WLtoys V959 および V202 クワッドコプター
WLtoysの新製品、V959とV202スコーピオンです。
まず、V929の第3世代機であるV959から。
これは第2世代機のV949に、ビデオカメラなどのギミックを搭載したものと言えます。

WL Model V959 Lastest 2.4G 4-Axis 4CH RC Quad Copter Helicopter with Camera, Lights and Gyro.
http://www.alibaba.com/product-gs/674407148/WL_Model_V959_Lastest_2_4G.html
続いてWLtoys V202 Scorpion(サソリ)。

WLToys V202 4ch Quadcopter Scorpion RTF Combo
http://www.rc711.com/shop/wltoys-v202-4ch-quadcopter-scorpion-rtf-combo-p-6987.html
ところでV202 Scorpionは4ローターですが、6ローターのSH 6047 Scorpionというのもあります。KKDDMMさんがすでに紹介されています。
SH 6047 Scorpion ~ オイラのブログ(WALKERAとV911の改造が好きなの) ~
http://plaza.rakuten.co.jp/ringmaker/diary/201211250001/
実はこれらV959、V202、SH 6047がすべてBenmaの製品だそうです。
「WLToysやSHなどの製品は同じものです。これらのすべてをBenmaが製造しています。」とjameschen072さんは書いています。
http://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=23348594&postcount=3
下のBenmaのホームページを見ると、確かに同じものが出ています。(^^)
http://www.benmahobby.com/product.asp?productSort=1001005001&pst=1001001001
本当の黒幕はBenmaだったんですね~。
でも、ちょっとショックです。(笑)
まず、V929の第3世代機であるV959から。
これは第2世代機のV949に、ビデオカメラなどのギミックを搭載したものと言えます。

WL Model V959 Lastest 2.4G 4-Axis 4CH RC Quad Copter Helicopter with Camera, Lights and Gyro.
http://www.alibaba.com/product-gs/674407148/WL_Model_V959_Lastest_2_4G.html
続いてWLtoys V202 Scorpion(サソリ)。

WLToys V202 4ch Quadcopter Scorpion RTF Combo
http://www.rc711.com/shop/wltoys-v202-4ch-quadcopter-scorpion-rtf-combo-p-6987.html
ところでV202 Scorpionは4ローターですが、6ローターのSH 6047 Scorpionというのもあります。KKDDMMさんがすでに紹介されています。
SH 6047 Scorpion ~ オイラのブログ(WALKERAとV911の改造が好きなの) ~
http://plaza.rakuten.co.jp/ringmaker/diary/201211250001/
実はこれらV959、V202、SH 6047がすべてBenmaの製品だそうです。
「WLToysやSHなどの製品は同じものです。これらのすべてをBenmaが製造しています。」とjameschen072さんは書いています。
http://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=23348594&postcount=3
下のBenmaのホームページを見ると、確かに同じものが出ています。(^^)
http://www.benmahobby.com/product.asp?productSort=1001005001&pst=1001001001
本当の黒幕はBenmaだったんですね~。
でも、ちょっとショックです。(笑)
FyreSG さんの WLtoys V959 空撮レビュー_1
WLtoysのクワッドについてはここ5ヶ月ばかりまったくフォローしていませんでしたが、V959の周辺が少し賑やかなので、遅ればせながら情報を集めてみることにしました。
まずは今年1月に公開された、FyreSGさんのWLtoys V959レビューです。
写真は以下のURLから直接ご覧下さい。
http://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=23710198&postcount=1
---------------
Jan 04, 2013, 12:22 PM
