ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _1
こんにちは、藪 丈二です。
ほぼ3年前に Hlifreak.comで「テール・イン・ホバからファンネルまで6か月間訓練法」と題した投稿があり、大変話題になったのをご記憶の方もいらっしゃると思います。
"From tail-in to all 8s and funnels in 6 months" (helifreak.com)
http://www.helifreak.com/showthread.php?t=531380
最近、私も実機による背面飛行訓練を始めたのですが、今一度基本的なスキルを確認するため、この投稿記事を再読しています。
読めば読むほど役に立つ良い投稿記事なので、みなさんのお役に立つかもしれないと思い、適当に端折りながら忘備録として意訳してみました。
これからヘリ沼にどっぷりと浸かるビギナーさんのご参考になれば幸いです。
満 身 創 痍

【tiger22 注記】
最初にみなさんを代表して、私から藪 丈二さんにお礼を申し上げたいと存じます。藪 丈二さんは、ArchmageAUさん(オーストラリア)の長い投稿記事を、実にコンパクトに要領よくまとめて下さいました。
コンパクトですが内容は詰まっています。可変ピッチヘリコプターでケツホバ(テール・イン・ホバリング)ができる人なら、このプログラムにチャレンジできるでしょう。
かなりの長さになりますので、8回に分けて掲載させていただきます。
最初の 3回は概要説明で、4回目から飛行ビデオを使った実際のトレーニングに入ります。6ヶ月後にすべて習得するのを目指してがんばって下さい。(^_^)
前置きが長くなりましたが、さっそく始めたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
投稿者:ArchmageAU
投稿日:05-19-2013
From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
(テール・イン・ホバリングを手始めに、6か月間で全方位フィギュア8とファンネル・フライト技術を習得する訓練法)
はじめに
私の提案する訓練法は適切なシミュレーターの使用に重きを置いており、万人向けではないかもしれません。時には退屈することもあるでしょうし、自己管理や忍耐力が必要になりますが、辛抱強くこの訓練法を継続すれば、必ずやあなたの努力は報われると思います。
私自身、テール・インからファンネルまの操縦法を6か月間で習得できましたが、下記に述べるガイダンスに従っても、おそらく、より長期間の訓練が必要な人も居れば、6か月未満で操縦技術を習得してしまう人も居るかもしれません。
思ったよりも長くかかっても決して落胆しないでください。タイム・リミットはありませんからマイ・ペースで操縦技術を磨きましょう。
系統立った、かつシステム化された訓練法に従えば、短期間で技術の向上が期待できます。
準備する物件等
・優良なラジコン・シミュレーターの準備
①ホバリング・トレーニング・モードが備わっていること。
②動きの速度を増減できる機能が備わっていること。
③日常使用する送信機が利用できること(リアルフライトのコントローラーでもOK)
・タイマー
・メモ帳(スプレッド・シートなど)
・ポータブル・ミュージック・プレーヤー
・可変ピッチヘリ(例:NanoCPXや130X)
もし、450クラス以上であれば、FBL(フライバーレス)でかつ自律水平機能を有するモデル
ラジコン・シミュレーターについて
シミュレーターに関してですが、すぐ飽きる欠点があります。フレード音は可笑しな音ですし、景色の見え方にも問題がありますけれども、訓練ツールとして使用する限り極めて安全であり、短期間で操縦技術を習得できるこの上ないツールです。
退屈な訓練を紛らわすため、ミュージック・プレーヤーもしくはPCでのBGMを聴きながらの訓練がお勧めです。
シミュレーターの使用を敬遠する人も中にはおられますが、私の提唱する訓練法は、適切なシミュレーターの使用に重きを置いています。一日も早く操縦技術を向上させたいのであれば、シミュレーターこそ最善のツールです。
すなわち、モデルとして採用されているヘリはすべてバランスが保たれており、燃料切れもなければバッテリー消耗もありません。クラッシュしても修理の必要はなく、飛行場や気象状況、昼夜の制約もありません。
シミュレーター訓練の最終目標として、6ヶ月間の訓練を終えた時点では、ヘリの向きがどのような方向でも、また姿勢が崩れかかっていても、無意識のうちに修正できるようになることを目指しています。
とは言うものの、私自身なお失敗する時がありますがほんの1%程度ですし、姿勢を修正するのに時間的余裕が十分あります。
このガイダンスは、反射神経(motor-neuron)が無意識のうちにフィードバックされる唯一の訓練法であり、歩くときと同じような感覚で(歩行に何ら支障がないと仮定して)、RCヘリを制御できるようになることです。
考えてみれば、歩行は極めて複雑なスキルの集約ですけれども、大半の人は足の運びなどを考えることなく自動的に歩行できます。最初は何度も失敗を繰り返しますが、失敗から何かを学びつつ上達してゆきます。
物事を習得する段階(この項は、御氣楽総合研究所HPの記事を参考にしました。)
人はどのようにして知識や行動を習得するのでしょうか。実際に身体を動かして何かが出来るようになるまでの段階について、以下の4段階(Four Stages of Competence )を経るのだという仮説が示されています。
コンピテンシーの4段階
①無意識的無能(Unconscious Incompetence)
やり方が分からない。或いは理解できていない。始めるのにガイダンスが必要な段階。
例えば、RCヘリを購入したけど操縦できない。誰か操縦法を教えてくれないかな。
②意識的無能(Conscious Incompetence)
やり方がなんとなく分かった。だけど経験不足でしばしばミスを犯す段階。
RCヘリを操縦する基礎が分かった。だけどフライト回数が少ないため、しょっちゅうクラッシュさせてしまう。
③意識的有能(Conscious Competence)
やり方が分かっている状態。しかし、スキルを実演するにはいつもそのやり方を考えてしまう。たまにミスを犯す。
RCヘリの操縦法が分かり集中すれば操縦できる。しかしいつも、こういう時にはこうするのだと考えてしまう。集中が切れるとクラッシュしてしまう。
④無意識的有能(Unconscious Competence)
個人としてそのスキルを十分に習得した状態で、特に意識しなくても容易に出来るようになっている状態。
RCヘリの操縦が容易になった状態。ヘリがどんな姿勢になっていても、無意識に姿勢を修正できる状態。
ほぼ3年前に Hlifreak.comで「テール・イン・ホバからファンネルまで6か月間訓練法」と題した投稿があり、大変話題になったのをご記憶の方もいらっしゃると思います。
"From tail-in to all 8s and funnels in 6 months" (helifreak.com)
http://www.helifreak.com/showthread.php?t=531380
最近、私も実機による背面飛行訓練を始めたのですが、今一度基本的なスキルを確認するため、この投稿記事を再読しています。
読めば読むほど役に立つ良い投稿記事なので、みなさんのお役に立つかもしれないと思い、適当に端折りながら忘備録として意訳してみました。
これからヘリ沼にどっぷりと浸かるビギナーさんのご参考になれば幸いです。
満 身 創 痍

【tiger22 注記】
最初にみなさんを代表して、私から藪 丈二さんにお礼を申し上げたいと存じます。藪 丈二さんは、ArchmageAUさん(オーストラリア)の長い投稿記事を、実にコンパクトに要領よくまとめて下さいました。
