Quanum Nova ユーザーマニュアル _1
以下は、Quanum Nova RTF(モード2)に付属していたユーザーマニュアルの翻訳です。内容の一部が、モード1やBNFのマニュアルと異なるかもしれません。
また、原文自体に言葉足らずな部分や、中華英語のせいでよく理解できないところがあります。ご容赦願います。
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Quanum Nova RTF ユーザーマニュアル

Ⅰ.Quanum Nova の組立
1.プロペラの取り付け
(1)クアッドコプターとプロペラを用意します。
(2)プロペラはスピンマーク(回転方向マーク)の方を上にします。プロペラのスピンマークと、クアッドコプターのアームのスピンマークの方向が一致するところへ取り付けて下さい。
(3)キットに付属している六角レンチを使って、モーターのプロペラナットを締めて下さい。(注意: プロペラナットはプロペラと反対方向に回して締めるようになっていますので、反時計回りに回して下さい。シルバーのプロペラナットは普通に、時計回りで締めて下さい。)

2.ランディングギアとアンテナの取り付け
(1)クアッドコプターとランディングギアを用意します。
(2)ランディングギアのアンテナ穴にアンテナのケーブルを通すようにして、ランディングギアを取り付け、ネジで締めて固定して下さい。
(3)もう一つのランディングギアも反対側に取り付け、ネジで締めて固定して下さい。
(4)アンテナはランディングギアの溝に入れて下さい。
(5)溝に入れたアンテナは、透明テープを貼ってランディングギアに固定します。

Ⅱ.インジケーターとLEDライトの説明
1.LEDライトの意味

クアッド後方の左側のLEDライトはフライトコントローラのインジケータで、キャリブレーションと、モーターのロックとアンロックを表示します(黄色LED / 赤色LED)。
クアッド後方の右側LEDライトは、GPS信号の受信状態を示します(緑色LED)。
アーム下部のLEDは機体の方向を示すためのもので、緑色が機体の後方、赤色が前方を意味します。
2.LEDインジケータライトの状態(ステータス)説明
(1)前方アームのインジケータライト:
a. モーターが回転している時、赤色に点灯します。
b. バッテリー電圧が10.6ボルトより下がると、低電圧の警告音が鳴り、LEDが赤色点滅します。
(2)後方アームのインジケータライト:
a. モーターが回転している時、緑色に点灯します。
b. バッテリー電圧が10.6ボルトより下がると、低電圧の警告音が鳴り、LEDが緑色点滅します。
(3)フライトコントローラのインジケータライト(キャリブレーションと、モーターのロックとアンロックを表示):
フライトコントローラのキャリブレーション時に、黄色ライトと赤色ライトが交互に点滅します。
モーターがロックされている時、赤色ライトがゆっくり点滅します。モーターがアンロックされている時、赤色ライトは点灯したままになります。
(4)GPS信号インジケータライト:
信号を受信しているGPS衛星の数が6未満の時、緑色ライトが点滅します。信号を受信しているGPS衛星の数が6以上の時、緑色ライトが点灯したままになります。
注意: Stable Mode(スティブルモード)と Return Home Mode(リターンホームモード)で飛ばす時は、6つ以上のGPS衛星からの信号を受信している必要があります(緑色ライトが連続点灯)。
また、原文自体に言葉足らずな部分や、中華英語のせいでよく理解できないところがあります。ご容赦願います。
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Quanum Nova RTF ユーザーマニュアル

Ⅰ.Quanum Nova の組立
1.プロペラの取り付け
(1)クアッドコプターとプロペラを用意します。
(2)プロペラはスピンマーク(回転方向マーク)の方を上にします。プロペラのスピンマークと、クアッドコプターのアームのスピンマークの方向が一致するところへ取り付けて下さい。
(3)キットに付属している六角レンチを使って、モーターのプロペラナットを締めて下さい。(注意: プロペラナットはプロペラと反対方向に回して締めるようになっていますので、反時計回りに回して下さい。シルバーのプロペラナットは普通に、時計回りで締めて下さい。)

