛行です。このクアッドには 3つのレート(低、中、高)があります。低レートはビギナー用で、H8 Mini の低レートに当たります。ヨーとバンク角度のバランスがよくとれています。これは中レートでも同じで、ヨーは H8 Mini の低レートより少し遅いです。高レートではバンク角度が非常に深くなり、ヨーも高速になります。H8 Mini の低レートと同じくらい高速になります。
私は普通、中レートで飛ばしています。というのは、中レートは H8 Mini の低レートと同じくらいの速さですが、ヨーはスピードとバンク角度のバランスが非常に優れているからです。本当にスムーズでパワーもあります。高レートでは、FFF(高速前進飛行)を続けると高度が下がって行くので、常に高度のコントロールに気を配る必要があります。中レートでは、好きなだけフルスピードで飛ばすことができます。しかし・・・。
・・・レンジ(距離)が問題です。レンジは最近のクアッドに共通する問題のようです。数週間前に買った普通の H8 Mini は、30m 離れただけで電波の接続が切れました。この H8 3D のレンジはそれよりも短いようで、20~25mの間で接続エラーが出始めます。結果、2回のフライアウェイを経験しました。1回目はクアッドがどこかの草むらに突っ込みました。2回目は、駐車場に停めてあった私の自動車のタイヤにフルスピードで激突しました。
もう 1つの欠点は、私の時は黒色しか選択できなかったことです。プロペラ 4つも黒色でした。レンジが短いとは言え、これでは機首方向を見失います。もっと視認性の良いあざやかな色が発売されることを願っています。
申し訳ないですが、私が飛ばすたびにレンジ問題が発生して、毎回フライアウェイしそうになり、満足に飛ばせていません。リビングルームでホバリング時間を測ってみましたが、実際の飛行時間の参考にはならないでしょう。
このクアッドの非常に良いところは、前方飛行中に 360度フリップができることです。ご存じだとは思いますが、BayangToys X9 は中速の前方飛行中にバックフリップでき、結果としてループを描くことができます。H8 3D もまた前方飛行中にサイドフリップできますから、ベーシックな高速ロール飛行ができてしまいます。モーターの回転を止めるなどの手間なしに、両方向でロールができます。
クアッドを前方飛行させ、右スティックを中央に戻し、ロールボタンを押してロール方向を入力します。ロールが終わったら、エレベータを前に倒します。H8 Mini でこれをやろうとすると、急ブレーキがかかったようになります。
ところで、飛行中は通常姿勢だろうが背面姿勢だろうが気にする必要はないですが、電源投入時には通常姿勢でなくてはなりません。ちゃんと足で立っている必要があります。
これは改造した Eachine H8 3D の飛行例を示すビデオです。アンテナを改造し、NanoTech 260 mah バッテリーを使い、プロペラの色を変えてあります。
(ビデオ)Zipping around with the Eachine H8 3D
https://vimeo.com/144048796
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・・・続きます。
Eachine H8 3D(JJRC H22)のミニレビュー(SoloProFanさん)_3
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2490617
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
3. Preliminary Verdict:(とりあえずの結論)
背面飛行ができることを除いても、このクアッドは他に多くのものを与えてくれます。(Eachine H8 3D の「3D 飛行」は本物の 3D ではありません。3D 風のギミック(からくり)に過ぎないので、H8 3D で「3D 飛行」の練習をすることはできません。)
レートは上手に調整されています。特に中レートは俊敏かつスムーズです。高レートは普通の人の手に負えません。とりわけ、真っ黒のクアッドが高速飛行すると、オリエンテーションを保つことがほとんど不可能です。
また、箱だし状態のままでは、レンジ(電波到達距離)がお粗末なので、スピードを上げるとすぐにフライアウェイして見失ってしまいます。レートのプログラムは非常に良くできていますが、レンジが短すぎるためにその良さが生きていません。
しかし、レンジを伸ばす改造を加えれば、これは素晴らしいクアッドになります。優れたパワーと、中レートでのスムーズで本当に速い飛行、高レートの基地外じみた速度も経験できます。
機体の色が黒のクアッドは問題です。機体が青色でも 4つのプロペラが全部黒色の場合はやはり問題です。少し離れるとオリエンテーションがわからなくなり操縦できません。緑の機体を手に入れて、プロペラの色を前後で変えれば、はるかに良く見えるようになるでしょう。
これらの問題が解決された場合、ほとんどの場面で楽しめるクアッドになるでしょう。そよ風程度なら外で飛ばすことができます。JJ1000 や Juncheng 3015-2 と同レベルのスピードが出ますし、ターンは JJ1000 よりはるかにタイトに回れます。Juncheng 3015-2 並みのヘアピンターンをやってのけるでしょう。