コンパクトですが内容は詰まっています。可変ピッチヘリコプターでケツホバ(テール・イン・ホバリング)ができる人なら、このプログラムにチャレンジできるでしょう。
かなりの長さになりますので、8回に分けて掲載させていただきます。
最初の 3回は概要説明で、4回目から飛行ビデオを使った実際のトレーニングに入ります。6ヶ月後にすべて習得するのを目指してがんばって下さい。(^_^)
前置きが長くなりましたが、さっそく始めたいと思います。
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投稿者:ArchmageAU
投稿日:05-19-2013
From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
(テール・イン・ホバリングを手始めに、6か月間で全方位フィギュア8とファンネル・フライト技術を習得する訓練法)
はじめに
私の提案する訓練法は適切なシミュレーターの使用に重きを置いており、万人向けではないかもしれません。時には退屈することもあるでしょうし、自己管理や忍耐力が必要になりますが、辛抱強くこの訓練法を継続すれば、必ずやあなたの努力は報われると思います。
私自身、テール・インからファンネルまの操縦法を6か月間で習得できましたが、下記に述べるガイダンスに従っても、おそらく、より長期間の訓練が必要な人も居れば、6か月未満で操縦技術を習得してしまう人も居るかもしれません。
思ったよりも長くかかっても決して落胆しないでください。タイム・リミットはありませんからマイ・ペースで操縦技術を磨きましょう。
系統立った、かつシステム化された訓練法に従えば、短期間で技術の向上が期待できます。
準備する物件等
・優良なラジコン・シミュレーターの準備
①ホバリング・トレーニング・モードが備わっていること。
②動きの速度を増減できる機能が備わっていること。
③日常使用する送信機が利用できること(リアルフライトのコントローラーでもOK)
・タイマー
・メモ帳(スプレッド・シートなど)
・ポータブル・ミュージック・プレーヤー
・可変ピッチヘリ(例:NanoCPXや130X)
もし、450クラス以上であれば、FBL(フライバーレス)でかつ自律水平機能を有するモデル
ラジコン・シミュレーターについて
シミュレーターに関してですが、すぐ飽きる欠点があります。フレード音は可笑しな音ですし、景色の見え方にも問題がありますけれども、訓練ツールとして使用する限り極めて安全であり、短期間で操縦技術を習得できるこの上ないツールです。
退屈な訓練を紛らわすため、ミュージック・プレーヤーもしくはPCでのBGMを聴きながらの訓練がお勧めです。
シミュレーターの使用を敬遠する人も中にはおられますが、私の提唱する訓練法は、適切なシミュレーターの使用に重きを置いています。一日も早く操縦技術を向上させたいのであれば、シミュレーターこそ最善のツールです。
すなわち、モデルとして採用されているヘリはすべてバランスが保たれており、燃料切れもなければバッテリー消耗もありません。クラッシュしても修理の必要はなく、飛行場や気象状況、昼夜の制約もありません。
シミュレーター訓練の最終目標として、6ヶ月間の訓練を終えた時点では、ヘリの向きがどのような方向でも、また姿勢が崩れかかっていても、無意識のうちに修正できるようになることを目指しています。
とは言うものの、私自身なお失敗する時がありますがほんの1%程度ですし、姿勢を修正するのに時間的余裕が十分あります。
このガイダンスは、反射神経(motor-neuron)が無意識のうちにフィードバックされる唯一の訓練法であり、歩くときと同じような感覚で(歩行に何ら支障がないと仮定して)、RCヘリを制御できるようになることです。
考えてみれば、歩行は極めて複雑なスキルの集約ですけれども、大半の人は足の運びなどを考えることなく自動的に歩行できます。最初は何度も失敗を繰り返しますが、失敗から何かを学びつつ上達してゆきます。
物事を習得する段階(この項は、御氣楽総合研究所HPの記事を参考にしました。)
人はどのようにして知識や行動を習得するのでしょうか。実際に身体を動かして何かが出来るようになるまでの段階について、以下の4段階(Four Stages of Competence )を経るのだという仮説が示されています。
コンピテンシーの4段階
①無意識的無能(Unconscious Incompetence)
やり方が分からない。或いは理解できていない。始めるのにガイダンスが必要な段階。
例えば、RCヘリを購入したけど操縦できない。誰か操縦法を教えてくれないかな。
②意識的無能(Conscious Incompetence)
やり方がなんとなく分かった。だけど経験不足でしばしばミスを犯す段階。
RCヘリを操縦する基礎が分かった。だけどフライト回数が少ないため、しょっちゅうクラッシュさせてしまう。
③意識的有能(Conscious Competence)
やり方が分かっている状態。しかし、スキルを実演するにはいつもそのやり方を考えてしまう。たまにミスを犯す。
RCヘリの操縦法が分かり集中すれば操縦できる。しかしいつも、こういう時にはこうするのだと考えてしまう。集中が切れるとクラッシュしてしまう。
④無意識的有能(Unconscious Competence)
個人としてそのスキルを十分に習得した状態で、特に意識しなくても容易に出来るようになっている状態。
RCヘリの操縦が容易になった状態。ヘリがどんな姿勢になっていても、無意識に姿勢を修正できる状態。
ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _2
恐 怖(Fear)
この訓練法は、実機を飛ばす際の恐怖を、完全に除去できるとは言わないまでも、軽減させる手助けにはなります。
恐怖を感じる要因となるものには幾つかあるようです。それは一種の状況的な、例えば、世間体(馬鹿に思われるのではないか)、金銭的(クラッシュで家計に響くのではないか)、事故(怪我をしたらどうしよう)などの潜在意識が恐怖の要因となるようです。
シミュレーターに重きを置く訓練では、これらの脅威をほとんど感じなくて済む利点があります。如何にして無意識のうちにヘリを操縦するのか、どのようなときにヘリが操縦不能になるのか、また如何にして危機から脱出するのかなど、恐怖を感じることなく操縦技術を習得できます。
送信機の操作法(Transmitter handling)
この訓練では、皆さんはすでにテール・イン・ホバリング(管理人注: ヘリコプターの後方から操縦して、ヘリをホバリングさせること)が出来るものと仮定します。
私はスティックを親指と人差し指との2本指で扱っていますが、万人向けでは勿論ありません。トップ・パイロットの何人かは親指でスティックを操作しています。
私は、2本指操法のほうがより正確に操作できるように思いますし、ネック・ストラップもトレーも使用しないで送信機を操作しています。但し、私の指は細く長いです。(ピアノの鍵盤を1オクターブ以上の幅を確保できます。)
2本指操法の利点に関しては、“1st U.S. R/C Flight School-transmitter handling”をご参照ください。
http://www.rcflightschool.com/TransmitterHandling.pdf
【管理人注:】
2本指操縦法は今では米国などでかなり普及しているようです。 2本指操縦法を推奨した上記 "1st U.S. R/C Flight School"の教科書が発売されたのは 2012年です。tiger22は 2013年にその教科書を購入し 2本指操縦法に変更しました。詳しくは以下をお読み下さい。
「今日から送信機の持ち方を変更しました。」
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-1774.html
「送信機のアメリカンな持ち方について」