2.ランディングギアとアンテナの取り付け
(1)クアッドコプターとランディングギアを用意します。
(2)ランディングギアのアンテナ穴にアンテナのケーブルを通すようにして、ランディングギアを取り付け、ネジで締めて固定して下さい。
(3)もう一つのランディングギアも反対側に取り付け、ネジで締めて固定して下さい。
(4)アンテナはランディングギアの溝に入れて下さい。
(5)溝に入れたアンテナは、透明テープを貼ってランディングギアに固定します。

Ⅱ.インジケーターとLEDライトの説明
1.LEDライトの意味

クアッド後方の左側のLEDライトはフライトコントローラのインジケータで、キャリブレーションと、モーターのロックとアンロックを表示します(黄色LED / 赤色LED)。
クアッド後方の右側LEDライトは、GPS信号の受信状態を示します(緑色LED)。
アーム下部のLEDは機体の方向を示すためのもので、緑色が機体の後方、赤色が前方を意味します。
2.LEDインジケータライトの状態(ステータス)説明
(1)前方アームのインジケータライト:
a. モーターが回転している時、赤色に点灯します。
b. バッテリー電圧が10.6ボルトより下がると、低電圧の警告音が鳴り、LEDが赤色点滅します。
(2)後方アームのインジケータライト:
a. モーターが回転している時、緑色に点灯します。
b. バッテリー電圧が10.6ボルトより下がると、低電圧の警告音が鳴り、LEDが緑色点滅します。
(3)フライトコントローラのインジケータライト(キャリブレーションと、モーターのロックとアンロックを表示):
フライトコントローラのキャリブレーション時に、黄色ライトと赤色ライトが交互に点滅します。
モーターがロックされている時、赤色ライトがゆっくり点滅します。モーターがアンロックされている時、赤色ライトは点灯したままになります。
(4)GPS信号インジケータライト:
信号を受信しているGPS衛星の数が6未満の時、緑色ライトが点滅します。信号を受信しているGPS衛星の数が6以上の時、緑色ライトが点灯したままになります。
注意: Stable Mode(スティブルモード)と Return Home Mode(リターンホームモード)で飛ばす時は、6つ以上のGPS衛星からの信号を受信している必要があります(緑色ライトが連続点灯)。
Quanum Nova ユーザーマニュアル _2
Ⅲ.送信機の機能と一般的設定(モード2の場合)
1.送信機について

2.送信機のフライトモード設定

注意: 屋内であろうと屋外であろうと、飛ばす時はいつも、Manual Mode(マニュアルモード)で離陸して下さい。
Ⅳ.基本的操作
1.バインド
(1)クアッドコプターのバッテリーベイにバッテリーを入れ、電源プラグを接続します。赤色と緑色のインジケータライトが交互に素早く点滅しますので、クアッドコプターを動かしたり揺らしたりしないで下さい。赤色と緑色のインジケータライトが交互にゆっくりと点滅するようになったら、バッテリーカバーを閉めて下さい。
(2)送信機の電源を入れて下さい。送信機のビープ音が止まったら、クアッドコプターとのバインドは成功です。(注意: バインドする前に、送信機のスロットルスティックは1番下まで下げておいて下さい。SWAとSWBのスイッチは、ゼロ位置にしておく必要があります。)
2.GPS信号の受信
(1)初めて屋外で飛ばす時は、GPS信号の受信に長い時間がかかります。LEDインジケータライトが点灯したままになるまで、約2分間は待って下さい。
(2)室内では、GPS Modes(Stable ModeとReturn Home Mode)は使用しないで下さい。使用すると、事故につながります。
3.モーターのアンロック(Unlock)と、モーターのロック(Lock)
(1)モーターのアンロック(Unlock):
バインドしたら、スロットルスティックを右下の位置で保持して下さい。赤色ライトが点灯したままになったら、モーターはアンロック(すなわち、アーム)されています。
(2)モーターのロック(Lock):
バインドしたら、スロットルスティックを左下の位置で保持して下さい。赤色ライトが点滅したら、モーターはロック(すなわち、ディスアーム)されています。

