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放射能測定器を購入。

福島第1原発の放射能汚染問題が数年単位で長期化しそうな様子なので、放射能から自分自身を守るための第一歩として放射能測定器を買うことにしました。ラジコンヘリは外で飛ばすことが多いので、これからは必需品になるかもしれません。ヘリに付着した土や埃が局所的に放射能汚染されていて、それを知らずに室内に持ち込んで家族全員被曝では洒落になりませんから。(^_^;)

たとえば、NAVER全国放射線量情報をみますと全国主要都市の放射線量がわかります。

110403_1 NAVER全国放射線量情報


ここで、さいたま市をクリックすると下のように放射線量が表示されました。

110403_2 NAVERさいたま市


4月1日19時に文部科学省が発表した数字で、毎時0.078マイクロシーベルトです。1日ならこの24倍の1.872マイクロシーベルトです。小さい数値に思えますがさいたま市にこのまま1年間住むと仮定すると、0.078×24時間×365日=683マイクロシーベルトを被曝することになります。それ以外に水や食物からも被曝することになるでしょうから、安心はできません。またこの線量自体が毎日変動します。これから大幅に上昇しないとも限りません。

福島第1原発事故が起きる前は、年間で50マイクロシーベルトが原子力発電所(軽水炉)周辺の線量目標とされていたことを思うと、現在の数値の異常な高さが理解できます。

NAVER全国放射線量情報では、都市毎に色分けして危険度が表示されています。福島県双葉郡はすでに上限値を示す赤色で表示されています。現在の基準で赤色になると避難退去命令が出るということですね。

そして、この地図で驚くのが、原発からほぼ200㎞圏の東京やさいたま市が緑色なのは理解できますが、新潟、富山、奈良、岡山、愛媛、山口、そして九州の大分までもが緑色だということです。汚染物質はその日の風に乗ってどこへ飛んで行くかわかりません。500㎞離れているからといって安心はできないのです。これからはヘリコプターを飛ばす時と同じく風力と風向には注意が必要です。


さて、放射能測定器です。日本国内では売り切れ続出で、たまにあっても値段が高騰しています。世界的にガイガーミューラー管が払底していて、測定器が品薄になり価格上昇が続いているようです。
ちなみに、日本の放射能が世界中に拡散している様子は以下で確認することができます。

http://www.zamg.ac.at/pict/aktuell/20110325_Reanalyse-I131-Period2.gif

これを見ると、世界中で放射能測定器が品薄になっていることが一瞬にして理解できます。

今日の午前中、グーグル検索で捜していましたら5月頃入荷予定の中国製ガイガーカウンターを見つけました。恐らく価格は福島原発ポポポポーン前より3倍くらいにはなっているのではないでしょうか。
で、注文したのは「デジタル放射線量計測器ガイガーカウンターJB4022」です。

110403_3 JB4022


製品番号: JB4022
生産地: 中国大陸 上海市

技術説明:
・ハンディタイプの軽量コンパクトなガイガーカウンター。
・高容量リチウムイオンバッテリーを搭載、パソコンのUSB端子からの充電可能です。
・検知方式:ガイガーミューラ計数管を使用
・測定範囲:線量率0.01 μSv/h-99.99 mSv/h 累計量:0.00 μSv/h-999.9 mSv/h
・測定時間:3、9、30秒
・アラーム値:0.5、2.5、10μSv/h
・保護アラーム時間:5秒
・稼動時間:1200時間
・サイズ:10×5.5×2.5(CM)
・重量:約100g(バッテリー含む)

商品特徴:
・広範囲な高感度計測
・線量率と累計量を同時標示
・高性能マイクロチップによる多機能コンパクト設計
・シンプルなボタン操作
・電池残量アラーム
・電池切れ後も累計量データを保存
・時計アラーム機能
・ブザーとバイブ2種類の警報
・見やすい大型デジタル液晶画面

放射能に関しては全くの素人なので、はたしてこの製品が良いモノかどうかはわかりません。X線、ベータ線、ガンマ線が計測でき、測定範囲が線量率0.01μSv/h-99.99 mSv/hで、累積線量測定が可能。小型軽量で稼働時間が長いなどのカタログデータだけで選びました。

