童友社スパイダーⅡと WLtoys V2x2 プロトコル( o さん)
V2x2プロトコルが国内で可能に!?
V2x2の技適プロポが存在しているなら、V2x2プロポの入手手段が増えるかもしれません。V2x2の技適プロポが無かったら国内の救世主でしょうか!?
V2x2プロトコルの技適プロポはないかと探していたのですが、童友社の「マルチコプター スパイダーⅡ」が該当品の様な気がします。
技適情報検索にて下記2つを検索対象にして、日付の新しい順に並び替えます。
・証明規則第2条第19号の2の2に規定する特定無線設備
2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム
(模型飛行機の無線操縦用)
・証明規則第2条第19号の2の3に規定する特定無線設備
2.4GHz帯小電力データ通信システム
(模型飛行機の無線操縦用)
すると、童友社が平成26年6月10日に技適証明を受けています。
http://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=jg01_01&PC=204&TC=N&PK=1&FN=178test&SN=%94%46%8F%D8&LN=9&R1=*****&R2=*****
型番は H107R です。
H107R を検索すると出てくる
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2152914
「Flytecs X-Drone Nano H107R 2.4G 4CH 6 Axis」だと思います。
これが、童友社「マルチコプター 2.4GHzスパイダー2」のOEM元だと考えます。
機体、プロポ、パッケージのくり抜きがほぼ同じに見えます。
http://www.doyusha-model.com/list/radiocontrol/spider2_rc.html
但し、9月上旬発売なので即人柱にはなれませんが…試してみようと思います。
リンク先 rcgroups.com は全部読んでません(^^;;
2014-08-24 04:43 o
V2x2プロトコルが国内で可能に!?_2
実は、Landbow X-Dart Next に日本の国旗シールが有るのに日本で飛ばせないとは悲しきかな…と思っていたのです(笑)
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2139437
http://www.landbow.com/product/XDART_NEXT.html
JJR/C 1000Aにも液晶無しプロポラインナップが有りますね
http://youtu.be/ulIgkNe7La4
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2172432
童友社のブラックサンダーは型番U817Aで「UDI U817A 2.4G 4CH Remote Control RC Quadcopter UFO RTF」の様ですね。UDIはV2x2プロトコルでは無い感じです。
さて、童友社のスパイダー2がV2x2プロトコルかどうか…V2x2プロトコルのBNFを買っておいて、スパイダー2の発売を待ちます。スパイダー2がV2x2プロトコルで無かったら、純粋にスパイダー2で遊ぶか、互換プロトコル機を探すとします。
なんちゃってファントム見たいな機体が欲しかったんですが、PXYはプロポがですね(^^;;
それから(蛇足が多いですが…)、クローンなのかOEMなのか全く分かりませんが、
・Flytecs X-Drone Nano
・JJR/C 1000A
・Landbow X-Dart NEXT
同じに見えます。
2014-08-24 04:45 o
無線プロトコルの手っ取り早い調べ方
DEVOの deviation ファームウェアを使わないとしても、メーカー、機体、プロトコルの一覧表は参考になります。
https://docs.google.com/spreadsheet/lv?key=0Any72n5Y9u-kdGFDeXhBY0I0ek1raTdEN21VTlBzTkE&usp=sharing
deviationファームウェアの導入はグレーなので、私は入れていません。
(DEVOを分解して送信モジュールを追加したら完全に違法です)
2014-08-24 05:13 o
---------------
【tiger22のちょっとした補足】
o さん、ホットな情報をありがとうございます。m(_ _)m
o さんは、あえて断定を避けていらっしゃいますが、私には童友社スパイダーⅡは、下の3機とまったく同じもののように見えます。(^_^)
・Flytecs X-Drone Nano
・JJR/C 1000A
・Landbow X-Dart NEXT
となれば、無線プロトコルは、WLtoys V2x2プロトコルとなります。
V2x2の、技適認証付き4チャンネル送信機が手に入ることになります。
この送信機を使えば、童友社ナノスパイダーのライバル機であるWLtoys V272、童友社スパイダーのライバル機であるWLtoys V252を、合法的に飛ばすことが可能になります。なんという皮肉でしょう。童友社さんは敵に塩を送るワケです。(笑)
とはいえ、童友社スパイダーⅡの送信機は液晶画面さえない超廉価版のようですから、送信機の機能としてはWLtoysの方が優れていると思われます。童友社スパイダーⅡの送信機でWLtoysのクアッドを飛ばそうとすると、飛行モードが少ないとか細かい設定ができない等の不満が出る可能性が高いですから、注意して下さい。
WLtoys V272の過去記事
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-203.html
WLtoys V252の過去記事
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-178.html
ただ、WLtoys V2x2の4チャンネル送信機はあまり評判が良くありません。
童友社スパイダーⅡの送信機が、これよりも改善されていることを期待しましょう。
V2x2の技適プロポが存在しているなら、V2x2プロポの入手手段が増えるかもしれません。V2x2の技適プロポが無かったら国内の救世主でしょうか!?
V2x2プロトコルの技適プロポはないかと探していたのですが、童友社の「マルチコプター スパイダーⅡ」が該当品の様な気がします。
技適情報検索にて下記2つを検索対象にして、日付の新しい順に並び替えます。
・証明規則第2条第19号の2の2に規定する特定無線設備
2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム
(模型飛行機の無線操縦用)
・証明規則第2条第19号の2の3に規定する特定無線設備
2.4GHz帯小電力データ通信システム
(模型飛行機の無線操縦用)
すると、童友社が平成26年6月10日に技適証明を受けています。
http://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=jg01_01&PC=204&TC=N&PK=1&FN=178test&SN=%94%46%8F%D8&LN=9&R1=*****&R2=*****
型番は H107R です。
H107R を検索すると出てくる
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2152914
「Flytecs X-Drone Nano H107R 2.4G 4CH 6 Axis」だと思います。
これが、童友社「マルチコプター 2.4GHzスパイダー2」のOEM元だと考えます。
機体、プロポ、パッケージのくり抜きがほぼ同じに見えます。
http://www.doyusha-model.com/list/radiocontrol/spider2_rc.html
但し、9月上旬発売なので即人柱にはなれませんが…試してみようと思います。
リンク先 rcgroups.com は全部読んでません(^^;;
2014-08-24 04:43 o
V2x2プロトコルが国内で可能に!?_2
実は、Landbow X-Dart Next に日本の国旗シールが有るのに日本で飛ばせないとは悲しきかな…と思っていたのです(笑)
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2139437
http://www.landbow.com/product/XDART_NEXT.html
JJR/C 1000Aにも液晶無しプロポラインナップが有りますね
http://youtu.be/ulIgkNe7La4
http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2172432
童友社のブラックサンダーは型番U817Aで「UDI U817A 2.4G 4CH Remote Control RC Quadcopter UFO RTF」の様ですね。UDIはV2x2プロトコルでは無い感じです。
さて、童友社のスパイダー2がV2x2プロトコルかどうか…V2x2プロトコルのBNFを買っておいて、スパイダー2の発売を待ちます。スパイダー2がV2x2プロトコルで無かったら、純粋にスパイダー2で遊ぶか、互換プロトコル機を探すとします。
なんちゃってファントム見たいな機体が欲しかったんですが、PXYはプロポがですね(^^;;
それから(蛇足が多いですが…)、クローンなのかOEMなのか全く分かりませんが、
