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Turnigy 9X 購入

激安の、9ch/8ch送信機Turnigy 9Xと同8ch受信機のセットをホビーキングへ発注しました。もちろんモード1です。送料込みで6,152円でした。9ch/8chで、しかも送受信機セットで、この価格はちょっと信じがたいですね。

Turnigy 9X 9Ch Transmitter w/ Module & 8ch Receiver (Mode 1) (v2 Firmware)
110122_1 Turnigy 9X

110122_2 Turnigy 9X 価格


「猪苗代ラジコンクラブ」さんでTurnigy 9Xが8月以来随時取り上げられていて、そのコストパフォーマンスの良さが以前から気になっていました。マニュアルが付いていないという、実にあり得ないプロポのようですが、頼りになる「猪苗代ラジコンクラブ」さんの情報がありますので、思い切って購入に踏み切りました。

--- 以下、私信です。---
「猪苗代ラジコンクラブ」様、毎日拝見して勉強させていただいています。今後ともTurnigy 9X情報を、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m


実はワルケラ以外のちょっと大きめのヘリを組み立ててみたいと思っていまして、少しづつパーツ集めを始めたというワケです。これも「猪苗代ラジコンクラブ」さんの影響でHKとかになるかもしれません。(^^)

ところで、HobbyKingでの購入者の書き込みを見ていますと、中国製だけあって細かい問題もあるようですが、一方では「Futaba 9CAPを持っているが、これと同等だ。」とか「 DX7とほとんど同じ」とかのベタ誉め記事もあり、背中を押されてしまいました。

ちなみにマニュアルは同等機のiMax 9Xのモノが使用できるそうです。
http://www.skyrc.us/pdf/imax9x.pdf にあります。カラーで、ワルケラ・プロポ用マニュアルより見た目はよさそうです。

だけど・・・また、iMaxだ。iMaxとは縁がありますね。
tiger22はiMax C403充電器で今も若干の問題を抱えていますので、不安がないと言えばウソになります。しかし、ま、安いですから・・・、使えなければこのプロポ、シミュレーター専用にでもしましょう。(^_^;)

何と言っても、このワクワク、ハラハラ感が中華製品の魅力で、ついに私もハマってしまいました。

Turnigy 9Xマニュアル

昨日の記事で紹介したskyrcのiMax 9Xのマニュアルですが、すでに中国の同社ホームページにこの製品は掲載されていません。もう販売していないのでしょうか。しかもこのマニュアルは古くて、私の購入した2.4Ghzバージョン用ではないようです。

そこで、Turnigy 9X 2.4Ghzの最新マニュアルを捜してみました。

一つめはこれです。2.4Ghz版です。
http://www.filestube.com/t/turnigy+9x+manual

110123_1 マニュアル表紙

が、ダウンロードしてから気づきました。これ、英語じゃない! ダメじゃん。(+_+)


次はこれ。「Eurgle 2.4Ghz 9Channel Digital Programmable LCD Radio Gear rcps61207」とそのものズバリの製品名で、しかも英語です。2.4Ghzバージョンですね。でも製品写真をみるとFM電波を発信しそうです。写真は旧型のものでしょう。(^o^)
なお、ファイルサイズは33.2MBあります。
http://www.r2hobbies.com/manuals/rcps61207.pdf

110123_2 マニュアル表紙


もう一つ、製品名は「flysky FS-TH9X」で、これも2.4Ghzバージョンのマニュアルです。ファイルは38.3MBあり、転送速度が遅いのでダウンロードに少々時間がかかりました。しかもrar型式の圧縮ファイルで、解凍したら43MBに増量しました。カラーですからファイルサイズが大きいのでしょう。
http://www.flysky-cn.com/uploadfile/201008/FS-TH9X%20Manual%28English%29.rar

110123_3 マニュアル表紙


ついでにflyskyをググってみました。flyskyは複数の企業群からなり、その中のFLYSKY remour control model rechnology Ltdは、中国におけるRC機器のリーディングカンパニーの一つであり、パイオニア(先駆者)であると自画自賛しています。

Turnigy 9Xは、FS-TH9XのOEMと思われます。ということは、FS-TH9Xのマニュアルを見れば良いのかな?
なお、同社サイトに、FS-TH9XのProduct Certification(製品検定書)が掲載されていました。下がそれです。まあ、ちょっとは安心ですね。

110123_4 FS-TH9X Product Certification

ちなみに、Turnigyで検索すると「Turnigy.co.uk 」のホームページがヒットします。balancer/chargerと、ESC & BECについては少数の製品記載がありますが、送受信機については全く記載がありません。マニュアルもbalancer/chargerで一つだけありました。Turnigyもアヤシさいっぱいですね。(^_^;)

FS-TH9Xの価格も調べてみました。やっぱり王様のマニュアル無しTurnigyの53.79ドルが一番安いようです。
(1) rcmodelpart.com 89.2ドル(送信機のみ)
(2) aliexpress.com 123.7ドル(送受信機セット)
(3) megarc.com 115.0ドル(送受信機セット)