中華製品にはワルケラその他で日常的に接しているので、最近の品質向上ぶりは承知しています。そこであえて中国製を選んでみました。それでも送料込みで64,300円もしました。予想外の大変な出費です。
これもすでに3倍くらいに値段が上がっているんでしょうね。品薄は当分の間続き、さらに価格は上昇するとの読みで、思い切って買ってみました。海外のサイトでは615ドルで売られていました。

とにかく今回の原発問題は早急に解決して欲しいですね。ラジヘリ飛ばすのにガイガーカウンター持参など、我ながらあまりにも滑稽な話です。(+_+)


ドイツ気象庁の放射能拡散予想

今日は外でワルケラ4G3のホバリング練習をしたいと思いますが、福島第1原発から200㎞圏に住むtiger22としては、どうにも放射線量が気になります。気象庁は天気予報や当たらない緊急地震速報は出すのに、どうして毎日の「放射能拡散予想」を公表してくれないのか不思議です。
ガイガーカウンターは1ヶ月以上先にならないと入手できないし、さてどうしたものか・・・。

グーグルで調べてみると、親切なドイツ気象庁が福島第1原発からの「放射性粒子の拡散予想」を随時公表してくれているのに気づきました。以下をクリックすると拡散予想が見られます↓。

ドイツ気象庁「放射能拡散予想」:http://www.dwd.de/bvbw/...

下の図は今日、4月3日15時の拡散予想です。関東、東海の太平洋側に広く拡散するようです。

110403_1 4月3日15時


次は4日月曜日の9時です。さらに広く拡散するようです。海の汚染も心配になりますね。

110403_2 4月4日9時


なお、この予想図の見方については、山本堪さんの「ドイツ気象庁(DWD)の粒子飛散シュミレーションの日本語訳」に詳しいです。以下に一部を転載させていただきます。

------ ここから ------

上の図は「福島から放出される放射性粒子の相対的な拡散図」と題されており、下部の小文字部分には「要注意:放出源の濃度が明らかでないため、この予想図には空気中にある放射性粒子の実際の密度が反映されているとは限りません。発電所からの仮想上の放射が天候条件によってどのように拡散し希釈化されていくのかのみが表現されています。」との注意書きがあります。赤色の濃淡で粒子の濃度を表していますが、放射線量の絶対的な測定数値がこのシュミレーションには直接反映されていない為に敢えて「相対的」と前置きしている訳です。図中で示されているUTC(協定世界時)に9時間を足したものが日本標準時となります。
ドイツ気象局(正式名称:Deutsche Wetterdienst、通称:DWD)はドイツ連邦交通・建設・都市開発省下に属する公益機関で気象・天候・気候の調査報告を主な業務としています。気象局は基本的に放射線量の測定値の発表は行っておらず、その危険度の評価はドイツ連邦放射線防護庁(BfS)の法的な管轄となります。

------ ここまで ------


山本堪さんのご説明にありますように、日本時間は図中で示されているUTC(協定世界時)に9時間を足す必要があります。たとえば、本日4月3日の15時は、UTC時間で「Apr 03 2011 So 06:00 UTC」と表示されます。予想図は6時間刻みで表示されます。

なお、上の山本堪さんのサイトは随時更新されていますので、時々チェックされることをオススメいたします。最新の拡散予報を日本語で読むことができます。今なら4月2日時点の予報として、4月3日~5日までの拡散状況がわかります。

最後に山本様、未承諾で転載させていただきましたがご了承の程お願い申し上げます。m(_ _)m


「公表すべきだった」気象庁拡散予測。

「東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が放射性物質の拡散予測を連日行いながら、公開していなかったことに関し、枝野官房長官は4日午後の記者会見で、「少なくとも隠す必要のない情報。誤解を生まない説明を付けて、公表すべきだった」と述べた。(以下省略)」・・・・YOMIURI ONLINE(2011年4月4日16時46分 読売新聞)


・・・というわけです。またもや政府による情報隠しが発覚しました。気象庁は放射性物質の拡散予測を連日行っていたんですよ。
それを風評被害などとは、とんでもないですね。これは紛いもない事実です。


ドイツ気象庁「放射能拡散予想」:http://www.dwd.de/bvbw/...