FyreSGさん:
Introduction(はじめに)
私の人生最初のクワッドはV929でした。初めてV929を飛ばした時のことは今でも覚えています。また、RC Groupsに私が初めて書いたレビューもV929についてでした。
私がV929の飛ばし方をマスターした時、次にやりたかったのはV929での空撮でした。数種類のキーチェーンカメラを試しましたが、撮れたビデオはどれもおそまつなものでした。飛行中のクワッドは不安定で振動もするので、それがビデオの品質を悪くします。私の最初のYouTubeビデオでは、搭載したカメラが重すぎてV929は風に揺られ、コントロールを失って地面に墜落してしまいました。以来、私はV929での空撮は諦めました。
V949が発売された時、それは空撮用としてはV929よりも良いだろうと思いました。非常に安定していてV929とは別物でした。優雅でエレガント、そして素敵なLEDライトがついていました。しかしV949は飛ばすだけで充分満足だったので、キーチェーンカメラを載せようとは思いませんでした。LED搭載で重くなったのでカメラを載せる気にならなかったというのもあります。
V949の次世代機であるV959が出ると知った時、きっと最初からカメラを搭載してくるだろうと思ったので、出たらすぐ買うつもりでした。それから数週間が経ち、今それが私の手もとにあります。
このレビューでは、WLtoys V959の空撮性能の検証に絞って書いていきます。
Packaging(パッケージ)
V959は横長の箱に入ってやってきました。
箱を開けると、輸送中の損傷は見あたらずクワッドは問題ありませんでした。
クワッドと新バージョンの送信機の他、スペアのバッテリー、充電器、ローターブレードのセットが入っていました。
V959 Up Close(V959のクローズアップ)
V959クワッドの外観はみごとです。メタリックなキャノピーがいいですね! もちろんキャノピーはWalkera Hoten-Xのコピーそのものですが、私は気にしません。
V949と比較してみました。
2機とも同じサイズです。
上下に重ねてみると、それはさらに明らかです。
V959の方は新型スキッドを装着しているので背が高いです。ビデオカメラをつけるためスキッドが高くなったのでしょう。
キャノピーがHoten-Xに似ているだけではなく、2組のLEDライトもついていてクワッドの姿勢がわかりやすいです。
白色LEDライトは明るいので遠くからでもハッキリとわかります。自動車のように赤いテールライトもついています。
V949のライトが派手すぎると思う方は、V959のライトが気に入るかもしれません。白と赤のライトはそれほど目立たないですが、クワッドの姿勢を知るには充分です。また、クワッドは空撮用に設計されていますから、空飛ぶクリスマスツリーである必要はありません。
受信機ボードはV949とはかなり違っていて、次のように印刷されていました。
12.11.10
REV:02
JR-WL-V929R-1
ソケットの所に中国語が印字されています。順番に、ビデオ写真、ミサイル、水鉄砲、フックです。正直に言えば、カメラモジュール以外のものに興味はありませんが、カメラ以外でどうしてもというならミサイルですね。それで近所の犬や猫、鳥を脅しましょう。
Build Quality(製品の品質)
ブレードのバランスを取ろうとして、カーボンファイバーのシャフトがプラスチックのギアに接着されてることに気づきました。これはクラッシュした時に外れにくくて良いのですが、ブレードのバランス取りを難しくします。ネジを外してブレードを取り外し、別のカーボンファイバーのシャフトでバランスを取る必要があるからです。
驚いたことに、4つのブレード全部が完全にバランスが取れていました。これはバランス取りの必要がないということでしょうか。とにかく、私は苦労してブレードをシャフトから外しました。最初からバランスが取れていることを知っていたら、こんなムダな作業で時間を取られることはなかったのに。
ピニオンの1つが緩んできました。スロットルを上げた時クワッドがフリップしました。それで私はピニオンが取れたことに気づきましたが、幸いにもそれを発見できました。 スロットル60%で墜落しました。外れたピニオンはモーターシャフトに永久接着しました。また念のため他の3つのピニオンも接着しました。
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次回に続きます。
まずは今年1月に公開された、FyreSGさんのWLtoys V959レビューです。
写真は以下のURLから直接ご覧下さい。
http://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=23710198&postcount=1
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Jan 04, 2013, 12:22 PM
FyreSGさん:
Introduction(はじめに)
私の人生最初のクワッドはV929でした。初めてV929を飛ばした時のことは今でも覚えています。また、RC Groupsに私が初めて書いたレビューもV929についてでした。
