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mCPxを飛ばすために必要なスキル

以前、何度かご紹介しましたが「Blade mCPX - EFlightWiki」という有名なウィキがあります。日本にもこのような「まとめWiki」があれば便利ですが、残念ながら見あたらないので、個人的に興味のある部分だけを抜粋して、少しづつ掲載しようと思います。

今日はその第1回で、ウルトラ・マイクロヘリのブレードmCPXを飛ばすために必要とされるスキル(技能)についてです。mCP Xを買おうかどうか迷っていらっしゃる方には、とても参考になると思います。


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Skill Required(mCPxを飛ばすために必要なスキル)


これ(mCPx)は入門用のヘリコプターではありません。それは非常に動きが機敏で、mCXやmSRのようにタフ(頑丈)ではありません。

同軸反転ヘリしか飛ばしたことのない人は、たぶんmSRか120SRを飛ばせるようになってから、mCPxに挑戦したほうがいいでしょう。

mSRか120SRの高速前方飛行をマスターしている人なら、mCPxにアップグレードすることができるでしょう。しかし、それは頻繁にスティック修正していないとどこかに飛んで行ってしまうので、まずはホバリングをマスターすることから始めるべきです。同様に、それは自動的に静止してくれず、サイクリックが解除された時に(?)ホバリングに戻ります。また、mSRよりもずっと壊れやすく、繰り返し墜落すると修理が必要になります。

普通の(90度)フライバー付の小さな固定ピッチヘリコプターを飛ばしたことがある人は、mCPxを真っ直ぐにホバリングさせることができるでしょう。しかし、特に可変ピッチの、より敏感な操縦に慣れるのには時間がかかるでしょう。


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まったく同感です。最初のヘリとしては、mSRでさえも難しいのではないかと思います。わたしは同軸反転ヘリのminiXでトイヘリに入門し、それに慣れた頃にmSRを購入しました。その当時の写真です。2機とも今も元気です。(^^)

BLADE mSR  miniX


次回はmCPxの練習法です。


mCPxの練習について

「Blade mCPX - EFlightWiki」の2回目は、飛行練習についてです。mCP Xを買ったけど、どうやって練習しようかと悩んでいる人向けの記事です。まさに今の私にピッタシです。本当に参考になりました。
でもっ、er9xプロポの準備が出来ていないので、私はまだ練習できませんっ。(^^)


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Taming the mCP(mCPxを使いこなす)


もしあなたがmSRしか飛ばしたことがなくて、mCPに慣れるまではデチューン(低性能化)して飛ばしやすくしたいなら、これを試して下さい:

・まずはシミュレーターで、可変ピッチヘリのホバリングが出来るまで練習してください。スロットルを閉じるよりも、墜落させる前のスロットルホールドの使い方を練習しなさい。さもないと、あなたはmCPを地面に突っ込ませることになります。

・スティックが一番下(50-INH-75-INH-100)の時にゼロピッチになるようにピッチカーブを設定しなさい。マニュアルにあるような50%の位置ではありません。あなたはマニュアルの数値をこれ(50-INH-75-INH-100)に変更する必要があります。そしてエアロバティック飛行を考える前に、75%スロットルでのホバリングに慣れる必要があります。しかし、最初ですから少しの「チート」はOK牧場です。

・あなたの低レート(デュアルレート)を、推奨値の70%から50%に変更しなさい。エクスポネンシャルは30%のままです。高レート(デュアルレート)の使用は考えてはいけません!