ところで、Fenrirさんのブログ(http://fenrir.naruoka.org/archives/000799.html)には「(Turnigy 9xは)激安なためかなり安っぽい作りですが、送信モジュールのピンがブランドメーカのJRと互換性があったり(他社の送信モジュールを使えます)、細かい設定ができるどころかプロポのファームが有志によって開発(Model Radio Clone @ sourceforge)されていたり、と楽しい製品です。」とあります。ファームウェアが書き換えられるというのは、ちょっとおもしろそうですね。書き換えると、"up to 18 channels, 2 x 30 mixers with true curves, 7 virtual switches, .."なんてことができるようです。

さて、FS-TH9Xのマニュアルを読みながら、品物の到着を待つことにしましょう。

なお、もうおわかりでしょうが、FS-TH9X = Turnigy 9X = Eurgle 9X = iMax 9X です。(^O^)

Turnigy 9X 日本語マニュアル1

激安プロポのTurnigy 9Xですが、少しづつ日本語化してみようと思います。WK-2801に続いてプロポマニュアル翻訳シリーズ再開です。

元来、自己利用のための翻訳ですので、例によってテキトーです。それでも良ければ使っていただいて結構ですが、誤訳等の責任は負えませんので悪しからず。危険を感じたら、すぐに使用をお止め下さい。(^○^)

前にも述べましたように、Hobby KingのTurnigy 9Xにはマニュアルが付属していません。したがって、ここでは「FLYSKY FS-TH9X INSTRUCTION MANUAL(フライスカイ FS-TH9X マニュアル)」から必要と思われる部分を訳出していきます。

で、のっけから恐縮ですが、マニュアルの1~2ページは省略します。


初回は3~5ページを訳しますが、途中でも部分的に省略しています。悪しからず。
では、始めましょう。

----------- ここから -----------

3.Meaning of special markings(本文中の特別記号の意味)

110127_1 special markings

・「DANGER(危険)」--- 正しく取り扱わないと、危険な状況を引き起こし死亡や重症に至る可能性がある。

・「WARNING(警告)」--- 正しく取り扱わないと使用者自身が危険な状態になるか、死亡や重症を負う可能性がある、あるいは軽症や身体障害を被る可能性が高い。

・「CAUTION(注意)」--- 使用者自身が重症を負う可能性は少ないが、負傷または身体障害の危険がある。


110127_2 記号

Prohibited ・・・ 禁止事項
Mandatory ・・・ 厳守事項

「WARNING(警告)」: 小さな子供は常に電気製品に近づけてはならない。


FLYING SAFETY(安全飛行)
(訳者注)FLYING SAFETYの部分は省略しています。at the flying fieldのみの翻訳です。

at the flying field(飛行場所にて)

110127_3 To prevent

To prevent possible damage to your radio,turn the power switches on and off in the proper sequence(送受信機を壊さないために、下記の正しい手順で電源スイッチを入れたり切ったりしなさい。)

1. スロットルスティックをアイドル位置にするか、さもなければ、モーター/エンジンを止めなさい。

2. 送信機の電源を入れ、ホームスクリーン(初期画面)を表示させる。

3. 正しいモデルメモリーが選択されていることを確認する。

4. 送信機アンテナを完全に伸ばす。

5. 受信機のスイッチを入れる。

6. すべてのプロポ操作をテストして、もしサーボの動作異常を発見したなら、その原因をつかむまでは飛ばしてはならない。(PCMシステムでの追加説明は省略)

7. エンジンをスタートする。

8. フルレンジ・チェック(9ページ参照)を行う。

9. 飛行の後はスロットルスティックをアイドル位置に戻し、スイッチで止めるか、さもなければ、モーター/エンジンを止めなさい。

10. 受信機の電源を切る。

11. 送信機の電源を切る。

もし上記の手順に従って電源を入れないと、サーボか操縦装置が壊れたりエンジンが溢れ?たり、電動機やGP機の場合は突然動き出して事故につながる。

(訳者注)以下、ラジコン機を飛ばす際の一般的注意事項が書かれているが、ここでは省略する。


Transmitter controls(送信機)

110127_4 FS-TH9X正面

MENU:メインメニューを呼び出すボタン

EXIT:退出ボタン

UP:上方に移動

DOWN:下方に移動

+:数値を増やす

-:数値を減らす

【NOTE(注意)】
ボタンの押し方について。

1. 長く押す:2秒以上押し続ける。
2. 短く押す:1秒以内で短く押す。


----------- ここまで -----------


超マイナーなコンピューター・プロポですが、送受信機セットで千円札7枚でお釣りがくるという価格はかなり魅力的です。なお、このプロポの諸元は以下のとおりです。

チャンネル数: 8ch ppm/9ch pcm
液晶ディスプレイ: 128ドット×64ドット
プロポのタイプ: ヘリコプター/飛行機/グライダー
モデルメモリー: 8機分
スティック数: 4
エンコーダー: ppm/pcm
サブトリム調整: 有り
シミュレーター接続: 可能
警告音: 有り
ローバッテリー表示: 有り