さて、ドイツ気象局の明日5日(火)~7日(木)の拡散予測です。一目瞭然です。西日本も決して安全ではありません。たとえ福島から1000km離れていても・・・。

だから、外国人は続々と日本を離れたんですね。ようやく理解できました。(;_;)

4月5日21時
110404_1 4月5日21時


4月6日21時
110404_2 4月6日21時


4月7日3時
110404_3 4月7日3時


福島原発関連の報道

本日、福島原発関係のニュースで私が関心を持ったものをいくつか下記します。テレビではあまり報道されていないようですね。

被ばく限度量引き上げ、官房長官が検討を指示
「枝野官房長官は6日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、「年間1ミリ・シーベルト」と定めている一般人の被曝限度量の引き上げを検討するよう、原子力安全委員会に指示したことを明らかにした。枝野長官は、現在の基準について「安全性を強く考慮した非常に高いハードル」としたうえで、「現実に生活している皆さんの健康への影響との関係で、どれくらいが安全性を確保できる線なのか、専門家に最終的な詰めをしてもらっている」と語った。「20ミリ・シーベルト」を一案として検討していることも明らかにした。(以下省略)」YOMIURI ONLINE(2011年4月6日19時22分 読売新聞)

なんと! 一挙に基準を20倍に引き上げです。これまでの基準はいったい何だったんでしょうか? それとも日本人はこの数週間で驚異的な放射能耐性を獲得したのでしょうか?


放射性物質:EU 日本産輸入食品の規制基準を厳格化
「欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長は5日、フランス東部ストラスブールで開かれた欧州議会本会議で、日本産の輸入食品に対する放射性物質の規制基準を厳格化すると発表した。EUは1986年のチェルノブイリ原発事故の翌年、食品への含有が許容される放射性物質の規制値を定めたが、日本の規制値の方が厳しい。
バローゾ委員長は「予防措置として、食品安全に敏感な日本の基準に合わせる」と述べた。規制強化は8日に正式決定され、6月末にEU規制値が見直されるまで適用される。(以下省略)」毎日jp(2011年4月6日10時39分 毎日新聞)

EUは逆に規制強化に動いているようです。欧州が日本に合わせてくるようなので、日本は今のままのキツメの基準でいいのではないでしょうか。なにも20倍も緩めなくても。


1号機、燃料集合体の7割が損傷と推定
「東京電力は6日、福島第一原発1~3号機の格納容器内の放射線計測値を正式に発表した。1号機と3号機では、核燃料が一部露出した3月14日朝には、放射線量が、通常運転時の10万倍に達する毎時167シーベルトまで上昇していた。
このデータを基に、燃料に小さな穴や亀裂が生じた割合を計算すると、1号機では燃料集合体400体の約70%が損傷していると推定された。2号機は同548体の約30%、3号機は同548体の約25%が損傷したとみられる。(以下省略)」YOMIURI ONLINE(2011年4月6日19時22分 読売新聞)

毎時167シーベルトって・・・。7シーベルト浴びると人は100%死んでしまうんですよね。これ、ひょっとしてチェルノブイリ以上の放射能じゃありませんか?! なんで今まで・・・やっぱり、隠してたの?


最後になりますが、気象庁の放射性物質拡散予測がようやく公開されました。以下のサイトでは気象庁の予測をアニメ化しています。

日本気象庁による放射性物質拡散予測:http://atmc.jp/

田端駅前の放射能

今月初めに購入した放射能測定器JB4022が、昨夜ようやく中国から着弾しました。説明書には「初回充電は5時間」とありましたので、結局この夜は充電しておしまいとなりました。

明けて今日は昼休みに東京のJR田端駅周辺の放射能を測ってみました。天候は晴れ、少し風がありました。測定器を手に持って、立って計りました。地上からはだいたい1mくらいの高さです。

田端駅北口を出たところの信号交差点でほぼ0.07~0.08μSv/h(マイクロシーベルト)でした。風が強く当たると急に値が高くなり最高で0.15μSv/hを記録しましたが、風が止んだときには逆に0.05を示しました。