・Flytecs X-Drone Nano
・JJR/C 1000A
・Landbow X-Dart NEXT
同じに見えます。
2014-08-24 04:45 o
無線プロトコルの手っ取り早い調べ方
DEVOの deviation ファームウェアを使わないとしても、メーカー、機体、プロトコルの一覧表は参考になります。
https://docs.google.com/spreadsheet/lv?key=0Any72n5Y9u-kdGFDeXhBY0I0ek1raTdEN21VTlBzTkE&usp=sharing
deviationファームウェアの導入はグレーなので、私は入れていません。
(DEVOを分解して送信モジュールを追加したら完全に違法です)
2014-08-24 05:13 o
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【tiger22のちょっとした補足】
o さん、ホットな情報をありがとうございます。m(_ _)m
o さんは、あえて断定を避けていらっしゃいますが、私には童友社スパイダーⅡは、下の3機とまったく同じもののように見えます。(^_^)
・Flytecs X-Drone Nano
・JJR/C 1000A
・Landbow X-Dart NEXT
となれば、無線プロトコルは、WLtoys V2x2プロトコルとなります。
V2x2の、技適認証付き4チャンネル送信機が手に入ることになります。
この送信機を使えば、童友社ナノスパイダーのライバル機であるWLtoys V272、童友社スパイダーのライバル機であるWLtoys V252を、合法的に飛ばすことが可能になります。なんという皮肉でしょう。童友社さんは敵に塩を送るワケです。(笑)
とはいえ、童友社スパイダーⅡの送信機は液晶画面さえない超廉価版のようですから、送信機の機能としてはWLtoysの方が優れていると思われます。童友社スパイダーⅡの送信機でWLtoysのクアッドを飛ばそうとすると、飛行モードが少ないとか細かい設定ができない等の不満が出る可能性が高いですから、注意して下さい。
WLtoys V272の過去記事
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-203.html
WLtoys V252の過去記事
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-178.html
ただ、WLtoys V2x2の4チャンネル送信機はあまり評判が良くありません。
童友社スパイダーⅡの送信機が、これよりも改善されていることを期待しましょう。
WLtoys V2x2 プロトコル解禁( o さん)
tiger22さん、こんにちは
遅くなりましたが、童友社スパイダーIIのプロトコル確認を行いました。
スパイダーII と同一機種と思われるJJRC 1000A BNFをスパイダーII 添付プロポとバインドさせました。正常に飛行しました。
V2x2プロトコルで間違い有りません。
童友社スペシャルと言ったプロトコル変更もなさそうです。
プロポ
http://i.imgur.com/4Kd8cp3.jpg
技適マーク
http://i.imgur.com/v2kAsut.jpg
プロポのD/Rは3段階、左上スイッチで変更です。
・ノーマル
・スピード
・アクロバット
このアクロバットが厄介でエレベーター・エルロンを倒すと、その方向に宙返りします。
連続宙返りも出来るので、おもちゃとしては最高なのだと思います。アクロバットモードで前後左右の移動も出来ますが、突然(?)宙返りモードに突入します。取説によると前後左右・旋回はノーマルに切り替えてからとありますので、アクロバットモードは右側スティックを倒したら、量に関係なく宙返りするのでしょうか。宙返りせず操作もできるのですが、60%以上で宙返りする印象です。本体を手に持ってアクロバットモードで宙返りに突入するのは、右側スティックを80%以上倒した時な感じでしたが…、操作中はプロポ見ないのでよく分かりません。
98%以上で宙返りにして欲しかったですね。もしくは、宙返りボタン有り。
V2x2プロトコルで宙返りがない機種の場合どのような挙動をするのか分かりません。カメラ・ビデオ等搭載機種はシャッター・録画スタートは出来ないでしょう。
強いて言えば、
ノーマル・スピード・ハイスピード・アクロバット
の4種が有れば良かったのにと思います。
アクロバットモード以外では宙返りは出来ません。
宙返りはいらないので、ラダーが速いモードが欲しいですね。
右上スイッチはLEDの点灯・消灯です。
トリムは記憶しない様です。
本体側の話です。
バッテリースペースですが、
http://i.imgur.com/0IiBD1l.jpg
このように、スパイダーIIは入り口基板側のバッテリーガードが有りません。
バッテリーを挿入したり、抜いたりするとLiPoの被覆(ビニール部分)がメイン基盤部品により剥がれます…。何度もするとLipoのアルミも裂けそうで怖いです。わたしはJJRC 1000Aの筐体を買っていたので、下部分をガード有りに交換しました。さすがOEM寸分違わずしっかりはまりました。
箱出しでバッテリーは挿入済なので、童友社としては、高頻度でのバッテリー交換を想定してないと思われます。
スパイダーIIメイン基板
http://i.imgur.com/g0aFIBL.jpg
スパイダーIIとJJRC 1000A
http://i.imgur.com/nrgYS9b.jpg
スパイダーIIにプロペラガードはねじ止め。
JJRCのプロペラガードは差し込みのみ。
(JJRCのプロペラガードは別売品)
日本のプロポ砂漠もちょっとは前進ですね。
小型クワッドはおもちゃプロポが多いので、小型ではあるもののスティックがちゃんとしたプロポは嬉しいですね。スパイダーIIは超小型クワッドからすると大きめの機体なのかもですが…。
V2x2プロトコルで安く興味深いBNFが有ればまた実験してみたいと思います。
が…、私はマイクヘリに戻ると思います。
2014-10-05 o
遅くなりましたが、童友社スパイダーIIのプロトコル確認を行いました。
スパイダーII と同一機種と思われるJJRC 1000A BNFをスパイダーII 添付プロポとバインドさせました。正常に飛行しました。
V2x2プロトコルで間違い有りません。
童友社スペシャルと言ったプロトコル変更もなさそうです。
プロポ
http://i.imgur.com/4Kd8cp3.jpg
技適マーク
http://i.imgur.com/v2kAsut.jpg
プロポのD/Rは3段階、左上スイッチで変更です。
・ノーマル
・スピード
・アクロバット
このアクロバットが厄介でエレベーター・エルロンを倒すと、その方向に宙返りします。
連続宙返りも出来るので、おもちゃとしては最高なのだと思います。アクロバットモードで前後左右の移動も出来ますが、突然(?)宙返りモードに突入します。取説によると前後左右・旋回はノーマルに切り替えてからとありますので、アクロバットモードは右側スティックを倒したら、量に関係なく宙返りするのでしょうか。宙返りせず操作もできるのですが、60%以上で宙返りする印象です。本体を手に持ってアクロバットモードで宙返りに突入するのは、右側スティックを80%以上倒した時な感じでしたが…、操作中はプロポ見ないのでよく分かりません。
98%以上で宙返りにして欲しかったですね。もしくは、宙返りボタン有り。
V2x2プロトコルで宙返りがない機種の場合どのような挙動をするのか分かりません。カメラ・ビデオ等搭載機種はシャッター・録画スタートは出来ないでしょう。
強いて言えば、
ノーマル・スピード・ハイスピード・アクロバット
の4種が有れば良かったのにと思います。
アクロバットモード以外では宙返りは出来ません。
宙返りはいらないので、ラダーが速いモードが欲しいですね。
右上スイッチはLEDの点灯・消灯です。
トリムは記憶しない様です。
本体側の話です。
バッテリースペースですが、
http://i.imgur.com/0IiBD1l.jpg
このように、スパイダーIIは入り口基板側のバッテリーガードが有りません。
バッテリーを挿入したり、抜いたりするとLiPoの被覆(ビニール部分)がメイン基盤部品により剥がれます…。何度もするとLipoのアルミも裂けそうで怖いです。わたしはJJRC 1000Aの筐体を買っていたので、下部分をガード有りに交換しました。さすがOEM寸分違わずしっかりはまりました。
箱出しでバッテリーは挿入済なので、童友社としては、高頻度でのバッテリー交換を想定してないと思われます。
スパイダーIIメイン基板
http://i.imgur.com/g0aFIBL.jpg
スパイダーIIとJJRC 1000A
http://i.imgur.com/nrgYS9b.jpg
スパイダーIIにプロペラガードはねじ止め。
JJRCのプロペラガードは差し込みのみ。
(JJRCのプロペラガードは別売品)
日本のプロポ砂漠もちょっとは前進ですね。
小型クワッドはおもちゃプロポが多いので、小型ではあるもののスティックがちゃんとしたプロポは嬉しいですね。スパイダーIIは超小型クワッドからすると大きめの機体なのかもですが…。
V2x2プロトコルで安く興味深いBNFが有ればまた実験してみたいと思います。
が…、私はマイクヘリに戻ると思います。
2014-10-05 o
童友社スパイダーⅡを購入。
V2x2プロトコルの合法送信機が欲しくて、今さらですが、童友社スパイダーⅡ(赤)のモード 2 を購入しました。Amazon は配達が早くていいですね~。(^_^)