ターンのスムーズさは、私に Bayang Toys X7 を思い出させてくれます。向かい風の中を巡航しても、H8 3D は JJ1000 のように上下に揺れません。
高速飛行に入ると、純正バッテリーはモーターに十分な電流を供給できないことがあります。高速飛行の後は常にバッテリーが熱くなります。Eachine 260 mAh バッテリーや Nanotech 260 や Tmart 300 なら、ちょっと暖かくなる程度です。室内で 3D 飛行する程度なら高速を出さないので、220 mAh の純正バッテリーが軽くて良いと思います。しかし、純正バッテリーは、フルスピードの時に高度を維持するだけのパワーがありません。
また無線プロトコルが、H8 Mini のように Bayang プロトコルと互換性があれば良かったのですが、H8 3D は新しいプロトコルだという点もマイナスポイントになります。送信機は、H8 Mini の送信機ほど窮屈ではありません。しかし、BayangToys "X-series" の送信機の方が、フィーリングに優れ信頼性が高く、レンジも問題ありません。
Pro's(良いところ)
・ ヨー/ピッチのバランスが良い、特に中レートではスムーズで俊敏な飛行
・ バッテリー室が広いので、大容量バッテリーが積める
・ 4本の予備プロペラが付属
・ 背面飛行ができる
・ 前進飛行中にサイドフリップすると、バレルロールのような飛行になる
・ 純正バッテリーで飛行時間は 5分以上、260 mAh バッテリーでは 6分以上
・ 多少の風の中でも飛ばすことができる
Cons(悪いところ)
・ レンジ(電波到達距離)が短い
・ 黒い機体に黒いプロペラは、視認性が悪くてダメ
・ LED の視認性が悪く、気がつくと LVC になっている
・ 上下のフレームがぴったり嵌らない
・ 純正バッテリーの装着が緩くて、パワー不足
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・・・続きます。
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
3. Preliminary Verdict:(とりあえずの結論)
背面飛行ができることを除いても、このクアッドは他に多くのものを与えてくれます。(Eachine H8 3D の「3D 飛行」は本物の 3D ではありません。3D 風のギミック(からくり)に過ぎないので、H8 3D で「3D 飛行」の練習をすることはできません。)
レートは上手に調整されています。特に中レートは俊敏かつスムーズです。高レートは普通の人の手に負えません。とりわけ、真っ黒のクアッドが高速飛行すると、オリエンテーションを保つことがほとんど不可能です。
また、箱だし状態のままでは、レンジ(電波到達距離)がお粗末なので、スピードを上げるとすぐにフライアウェイして見失ってしまいます。レートのプログラムは非常に良くできていますが、レンジが短すぎるためにその良さが生きていません。
しかし、レンジを伸ばす改造を加えれば、これは素晴らしいクアッドになります。優れたパワーと、中レートでのスムーズで本当に速い飛行、高レートの基地外じみた速度も経験できます。
機体の色が黒のクアッドは問題です。機体が青色でも 4つのプロペラが全部黒色の場合はやはり問題です。少し離れるとオリエンテーションがわからなくなり操縦できません。緑の機体を手に入れて、プロペラの色を前後で変えれば、はるかに良く見えるようになるでしょう。
これらの問題が解決された場合、ほとんどの場面で楽しめるクアッドになるでしょう。そよ風程度なら外で飛ばすことができます。JJ1000 や Juncheng 3015-2 と同レベルのスピードが出ますし、ターンは JJ1000 よりはるかにタイトに回れます。Juncheng 3015-2 並みのヘアピンターンをやってのけるでしょう。
ターンのスムーズさは、私に Bayang Toys X7 を思い出させてくれます。向かい風の中を巡航しても、H8 3D は JJ1000 のように上下に揺れません。
高速飛行に入ると、純正バッテリーはモーターに十分な電流を供給できないことがあります。高速飛行の後は常にバッテリーが熱くなります。Eachine 260 mAh バッテリーや Nanotech 260 や Tmart 300 なら、ちょっと暖かくなる程度です。室内で 3D 飛行する程度なら高速を出さないので、220 mAh の純正バッテリーが軽くて良いと思います。しかし、純正バッテリーは、フルスピードの時に高度を維持するだけのパワーがありません。
また無線プロトコルが、H8 Mini のように Bayang プロトコルと互換性があれば良かったのですが、H8 3D は新しいプロトコルだという点もマイナスポイントになります。送信機は、H8 Mini の送信機ほど窮屈ではありません。しかし、BayangToys "X-series" の送信機の方が、フィーリングに優れ信頼性が高く、レンジも問題ありません。