・低い高度で練習することに留意しなさい。緊急着陸しなければならない時に、低高度であることはヘリを破損から守るために大切です。

・初飛行をリビングルームでやってはいけません。穏やかな日に、外か、公園でやりなさい; それはmSRよりはるかに敏感なので、ちょっとした操縦ミスで高速で飛び去ってしまいます。実際にそうなった時は、地面に墜落する前にスロットルホールドに入れなさい。外の草は室内の固い床よりもずっとやさしく衝撃を受け止めてくれます。

・いったんホバリングをマスターしたら、mCPxはより敏感なので最初はゆっくりと前方飛行を行うべきです。あなたはmSRでするようにはサイクリックを保持できないでしょう! mCPは自ら減速してくれないので、動かしたり止めたりする時はそれがプレッシャーになります。


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いやはや、のっけから「シミュレーターで練習しなさい」ときましたね。ハイハイ、やってますよ~。でも、なかなか上達しないです。(^_^;)

いえいえ、ウソです。毎日10分の練習で、少しずつ確実に上手くなりますよ。
いつも私がお勧めするのは、無料ソフトのHelisimRCとプロポ型USBコントローラーの組合せです。とにかく安くて、それでいて可変ピッチへりの練習がしっかりと出来るスグレモノです。USBコントローラーは6chの方が良いかもしれません。もちろん4chでもキーボードで2ch分を設定できますので問題ありません。
これでホバリングとスロットルホールドが出来るようになってから、mCPxを購入すれば良いと思います。・・・まんま、Wikiに書いてあるとおりですね。(*^O^*)

Throttle Hold (スロットルホールド)のやり方は「Blade mCP X日本語マニュアル3」に説明があります。
Blade mCP X日本語マニュアル3:http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-234.html

次回は安定性について。

mCPXの安定性

「Blade mCPX - EFlightWiki」の3回目は、安定性についてです。


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Stability(mCPXの安定性)


mCXとmSRはフライバーを持っているので、飛行速度に反応してヘリを停止させホバリングを維持することができます。

mCPXは手放しホバリングはできません; そのFBLジャイロは、最後に指令された姿勢にヘリを保とうとします。もし、その姿勢が水平でない場合には、ヘリはその方向へコンスタントに加速されるので、それを止めて引き戻す操作か、その動きをキャンセルする別の操作が必要になります。実際には、すべての可変ピッチヘリコプターはホバリングするために常に小さなスティック入力を続ける必要があります。

これが新人パイロットにとってヘリ操縦を難しくしていますが、それは前進飛行をとてもスムーズにし、かつ乱気流の影響をより少なくします。mCPは、より大きくより重いヘリコプターのように飛びます。

mCPは、mSRや120SRでは飛行不可能な、毎時10~15メートルの風の中でも普通に飛びます。上から下から突風が吹いても、その姿勢を乱さずに飛行できます。


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可変ピッチヘリを空中にピタリと停止させるのは本当にむずかしいですね。海上自衛隊の救難ヘリがピタホバして海上から人を救助しているのを見たことがありますが、本当にピタッと空中に停止していました。

私には到底できない技です。・・・さあ、がんばって、シミュレーター訓練やらなきゃ。

mCPXの問題と修正_1

Blade mCPX - EFlightWiki」の4回目です。今回から"Issues and Modifications(問題と修正)"の各サブテーマについて順番に取り上げます。

まずはみなさんお馴染みの「ブレードぶっ飛び問題」です。当ブログではいち早く「mCPXのブレード&ベアリング問題」でこれを取り上げましたが、以下ではあらためて"Thrown Blades"の全訳を提供いたします。

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Issues and Modifications(問題と修正)

1. Thrown Blades(ブレードぶっ飛び)

ホライゾンホビーはbulletin(お知らせ)を公示し、ブレードグリップの設計を改善しました。改善前のmCPXの所有者は、無料で新しい"B"ローターヘッドを請求することができます。新しいグリップはヘッドから分離しないので、ベアリング障害が発生した後でも、まだヘリのコントロールが可能です。

・ブレードグリップに跨るフェザリングシャフト端のネジが緩んでいたというケースがいくつか発見されました。何人かはこれに気づかないで、飛行中にそのネジが外れ、それが原因でブレードが飛んでしまいました。このネジがしっかり締まっているかどうかを確認し、ロックタイト(Loctite purple 222)を一滴つけましょう。(頭が十字の方だけがネジで、反対側は差し込まれているので、ネジを回している間もそれを保持できます。)