4.コンパス キャリブレーション
キャリブレーションの目的は、Return Home(リターンホーム)機能が正しく動作するように、GPSと連動してクアッドコプターのコンパスがそれ自身の位置を特定できるようにすることです。新しい飛行場所でクアッドコプターを初めて飛ばす時は、その場でキャリブレーションすることが特に大切です。
モード 2(Mode 2):
スロットルを1番下まで下げ、エルロン/エレベータのスティックを右下隅に置き、クアッドコプターにバッテリーを接続します。次に、右スティックを右下隅に保持したまま、送信機の電源を入れます。(フライトコントローラがアームするのに5秒かかります。この5秒以内に同期が成功しないと、フライトコントローラはキャリブレーション・モードに入りません。)
モード 1(Mode 1):
エレベータスティックを1番下まで下げ、スロットルスティックを右下隅に置きそのまま保持します。クアッドコプターにバッテリーを接続し、次に送信機の電源を入れます。(フライトコントローラがアームするのに5秒かかります。この5秒以内に同期が成功しないと、フライトコントローラはキャリブレーション・モードに入りません。)
フライトコントローラがキャリブレーション・モードに入ると、左インジケータは赤色と黄色に交互点滅し、GPSインジケータには変化はありません。
キャリブレーションでは、一方向につき3~5回クアッドコプターを回転させます。次にクアッドコプターの機首を地面に向けながら、3~5回クアッドコプターを一方向に回転させます。バッテリーを取り外すと、フライトコントローラは自動的にキャリブレーションを保存します。
1.送信機について

2.送信機のフライトモード設定

注意: 屋内であろうと屋外であろうと、飛ばす時はいつも、Manual Mode(マニュアルモード)で離陸して下さい。
Ⅳ.基本的操作
1.バインド
(1)クアッドコプターのバッテリーベイにバッテリーを入れ、電源プラグを接続します。赤色と緑色のインジケータライトが交互に素早く点滅しますので、クアッドコプターを動かしたり揺らしたりしないで下さい。赤色と緑色のインジケータライトが交互にゆっくりと点滅するようになったら、バッテリーカバーを閉めて下さい。
(2)送信機の電源を入れて下さい。送信機のビープ音が止まったら、クアッドコプターとのバインドは成功です。(注意: バインドする前に、送信機のスロットルスティックは1番下まで下げておいて下さい。SWAとSWBのスイッチは、ゼロ位置にしておく必要があります。)
2.GPS信号の受信
(1)初めて屋外で飛ばす時は、GPS信号の受信に長い時間がかかります。LEDインジケータライトが点灯したままになるまで、約2分間は待って下さい。
(2)室内では、GPS Modes(Stable ModeとReturn Home Mode)は使用しないで下さい。使用すると、事故につながります。
3.モーターのアンロック(Unlock)と、モーターのロック(Lock)
(1)モーターのアンロック(Unlock):
バインドしたら、スロットルスティックを右下の位置で保持して下さい。赤色ライトが点灯したままになったら、モーターはアンロック(すなわち、アーム)されています。
(2)モーターのロック(Lock):
バインドしたら、スロットルスティックを左下の位置で保持して下さい。赤色ライトが点滅したら、モーターはロック(すなわち、ディスアーム)されています。