私がV929の飛ばし方をマスターした時、次にやりたかったのはV929での空撮でした。数種類のキーチェーンカメラを試しましたが、撮れたビデオはどれもおそまつなものでした。飛行中のクワッドは不安定で振動もするので、それがビデオの品質を悪くします。私の最初のYouTubeビデオでは、搭載したカメラが重すぎてV929は風に揺られ、コントロールを失って地面に墜落してしまいました。以来、私はV929での空撮は諦めました。
V949が発売された時、それは空撮用としてはV929よりも良いだろうと思いました。非常に安定していてV929とは別物でした。優雅でエレガント、そして素敵なLEDライトがついていました。しかしV949は飛ばすだけで充分満足だったので、キーチェーンカメラを載せようとは思いませんでした。LED搭載で重くなったのでカメラを載せる気にならなかったというのもあります。
V949の次世代機であるV959が出ると知った時、きっと最初からカメラを搭載してくるだろうと思ったので、出たらすぐ買うつもりでした。それから数週間が経ち、今それが私の手もとにあります。
このレビューでは、WLtoys V959の空撮性能の検証に絞って書いていきます。
Packaging(パッケージ)
V959は横長の箱に入ってやってきました。
箱を開けると、輸送中の損傷は見あたらずクワッドは問題ありませんでした。
クワッドと新バージョンの送信機の他、スペアのバッテリー、充電器、ローターブレードのセットが入っていました。
V959 Up Close(V959のクローズアップ)
V959クワッドの外観はみごとです。メタリックなキャノピーがいいですね! もちろんキャノピーはWalkera Hoten-Xのコピーそのものですが、私は気にしません。
V949と比較してみました。
2機とも同じサイズです。
上下に重ねてみると、それはさらに明らかです。
V959の方は新型スキッドを装着しているので背が高いです。ビデオカメラをつけるためスキッドが高くなったのでしょう。
キャノピーがHoten-Xに似ているだけではなく、2組のLEDライトもついていてクワッドの姿勢がわかりやすいです。
白色LEDライトは明るいので遠くからでもハッキリとわかります。自動車のように赤いテールライトもついています。
V949のライトが派手すぎると思う方は、V959のライトが気に入るかもしれません。白と赤のライトはそれほど目立たないですが、クワッドの姿勢を知るには充分です。また、クワッドは空撮用に設計されていますから、空飛ぶクリスマスツリーである必要はありません。
受信機ボードはV949とはかなり違っていて、次のように印刷されていました。
12.11.10
REV:02
JR-WL-V929R-1
ソケットの所に中国語が印字されています。順番に、ビデオ写真、ミサイル、水鉄砲、フックです。正直に言えば、カメラモジュール以外のものに興味はありませんが、カメラ以外でどうしてもというならミサイルですね。それで近所の犬や猫、鳥を脅しましょう。
Build Quality(製品の品質)
ブレードのバランスを取ろうとして、カーボンファイバーのシャフトがプラスチックのギアに接着されてることに気づきました。これはクラッシュした時に外れにくくて良いのですが、ブレードのバランス取りを難しくします。ネジを外してブレードを取り外し、別のカーボンファイバーのシャフトでバランスを取る必要があるからです。
驚いたことに、4つのブレード全部が完全にバランスが取れていました。これはバランス取りの必要がないということでしょうか。とにかく、私は苦労してブレードをシャフトから外しました。最初からバランスが取れていることを知っていたら、こんなムダな作業で時間を取られることはなかったのに。
ピニオンの1つが緩んできました。スロットルを上げた時クワッドがフリップしました。それで私はピニオンが取れたことに気づきましたが、幸いにもそれを発見できました。 スロットル60%で墜落しました。外れたピニオンはモーターシャフトに永久接着しました。また念のため他の3つのピニオンも接着しました。
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次回に続きます。
FyreSG さんの WLtoys V959 空撮性能レビュー_2
前回からの続きです。
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Transmitter(送信機)
送信機がグレードアップしました。前のE728にとても似ています。
左肩のボタンはビデオ録画の開始と停止ボタンです。ビデオを録画していない時は、カメラモジュールのすぐ下の緑のLEDが点灯します。録画中は赤のLEDが点灯します。
右肩のボタンはフリップボタンです。クワッドをフリップさせるためには、レートを100%に切り替えてフリップボタンを押したまま、エレベーターまたはエルロンのスティックを端まで動かします。フリップボタンを押し続ける必要があるので、間違ってフリップさせることはなくなりました。素晴らしい!