・いくつかのケースで、ブレードグリップ内のベアリングが破損しました。ベアリングは外径4mm×内径1.5mm×厚さ1.12mmです。Walkera 4G3/6とHeli Max CPのブレードグリップのベアリングは、純正ベアリングとT-Rexベアリングの中間の厚さで、ヘッドにうまく適合します。同様のベアリングはT-Rex 250のウォッシュアウト・アーム(タイプ:681X)で使われています。これらは厚さ1.2mmですが、それぞれのグリップに装着が可能です。
理屈は、これらはコンラッドベアリングで、遠心力でボールが一方の側へ集まり内側から外側へと外れつつ、ケージが投げ出されるということです。ホライゾンホビーは、今はベアリングの真鍮リングを外側にして取り付けることを推奨しています。


これら2つの問題によりブレードが外れて高速で飛んで、それがもしあなたに当たったなら、あなたは確実に出血するでしょう。室内で飛ばすときには、目を保護するメガネを装着して下さい。


・ケガの危険性を少しでも減らすために、一部の人たちはブレードを(たこ糸か釣り糸で)縛っています。

110528_1 ブレード縛り


・MIAはアップグレードキットを販売しています。これは釣り糸で縛る場合やプラスチック切り欠き、またはその他のDIY加工よりも優れているかどうかは明らかではありません。MIAはそれがベアリングへの負荷をいくらか減らすと主張しています。しかしこれは公正中立な情報源によって検証されてはいません。

・ブレードホルダーを引き抜き、外側ベアリングの外側に銅ワッシャーを入れると、それはより積極的に全体をしっかりと締め付けます。(ステップ側はベアリングの方に向けます。)


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この問題はすでに解決済みということでよろしいんでしょうね。(*^O^*)
ということで、次回はメインギアです。


mCPXの問題と修正_2

「Blade mCPX - EFlightWiki」の5回目は"Issues and Modifications(問題と修正)"のメインギアとリンク紛失についてです。

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2. Main gear(メインギア)

メインギアはシャフトに水平に、また飛行中に回転しないようにメインギアの中のバネの入ったD型の穴にメインシャフトが押し込まれて固定されています。そしてクラッシュ(墜落・衝突)すると、メインギヤが動くように設計されています。

(クラッシュすると)それはシャフト上で回転し、シャフトの上下動を可能にし、ブレードグリップに遊びを与えつつ滑るように動きます。それをチェックするためには、メインギアを持って、それがフレームと比較して上下に動くかどうかを見て下さい。もしそうならばメインシャフトの上部を持って、最初にそれがシャフト上でフラットに一列になるまで(訳者注:ギアのD型の穴にシャフトのD型がズレないでキッチリ嵌るまで)メインギヤを回し、それからメインギヤの中心に向かって両手の親指でメインギヤを押し上げます。ギアに時々押し込む力がかかるので、メインギアやスキッドを壊さないように注意して下さい。たった5秒の作業です。あなたがメインギアを少し押し下げて飛ばしてみた場合、あなたはプラスピッチがずっと少なくなることにすぐに気づくでしょう。


もし通常飛行でメインギアが緩んできたら、シャフトの端に瞬間接着剤やマニキュアを薄くつけて固まってからギアを付け直すことにより、緩みを直すことができます。メインギアをシャフトに接着してはいけません。そうすると衝撃が伝わってメインギアの歯が欠けたり、メインシャフトが割れるおそれがあります。



3. Lost Top Links(トップリンク紛失)

スワッシュプレートとブレードグリップ間のリンクは、クラッシュ(墜落・衝突)すると飛び出して、簡単に紛失してしまいます。
箱の中にスペアが入っています。しかし、あなたはそれを強い糸、デンタルフロスや釣り糸で縛りつけては如何ですか。