DSM2モジュール

Spectrum DM9 transmitter moduleを取り付けて、Turnigy 9Xを格安のSpectrum互換プロポに変身させる話の続きです。

世の中に旨い話はそうそうあるものではありません。
Turnigy 9X+Spectrum DM9 moduleの組合せにも、やはり多少の問題がありました。

ネット検索を続けているとrcgroups.comで"Turnigy 9X / Spektrum DM9 module and BNF planes....any luck? "というスレッドが見つかりました。

crd氏「Turnigy 9XとSpektrum DM9 TX moduleの組合せで、BNF機とバインドはできている。しかし、Turnigy 9xのスロットルチャンネルがラダースティックかエルロンスティックにしか割り当てできない。どうしたらできる? カスタムファームウェアを使って、あるチャンネルを他のスティックに割り当てたりできるの?」

F-111 John氏「そのとおり。er9xソフトウェアを使用して、送信機の特定のチャンネルに任意のスティックを割り当てることができる。それでSpektrumのチャンネルシーケンスを再現することができる。
下にカスタムソフトウェアのスレッドがあるので、最後の1ダースかそこらのページを読みなさい。

http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=1266162

そして、あなたのプロポ9xのソフトウェアの書き換えを簡単にするために、S_Mac氏は追加ボード(9x Add-on Board with built-in Programmer and EL Backlight)を作りました。それはハンダ付けせずにプロポに接続でき(電源のための彼のスプライスを使用しない場合、あなたはワイヤを半田付けしなければならない)、さらにボーナスとしてELバックライトパネルとドライバを含みます。」

110207_1 9x Add-on Board1

110207_2 9x Add-on Board2


上記のボード販売サイトの、製品説明文の一部を翻訳します。
「この追加ボード(add-on board)は、一般には9xとして知られているフライスカイ 2.4Ghz 9チャンネル送信機FS-TH9Bのためにデザインされたものだ。これはいろいろな名称で売られていて、Flysky FS-TH9X、Eurgle 2.4Ghz、iMax 9x、そしてもっとも有名なのがTurnigy 9xだ。しかし、これらの送信機には2つの世代があることに注意して欲しい。外見は同じように見えるが、内部回路は非常にわずかだが異なっている。これは重要だ。この追加ボードは第二世代用で、第一世代に使うにはハンダ付けが必要だ。第一世代と第二世代の見分け方はHow to identify your 9x hardware generationのページを見て欲しい。

販売店の売り方は混乱している。たとえば、Turnigyは最新版を"V2"として売っており、Eurgleは"third generation(第三世代)"を自慢している。しかし、彼らはハードウェアではなくファームウェアのことを言っているだけだ。これから買うならば第二世代ボードを買うべきであるが、"V2"その他の最新版を購入してもハードウェアが第一世代であることがある。世代を見分けるためには、ケースを開け内部回路を見て判断するしかない。

9xは空ものラジコンの世界で驚くほどの値打ちがある。これほど多機能で低価格の送信機は他に見あたらない! しかしながら、その限界がないわけではない。 9x送信機についての2つの主な苦情は、ファームウェア(プログラミング)が非常に悪いということと、液晶画面にバックライトがないので暗闇(あるいは日陰!)でそれを見ることができないことだ。我々の追加ボードはこの2つの問題を解決することを約束する!そして、それはとても簡単だ...ハンダ付け不要、切断不要、専用ツールや特別なスキルも必要ない。」


ほほう、ハードウェアまで登場しましたね。追加ボードが40ドルですか。このファームウェア書換プロジェクトは、かなり本格的ですね。
なお、私が購入したTurnigy 9Xも「V2」ですが、これが第一世代だったらショックだろうなあ。

【注】ファームウェアについてウィキペディアで調べてみました。転載します。
「ファームウェア (Firmware) とは、電子機器に組み込まれたコンピュータシステム(ハードウェア)を制御するためのソフトウェアで、ソフトウェアをROM等のLSIなどに書き込んだ状態で、機器に組み込んだもの。また、ソフトウェアではなく、プログラマブルロジックデバイスで利用する回路情報も広義のファームウェアと呼ぶことがある。」


いやいや、ますます面白くなってきました。
さらに調査が必要なようです。(^_^;)




Turnigy 9X V2 レビュー_1

Turnigy 9Xに関する情報は国内にはほとんどありません。 その安さに釣られて衝動買いしてしまってから、ようやくこのことに気づきました。それで、今さらながら情報収集中のtiger22です。(^^ゞ

現在、販売されているのはTurnigy 9X V2(ターニジィ9X バージョン2)で、これは約1年前にホビーキングで販売開始されたものです。

RCModelReviewsに"Review: Turnigy 9X Version 2"という記事がありましたので、主要部分を訳出してみました。例によって自分用ですので、誤訳等については大目に見て下さい。

------------ ここから ------------

Review: Turnigy 9X Version 2(レビュー:Turnigy 9X Version 2)
SOMETHING OLD, SOMETHING NEW(古いものと、新しいもの)

Dated: 22 June 2010 (2010年1月22日)

私は2009年2月に初代のiMax/FlySky 9X送受信機のレビューを書いたことがある。

ホビーキング(HobbyKing)が"バージョン 2"として売り出したこの製品は、激安価格に加えて、フライスカイ(FlySky)製の新しい「周波数ホッピングRFモジュール」と受信機がセットになっている。

・First Look(一見しての感想)

110208_1 Turnigy 9X


Hobby Kingの9Xは大きな箱に入って送られてくるが、その箱を持つとあまりにも軽いので、中身はカラだと思うかもしれない。

なんでこんなにも軽いのか?