今確認したら、私の買った赤のモード2だけ、なぜか価格が急上昇しています。青ならまだ安いようです。モード1の黒はさらに安く買えます。
ところで、o さんが以前書かれていたように、童友社スパイダーⅡは Flytecs X-Drone Nano H107R と同じものです。しかし、童友社は Hubsan X4 V1 をスパイダーとして販売しています。普通に考えると、スパイダーⅡは Flytecs X-Drone Nano H107R ではなく、Hubsan X4 V2 で良かったのではないでしょうか。Hubsan X4 V2 は、V1 の問題点を解決した改良版で、オプションでプロペラガードを取り付けることができます。何か大人の事情があったのでしょうか?
まあ、私は V2x2プロトコルの合法送信機が手に入ったので、これで満足していますが、童友社が同じような性格のクアッドを 2機種出す意味がちょっと理解できません。(^^ゞ
さて、送信機を見てみましょう。色は白色です。写真はなぜか技適マークのある裏側。スイマセン、表から撮るのを忘れました・・・。

色と形はともかく、非常にオモチャっぽい送信機です。軽くて、プラスチッキーで、チャチな印象。4本の単3バッテリーを入れても十分に軽いです。
もっとも、Hubsan X4 の送信機も同じように軽くて、オモチャっぽいですから気にすることはありません。スティックの感触も似たようなものです。
スパイダーⅡ(右)と Hubsan X4 V2(左)を並べてみました。スパイダーⅡのプロペラガードを外せば、ほぼ同じ大きさです。

スパイダーⅡのバッテリー(右)には、指で摘んで取り出しやすくするための持ち手がついているので長く見えますが、バッテリー本体はどちらも同じ大きさのようです。
Hubsan X4 V2 のバッテリーは、黒くて精悍でカッコイイです。もちろん、これは私の主観的意見です。

バッテリー容量はわずかに違います。スパイダーⅡは 3.7V 25C 250mAh ですが、Hubsan X4 V2 は 240mAh です。コネクタは同じ形状ですから、相互に互換性があります。
最後に童友社スパイダーⅡにバッテリーを接続してみました。LED は機体下部を照らすようになっています。アーム内部に搭載され、光がアームを透過して照らすようになっています。私のアームは上面が赤、下面が白です。白は光を通しやすいのでアームの下側ばかりが明るいです。赤の面は光が通りにくいようです。全体が白色の機体なら、上面も明るくなりそうです。
LEDの明るさは十分です。前が赤で、後が青です。送信機がムダに明るすぎるので、思わず笑ってしまいました。