110529_1 リンク縛り


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メインギアですが、要するにクラッシュするとD型断面のシャフトが、メインギアのD型穴の中で回転しズレて動くことにより衝撃を逃がす構造のようですね。従ってクラッシュした後は必ず点検し、ズレていたらメインギアとシャフトのD型同士を合わせ、かつシャフトが上下に動かないようにキッチリ取り付けろということのようです。

メインギアとシャフトの正常な関係は以下の写真のとおりです。これは私の機体の箱だし状態の写真です。このように穴の直線部分とシャフトの直線部分が、きれいに並行していなければいけません。また、ギア中心のカラー(襟)からシャフトの頭が少し出ているのが正しい状態です。

110529_2 正常ギア1


110529_3 正常ギア2


なにしろ、私はmCPXを飛ばしたことがないので、最初はこの状況が理解できず、短い文章でしたが翻訳にはたっぷり時間がかかってしまいました。せっかくの土曜日・・・あら、もう17時かよ。(涙)
なお、メインギアがズレていると、機体のvibrations(振動)の原因にもなりますので、飛ばす前にはメインギアの点検をお忘れなく。

で、私のmCPXですが、なぜかモーターのピニオンギアとメインギアの噛み合わせがキツキツで、まったくゆとりがない状態です。とても間に紙一枚など入りません。当然、回転はとても固いです。みなさんのも、こういう状態でしょうか。これで正常とは思えないのですが・・・バックラッシュをどこで調整するのかもわかりません。(涙)

アドバイスをいただければ幸いです。m(_ _)m


mCPXの問題と修正_3

「Blade mCPX - EFlightWiki」の6回目は"Issues and Modifications(問題と修正)"の中から、テール・オーソリティ(テールの権限?)の不足についてです。

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4. Lack of Tail authority (blowing out)
テール・オーソリティの不足(ブローアウト:揺れる、あえぐ)

お粗末なコレクティブ・マネジメントはテールを圧倒することができます。ホバリングから突然フルパワー加速を行う場合、テールを合理的に保持する必要がありますが、もしフリップ中にフルピッチからマイナスのフルピッチへ急激に切り替えるとテールは対処できません。時々、あまりにも多くの電流が流れて過電流保護装置が起動されていてさえ、ヘリは非常にすばやくピルエットします。

・一部の人々はテールブームのソケットからそれを引っ張り出してわずかに長くし、テールローターに力を与えていますが、これはテールブームを回転させることになります。(回転を防ぐために両端はフラットです)

・テールブームは直径2mmのカーボンチューブなので、あなたはそれをもっと長いものに交換することができます。1インチ(2.54cm)長くすると顕著に改善します。テールモーターブラケットからテールモーターワイヤーを外すにはハンダを取り除く必要があります。そうしたら次にワイヤーをブームの周りに巻きつけるか、またはブームの内側に沿わせて熱収縮チューブで止めます。

・メインモーターが激しく回転している時は、純正バッテリーの限界を超えて電力が引き出されますので、テールモーターへの電力が減少します。より高いCレートのバッテリー(ハイペリオン 240のような)に交換すると、この問題が軽減されます。

AeroAce/X-twinのプロペラは、元のテールローターよりわずかに大きいので、テールにより力を与えます。

・より大きなテールモーター(例えば、ワルケラ4#3/4G3のブラシ・テールモーター)を取り付けることは可能ですが、これは余分な重量増加を招くので本当に必要とは言えません。


テールが通常飛行に対処できない場合は、それはこれらの問題のいずれかです:

・これはしばしば(ユーザーの)送信機プログラミングのエラーによるものです・・・プラスピッチとマイナスピッチの両方のエンドポイントを設定することが必要です。それでどちらのリミットを設定しようとしているのかを示すためにあなたはコレクティブ・スティックを動かす必要があります(これはDX7ではかなり明白ですが、DX6iでは簡単に見逃されます)。マニュアルには75%とありますが、パワーを犠牲にしてテールの負担を減らすために一部の人々は70%に設定しています。