そう、何しろ60ドルだから。送信機と受信機とバインドプラグとパッケージ(箱)、それだけ。そして他には何もない。

充電式バッテリーも、サーボも、レシーバースイッチも、充電器も、マニュアルも、解説CDもついてこない。このプロポは、周りに教えてくれる人が誰もいないラジコン入門者が、絶対最初に買ってはいけないプロポだ。

このレビューを書く間中、私は「忘れるなよ、これはたった60ドルのプロポだ」と自分に言い聞かせ続けた。なぜなら簡単にそれを忘れてしまって、ついついより高価なプロポを評価すると同じ視点から、この低価格プロポを見てしまいそうになるから・・・。

古いフタバ・スカイポート4と比べても、その半値のプロポであることを思えば、値段の割りによく出来た製品だと感謝したくもなる。


・What's New?(何が新しいの?)

110208_2 9X 新旧型


旧型(バージョン1)の FlySkyモジュール/受信機で使われていた「単一周波数非アジャイルDSSSシステム」は、新しい周波数ホッピング版にレベルアップされた。これはバンド干渉に、はるかに強い抵抗力を持ち、結果としてより信頼性の高い操作をもたらす。

ホビーキングは、彼ら自身の"更新"バージョン(バージョン1システムのバグが修正されている)で元のソフトウェアを書き換えたという。しかし、テストではファームウェアはホビーキングが"V2"ラベルを貼る前から売っていた前モデルから変更されていないことを示しているので、V2にあまり過剰な期待はしないほうがいい。

一見してわかる違いは、旧型では伸縮アンテナが付いていた場所に、新型では2.4GHzアンテナが付いているということだ。これはとても良い。そのわけは後で説明しよう。

------------ ここまで ------------


その2へ続きます。

Turnigy 9X V2 レビュー_2

この記事が掲載されているRCModelReviewsというのは、中華ラジコン関係の面白い記事が多いですね。そのため、グーグル検索でも上位でヒットします。
何と言っても今や中国が世界のラジコン界を牽引しているようですから、当然といえば当然かも知れません。

ところで、電波法の規制というのは全く知りませんでした。ある方から教えていただいてびっくりしました。狐につままれたというか、詐欺に遭ったような気分です。(+_+)

電波法では、Turnigy 9Xを含め外国製のプロポは国内で使用してはいけないそうです。使用すると電波法違反になり、なんと罰則もあるとのこと。これを事前に知っていれば、tiger22はTurnigy 9Xを購入しなかったですよ。(+_+)

なんでも、裏面に電波法適合(通称Tマーク)のシールが貼付されたプロポだけが、国内で使用できるとのこと。
しかし、解せないのがこの規制で、不正に輸入した商品を販売する業者は、ちっとも罰せられないそうです。何も知らずに売りつけられた消費者だけが、これを使用すれば罰せられるという何とも不思議な法律です。
これを詐欺と言わずになんと呼ぶのでしょうか? 国家ぐるみの詐欺?

たとえば麻薬を使用した場合、今回の小向美奈子容疑者のように、当然、罪になります。同時に、販売した方も罰せられます。また、麻薬を国内に持ち込もうとしても入管でチェックされ、見つかれば没収されますよね。この場合、麻薬が国内に持ち込まれないような仕組みが出来ています。

ところが電波法の場合、消費者のみが不利益を被ります。売ったヤツは売り逃げ、国内のプロポ業者は法律で保護され値段の高いプロポを消費者に押しつけて丸儲け(9チャンネルのコンピュータープロポTurnigy 9Xは、香港からの送料を含めても6千円強で買えます。)、電波法適合シールを発行している団体は役人の天下り天国。なんかおかしくありませんか。あれほどうるさかった規制緩和は、いったいどこへ行ったのでしょうか。

法令違反のワルケラ・プロポが、国内で堂々と販売されているではありませんか? また、私が何も知らずにワルケラヘリ・プロポを外国から購入した時も、何のお咎めもなく税関を通過しています。
麻薬と同じく法律で禁止されているのに、この取扱の差はおかしくないでしょうか。善意の消費者は保護されないのでしょうか? 非常に疑問を感じます。たまたま私は大学で法律を学んだため少し理屈っぽいかも知れません。しかし、よく理解できません。長年ラジコンをされている方は、この問題についてどのようにお考えなのでしょうか? ぜひ教えて戴きたいと思います。

さて、この問題についてはいずれ改めて考えたいと思いますが、現状ではそういうことなので、WalkeraやTurnigy 9Xを購入されても電波を出すことはできません。これからワルケラやmCP Xを海外から購入しようとお考えの方は、くれぐれもご注意下さい。私のような失敗はされないように・・・。