4.コンパス キャリブレーション
キャリブレーションの目的は、Return Home(リターンホーム)機能が正しく動作するように、GPSと連動してクアッドコプターのコンパスがそれ自身の位置を特定できるようにすることです。新しい飛行場所でクアッドコプターを初めて飛ばす時は、その場でキャリブレーションすることが特に大切です。
モード 2(Mode 2):
スロットルを1番下まで下げ、エルロン/エレベータのスティックを右下隅に置き、クアッドコプターにバッテリーを接続します。次に、右スティックを右下隅に保持したまま、送信機の電源を入れます。(フライトコントローラがアームするのに5秒かかります。この5秒以内に同期が成功しないと、フライトコントローラはキャリブレーション・モードに入りません。)
モード 1(Mode 1):
エレベータスティックを1番下まで下げ、スロットルスティックを右下隅に置きそのまま保持します。クアッドコプターにバッテリーを接続し、次に送信機の電源を入れます。(フライトコントローラがアームするのに5秒かかります。この5秒以内に同期が成功しないと、フライトコントローラはキャリブレーション・モードに入りません。)
フライトコントローラがキャリブレーション・モードに入ると、左インジケータは赤色と黄色に交互点滅し、GPSインジケータには変化はありません。
キャリブレーションでは、一方向につき3~5回クアッドコプターを回転させます。次にクアッドコプターの機首を地面に向けながら、3~5回クアッドコプターを一方向に回転させます。バッテリーを取り外すと、フライトコントローラは自動的にキャリブレーションを保存します。
Quanum Nova ユーザーマニュアル _3
5.モードスイッチ
(1)Manual Mode(マニュアルモード):
SWAスイッチを"0"位置にします。モーターがアンロックしてから、スロットルスティックを上げます。前進/後進、上昇/下降、左横/右横、左旋回/右旋回等の飛行が可能です。
(2)Stable Mode(スティブルモード):
Manual Modeでクアッドコプターを離陸させ、一定の高さまで上げます。次にSWAスイッチを"1"の位置に、SWBスイッチを"0"位置にします。クアッドコプターはホバリングを始めます。次に、スロットルスティックを中央にすると、クアッドコプターは現在の高度と位置を維持します。
注意 1: Stable Modeでは、GPS信号インジケータライトは点灯し続けます。これは信号が良好な状態を表します。
注意 2: Stableは比較的安定していますが、風速と天候によって一定の範囲を動きます。ですから、安全に飛ばすためには十分に広い場所が必要です。
注意 3: Stable Modeでは、スロットルスティックを中央に置く必要があります。スロットルスティックが中央位置にある時は、最適位置であることを示すために連続したビープ音が鳴り続けます。
(3)One Key to Return Home Mode(ワンキー・トゥ・リターンホームモード):
クアッドコプターを戻す必要がある時は、SWBスイッチを"0"位置に、SWAスイッチを"2"の位置にセットして下さい。すると、クアッドコプターは現在の位置から開始地点に自動的に戻ってきます。現在位置の高度が15mより高ければ、クアッドコプターは現在の高度を維持して戻ります。現在の高度が15m以下の場合は、クアッドコプターは15mまで上昇してから戻ってきます。
注意 1: Return Home Modeでは、GPS信号インジケータライトが点灯したままであることを確認して下さい。これは信号が良好であることを意味します。
注意 2: Return Home Modeに入れる前に、最初にStable Modeに切り替えておくか、あるいはクアッドコプターが安定してからReturn Home Modeにすると良いです。
注意 3: リターンホームした後、クアッドコプターは自動的にモーターロックします。モーターを再び回転させたい時は、最初にSWAスイッチを"0"の位置にセットし、次にモーターをアンロックして下さい。
(4)Flight Direction Lock Mode(フライトディレクション・ロックモード):
飛行中に、SWAスイッチを"1"に、SWBスイッチを"1"にします。そうすると、クアッドコプターは、クアッドコプターの前方が常に同じ位置を指すように飛びます。クアッドコプターを左旋回/右旋回させるよう入力すると、クアッドは常に左バンク/右バンクします。また、前進/後進の入力をすると、このフライトモードに入った時のクアッドの姿勢に基づいて前方を判断します。
注意 1: このモードはビギナー向きではありません。経験と操縦技術が必要です。
注意 2: このモードを使うと、遠く離れた場所からクアッドを安全に戻すことができます。薄暗くて見えにくい時にも役立ちます。
(5)Altitude Sensor Mode(アルティチュード・センサーモード):
Manual Modeで離陸した後、SWBスイッチを"1"にSWAスイッチを"2"にセットします。次にスロットルを使って望みの高さまで上昇させ、スロットルスティックを中央位置に戻して下さい。クアッドコプターは現在の高度を維持します。Altitude Sensor Modeでは、クアッドコプターは一定の高度を維持して飛びます。