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-1794.html
送信機のモード(Transmitter mode)
私はモード2を使用しています。皆さんにもこのモードをお勧めします。私の国(管理人注: オーストラリア)ではモード1が主流ですが、インストラクターがモード2を使用していたためモード2を選択しました。ビギナーもモード2のほうが早く上達します。
モード2の場合、すべてのサイクリック制御(前進/後進/左/右)は右側のスティックで行います。大半のインターネット・インストラクション・ビデオもモード2です。米国における大半のHeliFreak読者はモード2を使用しています。
【管理人注: 下のカテゴリも参考にして下さい。】
「モード1とモード2」
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-49.html
シミュレーターのセットアップ(Sim setup)
皆さんがシミュレーター上で行っていることは、実際の現場で行うのとまったく一緒です。
指自身は、今はシム(シミュレータ)なのか実際なのかの違いが判りません。
シミュレーター送信機のスロットル・ホールド・スイッチの位置が、実際に使用する送信機の位置と同じ場所にあるのが理想的です
①Heli-X
私の好みは、Heli-Xです。このシムは、JavaをベースとしてWindows,Mac,Linuxで作動します。Heli-Xのホバリング・モードでは4方向からのインプット、すなわちエレベーター(前進/後進)、エルロン(左/右)、ラダー及びコレクティブ、ロテーション・レート、方角、ホバー高度の入力が可能です。値段は50ユーロです。
好みに応じてホバリング・トレーニング・サークルを移動できますし、スタート位置を編集できます。デフォルトでは、ホバー・トレーニング・サークル内に位置しています。
Heli-Xでは、もしサークル外でふらふらしていると、クラッシュして、選択された高度及びオリエンテーションと一緒に開始位置にリセットされます。
②PhoenixRC
PhoenixRCの場合、ホバー・トレーニング・モードを使用しません。Heli-Xと異なり、4種類の入力(エルロン、エレベーター、ラダー、コレクティブ)を独自に制御できません。
ホバー・トレーニングでは、コレクティブを固定した状態で、エレベーター、エルロン、エレベーター&エルロン、エレベーター&エルロン&ラダーなどの制御が出来るようになっています。また、Phoenixの場合“ホバーエリア”がありません。
したがって、ホバー・トレーニングには不向きです。
③RealFlight
RealFlightシムのホバー・モードの使い勝手は抜群ですが、Heli-Xのレベルには達していません。RealFlightを使うのであれば、ホバー・トレーニング、メディアム・サークル、ショート・リセット・ディレー、ランダム・アップライト・オリエンテーション、スロットル、ピッチ、ロール、ヨーの制御を使用しましょう。
旋回を一定にするには、送信機のラーダー・トリムを調整する必要があります。
シム・メニューでは、物理的な難易度、例えば飛行速度の増減などをセットします。
【管理人注】
著者の ArchmageAUさんは RealFlightを使った経験がないようです。RealFlight 6.5のマニュアルとビデオを見ただけで、上記のように評価しています。tiger22は Heli-Xが好みではありません。ビギナーには少し難しいです。RealFlightは飛ばしやすくて、ホバリングとオリエンテーションの練習メニューが充実していますので、ビギナーにオススメできます。値段が高いのが難点です。PhoenixRCは良いシミュレータですが、ビギナー用の練習メニューが貧弱で、スロットル(ピッチ)への反応が少し敏感に感じられます。なお、藪 丈治さんは PhoenixRCを使われています。PhoenixRCは Bladeの公式?シミュレータなので、Bladeの機体が充実しており、アメリカではとても人気があります。
皆さんはどのシムを使用するにしろ、スピードを減じる要領を確認しておく必要があります。また、オート・ピルエット/旋回モードを有しないシムを使用するときは、送信機でシミュレートできる場合があります。
シムには、指定した入力(コレクティブとラダー)を引き継ぐ機能や、送信機からのコレクティブ制御でホバリング高度をセットできる機能が求められます。
背面飛行においても、ホバリング高度を維持できることが求められます。
シムでは、600サイズ以上のヘリを使ってください。また、常にアイドル・アップ(スタント)を使用するようにしてください。なぜならトレーニング・セッション終了後の“プレイ・タイム”時に、フリップやロールで遊ぶ機会があります。
アイドル・アップにしていないと、機体をインバーテッド(背面)にしたときモデルのモーターが停止してしまいます。また、アイドル・アップにしている場合、モーターを停止する時はスロットル・ホールド・スイッチを用います。
皆さんは、初期の段階からこの要領に慣れておいてください。
ジャイロに関してですが、レート・モードは使用しないでください。レート・モードにしておくと、後進フライトや横方向フライトがうまくいきません。“風見鶏効果”を使用するよりも、積極的にテールの舵を切る訓練に習熟しましょう。
この訓練法は、実機を飛ばす際の恐怖を、完全に除去できるとは言わないまでも、軽減させる手助けにはなります。
恐怖を感じる要因となるものには幾つかあるようです。それは一種の状況的な、例えば、世間体(馬鹿に思われるのではないか)、金銭的(クラッシュで家計に響くのではないか)、事故(怪我をしたらどうしよう)などの潜在意識が恐怖の要因となるようです。
シミュレーターに重きを置く訓練では、これらの脅威をほとんど感じなくて済む利点があります。如何にして無意識のうちにヘリを操縦するのか、どのようなときにヘリが操縦不能になるのか、また如何にして危機から脱出するのかなど、恐怖を感じることなく操縦技術を習得できます。
送信機の操作法(Transmitter handling)
この訓練では、皆さんはすでにテール・イン・ホバリング(管理人注: ヘリコプターの後方から操縦して、ヘリをホバリングさせること)が出来るものと仮定します。
私はスティックを親指と人差し指との2本指で扱っていますが、万人向けでは勿論ありません。トップ・パイロットの何人かは親指でスティックを操作しています。
私は、2本指操法のほうがより正確に操作できるように思いますし、ネック・ストラップもトレーも使用しないで送信機を操作しています。但し、私の指は細く長いです。(ピアノの鍵盤を1オクターブ以上の幅を確保できます。)
2本指操法の利点に関しては、“1st U.S. R/C Flight School-transmitter handling”をご参照ください。
http://www.rcflightschool.com/TransmitterHandling.pdf
【管理人注:】
2本指操縦法は今では米国などでかなり普及しているようです。 2本指操縦法を推奨した上記 "1st U.S. R/C Flight School"の教科書が発売されたのは 2012年です。tiger22は 2013年にその教科書を購入し 2本指操縦法に変更しました。詳しくは以下をお読み下さい。
「今日から送信機の持ち方を変更しました。」
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-1774.html
「送信機のアメリカンな持ち方について」
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-1794.html
送信機のモード(Transmitter mode)