ところで、私のTurnigy 9XはまだHobbyKingから着弾していませんが、電波を出せないプロポを買ってしまったとなると本当に困りますね。
Walkera 4G6Sといっしょに床の間に飾って置くしかないのでしょうか。・・・などと悩みつつ、前回の続きに行きましょう。始めた以上は何があっても最後まで完結したいと思います。

------------ ここから ------------

The Transmitter(Turnigy 9X送信機について)

Turnigy 9X送信機は今なおJRコンパチブルモジュールだけれど、Turnigyのモジュールを他社モジュールに交換しようとすると大きな問題に直面する。

モジュールは外せるようになってはいるが、アンテナがモジュールに固定されているので完全に取り外すことが出来ない、あるいは別のものと交換するしかない。いくつかの理由(ほぼ確実にコスト削減のため)で、取り外し可能なコネクタを使用せずに、モジュールの回路基板に直接アンテナケーブルを取り付けてしまっている。

110210_1 取り外し不能1


だからといって、いったん内蔵アンテナを切断しようものなら、他メーカーのJRタイプ2.4GHzモジュールに再接続するのはそう簡単ではない。

これはばかげたことだ。--しかし、ここで「それはたった60ドルの送受信機だ」という金言を思い出して欲しい。

標準のTurnigyシステムに特別な機能を追加したいユーザーのために、私はこれから将来書く記事で、他社ブランドの2.4GHzモジュールをTurnigy 9Xバージョン2送信機に取り付けるためのステップ・バイ・ステップの手順を提供しようと思う。

110210_2 取り外し不能2


一方で、当面は標準モジュールをつけたままにして、新しい組込型2.4GHzアンテナがホットグルーで接着されているように見える事実を無視しようではないか。

送信機のフィーリングは従来どおりで何も変わってはいない。--それは今なお、低価格に見合わぬクオリティで驚くほど頑丈なユニットだ。スティックは滑らかで、私はプロポの手触りのすべてが本当に好きだ。私はネックストラップは使用しないが、ストラップアタッチメントの位置が、バランス改善のために変更されていないことに注目した。この送信機はもともとFM/PCM用にデザインされたために、ストラップで吊るすと「テールヘビー」になるように思われる。

110210_3 コネクタ1


送信機のスイッチをオン・オフすると、ひどいフェルトのように感じた。私のiMaxではこのスイッチは正常だが、FlySkyの品質管理がまたも勝利するように思う。--重くて硬い感触のスイッチを提供する--それがいつまで続くか疑問だ。

もう一つのマズイ点は、送信機に付属するひどい8セルのアルカリ乾電池ホルダーだ(60ドルの送受信機であることを思い出せ)。
バッテリーの接続が悪く、また回路基板上のコネクタに繋がるリード線が堅くて、たびたび動かしているうちに壊れやすくなる。
これはいただけない。この電池ホルダーの使用はお勧めしない。動作の信頼性を確保するために、専用のNiMHバッテリーパックかLiPoバッテリーを買いなさい、あるいは「8ドルの格安バッテリー」を自作して、それを使いなさい。

110210_4 コネクタ2


前と同じように、9xはmenu/exitキーや方向キーが押されるたびに強烈でやや刺激的な音を出す。また電源が入った時にすべてのスイッチが正しい位置にないと、むしろ不可解な「スイッチ・エラー」メッセージに苦しむことになる。

プロポの内部を見ると、私の初代iMax 9Xよりハンダ付けと組立の品質はいくぶん改善されたように思われる。ブランド物のプロポと同レベルというわけではないが、やり直す必要性を感じたハンダ接合箇所はなく、すべてがうまく出来ているように見えた。もちろん、私がたまたま出来の良い製品に当たっただけかもしれない---が、品質管理はまだ西洋レベルにまで追いついていないことをオン・オフスイッチは証明している。

------------ ここまで ------------

その3に続きます。


Turnigy 9X V2 レビュー_3

せっかくの休日なのに、外では細かい雪が舞っています。

ところで、いろいろ考えた結果、Turnigy 9Xが香港から届いたら送信機モジュールを外してしまうことにしました。電波法違反になるのはイヤなので、あえて電波が出ないようにします。(T_T)

今使っているE-skyのUSBコントローラーの替わりに、シミュレーターのコントローラーとして使います。これなら電波法違反にはならないでしょう。
前回のレビューにもありましたが、プロポの握り心地やスティックの感触はかなり良いようですので、素晴らしいシミュレーター用コントローラーになるのではないでしょうか。
6,000円強の少し高級な9CHコントローラーです。もったいないですが苦肉の策です。(^_^;)

それでは前回からの続きです。読み返してみると、おかしな日本語が随所にあり我ながら笑ってしまいます。技術用語を知らないせいで翻訳は不正確ですが悪しからず。

------------ ここから ------------

The Receiver(受信機について)

110211_1 新旧受信機


上の写真左側の旧型(バージョン1)FlySky受信機はホビーキングで販売されたものだが、諸機能を提供する小さな付属部品がついている。--それは、この低価格のシステムでは驚くべきことだ。