次にJR田端駅の改札に向かい、駅ビル(アトレヴィ田端)に入りました。入ったところで0.07μSv/hでした。少し店内を歩いてみました。人がいないところは0.07~0.08μSv/hくらいですが、人がいると0.10~0.14程度の値を示しました。また、人の有無にかかわらず、建物の中で数値の高いところがあります。今日のお昼はアトレヴィ田端内の場所によって、0.06~0.16くらいの幅がありました。

なぜ数値がこれほど変動するのかよくわかりません。放射能汚染された塵が、風や人の動きで舞い上がると数値が高くなるのではないかと思います。また、吹きだまりには塵が集まるので周囲よりも高い数値になるような気もします。

放射能は目に見えないので事前に放射能を避けることは不可能です。ビル内を歩いていて突然、JB4022の数値が跳ね上がるとちょっとビックリします。恐いですね。気づかないうちに被曝するというのは・・・。


次に17時~18時。京浜東北線の車内で東十条駅付近を通過中に測ったところ0.08μSv/hでした。この数値はとても安定していました。今日の東京の列車内は0.08μSv/hくらいですね。ただ、駅に止まってドアが開き人が乗り降りすると数値が動きます。赤羽駅に着いてドアが開いた時、急に0.16に上がったのでビックリしました。一気に倍増ですもんね。(^^ゞ

また赤羽駅のホームでは0.06~0.17μSv/hの間でめまぐるしく変動していました。風が強く吹くと数値が上下に動きます。急に上がる場合もあれば、逆に急降下することもあります。これも予測は不可能で、突然の数値の動きにただ驚くばかりです。原因は・・・わかりません。放射能は気まぐれです。(T_T)


福島原発から放出されているのは、ヨウ素とセシウムが多いと聞きますが、これらの放射線はJB4022で測定できます。JB4022はX線、β線、γ線の測定が可能で、測定幅は0.01μSv/h~99.99mSv/hです。

最後に、初めての放射線測定で感じたこと・・・。
予想していたことですが、放射能は政府発表の数値よりは高いですね。所によっては2~3倍にもなります。また、政府は室外よりは室内の放射能が少ないと言っていますが、それも正しくありません。室内でも外より高い所がずいぶんあります。むしろ、東京では外も中も、それほど変わらないと思っていたほうがよさそうです。


新潟の放射能は東京・埼玉と同レベル。

今日は日帰りで新潟まで行ってきました。

出発前に埼玉県某市の自宅前でJB4022で放射線量を計測。5時45分頃で線量は0.08~0.14μSv/h(マイクロシーベルト)でした。その後、車に乗って関越自動車道を新潟へ向かいました。

7時45分に群馬県の赤城高原サービスエリアに到着。こちらには20分程いましたが、天候は晴れでわずかに風がありました。駐車場や建物の外を移動しつつ計測しましたが、0.05~0.18μSv/hでした。が、ほとんどの場合は0.08~0.12μSv/hの範囲に入っていました。埼玉の自宅前とほぼ同じ線量です。

新潟に着いて、旧白根市内(新潟市南区白根)のリオンドール周辺で10時15分頃から約20分間移動しつつ計測したところ、こちらも0.08~0.15μSv/hで埼玉、群馬と変わりません。が、平均線量は0.12μSv/hあり、この3箇所のうちでは最も高い結果となりました。

日本海側へ行けば放射線量は大きく減少するものと思っていましたので、正直言って大変驚きました。たまたま今日の気候や風向きが影響して、こういう結果になったのかもしれませんが・・・。

続いて12時頃に巻町の海沿いのワイナリーで10分間ほど計測したところ、やはり0.08~0.16μSv/hの範囲で変動し、ほとんどの場合は0.11μSv/hを示しました。

帰路は16時頃に再び赤城高原サービスエリアで3分間ほど測りました。時折雨がパラつく曇り空でしたが、計測結果は0.09~0.14μSv/hとなりました。


放射能汚染物質の飛散は同心円ではない。その日の気候や風向・風力により500キロ先までも汚染されることもあるとは知っていました。しかし、さすがに日本列島中央の高い山々は越えないだろうと思い込んでいたので、今日の計測結果は本当に意外で、むしろショックでした。

汚染物質の拡散は・・・なかな手強わそうですよ。(>_<)