私はモード2を使用しています。皆さんにもこのモードをお勧めします。私の国(管理人注: オーストラリア)ではモード1が主流ですが、インストラクターがモード2を使用していたためモード2を選択しました。ビギナーもモード2のほうが早く上達します。
モード2の場合、すべてのサイクリック制御(前進/後進/左/右)は右側のスティックで行います。大半のインターネット・インストラクション・ビデオもモード2です。米国における大半のHeliFreak読者はモード2を使用しています。
【管理人注: 下のカテゴリも参考にして下さい。】
「モード1とモード2」
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-49.html
シミュレーターのセットアップ(Sim setup)
皆さんがシミュレーター上で行っていることは、実際の現場で行うのとまったく一緒です。
指自身は、今はシム(シミュレータ)なのか実際なのかの違いが判りません。
シミュレーター送信機のスロットル・ホールド・スイッチの位置が、実際に使用する送信機の位置と同じ場所にあるのが理想的です
①Heli-X
私の好みは、Heli-Xです。このシムは、JavaをベースとしてWindows,Mac,Linuxで作動します。Heli-Xのホバリング・モードでは4方向からのインプット、すなわちエレベーター(前進/後進)、エルロン(左/右)、ラダー及びコレクティブ、ロテーション・レート、方角、ホバー高度の入力が可能です。値段は50ユーロです。
好みに応じてホバリング・トレーニング・サークルを移動できますし、スタート位置を編集できます。デフォルトでは、ホバー・トレーニング・サークル内に位置しています。
Heli-Xでは、もしサークル外でふらふらしていると、クラッシュして、選択された高度及びオリエンテーションと一緒に開始位置にリセットされます。
②PhoenixRC
PhoenixRCの場合、ホバー・トレーニング・モードを使用しません。Heli-Xと異なり、4種類の入力(エルロン、エレベーター、ラダー、コレクティブ)を独自に制御できません。
ホバー・トレーニングでは、コレクティブを固定した状態で、エレベーター、エルロン、エレベーター&エルロン、エレベーター&エルロン&ラダーなどの制御が出来るようになっています。また、Phoenixの場合“ホバーエリア”がありません。
したがって、ホバー・トレーニングには不向きです。
③RealFlight
RealFlightシムのホバー・モードの使い勝手は抜群ですが、Heli-Xのレベルには達していません。RealFlightを使うのであれば、ホバー・トレーニング、メディアム・サークル、ショート・リセット・ディレー、ランダム・アップライト・オリエンテーション、スロットル、ピッチ、ロール、ヨーの制御を使用しましょう。
旋回を一定にするには、送信機のラーダー・トリムを調整する必要があります。
シム・メニューでは、物理的な難易度、例えば飛行速度の増減などをセットします。
【管理人注】
著者の ArchmageAUさんは RealFlightを使った経験がないようです。RealFlight 6.5のマニュアルとビデオを見ただけで、上記のように評価しています。tiger22は Heli-Xが好みではありません。ビギナーには少し難しいです。RealFlightは飛ばしやすくて、ホバリングとオリエンテーションの練習メニューが充実していますので、ビギナーにオススメできます。値段が高いのが難点です。PhoenixRCは良いシミュレータですが、ビギナー用の練習メニューが貧弱で、スロットル(ピッチ)への反応が少し敏感に感じられます。なお、藪 丈治さんは PhoenixRCを使われています。PhoenixRCは Bladeの公式?シミュレータなので、Bladeの機体が充実しており、アメリカではとても人気があります。
皆さんはどのシムを使用するにしろ、スピードを減じる要領を確認しておく必要があります。また、オート・ピルエット/旋回モードを有しないシムを使用するときは、送信機でシミュレートできる場合があります。
シムには、指定した入力(コレクティブとラダー)を引き継ぐ機能や、送信機からのコレクティブ制御でホバリング高度をセットできる機能が求められます。
背面飛行においても、ホバリング高度を維持できることが求められます。
シムでは、600サイズ以上のヘリを使ってください。また、常にアイドル・アップ(スタント)を使用するようにしてください。なぜならトレーニング・セッション終了後の“プレイ・タイム”時に、フリップやロールで遊ぶ機会があります。
アイドル・アップにしていないと、機体をインバーテッド(背面)にしたときモデルのモーターが停止してしまいます。また、アイドル・アップにしている場合、モーターを停止する時はスロットル・ホールド・スイッチを用います。
皆さんは、初期の段階からこの要領に慣れておいてください。
ジャイロに関してですが、レート・モードは使用しないでください。レート・モードにしておくと、後進フライトや横方向フライトがうまくいきません。“風見鶏効果”を使用するよりも、積極的にテールの舵を切る訓練に習熟しましょう。
ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _3
シミュレータによる訓練のやり方(Training methodology)
① シミュレータの訓練は20分以内にしましょう。
訓練終了後の“Play time”(管理人注: お遊びの時間)は好きなだけやって結構ですが、あくまでも所定の訓練終了後に行うようにしてください。“Play time”は訓練を面白くするためにとても重要な時間です。
② 毎日、少なくとも一つのセッション(1回のシミュレータ訓練)を行いましょう。復習は重要です。
もし、1日をスキップした場合、次の日は二つのセッションを行いますが、各セッション間には最低15分間の休憩を設けてください。
2日をスキップした場合、1日につき二つのセッションを二日間行ってください。
操縦操作を無意識のうちに行えるようにするためには、毎日の訓練を欠かさないことが大事です。
私がこの訓練を始めたころ、日に4セッション(朝2セッション、夕2セッション)をこなしましたが、このことに強迫感を感じました。
③ 訓練で最も重要なセッションは、“スロー・ピルエット”の訓練です。その他の訓練、すなわち旋回飛行、フィギュア8などは二の次です。
“スロー・ピルエット”は、あらゆるテクニックを凝縮したオリエンテーション修正キーと言えるでしょう。ただし、最初にお断りしておきますが、きっと皆さんはこの訓練に飽き飽きしてしまうこと請け合いです。
皆さんがスロー・ピルエットを5分間、風の中でアップライト、インバーテッド、時計回り、反時計回りなど、一つの軸で完璧に行えるようになった時、スロー・ピルエット訓練は終了です。
④ 訓練は退屈で、飽き飽きすると思います。これを何とか回避して訓練を楽しいものにするための工夫としてBGMを利用しましょう。私も訓練中、オーディオ・ブックを聴いています。
RCヘリを飛ばすのに、頭の中の内なる声(inner voice)を聞く必要はありません。オーディオ入力があると、心の中で注意が分散され、主として視覚に頼る反射神経経路をより強くしつつ楽しさを継続させる働きがありますし、次の訓練がまた楽しみになります。
最後に、目標とご褒美を設けましょう。物事に集中する手助けになります。落ち込んではいけません。なるべく早くご褒美をいただけるようにしましょう。ただし、すべての目標はリアルライフでの向上であり、シムがうまくなるのが目標ではありません。
私の最初の目標は、1分間の背面ホバリングでした。
訓練の流れ(The progression)
この訓練は、the chadrg.com のHeli Flight school method(http://www.chadrg.com/flightschool/)とまったく同一です。