注意 1: Altitude Sensor Modeでは、スロットルスティックを中央に置く必要があります。スロットルスティックが中央位置にある時は、最適位置であることを示すために連続したビープ音が鳴り続けます。
注意 2: 一定高度とは言っても、比較的一定しているという意味です。風速と天候によっては一定の範囲で上下します。ですから、安全に飛ばすためには十分に広い場所が必要です。
(6)Return Home when the quadcopter is out of control(操縦不能になった時のリターンホーム):
クアッドコプターが操縦不能になると、Return Home Modeに入り、戻って来て着陸します。
(7)The cancellation of the Return Home Mode(リターンホームモードのキャンセル):
Return Home Modeでクアッドコプターが視認できるところまで帰ってきた後、Return Home Modeをキャンセルしたい場合は、以下の手順に従って下さい。
A. Return Home ModeでSWAスイッチが"0"になっている場合、まずSWAスイッチを"1"にして、次に"0"に戻して下さい。リターンホームモードが解除されます。
B. Return Home ModeでSWAスイッチが"1"か"2"になっている場合、まずSWAスイッチを"0"にして、次に"1"にして、再び"0"に戻して下さい。リターンホームモードが解除されます。
注意 1: ビギナーの方は、Manual ModeとStable ModeおよびOne Key to Return Home Modeだけを使用して下さい。SWAスイッチ1つで切り替えができます。
注意 2: 離陸はManual Modeで行って下さい。
Ⅴ.クアッドコプターの低電圧保護
(1)低電圧保護(Low voltage protection)は、バッテリーの電圧低下によってクアッドコプターが墜落するのを防ぐために設計された保護システムです。バッテリー電圧が10.4V~10.5Vになった時、低電圧アラームが作動して、警告音と、前後のLEDライトの同時点滅で知らせます。
(2)低電圧アラームが作動してから1~2分間は安全に飛行できます。ですから、パイロットは飛行距離を調整して、安全に帰還できるよう準備しておく必要があります。
Ⅵ.送信機の低電圧保護
(1)低電圧保護(Low voltage protection)は、バッテリーの電圧低下によって送信機の信号が途絶えるのを防ぐために設計された保護システムです。
(2)バッテリー電圧が下がると、送信機は警告音を出し、同時にパワーインジケータがゆっくり点滅します。
(3)すぐにバッテリーを交換して下さい。
Ⅶ.よくある質問と解決策
質問: Stable Modeでサークル飛行します。
解決策1: GPS信号が弱いので、飛ばす場所を開けたところに変更して下さい。
解決策2: Manual Modeで3~5分飛ばしているうちに、自動的にGPS信号を受信します。
質問: モーターが動きません。
解決策1: SWAスイッチが"0"になっていません。
解決策2: バッテリー電圧が低いので、バッテリーを交換して下さい。
質問: クアッドコプターが離陸しません。
解決策: プロペラが正しく装着されているか確認し、正しくない場合は、正しく装着して下さい。
質問: リターンホームの精度が低いです。
解決策: GPS信号が弱いせいなので、飛ばす場所を開けたところに変更して下さい。
質問: ホバリングできません。
解決策: クアッドコプターの再キャリブレーションをして下さい。
以上で「Quanum Nova RTF ユーザーマニュアル」は終了です。
(1)Manual Mode(マニュアルモード):
SWAスイッチを"0"位置にします。モーターがアンロックしてから、スロットルスティックを上げます。前進/後進、上昇/下降、左横/右横、左旋回/右旋回等の飛行が可能です。
(2)Stable Mode(スティブルモード):
Manual Modeでクアッドコプターを離陸させ、一定の高さまで上げます。次にSWAスイッチを"1"の位置に、SWBスイッチを"0"位置にします。クアッドコプターはホバリングを始めます。次に、スロットルスティックを中央にすると、クアッドコプターは現在の高度と位置を維持します。
注意 1: Stable Modeでは、GPS信号インジケータライトは点灯し続けます。これは信号が良好な状態を表します。
注意 2: Stableは比較的安定していますが、風速と天候によって一定の範囲を動きます。ですから、安全に飛ばすためには十分に広い場所が必要です。
注意 3: Stable Modeでは、スロットルスティックを中央に置く必要があります。スロットルスティックが中央位置にある時は、最適位置であることを示すために連続したビープ音が鳴り続けます。
(3)One Key to Return Home Mode(ワンキー・トゥ・リターンホームモード):
クアッドコプターを戻す必要がある時は、SWBスイッチを"0"位置に、SWAスイッチを"2"の位置にセットして下さい。すると、クアッドコプターは現在の位置から開始地点に自動的に戻ってきます。現在位置の高度が15mより高ければ、クアッドコプターは現在の高度を維持して戻ります。現在の高度が15m以下の場合は、クアッドコプターは15mまで上昇してから戻ってきます。