室内でちょっと飛ばしてみました。ノーマルモードです。安定しています。ラダーだけが遅い感じがします。ラダーが遅いので、その反動でサイクリックの反応を敏感に感じてしまいます。
近いうちに Hubsan X4 V2 と飛ばし較べてみましょう。(^_^)


今確認したら、私の買った赤のモード2だけ、なぜか価格が急上昇しています。青ならまだ安いようです。モード1の黒はさらに安く買えます。
ところで、o さんが以前書かれていたように、童友社スパイダーⅡは Flytecs X-Drone Nano H107R と同じものです。しかし、童友社は Hubsan X4 V1 をスパイダーとして販売しています。普通に考えると、スパイダーⅡは Flytecs X-Drone Nano H107R ではなく、Hubsan X4 V2 で良かったのではないでしょうか。Hubsan X4 V2 は、V1 の問題点を解決した改良版で、オプションでプロペラガードを取り付けることができます。何か大人の事情があったのでしょうか?
まあ、私は V2x2プロトコルの合法送信機が手に入ったので、これで満足していますが、童友社が同じような性格のクアッドを 2機種出す意味がちょっと理解できません。(^^ゞ
さて、送信機を見てみましょう。色は白色です。写真はなぜか技適マークのある裏側。スイマセン、表から撮るのを忘れました・・・。

色と形はともかく、非常にオモチャっぽい送信機です。軽くて、プラスチッキーで、チャチな印象。4本の単3バッテリーを入れても十分に軽いです。
もっとも、Hubsan X4 の送信機も同じように軽くて、オモチャっぽいですから気にすることはありません。スティックの感触も似たようなものです。
スパイダーⅡ(右)と Hubsan X4 V2(左)を並べてみました。スパイダーⅡのプロペラガードを外せば、ほぼ同じ大きさです。

スパイダーⅡのバッテリー(右)には、指で摘んで取り出しやすくするための持ち手がついているので長く見えますが、バッテリー本体はどちらも同じ大きさのようです。
Hubsan X4 V2 のバッテリーは、黒くて精悍でカッコイイです。もちろん、これは私の主観的意見です。

バッテリー容量はわずかに違います。スパイダーⅡは 3.7V 25C 250mAh ですが、Hubsan X4 V2 は 240mAh です。コネクタは同じ形状ですから、相互に互換性があります。
最後に童友社スパイダーⅡにバッテリーを接続してみました。LED は
LEDの明るさは十分です。前が赤で、後が青です。送信機がムダに明るすぎるので、思わず笑ってしまいました。