極めて早い段階で背面飛行に入ります。背面ホバリングは、「不思議の国のアリス」に出てくるウサギの穴の世界と同じです。一旦そこに入ると、まったく異なった世界です。
訓練記録の作成をお勧めします。一例として、
・訓練セッション日時及び訓練時間
・オリエンテーション(アップライト/インバーテッド)
・方向(時計回り/反時計回り(CW/CCW))
・シムスピード
・クラッシュ回数/訓練エリアからのはみ出し
・コメント
① シミュレータの訓練は20分以内にしましょう。
訓練終了後の“Play time”(管理人注: お遊びの時間)は好きなだけやって結構ですが、あくまでも所定の訓練終了後に行うようにしてください。“Play time”は訓練を面白くするためにとても重要な時間です。
② 毎日、少なくとも一つのセッション(1回のシミュレータ訓練)を行いましょう。復習は重要です。
もし、1日をスキップした場合、次の日は二つのセッションを行いますが、各セッション間には最低15分間の休憩を設けてください。
2日をスキップした場合、1日につき二つのセッションを二日間行ってください。
操縦操作を無意識のうちに行えるようにするためには、毎日の訓練を欠かさないことが大事です。
私がこの訓練を始めたころ、日に4セッション(朝2セッション、夕2セッション)をこなしましたが、このことに強迫感を感じました。
③ 訓練で最も重要なセッションは、“スロー・ピルエット”の訓練です。その他の訓練、すなわち旋回飛行、フィギュア8などは二の次です。
“スロー・ピルエット”は、あらゆるテクニックを凝縮したオリエンテーション修正キーと言えるでしょう。ただし、最初にお断りしておきますが、きっと皆さんはこの訓練に飽き飽きしてしまうこと請け合いです。
皆さんがスロー・ピルエットを5分間、風の中でアップライト、インバーテッド、時計回り、反時計回りなど、一つの軸で完璧に行えるようになった時、スロー・ピルエット訓練は終了です。
④ 訓練は退屈で、飽き飽きすると思います。これを何とか回避して訓練を楽しいものにするための工夫としてBGMを利用しましょう。私も訓練中、オーディオ・ブックを聴いています。
RCヘリを飛ばすのに、頭の中の内なる声(inner voice)を聞く必要はありません。オーディオ入力があると、心の中で注意が分散され、主として視覚に頼る反射神経経路をより強くしつつ楽しさを継続させる働きがありますし、次の訓練がまた楽しみになります。
最後に、目標とご褒美を設けましょう。物事に集中する手助けになります。落ち込んではいけません。なるべく早くご褒美をいただけるようにしましょう。ただし、すべての目標はリアルライフでの向上であり、シムがうまくなるのが目標ではありません。
私の最初の目標は、1分間の背面ホバリングでした。
訓練の流れ(The progression)
この訓練は、the chadrg.com のHeli Flight school method(http://www.chadrg.com/flightschool/)とまったく同一です。
極めて早い段階で背面飛行に入ります。背面ホバリングは、「不思議の国のアリス」に出てくるウサギの穴の世界と同じです。一旦そこに入ると、まったく異なった世界です。
訓練記録の作成をお勧めします。一例として、
・訓練セッション日時及び訓練時間
・オリエンテーション(アップライト/インバーテッド)
・方向(時計回り/反時計回り(CW/CCW))
・シムスピード
・クラッシュ回数/訓練エリアからのはみ出し
・コメント
ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _4
レッスン1:スロー・アップライト・ピルエット(Slow upright piros)
(ビデオ)Lesson 1 - Slow Upright Piros - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=NHovUlC2P48
・1分間で1回転する速度
・タイマーを15分にセットし、BGMと共にホバー訓練を開始する。
・レッスンのルール
・Heli-Xの場合、クラッシュゼロだったら次回はPC制御のコレクティブを除く。
・クラッシュが7回以上の場合、次回はシムスピードを10%減少させる。
・クラッシュが5回未満の場合、次回はシムスピードを5%増加させる。
・連続してCW(時計回り)1回、CCW(反時計回り)1回を試行してクラッシュゼロの場合、次回はレッスン4にスキップしてもよい。但し、レッスン3(フリップ/ロール)の能力が要求されます。
・次回のセッションは、現在のセッションの反対方向の動きになります。(現在がCWの時は、次回はCCW)
・次回のセッションを開始するまで、最低15分間の休憩を取ってください。
レッスン2:アップライトのフィギュア8モドキ(Upright lazy 8s)
(ビデオ)Lesson 2 - Lazy 8s - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=J3vHvXA3Y2g#t=68
この訓練は、Play time時(お遊びの時間)に試みてください。
レッスン3:フリップ及びロール(Flips and Rolls)
(ビデオ)Lesson 3 - Flips and Rolls - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=zB0nTL5keec#t=23
この訓練は、Play time時に試みて楽しんでください。フロント・フリップ、バック・フリップ、サイド・ロールを試しましょう。
・水平・テール・イン・ホバリングからフリップに入る際、コレクティブをちょっと加えて機体を上昇させます。フリップをする方向へサイクリック・スティックを押してホールドし、ローター・ディスクが垂直になったところでコレクティブ・スティックをポジティブからネガティブに切り替えます。
・ローリングを継続しつつ、ローター・ディスクが再び垂直になったところでコレクティブ・スティックをネガティブからポジティブに切り替えます。
水平・アップライトに戻ったところでホバリングに移行します。
・フリップとロールの到達目標は、高度ロスを最小限にして、かつ左右方向への暴れ範囲を小さくすることです。ある一定のサークルなりスクエア内で訓練を続けてください。
・フリップ中に高度をロスしないでこのフリップが簡単にできるようになったら、回転が半分のところでフリップを一旦停止してみて (インバーテッド) 、再度後半のフリップに移ってください。自信が付いたところで、このインバーテッド時間をわずかずつ長くしてみてください。
・一般的に、フリップが得手の方向と不得手の方向があることに気づくことでしょうが、不得手の方向がなくなるように訓練を積みましょう。
(ビデオ)Lesson 1 - Slow Upright Piros - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=NHovUlC2P48
・1分間で1回転する速度
・タイマーを15分にセットし、BGMと共にホバー訓練を開始する。
・レッスンのルール
・Heli-Xの場合、クラッシュゼロだったら次回はPC制御のコレクティブを除く。
・クラッシュが7回以上の場合、次回はシムスピードを10%減少させる。
・クラッシュが5回未満の場合、次回はシムスピードを5%増加させる。
・連続してCW(時計回り)1回、CCW(反時計回り)1回を試行してクラッシュゼロの場合、次回はレッスン4にスキップしてもよい。但し、レッスン3(フリップ/ロール)の能力が要求されます。
・次回のセッションは、現在のセッションの反対方向の動きになります。(現在がCWの時は、次回はCCW)
・次回のセッションを開始するまで、最低15分間の休憩を取ってください。
レッスン2:アップライトのフィギュア8モドキ(Upright lazy 8s)