・テールローターブレードはクラッシュ(衝突、墜落)すると、曲がってピッチ不足になります。もう少しピッチを与えるためにそれを捻るか、あるいはより力を与えるためにテールローターを交換して下さい。

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rcgroups.comの"Blade mCP X BNF Heli... "への投稿はすでに750ページにも達しています。すごい書き込み量ですね。みなさんの関心の強さがわかります。(^_^)

さて、そのrcgroups.comでも最近、テールブレードの交換が話題になっています。
9Eagles Solo Proのテールブレードが良いという書き込みや、Solo Pro / Bravo SXのテールブレードはもちろん良いが、Bravo SXのテールモーター(Solo Proのテールモーターは強すぎてダメ)は少なくともmCPXのモーターと同程度に良くてしかも小さいとの意見もあります。

また、バッテリー関連では、HobbyKingが近々mCPX用の300mAh nano-techバッテリーを売り出すそうです。もちろん、これまでの定番は上にもありましたが、hyperion 240バッテリー+Dylwad holders です。

mCPX用のハイペリオン240用バッテリーホルダー
110604_1 ハイペリオン用バッテリートレイ


mCPX用コネクタ付のハイペリオン G3 240mAh 1S 25C バッテリー
110604_2 ハイペリオン240


mCPXの問題と修正_4

「Blade mCPX - EFlightWiki」の7回目は"Issues and Modifications(問題と修正)"の中から、メインローターのピッチについてです。下線部分の翻訳に自信がないので原文もあわせて掲載します。違っていたらゴメン。(^^ゞ

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5. Lack of pitch on the main rotor(メインローターのピッチ不足)


・Some helis have the servo links set too short, giving lots of negative pitch. Swing the blades so the tips are togther and adjust the servo links until the blades tips are the same height when the collective stick is in the middle.

・いくつかのmCP Xではサーボのリンクが短かすぎる設定になっていて、マイナスピッチが強すぎます。ブレードを回して両端をいっしょにして(ブレードを一列にする?)、コレクティブスティック(スロットルスティック)が真ん中の時に2枚のブレードの先端が同じ高さになるまでサーボのリンクを調整しなさい。


・Some people who are new to CP helis are confused by the behaviour of the throttle. This heli is designed to fly at about 3/4 throttle, unlike the mSR which flies at about half throttle. Half throttle is zero pitch and below half is negative pitch (for flying inverted). If you're only flying the right way up, you can change the pitch and throttle curves so you use the whole stick travel.

・可変ピッチのヘリが初めての人は、スロットルの動作に混乱しています。このヘリは1/2スロットルで飛ぶmSRとは異なり、約3/4スロットルで飛ぶように設計されています。1/2スロットルではゼロピッチで、1/2以下ではマイナスピッチ(逆さま飛行用)です。もしあなたが通常(正立)飛行しかしないなら、それに合わせてピッチカーブとスロットルカーブを変更して下さい。

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この問題は有名で、3本のリンクをそれぞれ3回転ほど長くされている方が多いようですね。

mCPXの問題と修正_5

「Blade mCPX - EFlightWiki」の8回目は"Issues and Modifications(問題と修正)"の中から、後部のリンクについてです。これも結構、重要ですね。

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6. Rear servo pushrod(後方サーボのプッシュロッド(リンク))

前方サーボのプッシュロッド(リンク)は、クラッシュ(衝突、墜落)の衝撃を多少とも減らすためにZ型に曲がっています。後方のプッシュロッドはそうなっていないので、結果として、もしクラッシュでスワッシュプレートが壊れると、それはほとんどいつも後ろのボール部分です。後方プッシュロッドがわずかな曲線型やゆるやかなS字型であれば、クラッシュ時の衝撃を吸収し、スワッシュプレートとサーボへのショックを減らすでしょう。