室内でちょっと飛ばしてみました。ノーマルモードです。安定しています。ラダーだけが遅い感じがします。ラダーが遅いので、その反動でサイクリックの反応を敏感に感じてしまいます。
近いうちに Hubsan X4 V2 と飛ばし較べてみましょう。(^_^)
童友社スパイダーⅡ(Flytecs X-Drone Nano 等)のインプレ
童友社スパイダーⅡは o さんがご指摘されたように、Flytecs X-Drone Nano H107R、JJRC 1000A、Landbow X-Dart NEXT 等と同じものだと思います。
実は、インターネットで童友社スパイダーⅡのビデオを検索したのですが、発見できませんでした。そこで、上記の 3機種のビデオを探してみました。
しかし、それほど多くのビデオは見つかりませんでした。ちょっと以外でした。(^^ゞ
おそらく、このクラスはすでに Hubsan X4 V1 と V2 が有名で、業界標準機の地位を確保してしまっているので、二番煎じ、三番煎じのクアッドは仮に性能が優れていても、もはや市場での注目を集めることができなかったのでしょう。
私が見つけたビデオは、下の 5本です。
(ビデオ)Landbow - X-Dart NEXT - Review and Flight
https://www.youtube.com/watch?v=IHpjZsGyBdc
(ビデオ)JJ R/C - 1000A - Review and Flight
https://www.youtube.com/watch?v=ulIgkNe7La4
(ビデオ)Flytecs - X-Drone Nano - Review and Flight
https://www.youtube.com/watch?v=eXyZzZD4Rww
(ビデオ)X-Drone Nano
https://www.youtube.com/watch?v=YpTzhL0g1EQ
(ビデオ)X-DRONE NAN0 2.0 - Unboxing & Fly - Toy Stand
https://www.youtube.com/watch?v=HEUCvAjsfEQ
最初の 3本はすべて Flyin' Ryan氏が製作したものです。彼は RC Groups のメンバーです。Flyin' Ryan氏を含めて、RC Groups のメンバーの評価はそれほど悪くありません。静かで、安定しており、フリップも簡単にできる。総合的には、Hubsan X4 V2 と遜色のない性能であるとの評価になります。
しかし、ノーマルモードでのラダーの反応が遅すぎることは誰もが指摘しています。
童友社スパイダーⅡ(Flytecs X-Drone Nano 等)には、ノーマル、スピード、アクロバットの 3つの飛行モードがありますが、ノーマルモードのラダーの反応がニブ過ぎるのです。
スピードモードでは、ラダーは多少はマシになりますが、それでもサイクリック(エレベーターとエルロン)の反応に較べると遅いように感じます。Hubsan X4 の方が自然な感覚で操縦できます。
WLtoys の V2x2 送信機のように、ラダーのレートを変更できる送信機を使わないと、このラダー問題は根本的に解決できないでしょう。X-Dart NEXT の送信機ならレート変更ができるようですが、これらを使うと電波法違反になります。
なお、アクロバットモードはフリップ専用モードですから、通常の飛行で使用してはいけません。このモードの操作性は非常に悪いです。Hubsan X4 とは比較になりません。
繰り返しになりますが、なぜ童友社スパイダーⅡが Hubsan X4 V2 でなかったのか、その理由が私にはわかりません。(^^ゞ
童友社が Hubsan X4 V2 を販売していないので、これから新たに Hubsan X4 V2 を入手しようとする人は、ハイテックのウイークエンダーや童友社スパイダー(Hubsan X4 V1)の技適シール付合法送信機をなんとか手に入れた上で、海外から Hubsan X4 V2 の機体のみを別途購入することになります。ウイークエンダーもスパイダーも、すでに販売が終了しているので、これはなかなか大変です。
Hubsan X4 V2 のカメラ付で良ければ、Gforce で合法品を販売しています。しかし、送信機はモード1になります。
ただ、最近のドローン規制の動きを考慮すると、プライバシーの面からもカメラ付クアッドだけは避けた方が良いように思います。あくまでも個人的意見ですが・・・。
実は、インターネットで童友社スパイダーⅡのビデオを検索したのですが、発見できませんでした。そこで、上記の 3機種のビデオを探してみました。
しかし、それほど多くのビデオは見つかりませんでした。ちょっと以外でした。(^^ゞ
おそらく、このクラスはすでに Hubsan X4 V1 と V2 が有名で、業界標準機の地位を確保してしまっているので、二番煎じ、三番煎じのクアッドは仮に性能が優れていても、もはや市場での注目を集めることができなかったのでしょう。
私が見つけたビデオは、下の 5本です。
(ビデオ)Landbow - X-Dart NEXT - Review and Flight
https://www.youtube.com/watch?v=IHpjZsGyBdc
(ビデオ)JJ R/C - 1000A - Review and Flight
https://www.youtube.com/watch?v=ulIgkNe7La4
(ビデオ)Flytecs - X-Drone Nano - Review and Flight
https://www.youtube.com/watch?v=eXyZzZD4Rww
(ビデオ)X-Drone Nano
https://www.youtube.com/watch?v=YpTzhL0g1EQ
(ビデオ)X-DRONE NAN0 2.0 - Unboxing & Fly - Toy Stand
https://www.youtube.com/watch?v=HEUCvAjsfEQ
最初の 3本はすべて Flyin' Ryan氏が製作したものです。彼は RC Groups のメンバーです。Flyin' Ryan氏を含めて、RC Groups のメンバーの評価はそれほど悪くありません。静かで、安定しており、フリップも簡単にできる。総合的には、Hubsan X4 V2 と遜色のない性能であるとの評価になります。
しかし、ノーマルモードでのラダーの反応が遅すぎることは誰もが指摘しています。
童友社スパイダーⅡ(Flytecs X-Drone Nano 等)には、ノーマル、スピード、アクロバットの 3つの飛行モードがありますが、ノーマルモードのラダーの反応がニブ過ぎるのです。
スピードモードでは、ラダーは多少はマシになりますが、それでもサイクリック(エレベーターとエルロン)の反応に較べると遅いように感じます。Hubsan X4 の方が自然な感覚で操縦できます。
WLtoys の V2x2 送信機のように、ラダーのレートを変更できる送信機を使わないと、このラダー問題は根本的に解決できないでしょう。X-Dart NEXT の送信機ならレート変更ができるようですが、これらを使うと電波法違反になります。
なお、アクロバットモードはフリップ専用モードですから、通常の飛行で使用してはいけません。このモードの操作性は非常に悪いです。Hubsan X4 とは比較になりません。
繰り返しになりますが、なぜ童友社スパイダーⅡが Hubsan X4 V2 でなかったのか、その理由が私にはわかりません。(^^ゞ
童友社が Hubsan X4 V2 を販売していないので、これから新たに Hubsan X4 V2 を入手しようとする人は、ハイテックのウイークエンダーや童友社スパイダー(Hubsan X4 V1)の技適シール付合法送信機をなんとか手に入れた上で、海外から Hubsan X4 V2 の機体のみを別途購入することになります。ウイークエンダーもスパイダーも、すでに販売が終了しているので、これはなかなか大変です。
Hubsan X4 V2 のカメラ付で良ければ、Gforce で合法品を販売しています。しかし、送信機はモード1になります。
ただ、最近のドローン規制の動きを考慮すると、プライバシーの面からもカメラ付クアッドだけは避けた方が良いように思います。あくまでも個人的意見ですが・・・。
童友社スパイダーⅡと Hubsan X4 V2 の比較
わずか 1バッテリーですが、両機を屋外に持ち出して飛ばし較べてみました。両機の差は、ちょっと飛ばしてみれば、誰にでもすぐにわかると思います。(^_^)