(ビデオ)Lesson 2 - Lazy 8s - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=J3vHvXA3Y2g#t=68
この訓練は、Play time時(お遊びの時間)に試みてください。
レッスン3:フリップ及びロール(Flips and Rolls)
(ビデオ)Lesson 3 - Flips and Rolls - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=zB0nTL5keec#t=23
この訓練は、Play time時に試みて楽しんでください。フロント・フリップ、バック・フリップ、サイド・ロールを試しましょう。
・水平・テール・イン・ホバリングからフリップに入る際、コレクティブをちょっと加えて機体を上昇させます。フリップをする方向へサイクリック・スティックを押してホールドし、ローター・ディスクが垂直になったところでコレクティブ・スティックをポジティブからネガティブに切り替えます。
・ローリングを継続しつつ、ローター・ディスクが再び垂直になったところでコレクティブ・スティックをネガティブからポジティブに切り替えます。
水平・アップライトに戻ったところでホバリングに移行します。
・フリップとロールの到達目標は、高度ロスを最小限にして、かつ左右方向への暴れ範囲を小さくすることです。ある一定のサークルなりスクエア内で訓練を続けてください。
・フリップ中に高度をロスしないでこのフリップが簡単にできるようになったら、回転が半分のところでフリップを一旦停止してみて (インバーテッド) 、再度後半のフリップに移ってください。自信が付いたところで、このインバーテッド時間をわずかずつ長くしてみてください。
・一般的に、フリップが得手の方向と不得手の方向があることに気づくことでしょうが、不得手の方向がなくなるように訓練を積みましょう。
ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _5
レッスン4:スロー・インバーテッド・ピルエット(Slow inverted piros)
(ビデオ)Lesson 4 - Slow Inverted Piros - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=WZHpURuFdoA
訓練目標は、最終的にはサイクリック修正を考えないで(無意識で)、実施できるようになることです。
最初は、15分間の間に50回もクラッシュするかもしれませんが、OKです。タイト・フリップの訓練中ですから。完全に1回転できるとたいへん気持ちの良いものです。
シムスピードを100%にしてできれば、まさに“オーサム”です。2回連続してクラッシュゼロならば、ご褒美をもらってもいいですね。最難関レッスンを突破したのですから。
レッスン5a:8点ピルエット(8 point piros)
(ビデオ)Lesson 5a - 8 Point Piros - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=_mBJWPvewqg
さあ、皆さんは初心者ホバラー(novice hoverer)です。フルスピードでのアップライトとインバーテッドが出来ます。もう、永遠にホバーを棚上げにしますか? それは間違った考えです。
1日に一度はホバリング訓練をしましょう。ラダーを使って8方向、つまり北、北東、東、南東、南、南西、西、北西の各地点で停止してホバリングします。
この操縦が問題なく出来たところで、レッスン5bに進みましょう。
レッスン5b:コンパス・サークル(Compass circle)
(ビデオ)Lesson 5b - Compass Piro - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=Pvh0vKf4iTA#t=53
さあ、皆さんは中級ホバラー(intermediate hoverer)です。コンパス・サークルは、8点ピルエットと似ていますがもっと精密な動きが求められます。
ノーズを円の中心へ向けてホバリングしたのち、円の中心へ進み、また後退して元の位置に戻り、次のホバリング位置へ横移動します。これを8点で実施します。
(ビデオ)Lesson 4 - Slow Inverted Piros - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=WZHpURuFdoA
訓練目標は、最終的にはサイクリック修正を考えないで(無意識で)、実施できるようになることです。
最初は、15分間の間に50回もクラッシュするかもしれませんが、OKです。タイト・フリップの訓練中ですから。完全に1回転できるとたいへん気持ちの良いものです。
シムスピードを100%にしてできれば、まさに“オーサム”です。2回連続してクラッシュゼロならば、ご褒美をもらってもいいですね。最難関レッスンを突破したのですから。
レッスン5a:8点ピルエット(8 point piros)
(ビデオ)Lesson 5a - 8 Point Piros - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=_mBJWPvewqg
さあ、皆さんは初心者ホバラー(novice hoverer)です。フルスピードでのアップライトとインバーテッドが出来ます。もう、永遠にホバーを棚上げにしますか? それは間違った考えです。
1日に一度はホバリング訓練をしましょう。ラダーを使って8方向、つまり北、北東、東、南東、南、南西、西、北西の各地点で停止してホバリングします。
この操縦が問題なく出来たところで、レッスン5bに進みましょう。
レッスン5b:コンパス・サークル(Compass circle)
(ビデオ)Lesson 5b - Compass Piro - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=Pvh0vKf4iTA#t=53
さあ、皆さんは中級ホバラー(intermediate hoverer)です。コンパス・サークルは、8点ピルエットと似ていますがもっと精密な動きが求められます。
ノーズを円の中心へ向けてホバリングしたのち、円の中心へ進み、また後退して元の位置に戻り、次のホバリング位置へ横移動します。これを8点で実施します。
ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _6
レッスン5c:その他のホバリング訓練(Other hover exercise)
さあ、皆さんはいまや上級ホバラー(advanced hoverer)です。残念ながら動画はありませんが、フルスピードでアップライトでもインバーテッドでもテールをコントロールしつつ、8点ピルエットが出来るようになりましたが、次のような訓練も行ってください。
・地上に描かれた円もしくは正方形線の上空を移動しつつ、指定点でスロー・ピルエッ ト
・地上に描かれた円もしくは正方形線の上空を移動しつつ、指定点で高速・ピルエット
・風速15-30km/hにセット。その後ガスト(突風)を加えてみる。
レッスン6:アップライト・フォワード・サークル(Upright forward circles)
(ビデオ)Lesson 6 - Upright Forward Circles - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=_4MaW7C2GTk
このレッスンの目標は、旋回半径を一定にすることです。
ラダー操作、バンク角度操作が重要になります。
・ジャイロ・セッティングをヘッド・ホールド・モードにしているときは、旋回中は常にラダー制御が必要です。
・エルロン操作を大きくすればするほど、スリップや高度ロスが生じます。スピードも増加するでしょう。