注意 1: Return Home Modeでは、GPS信号インジケータライトが点灯したままであることを確認して下さい。これは信号が良好であることを意味します。
注意 2: Return Home Modeに入れる前に、最初にStable Modeに切り替えておくか、あるいはクアッドコプターが安定してからReturn Home Modeにすると良いです。
注意 3: リターンホームした後、クアッドコプターは自動的にモーターロックします。モーターを再び回転させたい時は、最初にSWAスイッチを"0"の位置にセットし、次にモーターをアンロックして下さい。
(4)Flight Direction Lock Mode(フライトディレクション・ロックモード):
飛行中に、SWAスイッチを"1"に、SWBスイッチを"1"にします。そうすると、クアッドコプターは、クアッドコプターの前方が常に同じ位置を指すように飛びます。クアッドコプターを左旋回/右旋回させるよう入力すると、クアッドは常に左バンク/右バンクします。また、前進/後進の入力をすると、このフライトモードに入った時のクアッドの姿勢に基づいて前方を判断します。
注意 1: このモードはビギナー向きではありません。経験と操縦技術が必要です。
注意 2: このモードを使うと、遠く離れた場所からクアッドを安全に戻すことができます。薄暗くて見えにくい時にも役立ちます。
(5)Altitude Sensor Mode(アルティチュード・センサーモード):
Manual Modeで離陸した後、SWBスイッチを"1"にSWAスイッチを"2"にセットします。次にスロットルを使って望みの高さまで上昇させ、スロットルスティックを中央位置に戻して下さい。クアッドコプターは現在の高度を維持します。Altitude Sensor Modeでは、クアッドコプターは一定の高度を維持して飛びます。
注意 1: Altitude Sensor Modeでは、スロットルスティックを中央に置く必要があります。スロットルスティックが中央位置にある時は、最適位置であることを示すために連続したビープ音が鳴り続けます。
注意 2: 一定高度とは言っても、比較的一定しているという意味です。風速と天候によっては一定の範囲で上下します。ですから、安全に飛ばすためには十分に広い場所が必要です。
(6)Return Home when the quadcopter is out of control(操縦不能になった時のリターンホーム):
クアッドコプターが操縦不能になると、Return Home Modeに入り、戻って来て着陸します。
(7)The cancellation of the Return Home Mode(リターンホームモードのキャンセル):
Return Home Modeでクアッドコプターが視認できるところまで帰ってきた後、Return Home Modeをキャンセルしたい場合は、以下の手順に従って下さい。
A. Return Home ModeでSWAスイッチが"0"になっている場合、まずSWAスイッチを"1"にして、次に"0"に戻して下さい。リターンホームモードが解除されます。
B. Return Home ModeでSWAスイッチが"1"か"2"になっている場合、まずSWAスイッチを"0"にして、次に"1"にして、再び"0"に戻して下さい。リターンホームモードが解除されます。
注意 1: ビギナーの方は、Manual ModeとStable ModeおよびOne Key to Return Home Modeだけを使用して下さい。SWAスイッチ1つで切り替えができます。
注意 2: 離陸はManual Modeで行って下さい。
Ⅴ.クアッドコプターの低電圧保護
(1)低電圧保護(Low voltage protection)は、バッテリーの電圧低下によってクアッドコプターが墜落するのを防ぐために設計された保護システムです。バッテリー電圧が10.4V~10.5Vになった時、低電圧アラームが作動して、警告音と、前後のLEDライトの同時点滅で知らせます。
(2)低電圧アラームが作動してから1~2分間は安全に飛行できます。ですから、パイロットは飛行距離を調整して、安全に帰還できるよう準備しておく必要があります。
Ⅵ.送信機の低電圧保護
(1)低電圧保護(Low voltage protection)は、バッテリーの電圧低下によって送信機の信号が途絶えるのを防ぐために設計された保護システムです。
(2)バッテリー電圧が下がると、送信機は警告音を出し、同時にパワーインジケータがゆっくり点滅します。
(3)すぐにバッテリーを交換して下さい。
Ⅶ.よくある質問と解決策
質問: Stable Modeでサークル飛行します。
解決策1: GPS信号が弱いので、飛ばす場所を開けたところに変更して下さい。
解決策2: Manual Modeで3~5分飛ばしているうちに、自動的にGPS信号を受信します。
質問: モーターが動きません。
解決策1: SWAスイッチが"0"になっていません。
解決策2: バッテリー電圧が低いので、バッテリーを交換して下さい。