新型8チャンネル受信機(上の写真右側)は旧型よりも安くなった。付属部品を省略することによってコスト削減を実現したものと思われる。

私の大きな疑問は「付属部品なしで、どのようにしてマルチパスとシャドウイングの影響を減らしているのか?」ということだった。付属部品を外したバージョン1受信機を試したとき、それは動いたが比較的近い距離で厄介なロックアウトを食らった。私はバージョン2がより良くなっていることを確かに期待する。

FlySkyはこのために2倍のアプローチを採用している。彼らは単純な4分の1波長のワイヤーアンテナからスリーブド・ダイポール(Hitecは婉曲にBODAと呼ぶ)に変更した。このアンテナは、古いワイヤーアンテナよりも少し高感度なので、多少は役に立つはずだ。

しかしながら、2.4GHz化で起こった奇妙なことの最大の成果は、以前使っていた単一周波数のDSSS方式から周波数ホッピング方式への切り替えである。

スリーブド・ダイポールと周波数ホッピングの採用は、Hitecのオプティマ6、オプティマ7受信機で驚くほどうまく機能した。この両者は非常に大規模なモデルにおいてさえ、より強力な防御性能を実現できることを証明している。おそらく新型のTurnigy/FlySky受信機でも同じだろう。--まだフライトテストをやっていないので断言はできないが。
残念ながら、ここは今は冬だし、数週間はフライトテストが出来そうもないので(天候次第)、私はこのレビューをフライトテストなしで公開することにした。フライトテストの結果は後日報告しよう。

110211_2 新型基板


8チャンネル受信機の筐体と構造は初期バージョンより大幅に改善されている。後付けのきまり悪そうに置かれたコンデンサーはなくなり、すべての電子機器は今やきれいに1枚の広々とした回路基板上に収まっている。電気設計はわずかに変更されたが、台湾製の2.4GHzトランシーバチップが以前と同じく使用されている。これは市場で最も敏感なチップではないが、その機能を強化するプリアンプを内蔵している。それは(少なくとも理論的には)ちゃんと機能するだろう。

110211_3 クリスタル?


私は受信機の回路基板がプラスチックケースにホットグルーで接着されているのを見て少し心配だった。そしてホットグルーを剥ぎ取ってよく見てみると、サーボとバッテリーのリード線を内外に接続した時に、基板が動き回る傾向があった。私はまた、小型の表面実装(SMT)版ではなく、大きめのクリスタルが使われているのに気づいた。このサイズのクリスタルは表面実装(SMT)版よりもはるかに壊れやすい傾向がある。もし、あなたがクラッシュしたり強い振動を与えたら、この受信機はほとんどの2.4GHzユニットよりも少し壊れやすいだろう。

バインドLEDは、上面のラベルで覆われた受信機の中に隠されている。光っているLEDを見るためには、スモークのプラスチックケースの側面から覗き込むしかない。

バインド自体は簡単でマークされたサーボスロットにバインドプラグを挿入し、送信機のバインドボタンを押して、受信機の電源を入れれば良い。送信機のバインドボタンには「レンジ(距離)テスト」というラベルが付いているが、私はこの機能がサポートされていることを確認する時間がなかった。--それは確かに旧型にはなかったものだ。

残念ながら、受信機にはフェールセーフがない。それでそれが良いレンジ(距離)にあるかどうかに関係なく、また、付属部品がなくなったせいでシャドウイングやマルチパスに対処する能力が損なわれない場合でさえ、これは「小さな」モデルのためだけのシステムだ。あなたは大型のグローまたはガソリン駆動モデルにこの受信機を取り付けないだろう、そしてジェット機にも使用しないだろう。しかし、私が冗談にでも--9ドルの受信機をジェット機に??

そして、あなたがバージョン2受信機はバージョン1の送信機モジュールにバインドしないのではと疑っているならば。残念ながら、あなたが旧型のHK/iMax/FlySky/Eurgle 9X送信機のためにもっと受信機が必要なら、それが販売されている間に、あなたはそれに飛びついた方がよい。

------------ ここまで ------------


Turnigy 9X V2 レビュー_4

最終回です。前半部分は周波数ホッピングについての専門的な説明が多く、翻訳をあきらめた部分があります。訳文も破綻しています。私の中学程度の英語力ではムリでした。


------------ ここから ------------

Performance(性能)

新しいバージョン2.0システムは間違いなく周波数ホッピングシステムで、それはバンド(帯域)を横断して信号を拡散するために16の個々の「チャンネル」を使用している(下のスペクトラム・アナライザーのグラフを参照)。出力パワーも私の旧型バージョン1システムより、ほんのわずか高くなっている。

110212_1 スペクトラム・アナライザ


When hit with strong interference, the system proved to be adequately resilient, simply becoming more jerky as the band was slowly filled with an interfering signal. While not as resilient as the Hitec, Futaba or FrSky systems, version 2 of the FlySky system is light-years better than the original, that's for sure. I'd also go as far as to say that it's even better than some systems costing twice as much.
(専門的すぎてわかりません・・・。涙)

110212_2 スペクトラム・アナライザ


新しいFHSSモジュールの出力を旧型のそれと比較すると(上のグラフ)、バージョン2がバンド(帯域)の多くを使用していることが見て取れ、それはとてもとても良いことだ。