・エレベーター操作を少なくするとサークルが大きく、多くすると小さくなります。
・コレクティブ操作を大きくすると高速ターンになり、少なくするとスローターンになります。
レッスン7:アップライト・バックワード・サークル(Upright backward circles)
(ビデオ)Lesson 7 - Upright Backward Circles - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=VjJPpd-_WtA
このレッスンで、ジャイロをヘッド・ホールド・モードにする理由がわかると思います。
最初はきっと、皆さんはクラッシュしそうになると思います。本当に不自然です。
バックワード・サークルは、アップライト・フォワード・サークルと同じ舵捌きになります。すなわち、舵は左、エルロンは右に切る要領で、アンコーディネーテッドと呼びならわしています。舵を大きく切る誘惑にかられますが、やってはいけません。
さあ、皆さんはいまや上級ホバラー(advanced hoverer)です。残念ながら動画はありませんが、フルスピードでアップライトでもインバーテッドでもテールをコントロールしつつ、8点ピルエットが出来るようになりましたが、次のような訓練も行ってください。
・地上に描かれた円もしくは正方形線の上空を移動しつつ、指定点でスロー・ピルエッ ト
・地上に描かれた円もしくは正方形線の上空を移動しつつ、指定点で高速・ピルエット
・風速15-30km/hにセット。その後ガスト(突風)を加えてみる。
レッスン6:アップライト・フォワード・サークル(Upright forward circles)
(ビデオ)Lesson 6 - Upright Forward Circles - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=_4MaW7C2GTk
このレッスンの目標は、旋回半径を一定にすることです。
ラダー操作、バンク角度操作が重要になります。
・ジャイロ・セッティングをヘッド・ホールド・モードにしているときは、旋回中は常にラダー制御が必要です。
・エルロン操作を大きくすればするほど、スリップや高度ロスが生じます。スピードも増加するでしょう。
・エレベーター操作を少なくするとサークルが大きく、多くすると小さくなります。
・コレクティブ操作を大きくすると高速ターンになり、少なくするとスローターンになります。
レッスン7:アップライト・バックワード・サークル(Upright backward circles)
(ビデオ)Lesson 7 - Upright Backward Circles - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=VjJPpd-_WtA
このレッスンで、ジャイロをヘッド・ホールド・モードにする理由がわかると思います。
最初はきっと、皆さんはクラッシュしそうになると思います。本当に不自然です。
バックワード・サークルは、アップライト・フォワード・サークルと同じ舵捌きになります。すなわち、舵は左、エルロンは右に切る要領で、アンコーディネーテッドと呼びならわしています。舵を大きく切る誘惑にかられますが、やってはいけません。
ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _7
レッスン8:インバーテッド・バックワード・サークル(inverted backward circles)
(ビデオ)Lesson 8 - Inverted Backward Circles - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=gw-GSUKFZ7g
インバーテッド・バックワード・サークルは、アップライト・フォワード・サークルと同じで、異なるのはコレクティブが反対になるだけで容易です。
レッスン9:インバーテッド・フォワード・サークル(Inverted forward circles)
(ビデオ)Lesson 9 - Inverted Forward Circles - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=PG3BxoNKMr8
やっとここまでたどり着きました。訓練を積めば積むほど操作は簡単になります。
このインバーテッド・フォワード・サークルに入るもっとも簡単な方法として、前進フライトからロールして入る要領か、またはフロント・フリップでインバーテッド・ホバリング、続いて180度ピルエットして前進フライトに入る要領です。
レッスン10:本当のフィギュア8のフライト(True 8s)
(ビデオ)Lesson 10 - All 8s - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=9rBGNzsXu0o
皆さんにとって、この真のフィギュア8のフライトが、リアル・ワールド・フライトへの移行時期になります。でも簡単です。
ゴールは、8の字のサークルが均等になることで、サイズ、形及びスピードの制御が必要になります。サークルとサークルの間に溝が生じますが、この場所でサークルの方向をチェンジします。
最もやりやすい方法は、アウトワード8でしょう。すなわち、テール・イン・アップライトで、フォワードフライトから始めます。このフライトの長所は、サークルの方向を変更する際、ヘリが自分に面と向かって飛んでこないことです。アウトワード8の反対が、インワード8です。
以下、次の種類の真の8の字フライトを身につけましょう。
・アウトワード・アップライト・フォワード8
・インワード・アップライト・フォワード8
・アウトワード・アップライト・バックワード8
・インワード・アップライト・バックワード8
・アウトワード・インバーテッド・バックワード・8
・インワード・インバーテッド・バックワード8
この8の字フライトは、識別しやすい割にはとても厄介です。私自身、このフライトに
習熟するまで3か月もかかりました。
(ビデオ)Lesson 8 - Inverted Backward Circles - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=gw-GSUKFZ7g
インバーテッド・バックワード・サークルは、アップライト・フォワード・サークルと同じで、異なるのはコレクティブが反対になるだけで容易です。
レッスン9:インバーテッド・フォワード・サークル(Inverted forward circles)
(ビデオ)Lesson 9 - Inverted Forward Circles - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=PG3BxoNKMr8
やっとここまでたどり着きました。訓練を積めば積むほど操作は簡単になります。
このインバーテッド・フォワード・サークルに入るもっとも簡単な方法として、前進フライトからロールして入る要領か、またはフロント・フリップでインバーテッド・ホバリング、続いて180度ピルエットして前進フライトに入る要領です。
レッスン10:本当のフィギュア8のフライト(True 8s)
(ビデオ)Lesson 10 - All 8s - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=9rBGNzsXu0o
皆さんにとって、この真のフィギュア8のフライトが、リアル・ワールド・フライトへの移行時期になります。でも簡単です。
ゴールは、8の字のサークルが均等になることで、サイズ、形及びスピードの制御が必要になります。サークルとサークルの間に溝が生じますが、この場所でサークルの方向をチェンジします。