液晶画面の左側のボタンで、レートを40%、60%、80%に変更できます。
液晶画面の右側の1番上のボタンでレートを100%に切り替えます。真ん中のボタンはライトのオン・オフスイッチです。下のボタンはカメラのシャッターです。撮り続けることもできますが、私にはよくわかりません。
送信機の電球インジケーターがおかしいです。ライトがオフの時、インジケーターが表示されます。奇妙です。
送信機にネックストラップを取り付けるためのフックがないのは残念です。バッテリーやメモリーカードの交換の時、いちいち送信機を下に置く必要があります。
この送信機でV939とバインドできたので驚きました。WLtoysはまだ無線プロトコルを変えていません。
Flight Experience(実際に飛行してみて)
なぜだかわかりませんが、離陸の時にスロットルを素早く上げるとクワッドがフリップすることがあります。スロットルをゆっくり上げるとクワッドは普通に離陸します。ですから、スロットルはゆっくり上げる必要があります。
V929は素早くて敏捷です。V949は飛ばしやすく自律安定するので、加速度センサーがついているように感じた人もいます。V959はさらに別次元の自動レベル調整が働きます。
私はV959の自動レベル調整を数字で表すことはできませんが、V949よりもさらに安定しています。ですからV949が安定しすぎてイヤな人には、このクワッドは向きません。
たとえばV959を大きくて重いクルーザーとするなら、V949はヨットで、V929はスピードボートです。で、V939はジェットスキー。(かなり誇張が入っています。)
簡単に言えば、V959は「断固として動かない」ということです。V959自身が「動き回るのではなく1点に留まり続ける意志」を持っているかのようです。V959を動かすには、スティックを大きく動かす必要があります。前方/後方/横方向へ動き出すのがV949より遅いので、動き始めるまでに時間がかかります。動き始めると、前方飛行中に自然に高度が下がるのでその「重量」を感じることができます。減速するにも長い距離が必要です。
おそらくこれが、V959の送信機に(V949にはある)20%レートがない理由です。40%でも屋外飛行は無理です。フルスティックを入れても微風にさえ流されます。
60%なら普通に飛びます。でも高速飛行は無理です。狭い場所でのビデオ撮影には使えます。
80%でクワッドはかなりのスピードで飛びます。しかし重量があるので高速飛行の操縦は難しくなります。
100%では操作が簡単で速くなります。急角度の下降やバンクに簡単に入れますが、それからの回復操作は難しいです。重いクワッドで高速飛行をする時は特別の注意が必要です。
ヨー(ラダー)は、全てのレートにおいてそこそこ速いです。バンクターンとフィギュア8はたやすくやれます。
V949のように、Wobble-Of-Death(ぐらついて墜落すること?)に悩まされることはありません。V959は下降時にわずかにぐらつきますが、制御不能ではありません。私はGWSブレードの到着を待っています。これでぐらつきが完全に収まるかどうか見物です。
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次回はいよいよ空撮レポートです。
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Transmitter(送信機)
送信機がグレードアップしました。前のE728にとても似ています。
左肩のボタンはビデオ録画の開始と停止ボタンです。ビデオを録画していない時は、カメラモジュールのすぐ下の緑のLEDが点灯します。録画中は赤のLEDが点灯します。
右肩のボタンはフリップボタンです。クワッドをフリップさせるためには、レートを100%に切り替えてフリップボタンを押したまま、エレベーターまたはエルロンのスティックを端まで動かします。フリップボタンを押し続ける必要があるので、間違ってフリップさせることはなくなりました。素晴らしい!