1. 送信機の比較
両者のスティック操作感にはそれほどの差はありません。強いて言えば、私は送信機はスパイダーⅡの白色送信機の方が操作しやすいと思いました。形がオーソドックスなので手に馴染みます。まあ、これは好みの問題かもしれません。
しかし、送信機において一番大きな違いは、Hubsan X4 はレート(舵角)の調整が可能だということです。ユーザーの技量と好みに応じて、スティックの感度を変えることができるのはとても便利です。これに対しスパイダーⅡはまったく調整できません。この点において、送信機の優劣はすでに勝負あったという感じです。
さらに自動フリップの起動方法も、Hubsan X4 に軍配が上がります。スパイダーⅡは、フリップするためにアクロバットモードに入れなければなりません。さらに飛行する時は、ノーマルモードかスピードモードに戻す必要があります。これは不便だと思います。
ということで、送信機の機能の面では Hubsan X4 V2 の圧倒的勝利です!
しかし、ここで忘れてはいけない重要なことがあります。
それは、スパイダーⅡの送信機が WLtoys V2x2 送信機と互換性を持っているということです。この送信機があれば、4チャンネルの WLtoys のヘリやクアッドを、とりあえずは合法的に飛ばすことができます。その値うちたるや、(私を含め)好きな人にとってはまさにプライスレス!
2. スパイダーⅡのノーマルモードと、Hubsan X4 V2 のノーマルモードの比較
前にも書いていますが、スパイダーⅡはラダー(ヨー)感度が悪すぎです。その反動からか、サイクリック(エレベータとエルロン、またはピッチとロール)は逆に敏感に感じます。敏感なのでスティックを放すと、急にその場で自律水平します。これはまだ操縦に慣れていないビギナーには良いかもしれません。しかし、操縦に慣れている人には唐突な動きに感じるはずです。少なくとも私好みの操縦感覚ではありません。
Hubsan X4 V2 も自律水平するのですが、水平への戻りが自然なので操縦に違和感を感じません。スパイダーⅡの運動性能は自律水平機能が強すぎて、2012年に発売された Walkera QR Ladybird (3軸、6軸ジャイロ)にさえも負けているように思います。
スパイダーⅡのホバリングの安定感は Hubsan X4 と遜色ないです。非常に安定しています。その上、前進飛行を始めても、スティックを放すとすぐに水平になり安定します。これはまさにビギナー用のクアッドに必要とされる機能ではないでしょうか。ですから、ビギナーにとってはスパイダーⅡがオススメです。
安定性と運動性は相反するものです。飛行に慣れた人は運動性の良い機体を望みます。 Hubsan X4 V2 は安定性と運動性のバランスが良いので、慣れた人が飛ばしても違和感なく機敏な操縦を楽しめると思います。
ビギナーから中級者以上までが楽しめる、オールマイティなクアッドということで、私はHubsan X4 V2 を押します。
3. スパイダーⅡのスピードモードと、Hubsan X4 V2 のエキスパートモードの比較
スパイダーⅡのスピードモードは、ラダー感度は多少良くなりますが、飛行中の自律水平過多はノーマルモードと基本的に同じです。
それに較べて、Hubsan X4 V2 のエキスパートモードは、ノーマルモードとは明らかに機体の応答性が上がり、気持ちの良い高速飛行ができます。好みに合わせてレート調整すれば、さらに快適に飛ばすことができます。少し曖昧な記憶ですが、時速 40km以上は出るという投稿を読んだことがあります。
以上、私の個人的感想を述べてきましたが、では童友社スパイダーⅡはダメなクアッドかというと、決してそうではありません。基本性能は Hubsan X4 V2 と同等です。ただスパイダーⅡは、ビギナーを強く意識した味付けになっています。
ですから、価格の下がっている今、ビギナーの方がこれを買うのは悪くない選択だと思います。もし、機体を壊してしまった場合、Banggood から機体だけを 16.66ドルで買うことができます。(^_^)
JJRC 1000A 2.4G 6 Axis Gyro RC Quadcopter BNF
ビギナーはホバリングの練習からスタートしますが、スパイダーⅡはホバリングの安定性が良いのでビギナー向けです。ラダーの反応が鈍いのも、ビギナーにとって操縦のしやすさにつながりますし、スティックを放せば自律水平に素早く戻るのはビギナーにとってうれしい機能です。送信機の機能がシンプルで微調整できないのも、まさにビギナー向けの仕様と言えましょう。ぶつけても安心の、プロペラガードまでが標準装備されていますので、初めて買うクアッドとしてオススメできます。
童友社がスパイダーの後になぜスパイダーⅡを発売したのか? 私は、童友社はスパイダーよりもビギナーにやさしいクアッドを、あえてスパイダーⅡとして発売したのではないかと思います。これでようやく腑に落ちました。(^_^)
童友社スパイダーⅡと Hubsan X4 V2 の比較は以上でおしまいです。ここから先は「おまけのお話」になります。
ご承知のように、Ladybird も Hubsan X4 も、各社がマイクロクアッドの飛行性能を競って新製品を開発していた時代のクアッドです。そして、マイクロクアッドの飛行性能は、Hubsan X4 V2 で 1つのピークに達したのだと思います。私は各時代の飛行性能に優れた代表的機種を「標準機」と呼んでいます。
私が選んだ第一世代の標準機は Walkera Ladybird、第二世代標準機は Hubsan X4、第三世代標準機は Blade Nano QX です。この 3機の差はそれほど大きくはないので、どれを買っても、今でも楽しい飛行が楽しめます。
というのは、Hubsan X4 V2 以後になると、各社はマイクロクアッドにカメラを搭載したり、フォローミー機能をつけたり、ヘッドレスモードを搭載したりといった「おまけの機能」を競う時代に突入します。
ユーザーが飛行性能とは無関係な「おまけの機能」でクアッドを選ぶようになったので、各社はこれを無視できなくなったのです。換言すると、DJI Phantom が爆発的に売れた影響を、マイクロクアッド市場もモロに受けたということです。
マイクロクアッドにも空撮の時代が到来したのです。空撮クアッドには優れた飛行性能は不要です。カメラを運ぶ雲台ですから「優れた安定性」が第一です。ですから、ここ 2年ほどの新製品クアッドは、飛ばしていてあまり面白く感じられません。
これに嫌気がさして、高性能なクアッド好きのファンは、FPV クアッド・レーシングに流れています。運動性重視のクアッドレーサーには、安定性優先のかったるい 6軸ジャイロは搭載されません。個人的には「ジャイロ無し」が最もハードボイルドでクールだと思います(笑)が、まあ普通、3軸ジャイロくらいは積んでいますね。GPS とか OSD とか、機体重量を増やす軟弱なものは嫌われます。とにかく「軽くてハイパワーで高速飛行ができ、運動性の良い機体」であることが重要です。ビギナー向けクワッドや空撮クアッドの対極にある、まさに男のマシンです。
もちろん、これらは私の個人的な考えですから、異論も当然あるとは思いますが、ご容赦のほどよろしくお願いします。(^_^)