最もやりやすい方法は、アウトワード8でしょう。すなわち、テール・イン・アップライトで、フォワードフライトから始めます。このフライトの長所は、サークルの方向を変更する際、ヘリが自分に面と向かって飛んでこないことです。アウトワード8の反対が、インワード8です。
以下、次の種類の真の8の字フライトを身につけましょう。
・アウトワード・アップライト・フォワード8
・インワード・アップライト・フォワード8
・アウトワード・アップライト・バックワード8
・インワード・アップライト・バックワード8
・アウトワード・インバーテッド・バックワード・8
・インワード・インバーテッド・バックワード8
この8の字フライトは、識別しやすい割にはとても厄介です。私自身、このフライトに
習熟するまで3か月もかかりました。
ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _8
レッスン11:ファンネル(Funnels)
(ビデオ)Lesson 11 - Funnels - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=UMUUYmw--bs
もうここまでくると、皆さんは眠っていてもサークルが出来ますね。
ここでは、意図的に旋回方法を変化させてみましょう。
・アップライト・ノーズ・イン・ファンネルは、アップライト・フォワード・サークルのテールを外側に振った形です。
・アップライト・テール・イン・ファンネルは、アップライト・バックワード・サークルのテールを内側に振った形です。
・インバーテッド・テール・イン・ファンネルは、インバーテッド・バックワード・サークルのテールを内側に振った形です。
・インバーテッド・ノーズ・イン・ファンネルは、インバーテッド・フォワードサークルのテールを外側へ振った形です。
ポイントは、ノーズ或いはテールが回転円の中心にちゃんと向いていることです。
・まず最初に、アップライト・フォワード・CCW・サークルから入りましょう。
・左ラダーを少し追加すると、テールがアップして円の外側に振られます。
・サークル運動をキープするのにエルロンを制御します。
・この時、エルロンがあたかもエレベーターのような役目してサークル・スピードを維持しているのに気付くでしょう。
・また、エレベーターは、エルロンのような役目をしてサークルのバンク角を維持しているのに気づくはずです。
レッスン12:トランジショナル8(Transitional 8s including funnels)
(ビデオ)Lesson 12 - All 8s and funnels - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=OXQmUg8_ATc
いよいよ最後のレッスンになりました。もっとも難しいレッスンです。私自身、一連の流れのうち三つをこなすのに20分もかかりました。
一連の流れは、以下のとおりです。
・アウトワード・アップライト・フォワード8
・アウトワード・アップライト・ノーズ・イン・ツー・テール・イン・ファンネル8
・アウトワード・アップライト・バックワード8
・アウトワード・アップライト・テール・イン・ツー・ノーズ・イン・ファンネル8
・フリップ
・アウトワード・インバーテッド・バックワード8
・アウトワード・インバーテッド・テール・イン・ツー・ノーズ・イン・ファンネル8
・アウトワード・インバーテッド・フォワード8
・アウトワード・インバーテッド・ノーズ・イン・ツー・テール・イン・ファンネル8
・反対側の8の字に横切り
・インワード・インバーテッド・バックワード8
・インワード・インバーテッド・テール・イン・ツー・ノーズ・イン・ファンネル8
・インワード・インバーテッド・フォワード8
・インワード・インバーテッド・ノーズ・イン・ツー・テール・イン・ファンネル8
・フリップ
・インワード・アップライト・フォワード8
・インワード・アップライト・ノーズ・イン・ツー・テール・イン・ファンネル8
・インワード・アップライト・バックワード
・インワード・アップライト・テールイン・ツー・ノーズ・イン・ファンネル8
・反対側の8の字に横切り
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上で、長いレッスンが終わりを迎えました。途中、適当に端折っておりますので意味が通じない箇所があるかもしれません。どうか英語の原文をご参照ください。
藪 丈二
(ビデオ)Lesson 11 - Funnels - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=UMUUYmw--bs
もうここまでくると、皆さんは眠っていてもサークルが出来ますね。
ここでは、意図的に旋回方法を変化させてみましょう。
・アップライト・ノーズ・イン・ファンネルは、アップライト・フォワード・サークルのテールを外側に振った形です。
・アップライト・テール・イン・ファンネルは、アップライト・バックワード・サークルのテールを内側に振った形です。
・インバーテッド・テール・イン・ファンネルは、インバーテッド・バックワード・サークルのテールを内側に振った形です。
・インバーテッド・ノーズ・イン・ファンネルは、インバーテッド・フォワードサークルのテールを外側へ振った形です。
ポイントは、ノーズ或いはテールが回転円の中心にちゃんと向いていることです。
・まず最初に、アップライト・フォワード・CCW・サークルから入りましょう。
・左ラダーを少し追加すると、テールがアップして円の外側に振られます。
・サークル運動をキープするのにエルロンを制御します。
・この時、エルロンがあたかもエレベーターのような役目してサークル・スピードを維持しているのに気付くでしょう。
・また、エレベーターは、エルロンのような役目をしてサークルのバンク角を維持しているのに気づくはずです。
レッスン12:トランジショナル8(Transitional 8s including funnels)
(ビデオ)Lesson 12 - All 8s and funnels - From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
https://www.youtube.com/watch?v=OXQmUg8_ATc
いよいよ最後のレッスンになりました。もっとも難しいレッスンです。私自身、一連の流れのうち三つをこなすのに20分もかかりました。
一連の流れは、以下のとおりです。
・アウトワード・アップライト・フォワード8
・アウトワード・アップライト・ノーズ・イン・ツー・テール・イン・ファンネル8
・アウトワード・アップライト・バックワード8
・アウトワード・アップライト・テール・イン・ツー・ノーズ・イン・ファンネル8
・フリップ
・アウトワード・インバーテッド・バックワード8
・アウトワード・インバーテッド・テール・イン・ツー・ノーズ・イン・ファンネル8
・アウトワード・インバーテッド・フォワード8
・アウトワード・インバーテッド・ノーズ・イン・ツー・テール・イン・ファンネル8
・反対側の8の字に横切り
・インワード・インバーテッド・バックワード8
・インワード・インバーテッド・テール・イン・ツー・ノーズ・イン・ファンネル8
・インワード・インバーテッド・フォワード8
・インワード・インバーテッド・ノーズ・イン・ツー・テール・イン・ファンネル8
・フリップ
・インワード・アップライト・フォワード8
・インワード・アップライト・ノーズ・イン・ツー・テール・イン・ファンネル8
・インワード・アップライト・バックワード
・インワード・アップライト・テールイン・ツー・ノーズ・イン・ファンネル8
・反対側の8の字に横切り
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上で、長いレッスンが終わりを迎えました。途中、適当に端折っておりますので意味が通じない箇所があるかもしれません。どうか英語の原文をご参照ください。
藪 丈二