液晶画面の左側のボタンで、レートを40%、60%、80%に変更できます。
液晶画面の右側の1番上のボタンでレートを100%に切り替えます。真ん中のボタンはライトのオン・オフスイッチです。下のボタンはカメラのシャッターです。撮り続けることもできますが、私にはよくわかりません。
送信機の電球インジケーターがおかしいです。ライトがオフの時、インジケーターが表示されます。奇妙です。
送信機にネックストラップを取り付けるためのフックがないのは残念です。バッテリーやメモリーカードの交換の時、いちいち送信機を下に置く必要があります。
この送信機でV939とバインドできたので驚きました。WLtoysはまだ無線プロトコルを変えていません。
Flight Experience(実際に飛行してみて)
なぜだかわかりませんが、離陸の時にスロットルを素早く上げるとクワッドがフリップすることがあります。スロットルをゆっくり上げるとクワッドは普通に離陸します。ですから、スロットルはゆっくり上げる必要があります。
V929は素早くて敏捷です。V949は飛ばしやすく自律安定するので、加速度センサーがついているように感じた人もいます。V959はさらに別次元の自動レベル調整が働きます。
私はV959の自動レベル調整を数字で表すことはできませんが、V949よりもさらに安定しています。ですからV949が安定しすぎてイヤな人には、このクワッドは向きません。
たとえばV959を大きくて重いクルーザーとするなら、V949はヨットで、V929はスピードボートです。で、V939はジェットスキー。(かなり誇張が入っています。)
簡単に言えば、V959は「断固として動かない」ということです。V959自身が「動き回るのではなく1点に留まり続ける意志」を持っているかのようです。V959を動かすには、スティックを大きく動かす必要があります。前方/後方/横方向へ動き出すのがV949より遅いので、動き始めるまでに時間がかかります。動き始めると、前方飛行中に自然に高度が下がるのでその「重量」を感じることができます。減速するにも長い距離が必要です。
おそらくこれが、V959の送信機に(V949にはある)20%レートがない理由です。40%でも屋外飛行は無理です。フルスティックを入れても微風にさえ流されます。
60%なら普通に飛びます。でも高速飛行は無理です。狭い場所でのビデオ撮影には使えます。
80%でクワッドはかなりのスピードで飛びます。しかし重量があるので高速飛行の操縦は難しくなります。
100%では操作が簡単で速くなります。急角度の下降やバンクに簡単に入れますが、それからの回復操作は難しいです。重いクワッドで高速飛行をする時は特別の注意が必要です。
ヨー(ラダー)は、全てのレートにおいてそこそこ速いです。バンクターンとフィギュア8はたやすくやれます。
V949のように、Wobble-Of-Death(ぐらついて墜落すること?)に悩まされることはありません。V959は下降時にわずかにぐらつきますが、制御不能ではありません。私はGWSブレードの到着を待っています。これでぐらつきが完全に収まるかどうか見物です。
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次回はいよいよ空撮レポートです。
FyreSG さんの WLtoys V959 空撮性能レビュー_3
前回からの続きです。
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Aerial Photo Taking and Video Recording
(空中からの写真撮影とビデオ録画)
V959は安定性が良すぎて、飛ばして楽しいクワッドではありません。しかし、これはV929やV949とは違って空撮用のクワッドです! 安定性こそが必要てす! 飛ばしている時はわからないかもしれませんが、録画したビデオを再生した時、ゆっくり飛べば飛ぶほどビデオ品質が上がることに気づきます。
悪いビデオってどういうものですか? 見ていると目眩のするようなビデオはどうでしょう? V959でフィギュア8の飛行中に撮影したビデオを見ているうちに、実際私は車酔いか船酔いのようになりました。長く見ていて吐きそうになりました。