サーボの動きは滑らかで、おそらくバージョン1とまったく同じほど滑らかではないが、この価格の製品としては確かに非常に良い。

電圧低下性能は非常に良いままである。--受信機の電子設計は本当に少しだけ旧型から変更されただけなので驚きはない。

前に述べたように、悪天候のために私はまだ送受信機のフライトテストをしていないが、来週か再来週までにテストして、その時にこのレビューを更新しよう。


Firmware(ファームウェア)

9Xにはマニュアルが付いてこないので、私はかなりの時間を費やして新しい9x用の短いマニュアルを書こうとしている。
この期間中、私はファームウェアに関連するバグと回避策をテストするので、何が動作するようになり、何がまだ動作しないのかについて良いアイデアを持っている必要がある。
大幅にパワーと性能を拡大した9x用ファームウェアのいくつかの新セットが利用可能になったという点にも注目したい。私は、彼らがどれほど詳細に送信機にアップロードできるかと同じくらい上手に、今後のレビューでこれらをカバーするだろう。

一方、これは「現在進行中のレビュー」なので、あなたは、私が発見したものとTurnigy9X送受信機のバージョン2で大きな問題があるかどうかを時々確認するために、ここに戻ってきて欲しい。

なにしろ、たった60ドルの送受信機だから。

(Summary(概要)は省略する。)

------------ ここまで ------------


やっと終わった。(^^;)


9X到着~インプレ

ようやくHobbyKingからTurnigy 9Xが到着しました。いつもながらのしっかりした梱包ですが、まあ、とても軽いです。箱の中からは送信機と受信機と・・・あとは何もありません。マニュアルがないのは承知の上です。

送信機を取り出して、まず目に止まったのがコレ。ちょっとお、これはないんじゃない?キズキズですよ! どんな出荷チェックしてんだよお。しっかし、俺は運がないねえ。(怒)

110215_1 液晶カバーのキズ

【訂正 2011/2/15 23:00】
いやいや、大失敗でした。笑ってやって下さい。
下のコメント欄でSIGさんにご指摘いただきました。「もしかして、液晶のフィルム貼ったままじゃないの?」
はい、おっしゃるとおりでした。ピッタシ貼り付いたシールを剥がしたら・・・ピッカピカの液晶画面に早変わりしました。(^^ゞ
上の、(怒)は取り消します。
そそっかしくて、申し訳ありません。Turnigy 9X、最高ですよ!!



でも、9chのデジタル送受信機で、送料込6,200円弱ですからね、我慢しますよ、エェ~そうですとも。
アクリルパネルを買ってきて、液晶カバーを自作しちゃえば「OK牧場」ですよ。簡単なことです。(^^ゞ

さて、プロポを手に取ってみるとプラスチッキーではありますが、質感は悪くありません。カチッとしています。WK-2801 PROよりも少し厚みがあって、しっかりと手に収まる感じはなかなかのモノです。スティックの操作感もイイです。価格以上のクオリティです。

ところで、国産の送信機で我が家にあるのは、まずフタバの2ch ATTACK-BFRとか、タミヤの2ch Tamtech 201、そして戦車用の2ch ADSREC SPORT等、いずれも昔の電動・陸用のものです。これらのスティック操作感は、シミュレーター用のE-skyコントローラー並で、誉められたモノではありません。それに較べれば、Turnigy 9Xのスティックは「すばらしい!」の一言です。もう「OK牧場!!!」です。

2801と並べて記念撮影です。左が9Xですが・・・う~ん、負けていませんね。(^^)

110215_2 9Xと2801 PRO


次は受信機と並べてみました。
レバー類の操作感はワルケラとほぼ同じですが、メッキの質感はワルケラの方が一段上です。でも、それほどの差はありません。慣れれば気にならないレベルです。

110215_3 9X送受信機


ひっくり返して、裏面を見てみます。取り外し可能な2.4Gモジュールが目立ちます。このモジュールはJRに準拠しているため、基本的にJRやスペクトラムのモジュールと交換できるようです。シミュレーター接続用のジャックも見えます。

110215_4 9X送信機裏面


送信機モジュールを取り外して、バッテリーホルダーを開けてみました。バッテリーホルダーはちょっと固いですね。送信機モジュールとアンテナを繋ぐリード線は脱着可能なタイプではありません。モジュールを完全に外すには、このリード線を切断するしかないようです。このリード線がモジュール交換時の課題になりそうです。

110215_5 9X送信機裏面取り外し


さて、いよいよ電池ホルダーに乾電池8個をセットして、プロポの電源を入れます。電池8個をセットするとバッテリーケースはキツキツです。また、電源スイッチは、本当にフェルトかゴムのような感触で、グニュッとしています。このスイッチの出来は良くないですね。でも、ON/OFFの機能には全く問題ありません。気にしなければいいのです。ハイ。