本当にあった怖い話

以前に書いたように、私は4月末にガイガーカウンターJB4022を入手しました。最初の数日は身近な所を中心に測定していましたが、その後は一週間ほど娘に貸し出した以外は、家の中に置きっぱなしで毎日の放射線量をチェックする程度でした。
私の家は埼玉県内ですが、家の中の線量が0.08~0.17μSv/hと高い状態が続いています。家の外よりも少し高いようです。東京の職場でも似たような状況です。24時間、完全に低線量被曝していますので、外部被曝だけで国の従来基準の年間1mSvは楽勝で突破です。(涙)

ところで、昨日は久しぶりにJB4022を鞄の中に入れて出勤しました。赤羽駅で降りて、上りの京浜東北線に乗り換えました。朝6時半過ぎです。早い時間ですが電車の中はすでに満員で、つり革にぶら下がって立ちました。次の駅で運良く目の前の席が空いたので座りました。客の乗り降りがあり車内の人が移動しました。

私の席の前に、スーツを着て鞄を肩から提げた男性が立ちました。その直後に私の鞄の中のJB4022が振動し同時にアラーム音を発信し始めました。突然のことで一瞬驚きましたが、JB4022が鞄の中にあることを思い出し取り出しました。アラームの発信源はやはりJB4022でした。

えっ、放射線警報?! 京浜東北線の中で!! ディスプレイを見ると3μSv/h近い数値が表示されています。JB4022のアラーム設定はデフォルトで0.5μSv/hとなっていますから、設定値の6倍近い放射能です。通常の京浜東北線の車内は、このカウンターで測ると0.08~0.1μSv/h程度です。明らかに異常値です。

周囲の人が異音に気づいたようなのであわてて電源を切りました。音は止まりました。カウンター故障の可能性もあるので、念のためもう一度電源を入れます。すると数値がみるみる上昇し、再びアラーム音が響きました。
私は迷うことなく席を立ち、3メーター程離れたドア付近に移動しました。アラームは止まりました。ディスプレイには0.08μSv/hと普通の数値が表示されています。

いったい何が起こったのでしょう。こんなことは当然初めての経験です。原因は不明です。しかしスーツの男性かもしれません。少なくとも放射線源が私の席の近くへ移動してきたのは確実です。

こんなことを書くと「風評被害をばらまくな!」と言われそうですが、これは事実ですから、私のブログを見ていただいている方だけにお伝えします。もちろん、JB4022は故障していません。ちなみにこの記事は自宅で書いていますが、今、手元のJB4022は0.1μSv/hを示しています。

信じられない方は、ぜひガイガーカウンターを入手してみて下さい。新聞やニュースが伝えない真実を身をもって経験することができます。東京は随所で被曝しています。電車に乗るにも街を歩くにも、いまやガイガーカウンターが必要なんでしょうか。(+_+)


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下の機種は私が購入したJB4022の廉価バージョンです。お手頃価格です。X線およびγ線の測定が可能です。

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電気料金値上げ?お断りだ!

関東地方にお住まいの方は、ぜひご一読ください。
我が家も電気を使う方なので、かなりショックを受けました。(^^ゞ

電気料金値上げ?お断りだ!
http://blog.karakama.org/article/56308515.html?reload=2012-06-09T23:40:35




地震大国の日本に原発が54基も作られたワケ

久しぶりの原発事故ネタです。

私が放射能測定器JB4022を使い始めたのは、昨年3月11日の福島第一原発事故の翌4月下旬からです。その後もずっと自宅での計測は続けてきました。

事故から1年半を経過して、もう放射線量を気にしなくなった方は多いのではないでしょうか。
しかし、待って下さい。本日の我が家(埼玉県)の放射線量はだいたい0.07~0.15マイクロシーベルトです。昨年4月とほとんど変わっていません。日によっては逆に増えています。
当然です、セシウム137の半減期は約30年ですから、事故後2~3年では直後とほとんど変わらなくてあたりまえです。これからも当分この状況が続くのでしょう。(^^ゞ


さて、いま随所で話題になっている「戦後史の正体」という本があります。著者の孫崎享(まごさき うける)さんは各国大使や外務省国際情報局長、防衛大学校教授を歴任された方です。


戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)
(2012/07/24)
孫崎 享

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この本の中に、世界有数の地震大国である日本になぜこれほど多くの原子力発電所が作られたのか、その理由が書かれています。私はこれを初めて知りました。(^^ゞ

1955年12月に原子力基本法が成立し翌56年1月に原子力委員会が設置されて、日本の原子力発電への流れが本格化したのですが、驚くべきことにこの頃は安い原油がどれだけでも手に入ったので火力発電の方がはるかに安上がりでした。それなのに、なぜ原子力だったのでしょう。

それはアメリカの指示によるものだそうです。原子力開発を積極的に推進したのは中曽根康弘氏と正力松太郎氏ですが、二人ともアメリカの利益のために動いたようです。
(これは有名な話ですが、読売新聞の正力松太郎氏はアメリカCIAのスパイで、ポダムという暗号名で呼ばれていました。)

アメリカは1954年3月にビキニ環礁で水爆実験を行います。85マイル離れた場所で日本の漁船第五福竜丸が被爆します。乗組員の死者も出ました。にもかかわらず、アメリカの態度は非常に不誠実で、日本国内の世論はアメリカと原水爆に激しく反発します。

当時、読売新聞に柴田秀利というGHQ(占領軍)担当の記者がいました。正力松太郎の懐刀といわれた人物で、彼もCIAとの関係が疑われています。(最後はアメリカで不審な死を遂げます。)
彼はアメリカ政府に対して「日本には昔から毒は毒をもって制するということわざがある。原子力は諸刃の剣だ。原爆反対をつぶすには、原子力の平和利用を大々的にうたいあげ、それによって、偉大な産業革命の明日に希望をあたえるしかない」と提案し、アメリカがその案に乗ります。

以後、読売新聞が中心となって原子力平和利用キャンペーンが展開されます。世論操作ともいえるでしょう。
その功績からか正力松太郎は入閣し、初代の原子力委員会委員長になっています。

もう一人のキーマンは中曽根康弘氏です。中曽根氏が中心となって原子力委員会設置法や科学技術庁設置法など約8本の法律が議員立法され、日本の方向は定まりました。彼も後に総理大臣になっていますね。

アメリカの意向を受けてこれに迎合する政治家・マスコミ・学者・経営者。原子力平和利用が聞いて呆れます。
当時、CIAからは世論をコントロールするために大量の資金が、これらの人たちに流されていたようです。

この「戦後史の正体」はとても面白い本です。原発問題だけでなく、尖閣や北方領土の問題、TPP問題、日中関係、日米関係、歴代総理大臣が本当にやろうとしたこと等々幅広く書かれており、今の日本の状況を読み解く本当のカギを与えてくれます。

「高校生にもわかるようにやさしく」書かれています。
これからの日本を考えるために、ぜひご一読下さい。


なお、本を読むのが面倒な方は、下のビデオなど如何でしょうか。各約40分あります。
他にもいろいろ関連のビデオがネット上にあります。

戦後史の正体を語る1
http://www.youtube.com/watch?v=FfsWPdWAUR0

戦後史の正体を語る2
http://www.youtube.com/watch?v=g1w8A85L27o




YAHOO! ニュース「小泉氏が涙 トモダチ作戦の健康被害「見過ごせない」」

「東日本大震災の「トモダチ作戦」に従事し、福島第一原発沖で被曝(ひばく)したとして、東京電力側を相手に集団訴訟を起こした米海軍の元兵士らが400人に達した。「原発ゼロ」を唱える小泉純一郎元首相(74)が訪米して健康被害の訴えに耳を傾け、「見過ごせない」と涙を流した。」


小泉氏が涙 トモダチ作戦の健康被害「見過ごせない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160518-00000105-asahi-soci


これが真実ならば、東京電力や当時の日本政府関係者は、どんな形で責任を取るのでしょうか。

そして、今の福島の現状は???

とにかく、あの時の本当の事を知りたいですね・・・。 誰か、教えて下さい。
福島や茨城の野菜は、本当に安全なのでしょうか???

「風評被害」なんて、ありきたりな言葉で片付ける問題ではないような気がします。
これが事実なら、実際の被害であって「風評被害」なんかではないですから・・・。







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好きなもの・・・蕎麦、JUDAS PRIEST、確率論、タイガー戦車。

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