Pro's(良いところ)
・ ヨー/ピッチのバランスが良い、特に中レートではスムーズで俊敏な飛行
・ バッテリー室が広いので、大容量バッテリーが積める
・ 4本の予備プロペラが付属
・ 背面飛行ができる
・ 前進飛行中にサイドフリップすると、バレルロールのような飛行になる
・ 純正バッテリーで飛行時間は 5分以上、260 mAh バッテリーでは 6分以上
・ 多少の風の中でも飛ばすことができる
Cons(悪いところ)
・ レンジ(電波到達距離)が短い
・ 黒い機体に黒いプロペラは、視認性が悪くてダメ
・ LED の視認性が悪く、気がつくと LVC になっている
・ 上下のフレームがぴったり嵌らない
・ 純正バッテリーの装着が緩くて、パワー不足
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・・・続きます。
Eachine H8 3D(JJRC H22)のミニレビュー(SoloProFanさん)_4
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2490617
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
4. Suggestions for improvements:(改善のための提案)
製造業者や少なくとも販売店はこれを読んでくれることを希望します。
以下はこのクアッドを改善し完璧にするための提案です。
・ レンジを最低でも 50mまで伸ばす
・ 機首方向を判別しやすくするために、前方プロペラは白色にする
・ 機体は視認性の良い色にして、LED を明るくする
・ H8 Mini と同じ Bayangtoys X9 プロトコルに変える
・ 本物の 3D モードを追加する
・ 最近 H8 Mini で行われたように、フレームを接続するネジを増やす
5. Modifications:(改造)
上記の要望が実現するかどうかわからないので、とりあえず自分で改造することにしましょう。レンジを伸ばすために、すでに知られている「アンテナ改造」を行います。クアッドを開けます。



ご覧の通り、アンテナは基盤に添って寝かせられています。また、トランジスタが追加されているのがわかりますが、これはモーターを逆回転させるために必要なものです。
私は機体カバーに穴を開け、そこからアンテナをまっすぐ外に出しました。最後にカバーをネジ止めしておしまいです。テスト飛行の準備が整いました。


不格好にはなりますが、みなさん、これはやってみるだけの価値があります! 私の場合、レンジは 2倍以上になりました。少なくとも H8 Mini と同じくらい、おそらく 50m以上にはなりました。今ではレンジ制限を気にすることなく、ハイスピードで飛ばすことができます。
---------------
・・・続きます。
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
4. Suggestions for improvements:(改善のための提案)
製造業者や少なくとも販売店はこれを読んでくれることを希望します。
以下はこのクアッドを改善し完璧にするための提案です。
・ レンジを最低でも 50mまで伸ばす
・ 機首方向を判別しやすくするために、前方プロペラは白色にする
・ 機体は視認性の良い色にして、LED を明るくする
・ H8 Mini と同じ Bayangtoys X9 プロトコルに変える
・ 本物の 3D モードを追加する
・ 最近 H8 Mini で行われたように、フレームを接続するネジを増やす
5. Modifications:(改造)
上記の要望が実現するかどうかわからないので、とりあえず自分で改造することにしましょう。レンジを伸ばすために、すでに知られている「アンテナ改造」を行います。クアッドを開けます。



ご覧の通り、アンテナは基盤に添って寝かせられています。また、トランジスタが追加されているのがわかりますが、これはモーターを逆回転させるために必要なものです。
私は機体カバーに穴を開け、そこからアンテナをまっすぐ外に出しました。最後にカバーをネジ止めしておしまいです。テスト飛行の準備が整いました。


不格好にはなりますが、みなさん、これはやってみるだけの価値があります! 私の場合、レンジは 2倍以上になりました。少なくとも H8 Mini と同じくらい、おそらく 50m以上にはなりました。今ではレンジ制限を気にすることなく、ハイスピードで飛ばすことができます。
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・・・続きます。
Eachine H8 3D(JJRC H22)のミニレビュー(SoloProFanさん)_5
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2490617
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
6. Battery Options:(バッテリー・オプション)
前にも述べたように、バッテリーホルダーはかなり大きいです。260 mAh バッテリーを入れたときの写真です。