あッ、電源スイッチを入れる前に送信機モジュールは外しました。違法電波は発信しておりません。どうかご安心を。

さて、電源投入後のディスプレイ画面は下のとおりです。

110215_6 9X送信機、電源投入


液晶のドットが粗いのが少し気になります。また、液晶画面はバックライトがないので、かな~り見づらいです。でも、実使用上の問題はありません。

これは、受信機付送料込でたった6,200円弱の、9chコンピュータープロポです。この価格を考えれば、少々の些末な不具合は十分に許せる範囲です。

最後に総合評価です。私の評価は100点満点の90点です。
さらに、コストパフォーマンス・ポイントを加算すると「エネルギー充填120%」で波動法発射!くらいの衝撃度です。

まだ使ってないけど、いいカンジです~。気に入ったかも。
マニュアルは付属しないし、サポートも受けられないし、不安堵150%のプロポです。激安価格だけは魅力ですが、あくまでも自己責任でお願いします。(^_^)v

それで、電波法の件ですが、SIGさんからJRが発売している国内用のDSM2モジュールを教えていただきました。これは電波法適合品でシール付です。室内用で電波の到達距離が短いようですがマイクロヘリには使えそうです。
http://www.rcnavi.com/cgi-bin/item.cgi?item_id=JRP03593&ctg_id=EH181&page=1

また、通りすがりの方からも内緒のコメントをいただき「(上の)国内用モジュールはTURNIGY 9Xでもそのまま使える可能性がある。これなら認可シール付だから電波法問題はクリアーできるのではないか。」と、親切に教えていただきました。ありがとうございました。m(_ _)m

さっそく、ダメモトで試してみたいと思います。

【追加 2011/2/15 22:25】

fenrirさんのブログに重要な情報がアップされています。遅ればせながら気づきました。題して「Turnigy9x 国内でも使いたい」です。fenrirさん、ありがとうございます。(^O^)

徐々に環境が整って参りましたよ。

Turnigy 9X用バッテリーの自作

rcmodelreviewsの記事では、Turnigy 9X V2 レビューを4回にわたってご紹介しましたが、その中にちょっと出ていた「8ドルの格安バッテリー自作」を今回は取り上げます。

Turnigy 9X(FlySky 9X, ,iMax 9X等)は、他のローコスト送信機と同様に、電源として8個のアルカリ乾電池を使うようになっています。しかし、毎回、乾電池8個づつを買い替えるのは大変なので、ぜひ繰り返し使える充電式の電池に交換したいものです。

普通ならプロポ用の3セルLiPoバッテリーに交換するんでしょうが、LiPoバッテリーは過放電ですぐダメになったり、充電し過ぎるとたまに発火したりして、保管を含めて取扱いが面倒かつ危険だそうです。そこで今日は、もっと安く、より安全で、すぐれた別の電池をご紹介します。

110217_1 9X  BATT


答えは"A DIY $8 Lithium Transmitter Battery"の記事にあります。2個でたった8.01ドルのリチウム電池を使って、Turnigy 9X用のバッテリーパックを自作しようというワケです。私のブログは「いかにお金をかけずにラジコンを楽しむか」をテーマにしていますので、こういう節約話は黙ってスルー・・・というわけにはいきません。それに、9Xは激安プロポですから、こんなふうに気軽に徹底的に遊んじゃうのも面白いかもしれません。

この2個で8.01ドルのリチウム電池は、安物好きの私が時々利用するDealExtreme.comで売っているそうです。もちろん送料無料です。コミコミ8ドルというと、今のレートなら700円しないですね。ま、到着するまで一月はかかりますが・・・。

ところで、充電式の電池といえば、普通はNicad電池かNiMH電池ですね。ところが、NiMH電池は置いておくだけで自己放電するので、いざ使おうとした時に電池が少なくなっていたりします。もっとも簡単なのは、単三電池サイズのエネループ8本を使う方法ですが、値段がチト高いですね。

そこでおすすめはリチウム電池です。リチウム電池はハイパワーで自己放電がとても少ないので、秋に満充電して毎週末に9Xで飛ばしたとしても、翌年の春まで電池は持つそうです。

話は変わって、2.4GHz送信機では本当は10ボルトもの電圧は不要だそうです。じゃあなぜ乾電池8個やLiPoバッテリーで11~12ボルトも使っているのか? 実は電気回路内部では最大5ボルトで動くように出来ているそうですが、ほとんどの送信機では6ボルト以上が熱に変ってムダに失われているそうです。だから電圧が高けりゃいいってワケではないようです。
むしろ、リチウム電池をちょうど良い電圧で使用すると、安全にかつ、プロポの発熱を抑えて長く使えるようになるそうです。

110217_2 BATT


で、この人が使っているリチウム電池はTrustFire 2400mAHです。お金があるなら2500mAHでも3000mAHでも良いそうです。

・・・と、ここまでが序論で以下に具体的工作の説明が続きます。
だけど、本当にリチウム電池がすぐれているのなら、なぜメーカーがアルカリ電池やその他の電池をやめて、リチウム電池を採用しないのでしょう。とっても疑問です。儲からないからですかね?

では、続きは英語で・・・。

A DIY $8 Lithium Transmitter Battery (Part 2)

A DIY $8 Lithium Transmitter Battery (Part 3)

A DIY $8 Lithium Transmitter Battery (Part 4)


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