私はその原因が速いヨーレートにあることを発見しました。前方、後方、横方向の飛行は問題ありません。しかし、クワッドが回ると、風景も回転し気分が悪くなります。YouTubeビデオで実際にお見せしましょう。
きれいな空撮ビデオを撮るためには、クワッドを優しくゆっくり回す必要があります。スロットルを速く下げるすぎると、ビデオ画面がぐらつきますから注意が必要です。
では次にビデオの画質を確認しましょう。私はビデオ画質にはとても感銘を受けました。私の期待以上でした! AVIコンテナの中では、ビデオストリームは640x480、60フレームレート、デコード型式のMotion JPEGでエンコードされます。Planar 4:2:@ YUV full scale、オーディオストリームは、PCM S16 LE、モノラル、サンプリングレート22050 Hz、16ビットでエンコードされます。
60fpsのフレームレートはビデオを生き生きと再生します。私は完全にそれを文章で書くことはできません。またYouTubeビデオでは25fpsにダウングレードされてしまいます。百聞は一見にしかずといいますので、私は60fpsのまま再生できるホストを捜す必要があります。
安物のカメラにもかかわらず、色の再現度は驚くほどです。ビデオには、ノイズも人工的な補正も見られません。
ビデオのアスペクト比が16:9ではなくて若干失望しました。テレビや最近のモニターは16:9なので、16:9で見たいですね。
風景の撮影には広角レンズが最適なので、広角レンズのカメラが欲しかったです。私は焦点距離や視界を計測できませんが、広角レンズや魚眼レンズがあればこのカメラは完璧でしょう。
オーディオ再生ができませんでした。どうしてだかわかりません。マイクが緩んでいたか、接続されていなかったのかも。
Conclusion(結論)
V959は空からビデオ撮影が出来る使い易いクワッドです。飛行は遅くて退屈かもしれませんが、それがビデオ撮影に必要な性能です。撮影されたビデオは鮮明でスムーズです。このクワッドは手頃な価格でビギナー向きなので、これからV959で撮影されたYouTubeビデオをたくさん見ることになりそうですね。
Gallery(ビデオギャラリー)
WLtoys V959 Quad for Aerial Video Recording
http://www.youtube.com/watch?v=ujmpJEKJ0Pg
WLtoys V959 @ Downtown Singapore & Resorts World Sentosa
http://www.youtube.com/watch?v=ckY4tRu6ByQ
WLtoys V959 @ Old Chinese Shophouses & Alleys
http://www.youtube.com/watch?v=F-a1YcrDwyY
WLtoys V959 @ West Coast Park (Evening Flight)
http://www.youtube.com/watch?v=Vn7zfViRI7I
Pros(長所)
・ 納得の価格で空撮はとても簡単。
・ ビデオ画質がとても良い。
・ 非常に安定しているので、ビギナーおよびビデオ撮影に最適。
・ 送信機から録画の開始/終了が可能。
Cons(短所)
・ 下降時の画面のゆれ。
・ ビデオのアスペクト比が16:9でなく、広角レンズがついていないこと。
・ 音が録音できない。
---------------
この安定感は空撮用のプラットホームとしては良いかもしれませんね。
しかし、搭載カメラのレンズとアスペクト比、さらにハイビジョンでないのはとても残念。もう少し良いカメラを搭載して欲しいですね。
もっともハイビジョンのキーチェーンカメラを自分で取り付ければ、これらの問題の一部は解決できそうです。
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Aerial Photo Taking and Video Recording
(空中からの写真撮影とビデオ録画)
V959は安定性が良すぎて、飛ばして楽しいクワッドではありません。しかし、これはV929やV949とは違って空撮用のクワッドです! 安定性こそが必要てす! 飛ばしている時はわからないかもしれませんが、録画したビデオを再生した時、ゆっくり飛べば飛ぶほどビデオ品質が上がることに気づきます。