110610_1 後方リンク


上の写真は、元のプッシュロッドの端にピアノ線をハンダ付けして作られたものですが、おそらくは必要以上に極端な曲がり方を示しています。


【2011年6月15日追加】

110615_後方Pushrod


2枚目の写真はスペア部品のエルロンプッシュロッドを3カ所折り曲げて、後方プッシュロッドに改造したものです。

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mCPXの問題と修正_6

「Blade mCPX - EFlightWiki」の9回目は"Issues and Modifications(問題と修正)"の中から、飛行中のシェイク(振れ)についてです。

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7. Shake in flight(飛行中のシェイク(振れ))

・良くある原因の1つは、発見がとてもむずかしいメインシャフトの分裂です。ヘッドを外して、シャフト/チューブの真ん中にドライバーを入れ裂け目を開きます。瞬間接着剤をつけて元どおり接着するか、または交換します。

・もう一つの良くある原因は、プッシュロッド・リンク先端のスラップ(曖昧さ、ぐらつき?)です。これはリンクに少し圧力を加えることで排除できます。一般的な改善策は(それらを保持している)3つのリンクの周りにゴムバンドを巻くか、前方の2つのボールの後ろに予備のキャノピーグロメットをはめることです。

・プッシュロッドのサーボ接続部のスラップ(曖昧さ、ぐらつき?)は、瞬間接着剤の一滴で排除することができます。接着剤でワイヤプッシュロッドの周りの穴を埋めます。ロッドが動かされる前に接着剤が固まるので、プッシュロッドに接着剤をつけないことは重要ではありません。当然、サーボには接着剤をつけないよう注意する必要があります。

・汚れたサーボのトラック(通り道)/導体/"ワイパー(ふく人、ふく物)"。サーボのトラック(通り道)は定期的なメンテナンス/クリーニングを必要とします・・・それらはスロットカー・レーサーと同じように汚れます。サーボのプラスチック部分を外して、回路基板上のトラック(通り道)を消しゴムできれいにし、アルコールで拭いて完了です。縦方向のシェイク(揺れ)=エレベータサーボをクリーニング、横方向のシェイク(揺れ)=前方の2つのサーボをクリーニング。揺れがゆっくりしている時は、もしあなたが何が起こっているかをすでに知らないならば、原因を掴むのは困難です。

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mCPXの問題と修正_7

「Blade mCPX - EFlightWiki」の10回目は"Issues and Modifications(問題と修正)"の中から、まれに起きる問題について。

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8. Rare problems(まれに起きる問題)

・いくつか障害のある3-in-1ボードがありました。ホライゾンホビーは無償でこれらを直しました。1つの症状はスロットルを上げるとシャットダウンすることです。

・障害のあるボードのように見えたいくつかの問題が、実は送信機の誤ったプログラミングのせいであることが判明しました。CCPM設定は不要なので、送信機は"1-servo swashplate "にセットすることを忘れないで下さい。

・サーボの真ちゅう製ブッシュが緩んできてぐらぐらになり、サイクリックのテールのワグ(振れ)と同じく、(FBLジャイロのお陰で)すばやいシェイク(振れ)を起こしました。真ちゅう製リングはラジオペンチでそれをホールドすることによって再配置できます。そしてぐらぐらがなくなるまで、下部のギアを使ってシャフトを回します。

・もし3つのパワートランジスタの1つが(ケーブルのショートまたは電源投入状態でローターがブロックされて)破壊されたら、VISHAY SILICONIX SI2315BDS-T1-E3(動くことは証明されている)のような P-chanel PowerMOSFETに交換できます。もし、メインエンジンの2つのトランジスタの1つが死んだら、両方とも交換して下さい。

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好きなもの・・・蕎麦、JUDAS PRIEST、確率論、タイガー戦車。

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