質問: クアッドコプターが離陸しません。
解決策: プロペラが正しく装着されているか確認し、正しくない場合は、正しく装着して下さい。
質問: リターンホームの精度が低いです。
解決策: GPS信号が弱いせいなので、飛ばす場所を開けたところに変更して下さい。
質問: ホバリングできません。
解決策: クアッドコプターの再キャリブレーションをして下さい。
以上で「Quanum Nova RTF ユーザーマニュアル」は終了です。
Quanum Nova ユーザーマニュアルの補足 _1
最初の2本のビデオは、CX-20 RTFについて説明したものです。
マニュアル片手にご覧になると、参考になると思います。
ビデオ 1. Wholesale China Quadcopter with Camera GPS Hold System, RC Helicopter with GPS CX-20
https://www.youtube.com/watch?v=Mn4mBRTI9AI
組立、RTF送信機とのバインド方法、GPSロック、モーターのロック/アンロック、送信機の基本操作、フライトモード説明と切替方法、フェールセーフ(リターンホーム)、スティブル・キャリブレーション(オートトリム)、低電圧保護について総合的に説明されています。残念ながら、コンパスキャリブレーションについての説明が抜けています。
ビデオ 2. Procedura startowa CX 20
http://www.youtube.com/watch?v=7zsIKqakhn8
バインド、GPSロック、モーターのアンロックまでの過程を示すビデオです。
モーターのロック、アンロックで失敗する場合は、下のFyreSGの投稿が参考になるでしょう。
http://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=28054389&postcount=33
コンパス・キャリブレーションの方法については、YouTubeに多くのビデオがあります。
検索してみて下さい。
たとえばこれは、同じAPM:Copterの最新型機 Walkera TALI H500のキャリブレーションです。
(ビデオ) Walkera TALI H500 Compass calibration Guidline Video
https://www.youtube.com/watch?v=A25yDr0nbAI
最後の2本は、ミッションプランナーを使ったAPM:Copterのキャリブレーションです。
これが御本家のやり方というわけです。(^_^)
(ビデオ) AC 3.0 "Live" Compass Calibration
http://www.youtube.com/watch?v=DmsueBS0J3E
(ビデオ) ArduCopter Calibration
http://www.youtube.com/watch?v=-_mjfPlHL9o
マニュアル片手にご覧になると、参考になると思います。
ビデオ 1. Wholesale China Quadcopter with Camera GPS Hold System, RC Helicopter with GPS CX-20
https://www.youtube.com/watch?v=Mn4mBRTI9AI
組立、RTF送信機とのバインド方法、GPSロック、モーターのロック/アンロック、送信機の基本操作、フライトモード説明と切替方法、フェールセーフ(リターンホーム)、スティブル・キャリブレーション(オートトリム)、低電圧保護について総合的に説明されています。残念ながら、コンパスキャリブレーションについての説明が抜けています。
ビデオ 2. Procedura startowa CX 20
http://www.youtube.com/watch?v=7zsIKqakhn8
バインド、GPSロック、モーターのアンロックまでの過程を示すビデオです。
モーターのロック、アンロックで失敗する場合は、下のFyreSGの投稿が参考になるでしょう。
http://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=28054389&postcount=33
コンパス・キャリブレーションの方法については、YouTubeに多くのビデオがあります。
検索してみて下さい。
たとえばこれは、同じAPM:Copterの最新型機 Walkera TALI H500のキャリブレーションです。
(ビデオ) Walkera TALI H500 Compass calibration Guidline Video
https://www.youtube.com/watch?v=A25yDr0nbAI
最後の2本は、ミッションプランナーを使ったAPM:Copterのキャリブレーションです。
これが御本家のやり方というわけです。(^_^)
(ビデオ) AC 3.0 "Live" Compass Calibration
http://www.youtube.com/watch?v=DmsueBS0J3E
(ビデオ) ArduCopter Calibration
http://www.youtube.com/watch?v=-_mjfPlHL9o