悪いビデオってどういうものですか? 見ていると目眩のするようなビデオはどうでしょう? V959でフィギュア8の飛行中に撮影したビデオを見ているうちに、実際私は車酔いか船酔いのようになりました。長く見ていて吐きそうになりました。
私はその原因が速いヨーレートにあることを発見しました。前方、後方、横方向の飛行は問題ありません。しかし、クワッドが回ると、風景も回転し気分が悪くなります。YouTubeビデオで実際にお見せしましょう。
きれいな空撮ビデオを撮るためには、クワッドを優しくゆっくり回す必要があります。スロットルを速く下げるすぎると、ビデオ画面がぐらつきますから注意が必要です。
では次にビデオの画質を確認しましょう。私はビデオ画質にはとても感銘を受けました。私の期待以上でした! AVIコンテナの中では、ビデオストリームは640x480、60フレームレート、デコード型式のMotion JPEGでエンコードされます。Planar 4:2:@ YUV full scale、オーディオストリームは、PCM S16 LE、モノラル、サンプリングレート22050 Hz、16ビットでエンコードされます。
60fpsのフレームレートはビデオを生き生きと再生します。私は完全にそれを文章で書くことはできません。またYouTubeビデオでは25fpsにダウングレードされてしまいます。百聞は一見にしかずといいますので、私は60fpsのまま再生できるホストを捜す必要があります。
安物のカメラにもかかわらず、色の再現度は驚くほどです。ビデオには、ノイズも人工的な補正も見られません。
ビデオのアスペクト比が16:9ではなくて若干失望しました。テレビや最近のモニターは16:9なので、16:9で見たいですね。
風景の撮影には広角レンズが最適なので、広角レンズのカメラが欲しかったです。私は焦点距離や視界を計測できませんが、広角レンズや魚眼レンズがあればこのカメラは完璧でしょう。
オーディオ再生ができませんでした。どうしてだかわかりません。マイクが緩んでいたか、接続されていなかったのかも。
Conclusion(結論)
V959は空からビデオ撮影が出来る使い易いクワッドです。飛行は遅くて退屈かもしれませんが、それがビデオ撮影に必要な性能です。撮影されたビデオは鮮明でスムーズです。このクワッドは手頃な価格でビギナー向きなので、これからV959で撮影されたYouTubeビデオをたくさん見ることになりそうですね。
Gallery(ビデオギャラリー)
WLtoys V959 Quad for Aerial Video Recording
http://www.youtube.com/watch?v=ujmpJEKJ0Pg
WLtoys V959 @ Downtown Singapore & Resorts World Sentosa
http://www.youtube.com/watch?v=ckY4tRu6ByQ
WLtoys V959 @ Old Chinese Shophouses & Alleys
http://www.youtube.com/watch?v=F-a1YcrDwyY
WLtoys V959 @ West Coast Park (Evening Flight)
http://www.youtube.com/watch?v=Vn7zfViRI7I
Pros(長所)
・ 納得の価格で空撮はとても簡単。
・ ビデオ画質がとても良い。
・ 非常に安定しているので、ビギナーおよびビデオ撮影に最適。
・ 送信機から録画の開始/終了が可能。
Cons(短所)
・ 下降時の画面のゆれ。
・ ビデオのアスペクト比が16:9でなく、広角レンズがついていないこと。
・ 音が録音できない。
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この安定感は空撮用のプラットホームとしては良いかもしれませんね。
しかし、搭載カメラのレンズとアスペクト比、さらにハイビジョンでないのはとても残念。もう少し良いカメラを搭載して欲しいですね。
もっともハイビジョンのキーチェーンカメラを自分で取り付ければ、これらの問題の一部は解決できそうです。