バッテリーの横と前後にまだ余裕があります。ですから、バッテリーを固定するためにはスポンジフォーム等が必要です。Hubsan X4 の 350 mAh バッテリーでさえ装着可能ですが、さすがに重すぎるようです。T-mart の 300 mAh 25C/30C バッテリーはぴったり収まるようなので試してみるつもりですが、260 mAh バッテリーより 1g重くなります。
7. Deviation TX Support:(Deviation 送信機)
H8-3D プロトコルは Deviation でサポートされています。
8. Updates:(アップデート)
Update 30 august 2015:
改造アンテナはうまく動作しています。レンジ(電波到達距離)は BayangToys X9 送信機で H8 Mini を飛ばした時と同等で、50m以上はあります。スピードを出せるようになったので使い勝手が良くなり、大きく広い楕円ルートを飛ばすことができます。
中レートはスムーズで十分に速いですが、高レートは飛ばすのが難しい、というよりも基地外じみています。高レートの H8 Mini ほどではないですが、高レートのヨーは非常に神経質です。付属の送信機が良くないので高レートで飛ばすのはむずかしいですが、中レートなら楽しく飛ばすことができます。高性能な送信機が欲しいですね。
純正バッテリーは LVC になるまで、5分以上は飛びます。260 mAh バッテリーならさらに 1分は長く飛べます。私は背面飛行はやりませんが、高速飛行や 360度フリップは行います。背面飛行をすれば飛行時間はもっと短くなると思います。
Update 5 september 2015:
2機目の H8 3D の到着を待っているところです。今度は緑色にしましたので、前後のプロペラの色を変えることができます。
アンテナを改造して唯一の不満であったレンジ問題が解決したので、クアッドを遠くまで飛ばせるようにはなったのですが、黒一色の機体では簡単に見失ってしまいます。
ホルダーにぴったりとフィットする 300 mAh バッテリーをいくつか見つけました。重量は約 8.2gで、260 mAh バッテリーより 0.6g重いだけです。このバッテリーを使えば、7分以上は飛べるでしょう。
---------------
・・・続きます。
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Aug 29, 2015, 09:47 AM
SoloProFanさん:
6. Battery Options:(バッテリー・オプション)
前にも述べたように、バッテリーホルダーはかなり大きいです。260 mAh バッテリーを入れたときの写真です。


バッテリーの横と前後にまだ余裕があります。ですから、バッテリーを固定するためにはスポンジフォーム等が必要です。Hubsan X4 の 350 mAh バッテリーでさえ装着可能ですが、さすがに重すぎるようです。T-mart の 300 mAh 25C/30C バッテリーはぴったり収まるようなので試してみるつもりですが、260 mAh バッテリーより 1g重くなります。
7. Deviation TX Support:(Deviation 送信機)
H8-3D プロトコルは Deviation でサポートされています。
8. Updates:(アップデート)
Update 30 august 2015:
改造アンテナはうまく動作しています。レンジ(電波到達距離)は BayangToys X9 送信機で H8 Mini を飛ばした時と同等で、50m以上はあります。スピードを出せるようになったので使い勝手が良くなり、大きく広い楕円ルートを飛ばすことができます。
中レートはスムーズで十分に速いですが、高レートは飛ばすのが難しい、というよりも基地外じみています。高レートの H8 Mini ほどではないですが、高レートのヨーは非常に神経質です。付属の送信機が良くないので高レートで飛ばすのはむずかしいですが、中レートなら楽しく飛ばすことができます。高性能な送信機が欲しいですね。
純正バッテリーは LVC になるまで、5分以上は飛びます。260 mAh バッテリーならさらに 1分は長く飛べます。私は背面飛行はやりませんが、高速飛行や 360度フリップは行います。背面飛行をすれば飛行時間はもっと短くなると思います。
Update 5 september 2015:
2機目の H8 3D の到着を待っているところです。今度は緑色にしましたので、前後のプロペラの色を変えることができます。
アンテナを改造して唯一の不満であったレンジ問題が解決したので、クアッドを遠くまで飛ばせるようにはなったのですが、黒一色の機体では簡単に見失ってしまいます。
ホルダーにぴったりとフィットする 300 mAh バッテリーをいくつか見つけました。重量は約 8.2gで、260 mAh バッテリーより 0.6g重いだけです。このバッテリーを使えば、7分以上は飛べるでしょう。
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・・・続きます。