1. 送信機の比較
両者のスティック操作感にはそれほどの差はありません。強いて言えば、私は送信機はスパイダーⅡの白色送信機の方が操作しやすいと思いました。形がオーソドックスなので手に馴染みます。まあ、これは好みの問題かもしれません。
しかし、送信機において一番大きな違いは、Hubsan X4 はレート(舵角)の調整が可能だということです。ユーザーの技量と好みに応じて、スティックの感度を変えることができるのはとても便利です。これに対しスパイダーⅡはまったく調整できません。この点において、送信機の優劣はすでに勝負あったという感じです。
さらに自動フリップの起動方法も、Hubsan X4 に軍配が上がります。スパイダーⅡは、フリップするためにアクロバットモードに入れなければなりません。さらに飛行する時は、ノーマルモードかスピードモードに戻す必要があります。これは不便だと思います。
ということで、送信機の機能の面では Hubsan X4 V2 の圧倒的勝利です!
しかし、ここで忘れてはいけない重要なことがあります。
それは、スパイダーⅡの送信機が WLtoys V2x2 送信機と互換性を持っているということです。この送信機があれば、4チャンネルの WLtoys のヘリやクアッドを、とりあえずは合法的に飛ばすことができます。その値うちたるや、(私を含め)好きな人にとってはまさにプライスレス!
2. スパイダーⅡのノーマルモードと、Hubsan X4 V2 のノーマルモードの比較
前にも書いていますが、スパイダーⅡはラダー(ヨー)感度が悪すぎです。その反動からか、サイクリック(エレベータとエルロン、またはピッチとロール)は逆に敏感に感じます。敏感なのでスティックを放すと、急にその場で自律水平します。これはまだ操縦に慣れていないビギナーには良いかもしれません。しかし、操縦に慣れている人には唐突な動きに感じるはずです。少なくとも私好みの操縦感覚ではありません。
Hubsan X4 V2 も自律水平するのですが、水平への戻りが自然なので操縦に違和感を感じません。スパイダーⅡの運動性能は自律水平機能が強すぎて、2012年に発売された Walkera QR Ladybird (3軸、6軸ジャイロ)にさえも負けているように思います。
スパイダーⅡのホバリングの安定感は Hubsan X4 と遜色ないです。非常に安定しています。その上、前進飛行を始めても、スティックを放すとすぐに水平になり安定します。これはまさにビギナー用のクアッドに必要とされる機能ではないでしょうか。ですから、ビギナーにとってはスパイダーⅡがオススメです。
安定性と運動性は相反するものです。飛行に慣れた人は運動性の良い機体を望みます。 Hubsan X4 V2 は安定性と運動性のバランスが良いので、慣れた人が飛ばしても違和感なく機敏な操縦を楽しめると思います。
ビギナーから中級者以上までが楽しめる、オールマイティなクアッドということで、私はHubsan X4 V2 を押します。
3. スパイダーⅡのスピードモードと、Hubsan X4 V2 のエキスパートモードの比較
スパイダーⅡのスピードモードは、ラダー感度は多少良くなりますが、飛行中の自律水平過多はノーマルモードと基本的に同じです。
それに較べて、Hubsan X4 V2 のエキスパートモードは、ノーマルモードとは明らかに機体の応答性が上がり、気持ちの良い高速飛行ができます。好みに合わせてレート調整すれば、さらに快適に飛ばすことができます。少し曖昧な記憶ですが、時速 40km以上は出るという投稿を読んだことがあります。
以上、私の個人的感想を述べてきましたが、では童友社スパイダーⅡはダメなクアッドかというと、決してそうではありません。基本性能は Hubsan X4 V2 と同等です。ただスパイダーⅡは、ビギナーを強く意識した味付けになっています。
ですから、価格の下がっている今、ビギナーの方がこれを買うのは悪くない選択だと思います。もし、機体を壊してしまった場合、Banggood から機体だけを 16.66ドルで買うことができます。(^_^)
JJRC 1000A 2.4G 6 Axis Gyro RC Quadcopter BNF
ビギナーはホバリングの練習からスタートしますが、スパイダーⅡはホバリングの安定性が良いのでビギナー向けです。ラダーの反応が鈍いのも、ビギナーにとって操縦のしやすさにつながりますし、スティックを放せば自律水平に素早く戻るのはビギナーにとってうれしい機能です。送信機の機能がシンプルで微調整できないのも、まさにビギナー向けの仕様と言えましょう。ぶつけても安心の、プロペラガードまでが標準装備されていますので、初めて買うクアッドとしてオススメできます。
童友社がスパイダーの後になぜスパイダーⅡを発売したのか? 私は、童友社はスパイダーよりもビギナーにやさしいクアッドを、あえてスパイダーⅡとして発売したのではないかと思います。これでようやく腑に落ちました。(^_^)
童友社スパイダーⅡと Hubsan X4 V2 の比較は以上でおしまいです。ここから先は「おまけのお話」になります。
ご承知のように、Ladybird も Hubsan X4 も、各社がマイクロクアッドの飛行性能を競って新製品を開発していた時代のクアッドです。そして、マイクロクアッドの飛行性能は、Hubsan X4 V2 で 1つのピークに達したのだと思います。私は各時代の飛行性能に優れた代表的機種を「標準機」と呼んでいます。
私が選んだ第一世代の標準機は Walkera Ladybird、第二世代標準機は Hubsan X4、第三世代標準機は Blade Nano QX です。この 3機の差はそれほど大きくはないので、どれを買っても、今でも楽しい飛行が楽しめます。
というのは、Hubsan X4 V2 以後になると、各社はマイクロクアッドにカメラを搭載したり、フォローミー機能をつけたり、ヘッドレスモードを搭載したりといった「おまけの機能」を競う時代に突入します。
ユーザーが飛行性能とは無関係な「おまけの機能」でクアッドを選ぶようになったので、各社はこれを無視できなくなったのです。換言すると、DJI Phantom が爆発的に売れた影響を、マイクロクアッド市場もモロに受けたということです。
マイクロクアッドにも空撮の時代が到来したのです。空撮クアッドには優れた飛行性能は不要です。カメラを運ぶ雲台ですから「優れた安定性」が第一です。ですから、ここ 2年ほどの新製品クアッドは、飛ばしていてあまり面白く感じられません。
これに嫌気がさして、高性能なクアッド好きのファンは、FPV クアッド・レーシングに流れています。運動性重視のクアッドレーサーには、安定性優先のかったるい 6軸ジャイロは搭載されません。個人的には「ジャイロ無し」が最もハードボイルドでクールだと思います(笑)が、まあ普通、3軸ジャイロくらいは積んでいますね。GPS とか OSD とか、機体重量を増やす軟弱なものは嫌われます。とにかく「軽くてハイパワーで高速飛行ができ、運動性の良い機体」であることが重要です。ビギナー向けクワッドや空撮クアッドの対極にある、まさに男のマシンです。
もちろん、これらは私の個人的な考えですから、異論も当然あるとは思いますが、ご容赦のほどよろしくお願いします。(^_^)
童友社スパイダーⅡ送信機で、WLtoys V272 を飛ばしてみた。
WLtoys V272 は 2014年春に発売されたナノサイズのクアッドです。そして現在もなお、Tmart や HobbyKing で販売されていますので、簡単に手に入れることができます。私は先日 Tmart で BNF を購入し、そのまましばらく放置していました。送料無料で 2,862円です。

World's Smallest Wltoys V272 2.4G 4CH 6 Axis Nano RC Quadcopter without Transmitter ARF Black
実は、今回私が童友社スパイダーⅡを購入した本当の目的は、スパイダーⅡの送信機で WLtoys V272 を飛ばすことでした。(^_^)

上の写真は左から順に、童友社スパイダーⅡ(Flytecs X-Drone Nano 等)、WLtoys V272、童友社ナノスパイダー(Estes Proto X / Hubsan Q4 等)です。なぜか童友社ナノスパイダーだけ、おしりが見えています。うっかりして、ミスってしまいました。(笑)
WLtoys V272 は、ホントに童友社ナノスパイダーそっくりな外見をしています。発売当時はコピー疑惑も囁かれました。しかし、性能や飛行特性はかなり違います。一言でいえば、ナノスパイダーの高性能バージョンです。
WLtoys V272 は高速でビュンビュン飛ぶクアッドです。よほどの腕自慢でない限りは、室内で飛ばさない方が良いでしょう。スティック入力に対する機体の反応が敏感なので、操縦は童友社ナノスパイダーよりむずかしくなりますが、その分飛ばす楽しさが倍増するナノクアッドです。しかも、安定性や基本性能の高さは、童友社ナノスパイダーに匹敵すると言われています。
ビギナーの方は手出し無用。腕に多少の自信がある方は、1度は試してみて下さい。(*^O^*)
詳しい情報は、下のリンクから。
WLtoys V272 カテゴリの記事
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-203.html
ということで、さっそく飛ばしてみました。
まずは送信機とのパインドですが、童友社スパイダーⅡと同じ方法であっさりとバインドに成功しました。さすが V2x2 プロトコル互換!

そして、普通に飛びました。速くて敏捷です。(^_^)
ノーマルモードとスピードモードを試しましたが、いずれも童友社スパイダーⅡの時と同じく、ラダー(ヨー)の反応が極めて遅いです。が、スロットルやサイクリックは敏感です。
このクセはおそらく、スパイダーⅡ送信機特有のクセだと思います。違法改造した Devo送信機を使えば、もっと飛ばしやすくはなるのでしょう。しかし、日本で合法的に飛ばすためには、この送信機を使うしかありません。
WLtoys V272 はスパイダーⅡよりはるかに機敏なので、ノーマルモードが良いのかもしれませんが、ラダーが遅すぎるので、私はスピードモードの方が飛ばしやすく感じました。
スパイダーⅡ送信機は V2x2 互換送信機ですから、WLtoys の V2x2 クアッドを飛ばすことができます。しかし、この送信機の大きな欠点は、レートの変更が一切できないことです。そのため、操縦感覚はどれも「童友社スパイダーⅡ」風味になります。
WLtoys を合法的に飛ばすには他に選択枝がありませんので、贅沢は言えませんが、はっきり言って物足りません。もっと細かく調整が可能なら、さらに楽しく飛ばす事ができると思うと本当に残念です。せめてレート調整が可能な送信機が、欲しいところです。
だけれども、この送信機で V2x2 シリーズのヘリやクアッドを、それなりに楽しく飛ばす事はできます。
現段階では非常に微妙な評価になりますが、まずは V2x2 互換送信機を使えるようにしていただいた童友社さんに、心から感謝の意を表したいと思います。(^_^)

World's Smallest Wltoys V272 2.4G 4CH 6 Axis Nano RC Quadcopter without Transmitter ARF Black
実は、今回私が童友社スパイダーⅡを購入した本当の目的は、スパイダーⅡの送信機で WLtoys V272 を飛ばすことでした。(^_^)

上の写真は左から順に、童友社スパイダーⅡ(Flytecs X-Drone Nano 等)、WLtoys V272、童友社ナノスパイダー(Estes Proto X / Hubsan Q4 等)です。なぜか童友社ナノスパイダーだけ、おしりが見えています。うっかりして、ミスってしまいました。(笑)
WLtoys V272 は、ホントに童友社ナノスパイダーそっくりな外見をしています。発売当時はコピー疑惑も囁かれました。しかし、性能や飛行特性はかなり違います。一言でいえば、ナノスパイダーの高性能バージョンです。
WLtoys V272 は高速でビュンビュン飛ぶクアッドです。よほどの腕自慢でない限りは、室内で飛ばさない方が良いでしょう。スティック入力に対する機体の反応が敏感なので、操縦は童友社ナノスパイダーよりむずかしくなりますが、その分飛ばす楽しさが倍増するナノクアッドです。しかも、安定性や基本性能の高さは、童友社ナノスパイダーに匹敵すると言われています。
ビギナーの方は手出し無用。腕に多少の自信がある方は、1度は試してみて下さい。(*^O^*)
詳しい情報は、下のリンクから。
WLtoys V272 カテゴリの記事
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-203.html
ということで、さっそく飛ばしてみました。
まずは送信機とのパインドですが、童友社スパイダーⅡと同じ方法であっさりとバインドに成功しました。さすが V2x2 プロトコル互換!

そして、普通に飛びました。速くて敏捷です。(^_^)
ノーマルモードとスピードモードを試しましたが、いずれも童友社スパイダーⅡの時と同じく、ラダー(ヨー)の反応が極めて遅いです。が、スロットルやサイクリックは敏感です。
このクセはおそらく、スパイダーⅡ送信機特有のクセだと思います。違法改造した Devo送信機を使えば、もっと飛ばしやすくはなるのでしょう。しかし、日本で合法的に飛ばすためには、この送信機を使うしかありません。
WLtoys V272 はスパイダーⅡよりはるかに機敏なので、ノーマルモードが良いのかもしれませんが、ラダーが遅すぎるので、私はスピードモードの方が飛ばしやすく感じました。
スパイダーⅡ送信機は V2x2 互換送信機ですから、WLtoys の V2x2 クアッドを飛ばすことができます。しかし、この送信機の大きな欠点は、レートの変更が一切できないことです。そのため、操縦感覚はどれも「童友社スパイダーⅡ」風味になります。
WLtoys を合法的に飛ばすには他に選択枝がありませんので、贅沢は言えませんが、はっきり言って物足りません。もっと細かく調整が可能なら、さらに楽しく飛ばす事ができると思うと本当に残念です。せめてレート調整が可能な送信機が、欲しいところです。
だけれども、この送信機で V2x2 シリーズのヘリやクアッドを、それなりに楽しく飛ばす事はできます。
現段階では非常に微妙な評価になりますが、まずは V2x2 互換送信機を使えるようにしていただいた童友社さんに、心から感謝の意を表したいと思います。(^_^)